花びら - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム サクラの一生
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1. 科学のアルバム サクラの一生

はな 會ハタサクラの花には , 横にひらいた花びらのほか に , たっている花びらがある。これは , おしべが はな かわったもの。ノ、タサクラは , おしべせんぶが花 びらにならす , まだのこっている。 はた は′、

2. 科学のアルバム サクラの一生

ソメイヨシノの花は、代表的な サクラの花の形をしている。 ←ソメイヨシノの花の断面。 かたち だんめん だいひょうてき 花のしくみ サクラの花は、ふつう花びらが五枚、め ばん しべが一本、おしべが三十 5 四十本です。 やせい 野生のサクラの花びらは、白またはうす えんげいひんしゅ べに色ですが、園芸品種には、色のこいも のもあります。花びらのさきのきれこみは、 サクラの花のとくちょうです。 かふん サクラの花は、おなし花のなかの花粉で たね は種ができません。そのため子房のわきか むし らみつをだして虫をさそい、ほかの花から かふん じゅふん 花粉をはこんでもらい受粉します。 おしべの花糸 しろ ばん

3. 科学のアルバム サクラの一生

おしべのやく ( 花粉をだす ) らルうとう めしべの柱頭 ( 花粉がつく ) はな 花びら ( 花びらをささえて保護する ) なルう めしべの花柱 たわ 種になる部分 「房 みつがにじみでる部分 花のえ

4. 科学のアルバム サクラの一生

花びらがちっても、がくはわかい実を保 ~ 化のじゅみよ、つ せいちょう 護している。実が生長するにしたがって、 につすう かちゅう さきはしめてからわすかな日数で、 がく、そしてめしべの花柱もおちる。 あっとい、フまにちってしま、つサクラ りべんか サクラの花のしゆみようは、天候 ←サクラの花は、離弁花といって、花びら どくりつ が一枚ずつ独立しているためにちりやす つよ まん力い によってたいへんちかいます。 満開のころ、強い風がふくと、ほと さむ んどいっぺんにちってしまう。 春、いつまでも寒かった年は、お はや そくさいて、早くちってしまいます。 きおん 花がさいてからきゅ , うに気温がさ かると、花の生長がにぶり、ながく さいています。 また、気候によってもちかいます。 さむ 【ち・ほ、つ 寒い地方では、わすか四日ぐらいか ち・ほ、つ 、刀いしよう ( こら、あたたかい地方では、十日以上 かせ ゝ、トを - はる はなせいちょう とし てんこう

5. 科学のアルバム サクラの一生

花びらがち 0 ても , がく , おし ~ , 力、ちゅう 花柱がのこっている。 2 日から 4 日 で実だけになる。 はな ↓実は , 花の子房がかわったもので , かたい核のなかに種ができる かく ↓サクラは花がち 0 たあと , 葉のはたらきで 養分をつくり , 実を生長させる。

6. 科学のアルバム サクラの一生

そと ←実は外がわがやわらかく黒い肉。な かにかたい本亥につつまれたーっぷの たね 種がある。種には子葉とはいがある。 いろ ↓実はみどり色から赤くなり , 70 白く くろ らいするとじゅくして黒くなる。 葉 実の生長 花がちっても、サクラの木の活動 がおわったわけではありません。こ し ) 」と れからがたいせつな仕事。 じゅふん 虫のたすけをかりて、受粉した花 は、花びらがちったあと、みどり色 のかたい実をむすびます。 あか 実がだんだんと赤く色づいてくる たね と、なかの種もできあがります。 しゆくしたやわらかい実は、小鳥 や動物の大こうぶつ。かれらがたべ た実は、いろいろなところにはこば たね れ、ふんといっしょに重ごナゞ 不ナ / , 刀 + 上にもどります。 じよう むし どうふつ せいらよう かつどう ことり

7. 科学のアルバム サクラの一生

ひんしゅ 會フゲンゾウという品種のめしべは , 化な八ゃ 八やき 種信花 イ屋か 重えの ーはに 不ふす 會イチョウという品種の花のおしべは ひんしゅ ふかんぜん 不完全な葉にかわっていく。 は 花びらに はな めしべは葉に変イヒする。 は カ ) ら を く る は で き ま せ / し・ つ し は お し べ め し べ が フ匸ん ひ と 、一つ の 化な カゞ さ も の な ど か、 あ り ま か わ つ た の と つ の イ巳な の な か 0 こ も サ ク フ の は の ほ か め し 花八ゃ び ら に わ つ た も の で す の も フ ク サ ク ) き ざ 重ぇ わ つ て し ま ーっ オこ も ク ) な の で す び ら は お し べ だ つ た も の が 花 に か を た て よ つ な び ら が あ ま す の 花 タ ク フ と い っ ロロん は ち よ は・ た・ よ フ み 疋 る も の カゞ あ り す に は ざ き と し ) て イ巳な 重ぇ ざ サ ク

8. 科学のアルバム サクラの一生

・佐野さんのそだてたサクラ V ケンロクエンキクサクラ △工ンマドウフゲンゾウ マギオンシダレ はつけん 発見しました。 さの すう こうして佐野さんは、約五十年のあいだに数 きようと まんばん 十万本のサクラをつくりました。京都をはしめ、 さくら と、つきよう のうりんしよう 大阪の通りぬけの桜、東京こどもの国、農林省 あさかわじつけんりん さの 浅川実験林など、佐野さんの手がけたサクラの めいしょ 名所は、かぞえきれないほどです。 さの し ) 」と 佐野さんには、もうひとったいせつな仕事が しせつ あります。それは、サクラの使節として中国、 アメリカ、イタリアなどにでかけていって、美 せかいしゅう しい日本のサクラを世界中にしようかいするこ とです。 おおさか はつけん ・佐野さんの発見したサクラ えんけ・い サノサクラはヤマサクラ系の園芸 ひんしゅ まんは・ん 品不重で , 約一万本のなえのなかか はな らうまれた。花はやや大きく , う えんけい すべに色。花びらは円形をしてい て , ~ 本攵ある。 とお いろ マサノサクラ やく ねん らゆうごく うつく

9. 科学のアルバム サクラの一生

かんさっ 3 紅葉と落葉のよう すをしらべよう。 こうよう め かたら ・葉の芽は、どこにどんな形で・いつごろから紅葉がはじまる ・花びらのちったあと、なにが ついているたろう。 のだろう。 のこっているだろ、つ。 め ぶぶん ・どのように色が変化してい ・花のどの部分が、ふくらんで・ひとつの葉の芽から、 十につわ、つ の葉がでるだろう。 いくだろう。 えだ み いろおお ・葉は、どこからおちるだろう。 ・実の色や大きさが、どのよう・わかい枝の長さは、どれくら へんか いのびただろう。 ・葉がおちたあとは、どうなっ に変化していくだろう。 み ているだろう。 ・葉がでおわるのはいつだろう。 ・実をナイフでわってみよう。 どのようにたねがそだってい ・枝にのこった芽は、生長をつ ・葉のえのもとにできた芽は、 くたろ、つ。 づけているだろうか どんな生長をするだろうか。 はな マ花がちると , めしべの ねもとがふくらむ。 かんさっ 1 実の生長のようす をしらべよう。 み せいちょう かんさっ 2 、葉と枝の生長のよ 、つすをしらべよ、つ。 マ葉の芽からふきだすよ うにのびるわか葉。 せいらよう えだせいらよう えだ マ葉のえのつけねにでき た離層。 いろへんか め せいらよう

10. 科学のアルバム サクラの一生

新緑のなかに ふゅ 春のおとすれとともに、冬のねむりからさ くさき やま っせいに生長をはし めた山やまの草木は、い はや ちほう がつじようじゅんはる ←四月上旬。春の早い地方では、ほか しよくぶつ おお め、葉をのばしはじめます。 の多くの植物がやっと芽ばえるころ、 ヤマザクラの花がさく。サクラの花 みすみずしいわか葉のみどりにつつまれた は、春のおとすれをつげる。 山やまに、まっさきに、ひときわめだって美 しい花をさかせるのが、ヒガンザクラ、ヤマ やせい ザクラなどの野生のサクラです。ふくらみき おったつばみの皮を、花びらが内かわからおし のけるようにして、花をひらきます。 めん 一面のみどりのなかに、白い花かくつきり やま とうかひあがるのを合図に、野に山に、家し おト【えのまわりにも、いろいろな種類のサクラか つぎつぎに花をひらきはしめます。 がつじようじゅんはる ながのけんやま 五月上旬。春のおそい長野県の山の ーし′んりよく なかで、カラマツの新緑にかこまれ しろ て、まっ白なカスミサクラがさいて はる しんりよく やま はる かわ しろ うち しゆるい せいちょう うつく