ようら物う しいくはこ しつけんしつ 実験室の飼育箱でそだっ , 黒かっ色の幼虫たち。ー令やニ令 ようらゆう ーか所にたくさん飼うと , 黒かっ色の / ヾッタにそ の幼虫を , だっ。一匹だけで飼うと , 緑色の / ヾッタにそだっ。 みどり、、ろ びき さつえいきようりよくたまどうふつこうえんこんらルうえん 撮影協力・多摩動物公園昆虫園
* バッタつりどトノサマバッタの信 0 万 しん ) ) う こん虫は、いろいろな信号で、なかまをみつ ごえしん ミるけます。コオロギやキリギリスは、鳴き声の信 ごう 号でおすがなかまに合図をおくります。ホタル てん しんごう セま は、点めっする光が信号です。アリやガのよう しんごう に、においの信号でなかまをみつけるこん虫も います。 , いすな鳴 》ッす図や トノサマバッタよ、ヾン 、タつりの実験でわか かたち 。鳴るように、おすがめすをみつけるのは、形や色 きで しん ) 」う 。口ま類の信号によります。実験につかったばうきれや ごえ もけいは、においもしなければ、鳴き声もださ みアないからです。 をき まら トノサマバッタににせたもけいの、色や大き うのさをかえると、おすがよくあつまってきたり、 じアぎやくに、みむきもしなくなったりします。そ なガ はんのう 、おナの反応は、まるで機械しかけのおもちゃのよう でク です。いろいろなもけいをつかって、 →「煢角る 血ノ こ、つど、つ このみや、行動のしくみをしらべてみましよう。 しょっ力、く ちゅう ひかり 、力い しつけん いろおお ちゅう
くろ マ色 黒いトノサマバッタ サっ くさ かわら 川原のバッタは、草むらの中でめ しよく みどりいろ ただたない緑色かかっ色です。ところ そ幼 じつけんしつ が、実験室でそだてられたバッタは、 「室タ くろ ちか ( 黒に近いかっ色のバッタになります。 せまい場所で、たくさんのバッタ 色る くろ つな ) ヾソ タがそだちます。 かにを司、つと、黒 と。色 しせん タがふえす 自然のなかでも、 のや タ《色ぎると、おなしことがおこります くろ てはねなが マ態羽の長い黒いトノサマバッタがあら ノう燥 われ、群れをつくります。これが、ハ っ』度ッタの大群です。大群がとおったあ だ日皿 くさ で【虫とは、草も木も、緑はみんなたべっ 原幼 くされてしまいます。 こいぐん しよく みどり たいぐん なか
黒いばうにとびのってきた、トノサマ バッタのおす。おすだけが、とびのる。 ば、つに、しつかりつかまったおすは、 つりあげてもはなれない バッタつり ひろ かわら 広い川原で、トノサマバッタは、どうや ごえ ってなかまをみつけるのでしよう。鳴き声 をでしよ、つかなかまのにおいでしよ、つか。 じつけん ばうきれとつり糸で、実験してみましょ くろ かみ う。黒い紙でばうをつつみ、つり糸でつり さげ、トノサマバッタのそばにおいてみま タのおすがばうにとびつ す。すると、 いてきます。そして、しつかりとばうをつ 1 かんではなれません。 くろ おすは、黒いばうきれをバッタのめすだ とおもっているのです。においも、鳴き声 もしないばうを、めすとみまちがえたので 。ヾッタは、目でなかまをみつけます
じつけん 0 バッタつりの実験 0 どんな長さのめすによくあつまるか ? ・ 50 おすとおなじ長さ なが 0 ばうきれとバッタのおす おす 30 80 近づいてもすぐにげる。ばうをおすだと おもっているようだ なが ・ 70 冖めすとおなし長さ とびのって交尾しよう とする。 ① ) / ヾッタのおすには , ほ、うきれがめすにみ える。おすはばうきれに近づいてくる。 たいぐん ・ 90 大群のノヾッタのめすの長さ ふつうより長くて も , とびのって交 尾しようとする。 ( のばうきれのはしが , めすの鱶にみえる。 おすはばうにとびのる。 なが こんなに長いノヾッタのめすはいない ・ 110mm おすはめったに近づかない。 0 黒いめすと白いめすでは ? うわめん ③ばうの上面をめすの背なかだとおもって , むきをかえる。 ち力、 くろ ④ばうをすっかりめすだとおもって , 交尾 しようとするものもいる。 おすは黒っぽいほどよくあつまる。 たいぐん は黒っぽい大群の / ヾッタがあつまること と関係があるのかもしれない。黌色や白 い色にはあまりあつまらないことがたし かめられている。 0 バッタつりをしてたしかめてみよう ! きり口のまるいばうはどうだろうか。形 のちがうばうではどうだろうか。ほかの ノヾッタのなかまではどうだろうか。いろ いろたしかめてみよう。 いろ めすだとおもって , しつかりばうに ⑤まだ おぶさったまま , うごかなくなるものも いる
・動物 ・虫 ・植物 全 100 巻 ( 十別巻乙巻 ) たねから ⑤ライオン ②モンシロチョウ ⑩アサガオ たねまで 結〃 ⑦アリの世 界 ⑧ニホンサル ⑩食虫植物のひみつ ⑨カプトム シ ⑩野生ウマの生活 全 ヒマワリのかんさつ ⑩アカトンボの一生 ⑩カエルのたんじよう イネの一生 76 国 サ学 ⑩高山植物の一年 生 ⑩海のさかな の ⑩セ ン校 ①サクラの一年 ウ ⑩野生ゾウの世界 @アゲハチョ ケ図 のミッパチのふしぎ ⑩へチマのかんさつ @カ のくらし イ書 @サポテンのふしぎ ①いそべの生物 ①トノサマパッタ 児館 ⑩リンゴくだもの ⑩クモのひみつ @ニホンカモシカ のひみつ 童協 ⑨サンゴ礁の世界 ⑩ックシのかんさつ ⑩アシナガバチ 出議 貝 ①キノコの世界 @海 ⑨カマキリのかんさつ の @たねのゆくえ ⑩ムササビの森 ①鳴く虫の世界 文推 @コケの世界 まゆから ①カ タッムリ ⑩カイコ まゆまで 化薦 ⑩ジャガイモ @モリアオガ工ル ①テントウムシ ゾリスの森 ①植物は動いている ⑩クワガタムシ ⑩工 大基 ①シカのくらし ⑩カミキリムシ 水草のひみ つ 賞本 コのくらし ⑩ネ ①紅葉のふしぎ ⑩ホタル光のひみつ ⑩ヘビとトカゲ ⑩ムギの ⑩オオムラサキ 生 ⑩高山チョウのくらし @森のキタキツネ ⑩ュリのふしぎ 、、色と形の ⑨サケのたんじよう ①昆虫のふしき ①ドング リ ひみつ ①ギフチョウ @花の色のふしぎ ①コウモリ ①水生昆虫のひみつ ⑩カメのくらし ・天文 ①メダカのくらし ・鳥 ①月をみよ ①ヤマネのくらし ④星の 生 ⑩ペンギンのくに ヤドカリ ⑩太陽のふし ぎ ⑩シラサギの森 ・地学 @星座をさがそう のタンチョウの四季 @惑星をみよ ③雲と天気 わたり鳥のひみつ ⑩星雲・星団をみよう ⑥きようりゆう ①ライチョウの四季 ⑩彗星ほうき星 ⑩しようにゆうどう探検 ①ッパメのくらし のひみつ 生 ⑩惑星の探検 ⑩雪の ⑩たまごのひみつ ①流れ星・隕石 ⑩火山は生きている ⑨ウミネコのくらし 水めぐる水のひみつ 朝フクロウ 塩海からきた宝石 ⑩カラスのくらし ・別巻 ⑩氷の世界 ⑩キツッキの森 夏休み昆虫のかんさつ 夏休み植物のかんさつ ⑩鉱物地底からのたより ⑩モズのくらし 四季のお天気力、んさつ ⑩ハヤプサの四季 砂漠の世界 四季の野鳥かんさつ ー科学のアルバム
不斗学のアノレ / ヾム 35 トノサマバッタ ■著者 さとうゆうこう 佐藤有恒 ■発行者 岡本雅晴 ・印刷 おだひでとも 小田英智 株式会社精興社 ・写植 田下フォト・タイプ ■製本 中央精版印刷株式会社 ■発行所 株式会社あかね書房 101 東京都千代田区西神田 3 ー 2 ー 1 電話東京 ( 263 ) 0641 ( 代 ) 1990 年 9 月発行 ◎ 1974 Printed in Japan N D C 486 佐藤有恒 トノサマバッタ佐藤有恒小田英智著 あかね書房 1 9 9 0 54P 23X19Cm ( 科学のアルバム 35 ) 8340 ー 12135 ー 0027 著者との契約により検印なし
を 相ん 層 引ひ き 映ミわ 」ムた 画がか た 陽強 せ 小こ雑 て く だ さ 子こ仕し 原ら虫 : 。ぐ 事旨虫 . ま、た っ た 土どお 印 刷 所 親強 7 の 指わ カゞ た 整ま小ぉ つん 指を に 田だれ も 央でる 録 ? 生ま 深オ く 感 動話 藤与し 恒号す い だ き ま し た 呂や 蓉 さ ん に は 原え 方稿号れ の 理り を し て い た き ま し た 版 0 ん 虫碆 の や じ、し の を し て ら た 智乞 さ ん 角、 説 を 書か て 手て の と が れ ば ん だ つ て し く な す で 手て を し る と そ オし は し ん ば く お つ き あ い す る と の よ で す 相れ せ 輪ゎ は 観 穴さ 記き 録 の な か み つ か る か も し ま せ ん る と か し れ ま ん 冫主 深 く ト に 観 穴さ 記き を っ け る と か も し れ ま そ の た め に は っ か ま た り す る 疋 に ど な 活弯 を し て る か よ く み が で き た そ っ す わ た し た ち も そ ん な 輪ゎ を さ が し し ) も の で す ね そ の も、 力、 し ソ ロ モ ン 王弩 ま は の 輪ゎ ノ ) る と た ち と 自じ 由 に を 胸 2 い っ し ) す い ん ら 手て す つ て バ ツ タ と お て ま せ ん か ハ ツ タ と い つ し よ に 月協 を も き は て み ま せ ん か お・ 草ミ の に お な、 い 川 原ら の 気き な ん で す ぶ カ も ね る さ も ば っ ん で す つ と ま で は を す る と ト ノ サ ツ タ は な ま の と お ノ、 く き 大鶚 も ら か で さ 王弩 あ と が 佐さ 有粤 を い た ま
かわら 少地と石ころの川原に ヾッタカよくみ - られる さんらん ・バッタの交尾や産卵が がっ よくみられる。 ( 十月 がっ 末から十一月はじめ ) ヾッタつりによい時期。 ・霜がおりるようになる。 ( 十一月末 ) 生きのこりのバッタ ひ が、横になって日な たばっこをする。や しもばしら ふゅ ・霜柱が立ち、川原は冬。 ( 十ニ月ーニ月末 ) 土の中で、たまごが春 までねむる。 ・草の実がみのり、川原の植物がかれはじめる。 ・ト / サマバッタがとび、コオロギたちがなき、 かわら あきかぜ がっこ、つはん 川原に秋風がふきはじめる。 ( 八月後半 ) すえ ( 十月 ) がっ た わ わ 0 しよく未っ がっ がっすえ せいらゆう がっすえ 疇 ようちゅうじだい おんど かん ようになります。これは、幼虫時代の温度や乾 なっちか きせつ そうしようたい 燥状態で色がかわったものです。夏に近い季節 しっちゅう こうおんかんそう にそだった幼虫は、高温と乾噪のためで、茶か っ色のバッタになりやすいのです。 さんらん 産卵されたたまごは、すぐに成長はしません。 はる きゅうみん なか っち たまごは、土の中で休眠しています。春にめが さむ かんそう ↓・ついノ、 ふゅ さめて、発育をはしめるには、冬の寒さと乾燥を さむ かんそう ナいけん 経験しなければなりません。寒さや乾燥があた えられなかったたまごは、、つまくそだたないし ふゅ きせつふか くみになっています。冬の季節に深くねむった はる たまごだけが、春のぬくもりでめをさまします。 かわら じかん トノサマバッタは、長い時間をかけて、川原 しよくぶつ の季節や植物にあわせて、生きつづけられるよ うになったこん虫です。 ・トノサマ・ハッタのえさになる植物 エノコログサ きせつ ちゅう しよく来っ せいちょう メヒシバ
0 たまごがめざめ、 幼虫がうまれる。 がっすえ ( 五月 5 六月末 ) きせつ かわら ・川原に梅雨の季節がくる。 ( 六ー七月なかは ) すな かわら ・春の強い風が、かわいた川原に砂ばこりをま がっこうはん いあがらせる。ックシがのびる。 ( 三月後半 ) かわら ・春の雨が、川原の土をしめらせる。 ( 四月 ) しよく未っ 植物が芽をだす。 がっこうはん ( 四月後半 ) ・エノコログサがほをだし、夏がくる の羽化がはじまる。 ( 八月 ) 植物もバッタも すくすくそだっ。 しよくぶつ る わ * 川原の一年どトノサマバッタの一生 し医、 川原の四季とトノサマバッタの一生 か ね ん 6 なっ 4 0 4 0 ・、ンタ . いっしよう 6 、つしよう 0 草まかりに 緑茶々産えのまギ 色か秋誓卵えもすの夏第さす梅が なのなく雨うのがまづ成原。 のつがが バか暑第幼成のびめもく長の も色近ネは のにづじのツまい虫長 3 月協はをなとしト タの季きにす原らじさく よかくま りろが植節はるはめま わ たしし原ら変マ 季 てつまで羽う物は た節緑地。発嵭めの化 " バ かいれすす化かが すべでの表育ソっ植しツ し っきて す植にをた物弯たタ そて花っ 色ま 物 は土がりは のす月協 をかろ し て成さりでやもうしの芽めし も 原り まめ中氛をま月協 虫か成ますわ の月協の ら緑れまでだす原ゎ 乾にせ長 3 が原ら植 かのです し 燥言なてし の 多鶚の物 ま春驚植 な幼ま しり実みた く 植虫すそッすの物 はをイ みツ黄き た 雨第の 物も らタば わ てのそがよ 原らめすや れもみ す でるびム る