子ども - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム ツクシのかんさつ
12件見つかりました。

1. 科学のアルバム ツクシのかんさつ

ーまな イをさかせたねでふえる オシロイ / ヾナの花と , め あたま しべの頭についた花粉。 せんようたいせい 花粉からは , 前葉体の精 さいは・う 子にあたるおすの細胞が のびて , めしべの下の方 にある子房の中のたまこ といっしょになります。 これがたねでふえる市直物 じゅせい の受精です。 はな なか しよく京つ なんにち じゅせい 受精して何日かたったたまごから、はじめ て子どもの植物が芽ばえてきます。この子ど しよくぶつ もが成長して大きくなった植物をスギナとい おやしよくぶつ います。スギナこそックシの親植物なのです。 しよく京っ なか ぜんようたい さて、たねの中の子どもの植物と、前葉体 にできたスギナの子どもは、おなし子どもど うしです。でもたねの中の子どもは、親のか 、らたにく つついたままできます。ふつうその ↓ま ) こゅう とき、子どもは胚乳という芽ばえるときの栄 養になる、おべんとうをもらいます。 しゅひ そとがわ また、外側には種皮という、身をまもるた ーももらいます。そして、この子 めのオー すいふん おんど どもは温度や水分かてきとうになるまで、や すんでいることかできるのです。 よ、つ せいちょう しよくぶつ おお なか

2. 科学のアルバム ツクシのかんさつ

がつはっか しきいす 胞子とたね てま カ中てびし しよくふつ 。つのを花かさき、たねでふえる植物は、たねの中 し子ながめ目 新胞くの發 たきものに子どもの植物がはいっています。ですから、 め大いね根 しよく」小っ じら長 たねをまくと子どもの植物が芽ばえ、それが カほ・マ - し しよくふつ しおお り自と大きくそだって、親とおなし植物になります。 5 ん艮 っムこ・木ー , っ冖月カ仮 日を 4 をしかし、ツクシの胞子からは、たねのよう 月・また左こ にちよくせっ子どものツクシは芽ばえません。 4 の りすす しよくふつ すいふん 〉上きまま膕子は水分をえると、ますコケのような植物 ぜんようたい になります。これを前葉体とよんでいます。 ぜんようたい 前葉体は四十五日くらいすると、からだの さいよ、つ せいし 一部にたまご ( めすの細 ) と精子 ( おすの せいし みす さいば、つ 。不月かできます・。精子は水があるとたまご のところへおよいでいき、その中へはいりこ じゅせい します。 みます。このことを受精とい ) しようたい しぜん 注意自然の状態でツクシの胞子から芽ばえをみることはむすかし じんこ、ってき そだ さっえい く、ここでは人工的に育てたものを撮影しました。 しよくふつ にち なか なか

3. 科学のアルバム ツクシのかんさつ

しそん ちカけい むせいが スギナは地下茎や無性芽でも、しゅうぶんに子孫をふ よわぜんようたい 一葉体をわざわ やしていけるのに、なぜかんそうに弱い則 しそん ざっくってまで、子孫をのこそうとするのでしようか。 ゅうせいせいしよく しったんおすとめすの細胞にわか 0d 、有性生殖のときは、 ) 000 一 中んは っしょになることによって、子どもか 8 。、れて、それらがい のぶ内 もん円す うまれます。ですから、そのときのかけあわせによって、 かのうせい ~ 、いろいろな性質をもった子どもがうまれてくる可能性が " 下養り〉鏡、 あるわけです。 ち地榮あび微 ののて顕、 ばあい モんえの なかには、寒さやかんそ、つに強い子どもができる場合 ィさわん ` かんきようじようけんわる もでてきます。そうすれば、環境条件が悪くなっても、 ャたたん ンはカで をと確をのこして、生き 0 づけることができます。 ん艮 ち也 ラ ラ なか せいしつ さむ つよ

4. 科学のアルバム ツクシのかんさつ

しゅせい 會受精してできたスギナの子 どもと , まわりをおよぐ精 せいし かくだい 子。円内は精子の拡大。た まごやスギナの子どものま せいし わりには , 精子をひきつけ ・っし - ) る物質があるようです。 にちせいちょう せんようたい 會 5 月引日 , 成長した前葉体。 やく 大きさ約 2 ミリで , からだの せいし 一部にはたまごと精子ができ えんない ます。円内はびっしりはえた せんようたい 前葉体のあつまり。 せんようたい ・下 , 6 月 6 日 , 前葉体から芽をだしたスギナの はそ 子ども。左 , 6 月 25 日 , 細いスギの葉のような しよくふつ 植物にそだってきました。このころ子どもをつ やくめ せんようたい くる役目をおわった前葉体はかれてしまいます。 カーっ おお いち えんない カ , - つむ、、カ、 ひたり にち は

5. 科学のアルバム ツクシのかんさつ

ちい 會すっかりじゅくしたたね。小さなー つぶーっぷがたねです。たねの中に えいようぶん はいにルう は , 子ども ( 胚 ) と栄養分 ( 胚乳 ) 會芽ばえてきたマッパボタ おお ン。大きくなって , また がはいっています。たねは芽ばえの おや すがた 季節までねむっています。 親とおなじ姿になります。 會めしべのもとにある子房の中でで 力、ふんかん きつつあるたね。花粉管が子房の 中のたまごまでいきつくと , そこ しゅせい で受精がおこり , たねができます。 皮 と 種 ば ち 子し受 き 疋 た に で 植 ! 精は の り き 不重 の 皮ひ栄ま物 あ し 養 で た は が を 分オ た ま は 水中をおよいで ま す 受精 ば で た ね れ た めすの り 挈いの た ね は む 前葉体 は ま り す と や や が す が 種 や い て て 子し 月不 . つ 新て れ を 月植 し 物 し 親卆が ま よ に い 植た も に な の る 芽め 土と物弯ね ま 精 ば 地ちか で た 疋 す ら す ノ ) で て、 芽めお 、、つしよう ・スギナの一生 ぜんようたい おすの前葉体 せ、、し 精子 胞子 胞子のはいった ふくろ ぞうせいき 造精器 スギナ おやしょ ( ふつ ( 親植物 ) ←・仮根 ぞうらんき 造卵器 ックシ 芽ばえ 仮根ー ~ 地下茎 むせいが 無性芽 胚 ( 字ども ) いちど ひかく しししよくぶつ ※種子植物とシダ植物を比較するために もう一度スギナ せんようたい の一生をふりかえってみました。スギナの前葉体には , めすの前葉体とおすの前葉体がべつべつにできます。

6. 科学のアルバム ツクシのかんさつ

春をまっックシ ゆきふゅ ちゃいろ 早春の野山は、まだ雪や冬がれの茶色いマ ントをきています。でも日ましにあたたかく はるちか プをなる日ざしは、春か近いことをしらせます。 ちは、つ ックシの芽ばえは、地方によって差があり はつか ます・かオしオし ) サクラの花がひらく二十日 くらいまえからです かわ どて ど、つろ 三月はじめ、雪の下では、春をまってたく 川の土手や道路のはし、野 ~ い「てかれ しよくよっ くさ くさ さんの植物たちがねむっています。 草をそっとはいでみましよう。かれ草のふと きろく ぐんまけんまえばしし ※この本のかんさっ記録は群馬県前橋市のものです。 んの下でツクシの子どもがねむっています。 くさ ←三月七日、かれ草をとりのぞいてみました。 おや、ツクシのそばには、えんびつのしん 大きい芽がツクシの子どもです。そばに ほそ かお のような小さく細い芽も顔をだしていますよ。 さながあることにも気をつけましよう。 おお がっ がつなのか した はる そうしゅん のやま は

7. 科学のアルバム ツクシのかんさつ

動物のふえかたのうつりかわり 動物も植物とおなじように , 環境におうじて , 子孫のふやしかた をかえてきました。 り一うせし、る、、 両生類シダ植物のさかえた時代に多くいました。両生類は , 水の りくしようせいカつ 申にたまこ・をうみ , 子どもは水の申でそだちます。親は陸上で生活 しますが , からだがかわくと生きていけません。だから水のあると ころから , 遠くはなれることがありませんでした。 らルうるい のハ虫類裸子植物のさかえた時代に多くいました。たまごはからに あんせん おおわれているので , 陸上のかんそうにも安全です。でも , たまー きおん はうみつばなしで , 敵におそわれたり , 気温の変化で , 中の子ども が死んでしまうきけんがありました。 げんさい ホ乳類被子植物がさかえている現在 , もっともさかえている動物 です。子どもはある大きさになるまで , 親のからだの中でそだち , うまれてからも , ひとりでうごきまわれるようになるまで , 見がし 力、んけい たいおん でそだてます。外の温度と関係なく , きまった体温をもっているの きおん あんぜん で , 気温の変化にも安全です。 を ダ は き で ま て た ゆ ロ卩 フ す っ す 植 ! い 植 た 種 も に 件 は さ て、 ソ ま 物 花 牛勿 と ら な が き 丁 せ に つ の で い 植 : よ あ 精そ ッ す る に た で カゞ カゞ ぜ 胞 す わ 物弯 と く 子し い ね・ さ の さ や の カゞ 子し芽め い か イ て カゞ か れ は カゞ っ て 親 多費 に を 疋 チ で ち る た い 女植 だ ま る き た ソ た ヨ ね 全旻物 植 3 ダ あ く 丁 あ ま ら し で か ま ウ す 植 3 ら す 牛勿 ン り ら べ ま ね は で か ツ と す て す ダ 物 ら ま が む い と 水ま の す 石 の で と 灰応中象 考みれ さよ チ 取ぃ て ん ら 紀き や 初鬟 っ が ョ わ の ス 養 に あ の な ら ウ れ ギ ン た 長 種葉はあ し れ ダ る な は た を ね 生、 て 子し の ら な た ど 冫皿ん 度ど場ば も 植 ! 上 1 い 物 原 た わ か の や 所 ら 物弯 れ ま ま ね 始し裸 に の 数す 水こに す 時し を 的ー子 た 分オお 十 イ弋を な 植 ン ら つ と の 年 2 胞彎 が ち 考を ダ 進 で く 種物 の っ 種化ヵ の 子し 性 る 子し は え 寿 質与 と 植 ! ら く 子し し か の 類をて っ と ん ち 牛勿弯 が り一うせ、、るい の しよくぶつ おやしよくぶつ ね ん しよくぶつ らししよくぶつ 45

8. 科学のアルバム ツクシのかんさつ

しやしんきようりよく しゅう かん ちばだいがくきようじゅ 監 修 / 千葉大学教授 西田誠 さくらいあっし 写真協力 / 桜井淳史石ページ ) こうのいけやすゆき 鴻池康之石ページ ) もりうえよしたか イラスト / 森上義孝 やのようこ 矢野洋子 わたなべようじ 渡辺洋二 植物の化の歴史・ 胞子からたねへ・ しゅししよくぶつ 種子植物の子どもづくり・ 6 せいめいりよく スギナの生命力・ いのら はうほ、つ 命をのこすいろいろな方法・ スギナをそだててみよう・ あとがき・ まこと

9. 科学のアルバム ツクシのかんさつ

0 を 果皮 子房 會受精したあと花はしほ、み , なか の中にはたねができます しゅひ 種皮 ( 子葉をつつんでいるうすいまく ) たんめん 會オシロイ / ヾナの実の断面。オシロイ / ヾナのたねは あっ そとカ { わ 実の中にあります。外側の厚いからは花床という ど 月リん しゅひ . いふん 花びらをささえる部分が変イヒしたもので , 種皮は 葉、 兀そ や め うちかわ その内側で子葉をつつんでいるうすいまくです。 全旻れ す の 体をに か は む オ に すい京ん おんど ・オシロイ / ヾナの芽ばえ。水分と温度がてきとうに は た しよくふつ なると , 子どもの植物が目をさましてでてきます。 も 牙め な と い、 れ し ば も ら で も た て い き き ま の 月リん 葉当 て す な た ス め 体ギ に ナ ら そ の の す で し お で の き 子こ べ ん ま ど ば 身み と す も を は の ま は の 親卆 ま も な く 子こ る か た なか

10. 科学のアルバム ツクシのかんさつ

・七月ニ + 八日、土からほりだして、ツクシの赤ちゃんたん生 はかまをとりのぞいたツクシの赤ち あお ちか ゃん。大きさはまだ一 七月もおわりに近づいたある日、青あおと かなく 色もほとんどっいていませ ろっかつけい あたま ん。しかし、頭には、すでに六角形しげるスキナの下をほりおこしてみました。 のタイルの部分ができています。 はる らいねん するとそこには、もう来年の春に芽ばえる、 あか ックシの赤ちゃんができていました。かたい はかまでしつかりとつつまれた赤ちゃんは、 ←九月十九日、はかまにつつまれた、 まだ ミリくらいし力ありません ックシの赤ちゃん。中の赤ちゃんは、 五 5 七ミリくらいに成長しています。十一月になると、はかまの中のツクンは、 しめん もう子どもです。地面の 一センチにもなり 上にちょっぴり姿をみせます。このころまで なか に、頭の中には胞子がだいたいできています。 そして十二月、かれたスギナはあたたかい ふとんになって、春かくるまでツクシの子ど もを、そっとおおいかくします がっ がっ おお にち にちっち せいちょう うえ あたま がっ かっ かっ すがた した はる じよう なか