静か - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム ムササビの森
18件見つかりました。

1. 科学のアルバム ムササビの森

ツの。レ ( おな ムササビは、木の実がすっかりなくなるまで、同 し一本の木へやってきますから、こん夜もムササビ はきっとくるはすです。あとは夜をまつだけです。 ・観察の道具はかい中ひとつあればしゅうぶん。 ただし、強ガな光のものが必要です。予備の池、 球もわすれすに用意しましよう。 じゅんびができたら、日の入り前にでかけ、でき しす るだけ静かにしていることです。日の入り後、二十 5 三十ぐらいのうちに、かならすムササビの声が おと きこえてきます。やがて、ガサガサッと音をたてな がら、えだをわたってくるムササビが、ばんやりと 、 3 見えます。かい中患燈で、そっとおいかけましよう。 でも、えだを走るムササビのうごきをおうには、 かい中患毖をあまりあてにしないことがこつです。 あか 目がなれてくると、夜の蘓は意と明るいものです。 なんにちおな こことおもう場所をきめたら、何日も同し場所で、 よる かんさっ 観察をつづけましよう。夜の森のようすが、手にと るト小、つにわかりま、丁 よる よる まえ

2. 科学のアルバム ムササビの森

よもり ヒうムサに 動まいた。け同 づまたづ サてるサ f 日たな 森のムササビたちがあちこちからあっ つつに れ愛カ尸 サっげム いつばん ムまにる づしう求カ日間はどん年き期 つ。けはつも 。 4 自。日も 2 」時きまってきました。そして、一本のスギの であるかぎ いか尾は 2 のに わらの う交ではぎさは同察 主き 木の上でおいかけっこがはしまりました。 のひておさぐな の ) 森でつけぎど観 ノ、、っちゅう , の間う動ビる森の静わんで き木 4 っ の ~ あビ・森し時行サあのそのさと」所 空中をつぎからつぎへと、ムササビが とのほば昜 2 あ愛サ , 別。 ギ 3 りサ スがなサビ約求ムはたたも・森てじ とんでいきます。 キイ キイ 。二ひきのムササビ かえだの上ではげしくくみあっています。 ちしよう くみあったまま地上におちて、 土ばこりをあげるムササビ。交尾をして いるムササビもいます。 よもり しず やがて、静かになった森のおくから、 ごえ た、カ ムササビのかん高い鳴き声が、キョロロ、 よもり キョロロとひびいてきます。この森では、 きせつ がつけっこん 五月が結婚の季節なのです。 っち うえ 、つえ

3. 科学のアルバム ムササビの森

ムササビが巣あなからでてきた時こく 日の入り時こく 8 時 7 時 6 時 5 時 5 時 36 分 4 時 午後 3 時 8 時 7 時 6 時 5 時 4 時 午後 3 時 6 時 30 分 6 時ロ分 6 時一分 5 時 47 分 5 時 30 分 5 時田分 6 時一分 5 時 46 分 5 時 25 分 5 時 6 分 4 時 47 分 ※ある年の 3 月と 10 月のようすを , 神 なかわけん 奈川県のムササビの森でしらべた。 田月一日 月引日 力、つつ、、たら ひ 力、つつ、、たち 3 月一日 3 月日 3 月 30 日 ・日の入り時こくとムササビがでてくる時こく 田月巧日 よっり しす ・七時静まりかえった森で低くうなる声がする。 スギのえだで、身づくろいをするムササビがいる よもり ・八 5 十一時まるで森しゅうのムササビかいなく しす なったように静まりかえる。どのムササビもえだの 上で、目をはそめている。やすんでいるようだ。 ごぜん ごえおお ・午前〇時また、ムササビの鳴き声が多くなる。 き せんう さあーっ。三十メート ル前方のシイの木ヘムササビ がとんだ。すこし活発にな「たうごきも、一一十永ま しす どでまた、静かになった。 ・二事十永 ノ ムササビがスギの皮をひ す す きさいている。皮を口にくわえて巣へ運びこむ。巣 しかん へはいったムササビは、一時間たってもでてこない おな ・四時同し場所でまたスギの皮をはいでいる。 ふん ・五時十五分ひとかかえもあるスギの皮を口にく カっ′、、つ わえ、滑空するムササビを見た。 す おお ・六時巣へもどるムササビが多くなる。 に ) ふんひがしそら たいよ、つ ・六時十九分。東の空に太陽がのばりはしめた。ム ササビたちも、そろそろねむりについたよ、つだ。 め かわくら み ひく かわ かわくち かわ 0

4. 科学のアルバム ムササビの森

ねむりにつくころ ムササビは、ひとつの森の中で数ひきが、 こ、つどうはんけい らばらにくらしています。一びきの行動半径は、 つう 、四季を通して百 5 二百メートルぐらいです。行 すう 動するときは、一びき一びきが、数メートレの こ、つどう 、きよりをたもちながら行動します 筆 0 第第やがて、東の空がう「すらと明るくなるころ よもり なか 巣あなへいそぐムササビたちで、森の中がひと しきりそうそうしくなります 「かっ / 、、つ ムササビは、滑空をくりかえし、木から木、 は冖活のら う陽キ以神き木 , れ ヒはこわ 太ャやのに サい中 , か , ケ・森い森りて えだからえだをかけぬけて巣あなにかえります。 る。おし サ日てど あさ ム。じん なか り、意 た力し多おう用 朝の光がさしこみはしめた森の中で、小鳥た ん分いをほ いがき季を まイおビし四さ てき季は ちがせわしくさえすりはしめるころ、ムササビ ~ っし四ム っシがサ , え っ木サがな ま引・カし にる。大ムん本ろだ からだをまるめ、ふかいねむりにつきます て出へなの やばのは の洞し「活 ものギに本ろか ひ日樹動生な あ卓カス社 と、つ ひかり ひやく ひやく なかすう

5. 科学のアルバム ムササビの森

力。 りのは ちを あ顔 5 サ ご後サ * ムササビの一日 ムササビは、毎印、日の→ ? り一一十 5 = 一十、ま こうどう るで時誌のように正確に行動を開始し、朝は、ほば 日の出一一十 5 三十には巣へもど「ていきます。 ねんつう この生活のリズムは、一年を通してほとんどかわり ません。 ある年の十一十七日、ムササビの森の夜をそっ とのぞいてみました。 ・午後四時三十三永の空に陽がしすみ、くれ くろ ゆく空に黒い森のかげかくつきりとうかんでいる ・五時あちこちの巣あなからムササビがすがたを あらわし、えさ場へむかう。巣あなからでて三十 かつばっ ぐらいのあいだ、はげしく鳴きあい、活発にとびま わる。シイ、カシの木でかたい葉を食べている。 ラバラとひっきりなしにふんをおとしている。 しす ・六時ムササビのうごきがすこし静かになる。が ) かりかれえだをしきりにかしっているムササビ、 べろべろえだをなめまわしているムササビもいる。 せいかっ せいかく あさ よる

6. 科学のアルバム ムササビの森

をのどいは葉 + 形 サめほし う同よななれ求 と氿ねむりからさめるころ ムじてかで はじしひ日 樹あ皮がか ん分でう通。のるの の洞や社上「撮し 山のすそ野に日がしすみ、みしかい春の一 らをいれあ」然るギ樹 ( 皮の は反 ~ か」年なはは天いス のが らと てやるギえる る一線日かノれト、つとー ) てい亠ま亠 9 はしは葉めス , け 後あはわひ日が しカてポ りす巣れかのちビにれつ 春のあたたかな日ざしにさそわれて、しき 入はこどりのサ " 家かきはかをつロ のビ。んも《分サみにしきっ , 巣「光 かス よっり・ め目の ひ日サるとく「数ムす 3 中をとをの りにさえすっていた森の小鳥たちも、いっし かねむりの時こくをむかえます よっり ホッホホー ホッホホー ツ。森のおくから こえ フクロウの鳴き声がひびいてきます。 よもり 森の中では、昼のねむり からさめたムササビたちが、のどをおしつぶ したような声で鳴きはしめます。 シイの古木のあなから、ひょっこりすがた をあらわしたムササビが、すばやくとびだし、 木のみきをかけあがっていきます。 にち やま はる なか ひる はる

7. 科学のアルバム ムササビの森

・おもなげつ歯類のなかま モモンガ ( リス棒 ) ※げつ歯類かぎづめをもつ小形のほ乳 類。前歯のうち、まんなかの上下四本の 門歯はのみ状で、一生のびつづけるた め、たえす物をかしってすりへらす。 は乳類の中では、もっとも種類が多い ムササビににたほ乳類。 体長は十五 5 ニ十センチ な、、づい。飛土 6 ′、は十の 6 り・ はったっ 発達していないので、滑 空きよりはせいせい三十 メートルぐらい・不州以 南にすみ、夜行性。 もの おお ぶんぶ アジアの原産で、大むかしに、南方から分布をひろげてきたものと ひょう ほんしゅうぶんぶ おもわれます。印本では、九州、四国、本州に分布し、平地から標 こ、っせん ちか 高二千メートル近くまですんでいます。 こっん しゆる、 しゆる、 印本にすんでいる種は三種で、キュウシュウムササビ、ワカ ヤマムササビ、ニッコウムササビです。それぞれのあいだには、 きな特ちょうがないので、見わけるのはむすかしいとされています。 しるい げつ歯類には、ほかにリスやネズミなどかいます。しかし、ムサ かっノ、、つ サビの大きな特ちょうは、ほ乳類でありながら、空を滑空できるこ カっノ、、つ おな とです。日本では、同じく滑空するなかまにモモンガがいます。 ニホンリス ( リス科 ) ネスミ ( ネズミ科 ) ヤマネ ( ヤマネ棒 ) 以葉はだの体を体を尾ぉ 南 ? やの長長 ? 型が に果か上 : さはを太 す実を約 ! 紅 ' しく みを走に十ニて 食たり四十いネ 昼べまセセるズ 行るわンンほ・ 性ま。りチチ乳に 。本木き 、類をに 屮取のえ尾ぉ。た 小形のほ乳類で、みじか いあしには、それぞれ五 本の指とかぎづめがある。 0 粍にはがなく、、つろこ の、つさく におおわれている。農作 おお 物、樹・不をかじり、・大き一 なをおよばす。 きゅうしゅう にゆうるい たいちょうやく 体長約七センチ、尾の長 さは約五センチ。ネズミ ににたほ乳類。尾は毛で おおわれている。樹上に 巣をつくり、昆虫や木の 実を食べる。本州、四国、 九州にすみ、夜行性。

8. 科学のアルバム ムササビの森

、 4 ぎ、み ムササビは、はぎとったスギの長い皮 をひきすってえだにかけのばり、そこで きしっ 前あしをつかって器用にくるくるまるめ こみます。 くち ひとかかえのスギの皮を口にくわえて ムササビが巣あなへ運んでいきます。耳 のとる をすますと、巣あなの中から、かさこそ でのら おと サなをんひ日ぐ サが皮。ま運 , ん分 とかすかな音がきこえてきます。きっと ムう祠のるには た ~ 樹杉け , 巣で , か , 。森た中でムササビが巣つくりをしているので らうはをえのかれ さむふゅ くとヒす巣わこ前ら しよう。寒い冬をまぢかにひかえての、 つきサ にてサるをヒらく 〉上にムま " 皮サぐよ巣のしゅ、つりでしようかそれとも、子 のい森 のサ一問で オ。はてギム時ま ′、つ乙ま月 をうむしゅんびかもしれません。 えす巣きめス ↓もり あさかた 朝方まで、森の中のあちこちで、ムサ すざい サビの巣材あつめがつづきます。 なか まえ なか なか かわ なか みみ かわ

9. 科学のアルバム ムササビの森

ねむりからさめるろ 3 滑空のひみつフ 、んさ日万さがし 8 ムササヒのえさ 結婚の季節 夜の森のなかま 巣 ) ・ c の季節

10. 科学のアルバム ムササビの森

南の島からわたってきたアオ / ヾズクの夫婦。 きせつ ちか 夏はアオ / ヾズクのはんしよくの季節。巣へ近 ・当 ~ 、づいたムササビが , ときどきおそわれる。ム ササビは首をすくめてにげるだけ。ときには , 木からけおとされることもある。 そだ ←ひなを育てるアオノヾズク。ひとばんじゅうと びたっては , 虫をとらえてくる。 みなみ くび むし