なわばり - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム メダカのくらし
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1. 科学のアルバム メダカのくらし

しんにう 會侵入してきたメダカ ( 右 ) を會水そうの中で , なわばりを つくったおすのメダカ。 おどかしています。 すうびよう力、ん ・数秒間のにらみあい。 しんにルう そのあと , 侵入した メダカにロでぶつ力、 ります。 メダカのなわばり おかわ / 川や池で群れていたメダカたちは、 はんしよくき 繁殖期をむかえると、群れからはなれ て、小さななわばりをつくります。 おがわ / 川や池では、一びきのおすが二 5 きしべ 五ひきのめすをつれて、岸辺ちかくの 一角を陣どります。自匇たちのたまご ほかのなかまに食べられることか あるので、なわばりつくりでふせぎま じ一ん しそん おお す。これは自匇の子孫をより多く、の やせいどうふつ はんのう こそうとする野生動物の本能なのです。 すこおお いしみすくさ 水そうでは、少し大きめの石や水草 を、ところどころにおいておくと、か たすみに、なわばりをつくります。 つかく

2. 科学のアルバム メダカのくらし

會 2 ~ 3 回の攻彙で , 勝負はきまります。 なわばりをもっているメダカが , たい ひた叮うえ てい勝ちます。左上は , 見物するめす のメダカ。あらそいには参加していま せん。 ←なわばりからでていく侵入してきたメ ダカ ( 左上 ) 。

3. 科学のアルバム メダカのくらし

・メダカのおすとめすのみわけ方 切れこみのある背びれ -- - ーー -- ・、、、 しりびれ 腹びれ へいこうしへんけい 會メダカのおす。しりびれが , 平行四辺形 かたら のような形をしています。 はんし : くき ・繁殖期になると , おすの腹びれは黒ずん できます。 くろ : まら まるみをおびた背びれ しりびれ 腹びれ 會メダカのめす。しりびれが , 三角形のよ かたら うな形をしています。 めすの腹には , 成熟しはじめたたまこ、か いつばいつまっています。 さんかくけい せいしく 産の前ぶれ まいにち じかん 毎日の 昼の時間が長くなり、 すいおん 水温も十五度をこえるよ、つにな さんらん ると、メダカたちは、産卵の季 せつ 節をむかえます。 くろ おすの腹びれは黒すみ、めす のおなかは、たくさんのたまご おお で、大きくふくらんできます。 おなかの大きなめすの前で、 かいてん おすは、くるりと小さく回転を してみせます。これは、めすに こ、つと、つ きゅうあい たいする求愛の行動なのです。 めすがたまごをうみたくなるま きゅうあい で、求愛をくりかえします。

4. 科学のアルバム メダカのくらし

日でりのなかを生きるメダカ てんてき 天敵たちにつかまるといっても、 なか いちふ 群れの中の、一部のものです。っ ぎつぎと産卵するメダカは、そん なことでは全めっしません。 それより、もっとおそろしいの は、暑い日でりがつつき、何日も ・んさ 雨がふらすに、すんでいるところ / 一半ノ みす っ , ま の水がひあがってしまうことです。 くりて なまれ 水生昆虫たちは、とびたって、 少たさ か水こ す水なの 移動ができます。ドジョウは土の なか でずと 中にもぐって、生きのびられます。 きわか つろ路ダ しかし、メダカたちは、雨がふ でのの 。日・ばんらなければ、たすかりません。 あめ すいせいこんちゅう どう あっ さんらん せん なんにち あめ っち

5. 科学のアルバム メダカのくらし

きて ばら のな ) を面 面し斜 せ 、つカ よす きょ カり離 メや しの か水 しる

6. 科学のアルバム メダカのくらし

會おす ( 左 ) は , めす ( 右 ) の腹部を , 背びれとしりびれでつつみこみ , すいてい からだをふるわせながら , 水底へゆっくりとしずんでいきます。

7. 科学のアルバム メダカのくらし

たまこ観察用の水そう 産卵日の日付けラベル 親のメダカ びて 0 たまごは、親と別の水そうでふ化させる方法があります。 まいにち 毎日つづけてたまごをとれば、成長のちがいもわかります。 ・は ; : ・ロロ白ロロ お すいおんおな 會 2 つの水そうの水温を同じにします。サー モスタットは 1 本で , ヒーター 2 本がつか えます。たまごをからみつけた水草は , ガ ラスのちかくにならべると , 観察がしやす いです。 せいちょう か たまこ、は毎日 , かならず観桑します。その 日見たたまこ、の形を , かきとめておきまし よう。なお , たまごが死ぬと , カビが発生 します。それがとなりのたまこ、にうつり , つぎつぎとたまこ、を死なせてしまいます。 カビたたまこ、、をみつけたら , はやめにビン セットでとりのぞきましよう。 よ、つよ、つ メダカのえさ アオミドロや水ゴケのついた石、水 ちき : 草をいれてやると、とくに稚魚がよろ こびます。 親がよろこぶのは、ミジンコ、アカ ムシ、イトミミズ、ボウフラなどの 生きたえさです。金魚や熱帯魚用のえ さや、轣噪ミジンコも食べます。 どのえさも、毎日、少しすつあたえ るようにします。食べのこすほどあた えると、水をよごします。 アカムシ水ゴケのついた石イトミミズ ミンンコ 乾燥ミジンコなど , えさ が大きすぎて稚魚が食べ にくそうなときは , すり ばちですり , あたえます。

8. 科学のアルバム メダカのくらし

てまえ 會めす ( 手前 ) がたまこをうみだすと せいし 同時に , おすが精子をたまこ・にか しゅせい けて受精させます。 すな めすかたまごをうみたくなると、お わめ あたますこ すは頭を少しさげたかっこうで、めす おすの横にならび、背びれとしりびれで、 ~ だま んき はす めすのからだをつつみます。それから、 のて ゆっくりと、水底へしすんでいきます。 すいてい 水底についたおすとめすは、からだ をこきざみにふるわせます。そして、 めすはおすのひれにつつまれたままで、 三十 5 四十つぶのたまごをうみます。 てつに」 同時に、おすは精子をだして、たま ごにかけます。おすがひれでめすのか らだをつつみこむのは、水中でたまご じゅせい をむだなく受精させるためなのです。 びよう さんらん さんらん メダカの産卵 すいちゅう

9. 科学のアルバム メダカのくらし

親卆今こイ た年ネ ちのの と早か いいり っ時しと し期きり ょに の 当を : 第、・ - ゞ : 洋洋ッ す のう 群むま ん だ れれ お に お い で成よ い長ぐ ダ すた ダの カ群む も れ か 食た た い は 夂すす ま メ 秋 と ら きを と 底ー べ だ あ ダ も る を も ふ き を カゞ と や に さ ふ き と む カ お ゆ ふ っ が 養当 り ぬ り た か ふ か は ど る つ ち ま 分ま け く て で と を す は る き お に ろ つ り っ て た 準 ま と た い め と さ す く メ 備びせ た は き み た お 殖 = わ く れ か ま ダ ん い よ が メ す ん 期き た さ る た い カ で 寒言 た き て ん に で の お 食た お ま い カ 夂小 さ わ べ カゝ の を な て を 水ます 冬をむかえるメダカたち すがた 38

10. 科学のアルバム メダカのくらし

くさのしんし 草野慎ニ先生 とうきよう 一九四二年、東京に生まれる。 一九六〇年、淵商業笋に業後、サ おく ーマン生活を送る。 しやしんか 一九七七年、義兄で写真家の栗林慧氏と共 せい気っせい 応崎に移る。翌年より、フリ ーの生物生 たいしやしんか 態写真家として活動をはしめる。以後、筬の リようせいるい 生物や両生類を主に撮り続けている。 ちよしょ 著書に「ジュニア写真動物記・カエル」 ( 平 凡社 ) 、「アメリカザリがニ」 ( 集英社 ) 、「ト ノサマガエル」 ( 偕成社 ) 、「みすべのいきもの」 ( 学習研究社 ) などがある。 現在、栗林慧自然科学写真研究所スタッフ。 現住所長崎県北松浦郡田平町下寺免七五九ー四 かつどう くりばやしさとしし