* サクラの病虫害 べっこ、った け一痾 うどんこ病 こ、つやく病 てんぐす病 美しい花がちってしまうと、人びとはサクラのことをわすれてし なんねんさき らいねん まいます。しかし来年も、また何年先までもサクラの花をさかせる びよう」 かいちゅう には、サクラを病気や害虫からまもってやらなければなりません。 「」、つしようちか と力い びようちゅうかい 、都会や工場の近くなどでは、空気のよご また、病虫害のほかに わる れがサクラにたいへん悪い害をあたえています。空気のよごれは、 みき しよくふつ ゅうどく じど、つしゃ 粉しんと自動車などのはきだす有毒ガスによって、植物の幹や葉を よごし、植物の呼吸をできなくしてしまいます。 気 す 枝のまたに巣をつくり 幹にキノコがは、疋て 当」っの 群れになり葉をたべる。 葉に白カビがは、「んてかアメリカシ大群で木をまるば、つす ロヒトリ′ にーレイ、ー ) 土、つ。 れる。 みき みき 枝や幹にビロードのよクワカイガ幹や枝から液をすいと 一フムシ 、つなものがつく。 みき みき にノ \ いこむ、ヤニが がんしゅ病幹や根にこふができる あるとそのなかにいる。 枝の一部かふくらんで 、 ) えだ ぐんせい コガネムシ新芽・葉をたべる。 月枝か群生する。 びよう びよう びよう びよう びよう 病 うつく みき 、えだ えだ 0 しよく来っ ね 0 オビカレ コスカシバ ひと たいぐん えだ えた 虫 ・んき

かいかぜんせん 0 サクラの開花前線 ( ソメイヨシノ ) 5. 田 * サクラの観察 につばんれっとう へんか 日本列島は、四季の変化がはっきりしてい す呆 ます。そのうえ南北にほそながく、海ばっ〇 こうざん トルから三千メートル以上の高山もあり い是 しゆるい しよくよっ ます。そのためにおなし種類の植物でも、花 のさく時期がたいへんちがいます。そのちが いがわかりやすいのがサクラです。 ソメイヨシノは、ほとんど日本中に、つえら れています。ですからソメイヨシノが南から 北へさきすすむ時期をしらべると、おおよそ にっぽんれっと、つ 日本列島の春の位置をしることができます。 ぜんせん きしようちょう はっ まいねんがっ 「サクラ前線」は、毎年三月に気象庁から発 びよう 力いかよそうび ぜん 表されるソメイヨシノの開花予想日です。全 」しようだい ち・ほ、つ きおん 国の気象台が、その地方の気温をしらべてわ ちほう 田はそれぞれ四月五日、四 図の 4 ・ 5 や 4 ・ きた りだします。みなさんの地方で、ソメイヨシ 月十日という意味。北へいくほど花のさく時 こうち 期のおくれがめだっ。また、高地へいくほどノかさく時期はいつごろでしよ、つ。 たか じ強」 花のさく時期がおくれ、高さ百メートルのと にち へ、ち 花がちったあとも、サクラがどんな生長を ころでは、平地よりニ 5 三日、ニ百 5 三百メ かんさっ ートルでは、五日ほどおくれる。 するのか観察してみましよう。 がっ ・・・ 4 .30 ・・ 4 .25 ー 4 .20 4 .30 ・ . 4 .25 . ・・ 4 .20 ・・ かんさっ 4 コ 0 ・ 4 . 田 〇 4 」 5 がっ はる ぜん につばんしゅう じよう せいちょう みなみ ゼロ

がつむいか ←ニ月六日。ねむっているようだったサク は 0 ラも、春のおとずれとともに、また生長 をはじめる そうしゅん ゆき ゅ早春、日あたりのよい土手の雪がとけて、 フキ / トウが顔をだし、春のおとずれを っげている ひづけ ※とくに地名が書いてないかぎり、サクラと日付 とうさよう につばん は東京におけるもの。南北にながい日本では、 ひづけ 吻・所にレよってこの日付が、かか 0 りちか、つ かお はる せいらよう 春のおとずれ にち がつじようじゅんひ 二月上旬、日がながくなり、日一日と きおんたか 、 ` 気温も高くなってきました。ひなたでは、 ゆき だいち 一雪もとけて大地が顔をのぞかせています。 はる もうそこまで春がやってきているのです。 ふゅ かわ 冬のあいだ、かたい皮でおおわれ、生 長をやすんでいたサクラの芽は、春のい ぶきにめをさまし、またぐんぐんと生長 をはしめます。サクラの芽は花のさく芽 と、葉や枝になる芽にわかれています。 まず・、 ~ 化のさく芽か、日ごとにまるく と、つきよう ふくらみをましていきます。東京では三 がっげじゅん 月下旬には、あたたかい風のひとふきで、 今にもさかんばかりのつばみになります。 はる ちょう えだ かお かぜ はる せいちょう

力、し、りよう ・改良のもとになったサクラ * サクラの改良 日本人は、むかしからサクラにしたしんできま ヤマザクラのなかま だいひょうてき ながのけん 日本の代表的な野生のサクラ。長野県 ふきん した。農業がさかんだった古代の日本では、サク 、、こ、南ではおもにヤマサ 付一迎をさ力し ( ク - 一フカ冐 ぐ、びではオオヤマサクラ、またラは、春のおとすれをつげるたいせつな花でした。 すしちと、つ いなさくちゅうしんのうきよう 伊豆七島にはオオシマサクラが野生し とくに稲作中心の農業では、サクラの花がさく ている。 たね ねんのうさきよう ころに種をまき、一年の農作業がはしまりました。 エドヒガンのなかま へいあんしだい てんのう きぞく 本州・四国・九州・朝鮮半島・中国大やがて平安時代にな、ると、天皇や貴族たちが、 りくなんぶ たいわん さんや 陸南部・台湾にかけて分布する野生の巳 ひやくねん ~ イ見をしたり、山野にさく美しいサクラを庭にう サクラで、五百年以上の大木になる。 シダレザクラ、ヒガンサクラは、エド えてたのしむようになり、サクラは日本を代表す ヒガンサクラからうまれたかわりもの。 る花として、と、つとばれるよ、つになりました。 カンヒザクラのなかま サクラのさいば、 しかさかんになると、いろいろ ちルう ) ) くたいりくわんぶ 中国大陸南部・台湾に野生するサクラ で、琉球列島や鹿児島には、古い時な種類のなかからかわった花が発見され、またさ き にわたってきたとおもわれるものがあ おきなわ し木、とり木、つぎ木などでサクラをふやす技術 る。沖繩では一月に花がさく。花は半 ふしわらていか びらきで、もも色がかったこ いべに色。もうまれました。七百五十年もむかし、藤原定家 がつらゆうしゅん という人は、八重ザクラをつぎ木でふやした、と ①さし木三月中旬、芽がのびはしめる前の枝を十セン くら あかっち きろく チくらい切って赤土などにさす。切り口から根がでる。 き えた き いう記録かのこされています。 、とり木五月ごろ、根もとにちかい枝をまげて切れ目 め をつくり土をかぶせておくと、切れ目から根がでる。 サクラのつぎ木は、種から生長させるよりも早 がっふゅめ せんわん ③つぎ木二月冬芽が休眠中に、前年のびた枝を八セン き く花をさかせることができ、親の木とおなし性質 チくらいに切り、別の木につぐ。 き がっ きゅうみんらゆう め みなみ き き えだ えだ め はなみ にっぽんじん のうぎよう ひと ひやく うつく ねん せいちょう お き き だいひょう はや

・動物 ・虫 全 100 巻 ・植物 ( + 別巻乙巻 ) たねから ②モンシロチョウ ⑤ライオン ⑩アサガオ たねまで ⑦アリの世 界 ⑧ニホンサル ⑩食虫植物のひみつ ⑨カプトム 全 シ ⑩野生ウマの生活 ヒマワリのかんさつ ⑩アカトンボの一生 ' 76 国 ⑩カエルのたんじよう イネの一生 サ学 ⑨高山植物の一年 の 生 ⑩海のさかな ⑩セ ン校 ウ ⑩野生ゾウの世界 のアゲハチョ ①サクラの一年 ケ図 ミッパチのふしぎ @カニのくらし ⑩へチマのかんさつ イ書 ⑩サポテンのふしぎ ⑩いそべの生物 ①トノサマパッタ 児館 ⑩リンゴくだもの ①クモのひみつ ⑩ニホンカモシカ のひみつ 童協 ⑨サンゴ礁の世界 ⑩ックシのかんさつ ⑩アシナガバチ 出議 貝 ①キノコの世界 ⑩海の ⑨カマキリのかんさつ @たねのゆくえ ⑩ムササビの森 ①鳴く虫の世界 文推 まゆから @コケの世界 ⑩カタッムリ ⑩カイコ まゆまで 化薦 @ジャガイモ ⑩モリアオガ工ル ①テントウムシ ⑩工ゾリスの森 ⑩クワガタムシ ①植物は動いている 大基 ①シカのくらし ⑩カミキリムシ 水草のひみ つ 賞本 ⑩ネコのくらし ⑩ホタル光のひみつ 紅葉のふしぎ ⑩ヘビとトカゲ ⑩オオムラサキ ムギの 生 ⑩高山チョウのくらし ⑩森のキタキツネ ぎ ⑩ュリのふし 、、色と形の ⑨サケのたんじよう ①昆虫のふしき ⑩ドング リ ひみつ ①ギフチョウ @花の色のふしぎ ⑩コウモリ ①水生昆虫のひみつ ⑩カメのくらし ・天文 ⑩メダカのくらし ・鳥 ①月をみよ ⑩ヤマネのくらし ④星の ⑩ペンギンのくに 生 ⑩ヤドカリ ⑩太陽のふし ぎ ⑩シラサギの森 ・地学 @星座をさがそう のタンチョウの四季 惑星をみよ ③雲と天気 ⑩わたり鳥のひみつ ⑩星雲・星団をみよう ⑥きようりゆう ①ライチョウの四季 星ほうき星 ⑩彗 ⑩しようにゆうどう探検 ①ツバメのくらし のひみつ 生 ⑩惑星の探検 ⑩雪の ⑩たまごのひみつ ①流れ星・隕石 ⑩火山は生きている ⑨ウミネコのくらし ⑩水めぐる水のひみつ 朝フクロウ ⑩塩海からきた宝石 ⑩カラスのくらし ・別巻 ⑩氷の世界 ⑩キツッキの森 夏休み昆虫のかんさつ 夏休み植物のかんさっ ⑩鉱物地底からのたより ⑩モズのくらし 四季のお天気力、んさつ ⑩ハヤプサの四季 少漠の世界 四季の野鳥かんさつ 科学のアルバム