おすとめすがいっしょになっての狩り。 うみうえ 海の上をわたるヒョドリの群れの中から 1 羽をおそいます。 ヒョドリをとらえたおすが , めすに 中でえさわたしをしています。これも , あいじようひょうげん つがいの愛情表現のひとつです。 ちルう そうしはん なかまの死をものともせず海をわたっていきます。 れば , それ以上はおそいません。ヒョドリたちも , やってきます。ハヤプサは , 必要な 1 羽をものにす ひつよう ・早春の風がふきぬけると , ヒョドリの群れが南から
いわば 會カラスの集団におそわれる 會ハマナスがさく岩場で , ノ ) 力、しリみぎ おや 若鳥 ( 右はし ) 。このころの 親がはこぶえさをまっ , てき わかどり 最大の敵はカラスです。 巣立ち後 2 日目の若島 肉鳥や 先ま ま 分え な て た を 親ぐ 巣す を ん わ 石と カ に の ク ) 子ま . 食た羽籍 カ三 り 断羽は で モ : 右み 鳥ー べ を な く ば な だ だ ち ん か、 が ク ) 飛と た を ち さ み け し ど れ の だ む 飛と せ し き り る わ の で た の ぶ び 準 は も 疋 た た で 備び 羽はを も て き さ が の ど せ る 生い あ も な を の り み ら つ ーっ ま 石ゎ き ら つ 十 た い も ち 場ょ 右ヵ、 き く ろ り 5 て て 右か 八 い 鳥 の ま ま す け は し を 狩ゕ ま 十 ま は は 親ぐ す り す ま し つ ド 鳥せ ま ま っ た の バ が ん で 親ぐ ト ル ち は しゅうだん 25
あ とらえたハトを足のつめで しつかりつかんではこぶハ あしわ ャプサ。えものには , 足輪 カくついています。レースノヾ トのようです。 するどいつめのあるハヤフ ゆび ゆひ サの足の指。うしろの指と , ぜんほ・う ゆび 前方のまんなかの指で , え ものを強くにぎります。 あ 1 っ ちょうり・は ハヤプサの調理場 く、っちゅう ハヤプサは、空中でしとめたえもの を、その場では食べません。ます、断 かいの岩だなにはこびます。 岩だなは、えものを食べやすく料理 ちょうりよ する、ハヤプサの調理場です。 いわ きすっき、ぐったりしたえものを岩 のおにおくと、足のつめでおさえます。 それから、するどいくちばしで、えも のの首を切ってしまいます。そして、 羽をむしり、肉をちぎって食べます。 しよくに ) くさ かおあし 食事のあとは、草むらに顔や足をつ っこみます。くちばしやつめについた ち 血や羽を、ていねいにふきとるのです。 はね りようり だん
かめ くなります。ひなは、生後三日目から、 おやおな 親と同しようにを食べるからです。 はね えものの羽をむしり、肉を小さく食 いちぎって、ひなのロに入れてやるの おややくめ は、ほとんどめす親の役目です。 しよう′、、つ ニ個目の←ふ化して十八日目。空腹になると、 ←ひなのいる巣の上空に、カラスが←卵をだいて四十日目に、 ーし , んけい ヒしました。のこりの一個ビイ ビイー鳴きます。ひなの羽 飛んできました。めす親は、神経 ゝ十、ん・か , わり・↓まーレこ。 は、ついにかえりませんでした。 質そうに警戒します くち い化後三日目のひなに、ロうっしでえさをやる おや めす親。はじめのころは、一日ニ 5 三回えさを あたえます。この年にうんだ三個のたまこのう さいしょ ち、最初に、化したのは、三十八日目でした。 レし」 うみ なつどり がつなか 五月半ばのこの時期は、南から夏鳥が海をわた ってくるので、えさが豊富です。 かめ みなみ ほ、つふ おや にち にちめ たまご にちめ くち にちめ
し玉、つらよう ←ミ化して三十九日目。幼鳥は、朝からえさをあたえられていませんでした。めす、おすの おやどり しようノ、、つ 親鳥は、巣のある岩だなの上空を、しきりに飛びまわりました。幼鳥の巣立ちをうながし よ、つらよう おや ていたのです。ためらう幼鳥をはげますように、めす親が鳴きつつけました。そしてつい 2 トてつらよう に、幼鳥は岩だなをけって飛び立ちました。のこりの一羽も、つぎの日、巣立ちました。 あさ
←林の中のハチの巣をお そ、つハチクマは、くち ばしだけでなく、頭も ほかのワシ・タカよりを 長めです。 ・ペリットでわかるワシ・タカ類のえさ ワシ・タカ類の多くは , 動物や小鳥を えさにしています。小さなえものなら , はね 毛皮や羽をむしりとり , まるごとのみこ んでしまいます。 おお ただし , 大きな骨や毛などは消化され えんとうけい ずに , ペリットとよばれる円筒形のかた まりにしてはきだします。だから , ペリ ットを調べれば , それぞれのワシ・タカ がなにを食べたかわかります。 はやし 0 、 けカーわ はね あたま みしか 會ハイタカはつばさが短 會オオタカは , 滑空する ときは , 両翼を水平に いので , 衷いはは、たき ひろ して広げます。 で森の中を飛びます。 イ又 ! な い す て そ ヤ ギ か ば さ お 中 オご、 日 プ ハ オ 森 ら を し い ク ) と つ の ノ、 て ま た チ を 本 そ つ だ イ 尾お オ 林ん サ み 本木ん い す 林 て め ク っ く を は タ タ し ) ク ) か 長 3 い 力、 マ カ よ け 飛と 大鶚 カ み ク ) ノ、 ま す か 線ち 時じ 中旁 さ は ト は び き っ る は す ば 間 を な と ま く ほ れ ん 飛と 急 オ た ひ 気き ど わ る 疋 す す れ 小をび く オ 降 ら 流 の っ る ワ 顔 は し 大鶚 の る み ば さ タ 下か し い を つ シ 襲ろ が と カ の ど に き つ と て し ) ハ 羽う く ワ け 飛と と 撃か ほ さ が 飛とけ タ い、 チ 毛 り 足を飛と 習は か ン る び な ら び る カ で の カゞ ま の 性 し お き ま 面 の 襲か つ ま タ と わ ま す が ま 積 で い ノ、 撃 め す ン チ オこ は り か す カ を に せ で ま そ 広 ん け の 疋 て き す ら 巣す タ ツ も ひ 疋 し く え て し、 顔 も カ を ま と も て す っ の ま カゞ つ を ろ よ お の は か せ る ま つ 小を の 木き ん た 疋 細 も ま い ま さ し は ば の せ の め ま す 間 : る よ く ま さ な す や か な す が 鳥 5 っ し ウ を の 林ド サ す 叮ようよく みしか
トに、むしや、 ←自分の力と技でしとめたドバ わかどり つく若鳥。食べのこしは、近くの岩かげにかく してたくわえます。ハヤプサは、食べものをけ っしてむだにはしないのです。 ハト守りに成功 かっ きゅう一つ力しゅう干・き 九月のおわり、「急降下襲撃」をよ わかどり うやくおはえた若島かとうとうハト 争りに成功しました。 岩だなにはこんでくると、ますノ の首を、するどいくちばしで切りとり ました。それから、羽をむしりとりま した。親鳥におそわったとおりです。 ちか 食べのこした肉は、近くの岩かげに かくしました。 ( ャプサは、悪た候で えものがとれないときのために、食料 しゅうせい をたくわえておく習性があるのです。 これは、ほかのワシ・タカのなかま しゅうせい にはあまりない、めすらしい習性です。 おやどり はね
とうはくはうはく 0 チゴハヤプサ 北海道と東北地方北部のひらけ 0 シロハヤプサ た林で繁殖します。えさは小鳥 のほか , トンポなどの昆虫類を とって食べます。冬になると , かいかん 本州中部以南の海岸 , 耕地 , 原 野などにすみます。全長 28 ~ 31 。くらし、。 日本でみられる最大のハヤプサ。 北極地方 , グリーンランドで繁 はっカ・いどう 殖。冬鳥として , 北海道の海岸 や原野にやってきます。小鳥だ けでなく , 地上のウサギやネズ ミもとらえて食べます。全長は おすで約 56E , めすで約 61E 。 はやし せ / 、ら : う ※日本では繁殖しません 五十七年から五十八年にかけて、日本野鳥の会が らようさ きろく らゆうしんせんこくてき 中心に全国的に調査した記録によると、ハヤプサ せいそくすう ち也 の生息数は、百十 5 百三十羽だといいます だん さんち ハヤプサはもともとは、ひらけた山地の断がい せいそくかんきようあっか ′れしよく でも繁殖していました。しかし、生息環境の悪化 地ら とともに、人間がちかつけない海岸の断かい絶ペ 殖み きに巣をこしら、疋るよ、つになりました。だから ちさゆうみさき かいどう 海道の地球岬は、ハヤプサにとって、最後の追い つめられた「がけつぶち」のひとつなのです。 けば」昆お ら地のれ -- 地いお しーノ らす , は 〉山国ら , ては。 ツ」九ひ新鳥長 や」全みて ? 長 , のす小」全引 」岸 , でしま全 チてどま 、海はど「行と。約 ムしなきミすで の 2 冬なひ飛 , すで 力とら地てズます ・立ロ 。・日し止」虫ます 北以殖カ河「停昆しめ 〕鳥「耕っネべめ 部 2 冬やや , ・・食 〕東。〉岸にでて 4 かで、野〔中ミさ「 4 ア・〔殖〔海ろさ作っ 部い原箜ズを , 中が ネ鳥約 録繁のこ「動と約 べで〉北といをで : 断ら地すの小で シどらたやい虫す 田本の、〕耕ま主るす はんし : ( ら ねん ひやく ひやく ねん 0 や 日本では弊殖しません
はんしよく ・ = 繁殖している ( 追加・ = 著者 ) きろく x = 記録がある さんいんちはう 北海道 , 東北 , 北陸 , 山陰地方 の海岸や島のがけ , ひらけた山 地の断がいなどで繁殖。冬は , 原野や耕地や市街地など , ひら けた場所にすみます。主食は小 とりるい 鳥類。全長はおすで約 38E , め すで約 50E 。 ・ハヤプサ / おいカ、ん * ま本でみられるハヤプサのなかま 0 昭和 57 年から 58 年にかけて , 日本。 でみられたハヤプサの都道府県別 とくしゅ せいそくきろく の生息記録。 ( 『昭和 58 年度・特殊 ら一うる、、らようさ 力、んき : うら : う 鳥類調査』環境庁を改変 ) を 鳥 て す チ 羽 の 七 で タ ヨ ョ 繁 種 昭繁 日 ン ウ ウ カ は と の 色舅 ウ 類 和ゎ殖 3 し し 本 ロ ま と て ヤ や す ゲ し と 五 地ち め て で ハ て、 の つ ン / ヤ す て カ ち や か ン ボ 陸 2 類 た 知し全 い ア 八 ウ ら に ボ、 つ ら 国を サ ウ る だ と ハ は ン の チ チ で き 特き十 れ ヤ の 大 プ で 殊と月 3 て 十 ま わ ヨ ヨ ノ、 同周界 3 数す サ す 観 き い ウ ウ ヤ プ 宀さ 辺 さ し ゲ ゲ 類 の ノ、 に 不重 の が す 所 ン サ ヤ し な さ に ン 類島 プ 不重 か れ ボ ポ か だ 日 類サ ウ チ で 十 し ま ウ て と け で な も い コ、 さ は で 生 北鷲 ほ け チ す 自を南 て 地ち が 海 3 と の メ ヤ の ゴ ま す 道ん き に を ヤ ョ サ ま 殖 っ す よ プ ウ ヤ 地ち が の 球 : 日 ぎ サ プ 日生 オ つ コ 山甲ミ サ 和ゎ の オ ねん 0 0 0 0 なんきよく
全 100 巻 ( + 別巻乙巻 ) 全 76 国 サ学 ン校 ケ図 イ書 児館 童協 出議 文推 化薦 大基 賞本 受図 貝日 鬟 ミ ・虫 ②モンシロチョウ ⑦アリの世 ⑨カプトム ⑩アカトンボの一生 の ⑩セ のアゲハチョ ウ 生 シ 界 ⑩ハヤプサの四季 モズのくらし ⑩キツッキの森 ⑩カラスのくらし 朝フクロウ ⑩ウミネコのくらし ⑩たまごのひみつ ①ッパメのくらし ①ライチョウの四季 わたり鳥のひみつ のタンチョウの四季 ⑩シラサギの森 ⑩ペンギンのくに ①水生昆虫のひみつ ①ギフチョウ ひみつ ①昆虫のふしき 、、色と形の ⑩高山チョウのくらし ⑩オオムラサキ ①ホタル光のひみつ カミキリムシ ⑩クワガタムシ ①テントウムシ まゆまで ⑩カイコ まゆから ①鳴く虫の世界 ⑨カマキリのかんさつ ⑩アシナガバチ ⑩クモのひみつ ①トノサマバッタ のミッパチのふしぎ ・動物 ⑤ライオン ⑧ニホンサル ⑩野生ウマの生活 ⑩カエルのたんじよう ⑩海のさかな ⑩野生ゾウの世界 ビとトカゲ コのくらし ①シカのくらし ⑩工ゾリスの森 ⑩モリアオガ工ル タッムリ ⑩ムササビの森 の 貝 ⑨サンゴ礁の世界 ⑩ニホンカモシカ ⑩いそべの生物 のくらし ⑩へ ⑩ネ ⑩カ ⑩海 ⑩カ ⑩森のキタキツネ ・地学 ⑩ヤドカ ⑩ヤマネのくらし ⑩メダカのくらし ⑩カメのくら コウモ ⑨サケのたんじよう リ し リ ⑩しようにゆうどう探検 ⑥きようりゆう ③雲と天気 ⑩雪の 生 ⑩火山は生きている 水めぐる水のひみつ ( ⑩塩海からきた宝石 ⑩氷の世界 ⑩鉱物地底からのたより 少漠の世界 ・植物 たねから ⑩アサガオ たねまで ⑩食虫植物のひみつ ヒマワリのかんさつ ①イネの一生 ⑨高山植物の一年 ⑩サクラの一年 ⑩へチマのかんさつ ⑩サポテンのふしぎ ⑩リンゴくたもの のひみつ ⑩ックシのかんさつ ①キノコの世界 @たねのゆくえ ⑩コケの世界 @ジャガイモ ①植物は動いている 惑星をみよ @星座をさがそう ⑩太陽のふし ④星の ①月をみよ ・天文 @花の色のふしぎ ⑩ドング ⑩ュリのふし ⑩ムギの 紅葉のふしぎ 水草のひみ ぎ 生 リ ぎ 生 つ 四季の野鳥かんさつ 四季のお天気力、んさつ 夏休み植物のかんさつ 夏イ木み昆虫のかんさっ 0 別巻 ①流れ星・隕石 ⑩惑星の探検 のひみつ ⑩彗 星ほうき星 ⑩星雲・星団をみよう