不斗学のアノレ / ヾム 46 ムササビの森 ・著者 すがわらこうじ 菅原光ニ ■発行者 岡本雅晴 ■印刷 株式会社精興社 ■写植 株式会社田下フォト・タイプ ■製本 中央精版印刷株式会社 ■発行所 株式会社あかね書房 101 東京都千代田区西神田 3 ー 2 ー 1 1990 年 9 月発行 電話東京 ( 263 ) 0641 ( 代 ) ◎ 1975 Printed in Japan 著者との契約により検印なし N D C 489 8340 ー 12146 ー 0027 54P 23X19 。襯 ( 科学のアルバム 46 ) あかね書房 1 9 9 0 ムササビの森 菅原光二
不斗学のアノレノヾム ムササビの森 菅原光二 あ力、ね書房
た、、ら : う ※尾の長さ 目くるくるした目は , 人間の何 しゅうーま、、 十倍もの感度をもっている。月あ よる かりのない夜でも , な力、 の中をとびまわることができる。 やこうせい ひる 白もん顔の左右に 2 本ある , 28 ~ 39 センチぐらい ※イ本長 35 ~ 48 センチぐらい ひかり つき 自由に暗い森 ムササビ特有の白いもよう。 とく一 b う はん かぎづめは , なくてはならない武器。 役だっ。木の上で生活するムササビにとって うえせいかっ さいに , 木のみきにしつかりとだきつくのに かぎづめがついている。かぎづめは , 着地の らャくち 前あし 4 本のじようぶな指には , するどい ゆび くち いようにすりへらしている かたいものをかじり , のびすぎな 門歯は一生のびつづけるために すつのびるするどい門歯がある。 ロげつ歯類特有の , 上下に 2 本 しるいとくゆう はん つく。 巣あなの中にはいって , ねむりに 夜光性のため , 昼の光は強すぎて , ゞヤいミ亠 飛まくわきばらの皮ふがひろが ったもので , 前あしとうしろあし をのばすと , マントのようにひろ がる。いつはいにひろげて風をう け , グライダーのようになめらか に滑空することができる。
すがわらこうじ 菅原光ニ先生 現る 住 戸斤 月は 県 相さ 模 原 市し 相 四 っ幼当 。ね 発鳥 か 書 房 ア オ ク の 成 社 ノヾ す 著 ? ぐ 書鬟れ に ノベ た 写 真 を 表 し っ つ け て い、 る カ メ フ 片 手 に 野 の 界 に ふ み い り 以 後 九 七 年 少 年 ろ の た九 わ ら〇 、商以 業 : 後 写 本野 、杢鳥 咼の 、年校観 2 : よ年 卒 : 察さ 業 : を 、後楽 の九 四 ろ〇 つり 自し冂 殀せ木 の真え芸し を能上む 手・関 が係 夢 3 けの がる仕 す き れ 。事楽 彳足 事か 示 し て 日 イ・ に 親 し み 十 和 田 す 県 十と 和ゎ 田た に 生 ま る
↓うしろあしでえだをけり , 夜空 にうかぶ。あしをのばし , 飛ま くをいつばいにひろげて風をう ける。 ム サ の 5 これからとびうつる木の位置を 見さだめるムササビ。頭を上下 さゆう 左右にふり , 背のびをするよう なしぐさで , 正確にきよりをは かることができる。 ま 横当 ろ よ よ か ま り 由 か く ム は の そ り は 月冒 ム で に く た に サ ら を き 飛ひ ら サ よ の を あ 急方サ で だ 低 2 、 サ ま の ま・ っ ひ ふ か い き け 人上 ; 向 ま 皮ひ い せ く・ ビ ビ つ に 。。アメ つ で 間昇 を て は と る の 羽籍つ き の ん っ の い も あ や か 夜ょ の で が か が は に よ 何 ま 急 3 滑弯 ろ ひ ら る あ な と マ す く 十な降 オこ ン ろ 手て だ る / し・ 見みイ下か り し を わ で 疋 も グ な を つ は ク ) す 木き の フ よ カゞ ち て で よ か、 メ ん 暗 咸かる ぎ ら イ っ で ふ は で ら っ 月リぇ の 太 ダ き あ に き ト ん う も度ど と あ く た し ひ な り ム ま ル と オ木り の を い ろ 飛ひ も の と サ す が ま 目め 中旁も い よ げ ま で だ ら 取ミを せ サ を き を . 尾お て く し こ光 っ ん 「ⅱ ] う と に 風が た ろ ま た で ら び 目めす 力を あ く あ 百せ の ま ほ・ 冫目っ ま は っ り し よ 乳 た み メ な -x. ぅ わ ン す け ま コ 類を 0 こ の つ す る わ く あ ス る に ウ で の す ぐ を モ す と り い そ と だ つ な り す ぬ と の に の サ 星に 飛ひ き サ し : う tf せいかく 44
よもり ヒうムサに 動まいた。け同 づまたづ サてるサ f 日たな 森のムササビたちがあちこちからあっ つつに れ愛カ尸 サっげム いつばん ムまにる づしう求カ日間はどん年き期 つ。けはつも 。 4 自。日も 2 」時きまってきました。そして、一本のスギの であるかぎ いか尾は 2 のに わらの う交ではぎさは同察 主き 木の上でおいかけっこがはしまりました。 のひておさぐな の ) 森でつけぎど観 ノ、、っちゅう , の間う動ビる森の静わんで き木 4 っ の ~ あビ・森し時行サあのそのさと」所 空中をつぎからつぎへと、ムササビが とのほば昜 2 あ愛サ , 別。 ギ 3 りサ スがなサビ約求ムはたたも・森てじ とんでいきます。 キイ キイ 。二ひきのムササビ かえだの上ではげしくくみあっています。 ちしよう くみあったまま地上におちて、 土ばこりをあげるムササビ。交尾をして いるムササビもいます。 よもり しず やがて、静かになった森のおくから、 ごえ た、カ ムササビのかん高い鳴き声が、キョロロ、 よもり キョロロとひびいてきます。この森では、 きせつ がつけっこん 五月が結婚の季節なのです。 っち うえ 、つえ
おや さき 會ムササビの親子が巣あなへもどってきた。巣へ先に ーまはおや はいった母親は , しきりに子をさそう。ムササビの ははおや 子はキューキューと鳴きながら母親のあとをついて くろ せいらよう ちゃいろ いく。子の毛色は黒っほ。く , 成長するにつれて茶色 がます。ムササビの子はうまれて 5 6 か月くらい おや で親とわかれ , ひとりだちする。 しゅどう 力、お 田月の森で , 樹洞から顔をだしている 2 ひきのムサ サビの子を見つけた。もう , 母ムササビはいなかっ た。この 2 ひきのムササビの子も , やがて , ーびき で生きていかなければならない。 け、、ろ はは 29
・動物 ・虫 ・植物 全 100 巻 ( 十別巻 4 巻 ) たねから ②モンシロチョウ ⑤ライオン ⑩アサガオ たねまで ⑦アリの世 界 ⑧ニホンザル ⑩食虫植物のひみつ 全 ⑨カプトム シ ⑩野生ウマの生活 ヒマワリのかんさつ ⑩アカトンボの一生 ⑩カエルのたんじよう ①イネの一生 ' 76 国 生 ⑩海のさかな ⑨高山植物の一年 サ学 の ⑩セ ン校 ウ ⑩野生ゾウの世界 ①サクラの一年 @アゲハチョ ケ図 ミッパチのふしぎ ⑩カニのくらし ⑩へチマのかんさつ イ書 @サポテンのふしぎ ⑩いそべの生物 ①トノサマパッタ 児館 ⑩リンゴくだもの ⑩ニホンカモシカ ①クモのひみつ のひみつ 童協 ⑨サンゴ礁の世界 ⑩ックシのかんさつ ⑩アシナガバチ 出議 貝 ①キノコの世界 @海の ⑨カマキリのかんさつ @たねのゆくえ ⑩ムササビの森 ①鳴く虫の世界 文推 @コケの世界 まゆから ⑩カタッムリ ①カイコ まゆまで 化薦 @ジャガイモ ⑩モリアオガ工ル ①テントウムシ ⑩工ゾリスの森 ①植物は動いている ⑩クワガタムシ 大基 ①シカのくらし ⑩カミキリムシ @水草のひみ つ 賞本 ⑩ネコのくらし ①紅葉のふしぎ ⑩ホタル光のひみつ ⑩ヘビとトカゲ ⑩ムギの ⑩オオムラサキ 生 ⑩高山チョウのくらし @森のキタキツネ ⑩ュリのふしぎ 、、色と形の ⑩サケのたんじよう ⑩昆虫のふしき ⑩ドング リ ひみつ ①ギフチョウ @花の色のふしぎ ①コウモリ ①水生昆虫のひみつ ⑩カメのくらし ・天文 ⑩メダカのくらし ・鳥 ①月をみよ ①ヤマネのくらし ④星の 生 ⑩ペンギンのくに ⑩ヤドカリ ⑩太陽のふし ぎ ⑩シラサギの森 ・地学 @星座をさがそう のタンチョウの四季 惑星をみよ ③雲と天気 わたり鳥のひみつ ⑩星雲・星団をみよう ⑥きようりゆう ⑩ライチョウの四季 星ほうき星 ⑩彗 ⑩しようにゆうどう探検 ①ッパメのくらし のひみつ 生 ⑩惑星の探検 ⑩雪の ⑩たまごのひみつ ①流れ星・隕石 ⑩火山は生きている ⑨ウミネコのくらし ⑩水めぐる水のひみつ 朝フクロウ ⑩塩海からきた宝石 ⑩カラスのくらし ・別巻 ⑩氷の世界 ⑩キツッキの森 夏休み昆虫のかんさつ 夏休み植物のかんさつ ⑩鉱物地底からのたより ⑩モズのくらし 四季のお天気力、んさつ ⑩ハヤプサの四季 少漠の世界 四季の野鳥力、んさつ ー科学のアルバム
ムササヒの森 0 料学のアルハム 菅原光 、ト一三物 トリ、ー
1 ヾ第を 力。 らみ実 ちの サた えた れ、朝、、 もり いろとりどりの木 ・秋、ムササビのすむ森は、 の実でいつばいになる。①コナラの実、②カ キの実、③カシの実、④カヤの実などは、ム ササビのごちそう。 じゅどう スギの樹洞からムササビがとびだした。 びよんびよんとえだをとびあがり , 木の 実がりにでかける。木の実がありあまる あき ほどある秋は , ムササビのもっとも活発 なとき。