會大きな魚がメダカをおそおう としても , 群れているとまと をしほ、りにくく , つかまえに くいのです。 すいめん メダカの群れが , 水面ちかく す、、めん をおよぐのは , 水面にうく小 さな動物や植物を食べるため です。 大きな群れをつくるメダカ すみやすい場所をもとめて、移動し てきたメダカたちも合流して、群れが、 いちだんと大きくなりました。 おかわようすいろ / 川や用水路では、三十 5 百びきぐ らいで一つの群れをつくっています。 いけぬま すみよい大きな池や沼では、千びきを こえる大群を見ることもあります。 メタカには、なかまど、つしで、あと せんとう しゅうせい を追う習性があります。群れの先頭も、 ターはい たえすいれかわり、別に ません。群れの中央にいるメダカか、 よこ きけんかん 危険を感して横へにげれば、まわりの メタカもそれにならいます。 ちゅうお、つ ひやっ どう
朝咆彎い 會ふイヒしてからからとびだした稚魚。ふ くらんだおなか ( 矢印 ) に , 養分がたく せんら : う わえられています。全長は約 5 mmo 會ふ化して 4 ~ 5 日。えさを自分でとる ちぎょ ようになったころの稚魚。まだ , 各ひ れは , 尾びれとつながっています。 やしるし ちきょ おなかの大きなメダカの稚魚が、元 気にたんしようしました。 ちきょ 稚魚のおなかの中には、まだ、たま らんおう よ、つ」ん ごの中にいたころの、卵黄の養匇がの ちきょ こされています。稚魚は、この養匇を つかい、三 5 四日は、えさを食べなく ても生きていけます。 養匇を、すっかりつかいきると、自 分でえさをみつけて食べはしめます リよくそ、つるい はしめは、アオミドロなどの緑藻類に 小さな生きものを食べます。 すこおお 少し大きくなると、ミジンコなども つかまえて食べられるようになります。 稚魚の食べもの よ、つ」ん おお し当っ」ん
・メダカのおすとめすのみわけ方 切れこみのある背びれ -- - ーー -- ・、、、 しりびれ 腹びれ へいこうしへんけい 會メダカのおす。しりびれが , 平行四辺形 かたら のような形をしています。 はんし : くき ・繁殖期になると , おすの腹びれは黒ずん できます。 くろ : まら まるみをおびた背びれ しりびれ 腹びれ 會メダカのめす。しりびれが , 三角形のよ かたら うな形をしています。 めすの腹には , 成熟しはじめたたまこ、か いつばいつまっています。 さんかくけい せいしく 産の前ぶれ まいにち じかん 毎日の 昼の時間が長くなり、 すいおん 水温も十五度をこえるよ、つにな さんらん ると、メダカたちは、産卵の季 せつ 節をむかえます。 くろ おすの腹びれは黒すみ、めす のおなかは、たくさんのたまご おお で、大きくふくらんできます。 おなかの大きなめすの前で、 かいてん おすは、くるりと小さく回転を してみせます。これは、めすに こ、つと、つ きゅうあい たいする求愛の行動なのです。 めすがたまごをうみたくなるま きゅうあい で、求愛をくりかえします。
←ぷじに夂、をこしたメダカたちが、水面にでてきます。大きななかまは大きなもの レ」、つーレ、 月さななかまは小さなものどうしで群れをつくります すいめん
おお よわさかな ちい 會メダカは , 小さな弱い魚です。大きな群れをつくるのは , ら身をまもるための , 自然があたえてくれたちえです。 カ癶、てき 外敵か
しんにう 會侵入してきたメダカ ( 右 ) を會水そうの中で , なわばりを つくったおすのメダカ。 おどかしています。 すうびよう力、ん ・数秒間のにらみあい。 しんにルう そのあと , 侵入した メダカにロでぶつ力、 ります。 メダカのなわばり おかわ / 川や池で群れていたメダカたちは、 はんしよくき 繁殖期をむかえると、群れからはなれ て、小さななわばりをつくります。 おがわ / 川や池では、一びきのおすが二 5 きしべ 五ひきのめすをつれて、岸辺ちかくの 一角を陣どります。自匇たちのたまご ほかのなかまに食べられることか あるので、なわばりつくりでふせぎま じ一ん しそん おお す。これは自匇の子孫をより多く、の やせいどうふつ はんのう こそうとする野生動物の本能なのです。 すこおお いしみすくさ 水そうでは、少し大きめの石や水草 を、ところどころにおいておくと、か たすみに、なわばりをつくります。 つかく
たまこ観察用の水そう 産卵日の日付けラベル 親のメダカ びて 0 たまごは、親と別の水そうでふ化させる方法があります。 まいにち 毎日つづけてたまごをとれば、成長のちがいもわかります。 ・は ; : ・ロロ白ロロ お すいおんおな 會 2 つの水そうの水温を同じにします。サー モスタットは 1 本で , ヒーター 2 本がつか えます。たまごをからみつけた水草は , ガ ラスのちかくにならべると , 観察がしやす いです。 せいちょう か たまこ、は毎日 , かならず観桑します。その 日見たたまこ、の形を , かきとめておきまし よう。なお , たまごが死ぬと , カビが発生 します。それがとなりのたまこ、にうつり , つぎつぎとたまこ、を死なせてしまいます。 カビたたまこ、、をみつけたら , はやめにビン セットでとりのぞきましよう。 よ、つよ、つ メダカのえさ アオミドロや水ゴケのついた石、水 ちき : 草をいれてやると、とくに稚魚がよろ こびます。 親がよろこぶのは、ミジンコ、アカ ムシ、イトミミズ、ボウフラなどの 生きたえさです。金魚や熱帯魚用のえ さや、轣噪ミジンコも食べます。 どのえさも、毎日、少しすつあたえ るようにします。食べのこすほどあた えると、水をよごします。 アカムシ水ゴケのついた石イトミミズ ミンンコ 乾燥ミジンコなど , えさ が大きすぎて稚魚が食べ にくそうなときは , すり ばちですり , あたえます。
メダカの採集ともっていく道具 せんは・う メダカがおよぐ前方から , 目のこまかなあサーモスタット し、しゅう みですばやくすくいとるのが , メダカ採集の こつです。観察には , 親メダカのおすを 3 び さいしう き , めすを 7 ひきも採集すればじゅうぶんで ひつよういしよう す。たくさんいても , 必要以上にもちかえら ないで , あとはにがしてやりましよう。 目のこまかいあみ ! 持ち蓮び用工アポンプ ( 遠くからもちかえると すいおん きや , 水温の高い夏に は酸示足をふせぐ ) 透明なビン さ、一しゅう 0 ヒーターは魚をいれるまえにテストしよう せつめいしょ ヒーターをはしめてつかうときは、説明書をよくよんで、 かならすテストをしてください ヒーターとサーモスタットをセットし、サーモスタット みぎ のつまみを右にまわすと、ランプがっきます。ランプがっ いているときは保中です。ランプがきえたときが、水そ うの水です。水当訛を見ながら、サーモスタットのつま みを少しすっ右にまわして、たもちたい水でランプがき えるように調整します。水があがりすぎたときは、つま みを左にまわせば水当は セ ンさがります。 一フ ン コ つかわないときま 源をぬいてください へ = = = = 〒Ⅱ かんさっ さかな ( おす , めす をみわける のによい ) ふたっきの発泡スチロールの箱 ( 車で採集にいくときは , 水がこほれなく て , 温度も変化しにくいのでよい ) 7 / ヾケッ 水そうにうっすときは水蟲に主意 カ 採集したり、買ってきたメダカを、いきなり水そうい いれるのはよくありません。境の変化に強いメダカで も、水が三度以上ちがうところにいきなりいれたら、 弱ってしまいます。 ます、メダカと水を、のおの図のように大きめのビ みす ニールぶくろにいれ、さらに、水そうの水を、ビニール みすぶん ぶくろにはいっている水の分だけすてます。そして、 す ニールぶくろのロを、輪ゴムでとめて、下の図のように 水そうにいれます。 くりと水そうの水と同しになるの こうすれば、ゆっ よわ で、メダカが弱ることはありません。 ヒーターをつかっている場合は、わの図のようなビニ ールぶくろをいれると、水そうの水がさかり、サー おな スタットのランプがっきます。ランプがきえれば、同い になったとい、つことですから、ふくろのロをあけて つくりと横にして、ふくろだけをとりだします。 すい よ 3 わ タ ヒ すい 0 した 0