吟へチマの実が大きくなると、おもさもくわわ って、やがて下むきになりぶらさがります。 だ、しばんだ花びらがのこっています。 ←へチマの実のながさをはかってみましよう。 きろく かわ また、ふとさも記録してみましよ、つ。皮は、 しだいにかたくなり、もちあげるとおもくな っていくのがわかります。 おお した 実がそだっ ぶぶん なふんをうけためばなは、実の部分 がふとくたきくそだ「ていきます。 花びらは、しばんだまま実の先にの こっています。 上をむいていた実は、やがて下むき たなからぶらさがります。葉 ようぶん でつくった養分で、ヘチマが実をふと らせ、なかでたねをそだてています。 そと かわ 外からふれてみましよう。皮かぐんぐ んかたくなっているでしよう。 あたま した とお へチマだなの下を通るとき、頭をぶ つけるたびに、ヘチマがかたくおもく なっていることかわかるでしよ、つ。 うえ さき した
ば ・ふた葉のたんじよう たねのからをわって , ふた葉がでてきました。ふた葉は , すでにたね っち のなかにできていたのです。ふた葉は , 土のなかからおきあがると , たいよう ひかり 太陽の光をうけてみどりに色づいてきます。根は , 土のなかにのびて おお 水をすいあげ , ふた葉は , 太陽へむかって大きくそだちます。 いろ っち たいよう 考イ
←へチマの実は , 長くふとくなる につれて , おもくかたくなりま す。実のなかでは , たねがそだ っています。 ↓花ふんのつきがわるかったりす ると , とちゅうで実がしばんで かれてしまいます。 0 実の生長をかんさっしようかけあわせをしな めばなにしるしをつけておいて、実が生長す るかど、つかかんさっしましよ、つ。こん虫か、花ふ はこんでいるかもしれません。 んをい ノ \ 、らカ おお 物実が生長しはしめたら、どれだけ大きくなるか はかってみましよう。そのときの実のかたさや、 お 9 もさ 9 もかんさっし、ましよ、つ。 実かたいぶ大きくなってきたら、いろいろな大 きさのヘチマを切って、なかでたねがどれくらい そだっているかしらべてみましよう。たねがすっ かりできると、生入はど、つなるでー ) よ、つか また、できかけのやわらかいたねをしらべてみ 士びしよ、つ。どこかたねのからになるかどこかた ねのふた葉になるかしらべてみましよう。 は場そし 、意いんん 注よかぞ ののくほ んしょ ぞ通をら ほせ風ねか。 ののたてう ねけ , せよ たかでさし ・ひ日」所うま せいちょう せいちょう おお み のタ へ千マ チタ み ちゅう み せいらよう おお
ー 0 ・ たんめん 0 めばなの断面と花ふんのゆくえ * 実の生長 花ふんかんを通 って , 胚珠にお くられる花ふん のなかみ み のびる花ふんかん 6000 せいらよう へ柱望 たねになる部分 ( 胚珠 ) がく 花びら 実になる部分 さき 0 花ふんのゆくえめしべの先についた花ふんは、 ね やがて、根がのびるように、めしべのなかにくだ しいます。こ をのばします。これを花ふんかんと、 ぶぶん のくだは、さらに実になる部分にのびていきます。 ぶぶん 実のたねになる部分に、花ふんかんがとどくと、 花ふんのなかみがくだをつたわってうつってきま ぶぶん す。花ふんのなかみとたねになる部分がいっしょ になると、たねの生長がはしまります。 しかし、めしべにつく花ふんがあまりおおくな いと、生長するたねもすくなくなります。花ふん おお がすくなすぎると、実ははとんど大きくならす、 たねをつくらすに、かれてしばんでしまいます。 、し カ なのん のをふ 水んか花 、つかの さふウ せいちょう せいちょう み
へチマのたんじよう・ 2 本葉がそだっ・ 7 のびざかりのヘチマ・ 9 つるのまきかた みつと花め・ みどりの上のこん虫・ たなをおおうへチマ・ へチマの花がさいた・ 2 おばなとめばな . 花の上のこん虫たち・ 花ふんのゆくえ・ 実がそだっ・ たねがそだっ カたくなった実のなかで 0 0
・動物 ・虫 ・植物 全 100 巻 ( 十別巻乙巻 ) たねから ②モンシロチョウ ⑤ライオン ⑩アサガオ たねまで ⑦アリの世 界 ⑧ニホンサル ⑩食虫植物のひみつ 全 ⑨カプトム シ ⑩野生ウマの生活 ヒマワリのかんさつ ⑩アカトンボの一生 ⑩カエルのたんじよう イネの一生 ' 76 国 ⑨高山植物の一年 生 ⑩海のさかな の サ学 ⑩セ ン校 ウ ⑩野生ゾウの世界 ①サクラの一年 @アゲハチョ ケ図 @カニのくらし ⑩へチマのかんさつ のミッパチのふしぎ イ書 @サポテンのふしぎ ⑩いそべの生物 ①トノサマパッタ 児館 ⑩リンゴくだもの ⑩ニホンカモシカ ①クモのひみつ のひみつ 童協 ⑨サンゴ礁の世界 ックシのかんさつ ⑩アシナガバチ 出議 貝 ①キノコの世界 ⑩海の ⑨カマキリのかんさつ @たねのゆくえ ⑩ムササビの森 ①鳴く虫の世界 文推 @コケの世界 まゆから ⑩カタッムリ ⑩カイコ まゆまで 化薦 @ジャガイモ ⑩モリアオガ工ル ①テントウムシ ⑩工ゾリスの森 ①植物は動いている ⑩クワガタムシ 大基 ①シカのくらし ⑩カミキリムシ 水草のひみ つ 賞本 ⑩ネコのくらし 紅葉のふし ぎ ホタル光のひみつ 受図 ⑩ヘビとトカゲ ムギの ⑩オオムラサキ 生 ⑩高山チョウのくらし ⑩森のキタキツネ ぎ ⑩ュリのふし 、、色と形の ⑨サケのたんじよう ⑩昆虫のふしき ①ドング リ ひみつ ①ギフチョウ @花の色のふしぎ ①コウモリ ①水生昆虫のひみつ ⑩カメのくらし ・天文 ⑩メダカのくらし ・鳥 ①月をみよ ①ヤマネのくらし ④星の 生 ⑩ペンギンのくに ⑩ヤドカリ ぎ ⑩太陽のふし ⑩シラサギの森 ・地学 @星座をさがそう のタンチョウの四季 ①惑星をみよ ③雲と天気 わたり鳥のひみつ ⑩星雲・星団をみよう ⑥きようりゆう ①ライチョウの四季 ⑩彗星ほうき星 ⑩しようにゆうどう探検 ①ツバメのくらし のひみつ 生 ⑩惑星の探検 ⑩雪の ⑩たまごのひみつ ①流れ星・隕石 ⑩火山は生きている ⑨ウミネコのくらし ⑨水めぐる水のひみつ 朝フクロウ 塩海からきた宝石 ⑩カラスのくらし ・別巻 ⑩氷の世界 ⑩キツッキの森 夏休み昆虫のかんさつ 夏休み植物のかんさつ ⑩鉱物地底からのたより ⑩モズのくらし 四季のお天気力、んさつ 少漠の世界 ⑩ハヤプサの四季 四季の野鳥かんさつ " 科学のアルバム
←えだから切りとって、なかみをみるためにす ぐ切ってみました。たねがならんでいます。 くろ 黒くてつやのあるたねです。日にほしてかわ かしてからしまいます。来年のたねです。 ちゃいろ じゅくしたへチマから、茶色にしばんでいき みず ます。切りとって水にしすめておきましよう。 かわ 皮がとれて、たねとせんいがのこります。 を らいねん かたくなった実のなかで へチマの葉は、ちぢれてかわいて ちゃいろ きました。実も茶色のしみができて、 いくらかちぢんだようにみえます。 もちあげると、かるくてかたさか なくなったようです。もう切りとっ みす て、水にしすめておきましよう。 やがて皮がとれて、たねとせんい くろ だけがのこります。たねは、黒くて 美しいつやがあります。 ひとつぶのたねから、 かとれたでしよ、つ。 ひとつの実からは、二百二十この たねがとれました。 うつく かわ ひやく くつの実
←葉は、たなをおおうようになりました。じゅう ぶん光をうけとめるだけ大きくそだちました。 じめん ほんば おお 地面にちかい本葉と大きさをくらべましよう。 へチマのくきを切ってビンにさします。ビンの みす あか 水には、赤インクをおとします。しばらくして、 みす くきを切ってみると、水の通り道がわかります。 みす ようぶん とお くきには、水や養分の通るくだがあります。 ひかり おお とお みち たなをおおうへチマ そら あっ 厚いっゅの雲が切れて、空は夏の かがやきをみせはしめます。 あんなに小さかったへチマのたね なん なか から、長いくきや、何十まいもある 葉かそだち、今では、たなをおおう よ、つにまでなりました。 たいよ、つ 太陽の光を、しゅうぶんうけとめ られるよ、つなからだになりました。 たくましくそだったくきのなかには、 ようぶん 葉がつくった養分がながれています。 みす 根からすった水がはこばれています やくめ ふた葉は、とうに殳目をおえて、 くきからおちてしまいました。 ひかり なっ
* 花のしくみのいろいろ 斗ト - ミッ′チ よれ一 / 第 つけよ めし・つ る彳目します 0 おしべとめしべアプラナやサクラなどは、花 かお がひらくと、おしべやめしべが顔をだします。こ ちゅうお、つ のような花には、ふつう花の中央に一本のめしべ すうほん 、 2 と、それをとりまく数本のおしべがあります。お さき しべの先のふくろからでた、花ふんがめしべにつ くと、たねや実ができます。 ひとつの花のなかで、おしべの花ふんがめしべ について、たねや実ができるものもあります。 しかし、おおくの種類の植物は、できるだけと おくの花からはこばれた花ふんが、めしべについ た方が、よく実やたねができるようです。 おなし花のなかで、めしべとおしべの生長がす れているものもあります。めしべは、ほかの花の じゅ 花ふんしか受ふんできないようになっています。 たとえ、おなじ花の花ふんがついても、たねや 実ができないしくみになっているものもあります。 こうした花では、はなれた花から花へ、花ふんを しゆるい しよくっ ばん せいらよう
ま第 0 0 みぎ 右 , けんびきようでみたへチマ の花ふん。つるっとしています。 下 , 虫のからだにつきやすそう かたら な形のヒマワリの花ふん。 0 花ふんのゆくえ ルににていて、つるっとした花ふ むし んは、虫のからだにつきにくいようです み 花をかけあわせないでおくと、実はあ まりよくそだたないようです かけあわせによって、めしべについ ぶぶん 花ふんは、 くだをのばして実になる部分 にとど医こます , たくさんの花ふんかとど いよいよ実がたきくそだちます。 あさ へチマのは、朝ひらいてもタ方には としてしまいます。おばなもめばなも、 にちゃくめ たった一日で役目をおえると、しばんで ひ しまう花です。つぎの日には、おばなが 花のえから、ポトリとおちてしまいます。 ※花ふんかんとよばれ、のびたくだは実の胚珠とい、つとこ とお ろにたっします。胚珠は、花ふんかんを通ってきた花ふ んの細胞を、つけいれると、たねに ー ) はトイめュま、丁・ せいらよう ゅ、つかた