りダンス 、「ばいにみつをつめこみ、後ろ足に、きな花ふんダン おなかし ゴをつけて、はたらきバチたちが、はしめての仕事から、つぎつぎ と巣にかえってきました。 くち も、つとバチに、ロ、つつし そして巣でまっていた、まだおさないい でみつをはきだします。いもうとバチは、そのみつを小部屋にどん どんためます 花ふんダンゴは、足のとげにひっかけて、しようすに自分でとり はすし、べつの小部屋におしつぶすようにしてつめます ねえさんバチか、ひときわたきい花ふんタンゴをかかえて、おも いからだをひきするようにして、かえってきました。そして、巣の うえ しりをふってダンスをはしめました 上ではげしく羽をふり 右に左に、円をえかくように、つぎにたきく 8 の字をえかくよう におどりつつけます。そのまわりにねえさん、ハチかぞろぞろあつま り、触角でさわりはしめました。 しいました 9 も、つと ) バすに ねえさん、ハチか、い つばいさいている畑がみつか 「なにをばんやりしているの。花がい ちか ったのよ円をえかいたときは、花畑は近いのよ。 8 の字たったら しよっか′、 あし
はな ←ヒマワリの花にあつまるミッ / ヾチ。あつい夏のさかりにも はたらき / ヾチは花から花へと , みつをあつめてまわる。ヒ はな マワリの花は , この時季にさく花のなかでは , もっともたく さん , みつや花ふんがとれるので , はたらき / ヾチがさかん におとずれる。ほかにキュウリやスイカなどにあつまる。 はね おんど 羽であおぎ巣をひやすせんぶう / ヾチ。巣の中の温度があが ようらう りすぎると , 巣がとけたり , たいせつな幼虫やさなぎが死 はね んでしまう。はたらきノヾチは , はげしく羽をふるわせて . 風 くちみす をおこし , 巣をひやす。ときには , 口に水をふくんできて , みすじようはつ 巣をひやすことがある。水が蒸発するときに まわりの温 度をうばい , 巣がひえる。 はな はな はな なか おん
ミッパチのからだ ちい 女王′ヾチ目は , はたらき / ヾチより小さ おお い。大あごは , うまれでるときまゆを食 いやぶったり , 女王どうしたたかうため , じぶん するどくなっている。舌は , 自分でえさ たいか をとる必要がないため退イヒしている。 けっこんひこう しよおう おすバチ結婚飛行のとき , 女王バチを ふく力「ん ーまったっ みうしなわないよう複眼が発達している。 たんカ , んしょっかくおお しぶん 単眼や触角も大きい。舌は , 自分でえさ ひつよう たいカ、 をとる必要がないので退イヒしている。 くち はたらきパチ みつをあつめるためのロ はったっ がよく発達し , 長い管大になっている なが じゅう 舌は長く , 自由にのびたり , ちぢんだり する。大あごは , じようぶでするどく , へら状になっている。かむだけでなく , ぜん 前後にすりあわせることができる。 じよおう しよおう ひつよう なが おお ひと 人のうでにどくばりをさして , とびたつはた らき / ヾチ。はりは , あいてのからだにくい一 み , どくをだす。女王 / ヾチとはたらき / ヾチが どくばりをもっている。 じよおう た、、しゅ たいらよう 女王′ヾチ体長やく 20 ミリ。 体量はやく O. 25 グラム。はりをもっ じよおう ているが , ほかの女王とたたかうと さか きだけつかう。はりは , 逆かぎがな いので , ぬけて万 E ぬことはない。 じよおう
ふゆ はな はる 春もまぢか。ネコヤナギの花からみつや花ふ そと んをあつめるはたらき / ヾチ。しかし , 巣の外 じかん はまだ寒く , はたらける時間は , 日中のほん の少しのあいだしかない につら心う さむ ふゆ 冬越しをさせている養蜂用の人工巣。巣の中 は , なん万びきもの / 、チのイ本温で , いつもせ っし 25 度ぐらいにたもたれている。 / 、チたち は , たくわえておいたみつや花ふんを少しず つ食べながら , じっと春をまっ。 ようほうよう しんこうす たいおん な力、 まん はる
、胃 前胃 ( みつのう ) 小腸 からだのひみつ ( はたらき / ヾチ ) 適頭藤からは幼虫にあたえるミル クを , ろうきようからは巣をつく ぜんい るときのろうを出す。前胃はみつ はな のうともいい , すった花のみつを こにためる。みつは巣にもどる とはきだして / 」、部屋にためる。 . ・胃 い終 いんとうせん 咽頭線 い道 パ食 あ 」大 ん弁 ろうきよう い舌 はじめての仕事 いもうとバチは、うまれたその日一印は、ねえさんバチのあたた くち せわ まだしっと かい世話をうけます。ロうっしにあまいみつをもらい りとぬれている毛を、ていねいになめて、ととのえてもらいます す まっくらな巣の中では、ばんやりとしかあいてのすがたをみるこ とかできません。でも、いろいろなしぐさをしながら、おたがいの すがたをたしかめあい、においをかぎあいます。おなし女王バチの たまごから、つまれた、きよ、つだいであることをたしかめあうのです。 「さあ、きよ、つから仕事をひとつひとつおばえていくのよ。あなた たちにも、 つばなはたらきバチになってもらわなくちゃね ふつか ねえさんパチかいし ) ました。うまれて、たった二日めだというの に、も、フ仕事かはしまったのです いもうとバチの羽は、まだかわききっていないので、みやくがや わらかく、空をと、ぶことはできません これからうまれてくるいもうとバチのたまごや幼虫たちを、はだ さむ かせ 寒い風からまもるために、巣いちめんにおおいかふさるのが、一印 め、二日めの仕事です。少しだ「てつめたい飃をとおさないぞ、と はね うように羽をひろげます。そして、からだをよせあっているねえ よ、っちゅう い ) よわ、つ
なかまたちの死 はたらきバチは、朝はやくからダまで、 べき トら。花から花へみつをもとめて、巣から一一キロメ はっ トルにもおよぶ場所をとびまわります はたま からだにみつをいつばいためこみ、後ろ足 ばまて っとっ にも花ふんダンゴをつけてとぶことは、 のりな のつな いはたらきバチにとってたいへんな仕事です。 ) / 、つけ しめん , ごそのおもさにたえきれすに、カつきて地面 ッて、つ におちてしまうハチか、たくさんいます 花をみつけても、ゆだんはできません。花 がモ りの色のクモが、花の上でまちぶせ チグとそっ きシ ているかもしれません。 そと たた 巣の外には、きけんがいつばいです。でも、 るて はたらきバチは、どんなきけんをもおそれて てし いません。 はたらきバチは、自のカで食りようをは てよし ちのて こばなければ、たちまち巣がほろんでしまう おや矢っ にをま ことをしっているのでしよ、つか 面面か 水れ水っ らから あし
かたら はたらきバチは、ます目で花の色や形をみ きめす巣み らつ。 , 休つけます。そして、触角で花のにおいをかぎ たあるし まえあし ちか はを , 少。わけます。花に近つくと、前足をせわしくう たんてでる けふけ上 ごかし、みつや花ふんをさぐりあてます っカ花つのて くち を , をさ草し はたらきバチは、ロをのばしてみつをすい コはコ ダ矼足ダえ ます。からだについた花ふんは、とびながら のろたまて かたち 、つしあし ん」後つるの足でたくみにダンゴの形にして、後ろ足の毛 くえ足 花チつか奴前 につけるのです よん かけ毛 そて カく なき 矼足る び大 とを えは 広はち のんも けダ たっか矼足っ てがて花前あ け毛めのをに たなるキん矼足 らぶま ふろ ひうをッ花「後 しよっか / 、
たんしよう はたらきバチの誕生 さむ ネコャナギのまっ白なわた毛がふきでると、冬のきびしい寒さか らときはなたれたミッパチたちは、もう活発にうごきはしめます はたらきバチは、花のみつや花ふんをもとめていそがしくとびか すばこ なか います。巣箱の中では、女王バチが数ひきのはたらきバチをしたが え、おもいからだをひきするようにして、たまごを、つみはしめます はたらきバチは、たまごからかえ「た幼虫たちの世話で大わらわ。 そして、きよ、つ、まちにまったいも、つと、ハチか、ことしになって はじめて誕生するのです。 せんはいのはたらき / ヾチに , み たんしよう まもられながら誕生するはたら き / ヾチ。 たんしよう しろ いもうとバチは、せまいまっくらな部屋の 中で、さなぎのかわをぬぎすてると、しつか ) とふさいであったあついまくを、しよ、つぶ なあごで食いやぶります。 ねえさんバチは、うまれてくるいもうと、、 チのまわりをとりかこみ、しっとみまもりつ くち つけます。ときどきロ、つつしにみつをあたえ て、いもうとバチをカづけます。 「それ、も、つひといきよ。がんばるのよ」 じよお、つ すう かつばっ ちから へや
た ふ 2.5c m 3 す たんめん 巣わく巣の断面 巣はみつがこばれないよ でいリぐち 出入口 うに , ややかたむきをつ けてつくられる。うらの 巣とは , たがいちがいに なっている すもん ( 巣門 ) ①みつをためるところ ②花ふんをためるところ ようらゆう ③幼虫をそだてるところ おうたい ④王台 ( 下にたれさがるようにつくられる ) 0 おうだいづく 王台作り もうすぐ夏です。花から花へとびかうはたらきバチの数がどんど かつばっ ー」やかい んふえ、ミッパチの社会は、ますます活発になってきました そして、新しいかぞくがくわわりました。おすバチです。でも、 おすバチはなにも仕事をせす、ただ、はたらきバチに食べものをも らっているだけです。 しやカい そんなある日、ミッパチの社会では、はたらき、ハチかあつまって、 そうたん いせつな相談がはしまりました。 「かぞくかおおくなりすぎた。これいしよう巣をたきくできない」 しし」 「べつに新しい巣をれば、 「それでは、大いそぎでこれからうまれてくるいもうとバチのため に、新しい女王さまをそだてておかなくては。」 そうだん はたらきバチは、女王バチをそだて おうたい るとくべつな部屋〃王台″をつくりはしめました 王台は、はたらきバチをそだてる小部屋よりもす「ときく、形 もちがいます。巣の下がわに長く、たれさかるように数か所保られ、 かたち まるでラッカセイのさやのような形をしています。 おうだい 女王バチは、ます第一の王台にたまごをうみつけると、数日おき しようお、つ あたら なっ あたら しよお、つ おお 0 じよお、つ かす すうしつ 0
すばこ すばこ しんこうす 巣箱 ( 人工巣 ) のしくみ。 巣箱の中には , 板のよう すそうひ になった巣 ( 巣脾という ) カぐ 8 ~ 田本攵はいっている。 図はそのうちの一枚をみ たもの。みつや花ふんを ためる部屋は , およそ図 のようになっているカく はっきりした形はきまっ ていない つ 0 いた おうたい ←王台をつくるはたらき / ヾ しよおう チ。新しい女王 / ヾチをそ だてるために , はたらき おうだ、、 / ヾチは , 王台といわれる おお とくべつの , 大きな部屋 をつくりはじめる。 おうたい おうたい に、つぎつぎに全部の王台にうみつけます。 ーロ一口メ月カらててノ \ る 三日め、幼虫かふ化すると、はたらきバチよ、 とくべつなミルク、ロイヤル・ゼリーをたつぶりあたえます おうだい なか 王台の中の幼虫は、まるでロイヤル・ゼリーの上にういているよ うです れみ未っへ らだりう つはつの み去口に下 う王ら さて カ中ご , れ のまでらてッ 台た成けび 王た兀づの よ、つらゆう せんぶ うえ