・シマフクロウ 北海道の森にすんでいます。わが国最大のフクロウです。 おもに魚をとって食べ、ほかにけものや鳥も食べます。 びらよう 8 0 翼長・ 5 、尾長・ー 鳴き声・ポー、ポー ・アオパズク なんー、つ 春、南方からわたってきて、日本 ぜんど 全土の森や神社の境の森などで 1 は . んしょ′、 繁殖。えさは、昆虫や小鳥です。 びらよう 翼長 ・ 5 、尾長・ 羽角はありません。 鳴き声・ホー、ホー よくらよう ・」んらゆう よくらよう さかな ・コノハズク なんーう 春、南方からわたってきて、本州 まっかいど・つらまう 北海道地方の森で繁殖します。え さは、おもに昆虫です。 よくらはう びらよう 翼長・ 、尾長・ 6 57 羽角があります。 鳴き声・ブツ。ハン、ブツ。ハン。 ・一んちルう 22 , んしょ′、 鳴な羽ぅ翼をでネが本・ き餓長もズか州ト 声えが・活 3 ミら北せラ あ 28 動を夜を部 , 、フ ウり 5 すとに、ズ ーま引るりか北ク まけ海、 、とすて道 ; ー尾びが。活の 長 3 あく動等森 3 5 すたお殖 。日ひもし cn に は小こす / が 0 い昼 3 のダ ・オオコノハズク ひとさとちか : っんせんど 印本全土の低山や、人里近くの神社の森 やかんかつどう にいます。一佼間活動をし、ノネズミや月 ・一んらゆう 鳥、大形の昆虫をとって食べます。 びらよう 翼長・ 6 8 、尾長・ 7 59 。長い 羽角があります。 鳴き声・ホッ、ホッ、ホッ、ホッ。 よくちょう おおがた 22 ・・んしょ′、
↓えだにひっかかっていた フクロウのぬけ毛。こと じんしゃ しもこの神社の森にフク ロウがかえってきたしる しです。 けいだい ・、つの、つ き。ち 大す きれの たえくう遠電、 えにずよ よ【町、つし 木ば場てで 舌ん卵い の産だか ラのをる サロまが るクたさ あフが深 にすと 内」年めさ { 境毎 , 法 のはい 4 ↑カろよ 神・ろうど : 立 , しよなのでしよう。 ゆき あたりは、まだ雪がとけきってはいま そだ せん。でも、フクロウは、もうひなを育 てるしゅんびをはしめたようです
すんひなの巣立ち をせ もり わかは きせつ ( 晉森す〕習ま ( 【きのま」練き 若葉の季節です。森も神社の境内も、 ので みどり すっかり緑につつまれました。 」社びたと ん神飛ばこ にち 五月十二日、ひなが生まれて、およ まシてだ ( ~ 」 ) ) ~ 一 ( 一に 0 。 = そひと月かたちました。 二日ほどまえから、一羽のひながう , 、第し ~ す緑主りで ろのヘりにたって、しきりにのひあか 」すき・うる ったりはばたきをしたりしています こんや 今夜は、二羽のひながならんで、お 《」ド一・、仁気第ツなししぐさをくりかえしています。も う、うろの中では、せまいのでしよう。 夜七時、親鳥たちかえものをとりに いったあとのことです。一羽のひなが、 はばたきをしながら、ひょいと下のえ よる かっ つき おやどり なか じんじゃ
はん タぐれの森。この本のため さっえいばしよ にえらんだ撮影場所は , 栃 ぎけん のうそん しんしゃ 木県のある農村の神社の森 ちんしゅ もりいっ ( 鎮守の森 ) です。この森ー 帯には , フクロウのほかに アオ / ヾズク , タカ , タヌキ , リスなど , さまざまな生き ものがすんでいます。 夜の森のかりゅうど 」もり よる おと フクロウは、夜の森を、音もたてすに飛び まわり、ネズミやモグラ、小鳥などをおそっ てつかまえます。 フクロウの活動は、タぐれとともにはしま ります。みはらしのよい木のえだにとまって、 じっとえものがあらわれるのをまちます。 おと カサッ、カサツ。えものが音をたてると、 びんかん それを敏感にききわけて、その方角をめざし て、さっと飛びたっていきます。 おと そして、音もなくえものにちかっくと、足 ゅび の指をいつばいにひろげ、するどいつめをえ せなか ものの背中につきたてます。それから、羽を つつみこむようにして、強くおさえこみます。 よる よもり かつどう ゅう つよ ことり あし
* フクロウのすむ森 ていざんしんりんちたい フクロウは、低山の森林地帯にちらばってくらし そだ ています。ところが、ひなを育てる時期になると、 よっり ひとざとちか きまって人里近くの森にやってくるものがいます。 なぜでしよう。わたしは、カラーベージでしよう ーもり じんじゃ かんさっ かいした神社の森とは別の場所でも観察をしてきま した。その場所を図にしたのが五十一ページです。 ここには、三つのフクロウの巣があります。かり ー、た・イー ェイ す巣オカのまあ に、、 O としましよ、つ。は、マツの木の、つろ きを のるタ類 、、 ~ ) , 〉上てオん〉歩の の育オき をもキてす。は、、 ノイタカの巣をそのまま利用したもの き木を。い猛すい森えヌ な力のでのてタです。 O は、モミの木のうろです。 吻・高ひタ表夜 0 る < 、のまわりはアカマツの林で、 O のまわりは しよくりんち しゅうへん ぞうきばやし スギの植林地です。そしてその周辺には、雑木林や そうげん 一イ早 じんか ガで 草原があり、ところどころに人家がたっています。 ソんす ちほう ふ、つけい ポらま地方へいけば、、どこでもみられるような風景です。 いったい とを 春から夏にかけて、この一帯では、さまざまな野 るウら て口産 →育クに鳥たちが繁殖し、成長します。そのほかに、イタチ をフき期 な。」時やタヌキ、キツネなどもくらしています。 ひス しルうにん ・フクロウの森の住人たち 4 、 ちょう なっ は′ルしよく せいちょう べっ はやし
・・ひなが生まれて巣立った ・・・生まれなかったたまこ はんしよく X ・・・繁殖しなかった 〇・・・とられたたまごやひな 0 伐採された ねんかん きろく ・巣とかえったひなの数 ( 5 年間の記録 ) この表には , カラーベージでしようかいした すけ、、た、、 しんしゃ 神社の森の巣 ( 境内の巣 ) のほかに 6 つの巣 かんさっきろく の観察記録をのせました。 A , B , C は , 引 ページの図にある巣のことです。 年 円 74 四 75 円 78 円 77 円 76 巣 〇〇〇 境内の巣 A の巣 B の巣 C の巣 D の巣 E の巣 F の巣 ろ の い 畑 に 木保はは る イ丁 の の フ 巣す あ に 動お を な の は そ は ひ・ と ど さ は し ) の 親ん わ オご、 巣す な・原 が が れ っ よ つ た か 多 を 巣す の ぎ で カゞ フ て の つ ら を な く 育第 疋 ひ き ら あ は ク き よ 森 の な で さ な が は ひ る 比ひ に す て り よ 場ょ い ロ た し ) な ろ ら の は の 較 ? ウ 木き ま っ 所 ! さ・ る っ・ み れ げ と で す が ら 人 な ろ・ が で で の り 親卆す て し て 近象 の す が 産え あ れ 里 : 理・ ) に フ だ 力、 よ 卵 く そ る 近ネ由粤 フ よ り ク と き し し っ 人 ? く し ま よ し、 い カゞ ロ り ま に な 里言 て も考氛ウ た あ せ て ロ つ オ木り も身みウ だ 場ば近ネ ま に 疋 が る ひ・ の 本木り ち の か ネ 所 く の な・ へ・ ら の ひ お ま ら し そ で を な は・ れ ズ む り・れ の に に く も し ま し す 育第 ま を よ は か や は す へ 周す 育第 し っ の や て い 秋 ら と モ 大 力、 る な 辺 田た か て て、 ぇ く の 古こ た と も グ 食ぐや ら る に ェイ ? ( ネ明 ) ・〇〇〇 52
不斗学のアノレ / ヾム 64 フクロウ ■著者 ふくだとしじ 福田俊司 ■発行者 岡本雅晴 ■印刷 株式会社精興社 ■写植 株式会社田下フォト・タイプ ■製本 中央精版印刷株式会社 ■発行所 株式会社あかね書房 〒 101 東京都千代田区西神田 3 ー 2 ー 1 電話東京 ( 263 ) 0641 ( 代 ) 1990 年 9 月発行 N D C 488 あかね書房 1 9 9 0 フクロウ 福田俊司 8340 ー 12164 ー 0027 54P 23X19 。襯 ( 科学のアルバム 64 ) ■表紙写真 めす親と生まれて 3 週間目のひな ■裏表紙写真 ③ ④ ⑤ ⑥ ◎ 1979 Printed in Japan 著者との契約により検印なし ①えさをとりに飛びたつめす親 ②生まれて約 1 週間目のひな ③ネズミをくわえて巣にもどるめす親 ④フクロウの目は大きく , くちばしはするどい きうけい ⑤フクロウのたまごは , はとんど球形 ⑥巣立ったよく日のひな ■扉写真 巣立って 1 週間目のひな ■目次写真 夏をむかえたフクロウの若鳥 わかと・リ