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検索対象: 科学のアルバム ヤマネのくらし
13件見つかりました。

1. 科学のアルバム ヤマネのくらし

す夏のタぐれに 赤くもえるようなタやけがおわ ると、夏の一日がしすかにくれて いきます。でも、それで森の一日 がおわるわけではありません。 たいよう 昼間、太陽の光のもとで活動し かえ ていたものたちは、ねぐらに帰っ もてねむりにつきます。それとは反 すに、夜になってから活動をはし めるものもいます。ヤマネ、タヌ 冒キ、ノウサギ、フクロウ : よもり しゅうへん ヤマネのすむ森や、その周辺の そうげん 。タ草原には、さまざまな動物たちが 會すみついています。あるものは肉 なっ ひるま ゅ、つ なっ よる にち ひかり ゅう かつどう どうふつ かつどう はん にち

2. 科学のアルバム ヤマネのくらし

もの ←ヤマネは、食べ物をさがすために、枝から枝へすばやくったい歩き、ときには どう ジャンプして移動することもあります。でも、一日の活動中に何回かは、この ように木にぶらさかって、ゆっくり毛つくろいしたり、 じっと休むことがあり 小らさ、かったま土 6 じっとしてい + ます % ます。長いときは、一時問もニ時問も、 えだ えだ にち かつどうらゆう ある なん力い やす

3. 科学のアルバム ヤマネのくらし

かつどう 一印の活動をおわって よぞら 東の空が白んできました。夜空の 星が一つ、また一つきえていきます。 やこうせいどうぶつ ヤマネをはしめ、夜行性動物たち が、そろそろねぐら ~ る時刻です。 まんぶく ヤマネは、食事をして満腹になる せ・マ かえ と、すぐに巣 ~ 帰ることもあれば、 とちゅうで、葉っぱなどをひつばっ て遊んでいるようなこともあります。 でも、はとんどは、夜が明ける前に も巣 ~ 0 てきます。 この日の朝、 0 てきたヤマネは、 あまりまわりを気にすることもなく、 さっさと巣の中へはいりました。 ー - 第ノ しよくじ なか まえ

4. 科学のアルバム ヤマネのくらし

, み実 3 虫 い類ね根 アウみ実 クコ穀の の昆は葉グ い草グッ め芽プき木 ちリや ンマ「 ) こ木 では、ヤマネが多すぎるとど、つでしよ、つ。 き木ャか おグき木 , どくたちか もり ミため芽花な " 食丸巳わ一邯ド《丸 昆ケ ク鴛耒耒てま〔物じす森の昆虫や木の実がなくなり、や 0 ばりヤマ 地やの しべき同ま 存ら【生 , いネはすみすらくなるでしよう。でも、ヤマネ 、帯しん 〕共しなたて 眠せ でかまましには、テンやイタチ、フクロウ、ヘビのよ、つ い森るざ存 てんてき 箋こ動 のいます〕共 。冖活 ってさまてな天敵がいて、ヤマネがふえすぎることはあ , うでりわりません。 がふい森 ーもり ひ飛←滑 ( 間軽で まくのれか ところで、ヤマネのすむ森には、リスやネ 先す地ネ こらっ ンす 3 上 2 先せ 所。上枝ま 3 樹いき面トま 3 樹枝ま 3 樹かすなう 。べを ズミ、ときにはムササビやモモンガなどの、 どいきどっま , 場ど細で。地たし のよい森た食 んで動 にき用ん細でんをき もでり と、り勗とくで類のむり空おな との冖活 ほま霑ほま箜」歯どすたや同じげつ歯類のなかまがすんでいることがあ げネ餐」時ります。木の実などの食べ物をめぐって、あ じめマ , が 同たヤがま らそ、つことはないのでしよ、つか からだのたきさがちが これらのなかまは、 ′、、つかん えば、活動するはんいや空間もちがいます。 じかんたい また、活動の時間帯がちがうものもいます。 おな 、一それに、同しげつ歯類のなかでも、ヤマネの ひかくてき 、を歯はあまり強くないので、比較的やわらかい しゆるい 種類の木の実を食べます。そのことによって、 食べ物をうまくわけあっているのです。 こんら物う ひるま ちら物う ひるま もの こんち池う かつどう かつどう つよ おお もの

5. 科学のアルバム ヤマネのくらし

とりす 孚食で、またあるものは草食です。 ギうい動 0 0 からだのたきさかちがえば、動き ノが , 食 まわれるはんいもちがいます。 つます みれま それぞれの動物は、自にも「 でま カ中うて ともふさわしい時間帯に活動し、 みカ夏ら や」初 すきな食べ物をさがして、かぎら らのて もりそうナん れた森や草原を、こ オくみに利用し な警すあっているのです。 たたで しま、冖勿 しかの あい」性 でせ」 ナ′さ九木 ヌてす タつで 一子そう , れよ 3 中がす のや見 お不、つ み毒が やにんむ らばし くそか しよく どうふつ 會夜露にめれたーザ = 0 花。夜露は , 昼間の強い日ざしでかわいた大地に しめりけをあたえてくれます。

6. 科学のアルバム ヤマネのくらし

3 ぐちふきん 巣あなの入り口付近で、しばらく 外のようすをうかかうヤマネ。 ←よ、つやく巣あなからでてきたヤマ もの ネか、食べ物さがしにでかけます。 みがる ふつう、ヤマネは木の上を身軽に じめん 移動しますが、ときには地面や小 どう さな流れをこえて移動します。 そと どう めざめの時刻 森にひんやりとしたが、ゆ 0 くりと流れはじめ る午後七時ごろ、ヤマネが活動をはじめました。 この日みつけた巣あなでは、ヤマネはまだねむい のか、それともまわりを警かいしているのか、しば ぐちふきん らく入り口付近にとどまって、でてきませんでした。 やがて、でてきたヤマネは、一びきだけでした。 すがた そばには、もう子どもたちの姿はありません。子ど ははおや もたちをおくりだした母親ヤマネのようです。 かつどう

7. 科学のアルバム ヤマネのくらし

・、を籌を物す 、、 3 を朝を 1 たくさん食べて、どんどん大きく しゅうかんぜんご ヤマネの子どもは、うまれて三週間前後で乳ば なれします。親ヤマネは、こんどは子どもたち の食べ物をとってくるのにいそがしくなります。 子どもたちの食べ物は、母親がもちかえる昆虫 よもり・ などです。このころ、ヤマネのすむ森では、たく 母親ヤマネが、夜の森で凩んでい たノシメトンポをつかまえてもち さんの昆虫たちが活動しています。 かえりました。でも、子どもたち あそ むらゆう は遊びに夢中です。 ヤマネの子どもたちは、母親のあたえてくれる ←しばらくして、おなかをすかした じ。ん 子どもたちは、トンポを食べはじ 昆虫を食べながら、それらが自匇たちの生きるた めました。羽をのこして、からだ めのたいせつなえものであることを知ります。 だけ食べてしまいました。 はわ こんちゅう こんちゅう もの かつどう もの ははおや ははおや おお こんちゅう

8. 科学のアルバム ヤマネのくらし

」、ゆ あき かつどうかいしじこくひょう ・ヤマネの活動開始時刻表 「 / 5 4 3 1 5 回目 わんながのけんすわちほう ~ 円 85 年 , 長野県諏訪地方での調査 ヤマネは巣からでかけると , 夜明けまで帰っ てこないこともあれば , すぐにもどってきて , しばらくすると , またでかけることもあります。 うえ 上のグラフは , ヤマネが何時こ・ろでかけるの か , またひとばんで何回でかけ , 各回の時刻は へいきん 何時ごろか , 月別の平均をとってみたものです。 にキとの 、ケ巣すはのはヤヤ 巣すなの、ほあママ いどゆ小こつりネネ つをか鳥与たまはの 烏」ばしに腓あせ、巣 , いきはのなん自じ にま、巣すを。分え っすか箱 'éつ木きで めがれをかの巣 , と 葉 = = 利。いう・あ巣 ' ①木のうろの巣。②キツッみおや用まろ・な材 ま産え木きしすやを キのほったあなを利用した すののま。キほ 巣。③ダケカンバの皮。巣 。と皮 2 すとツる 材に利用されています。 4 回目 か、、め 3 回目 か、、め 2 回目 っ 4 一 1 0 8 「 / t-D L.0 4 3 月 かいめ 一回目 ・ニ度目の出産をするヤマネもい ます。 ・木の実がじゅくしはじめると、 かよ まいにち 毎日のように通って食べます。 とうみん ・冬眠にそなえて、からだに脂肪 をたくわえ、まるまるとふとって かつどう きます。そして、日中から活動し ていることがあります ・霜がおりるころになると、ヤマ とうみん ネは冬眠にはいります。 ゆき した とうみん ・ヤマネは、雪の下で冬眠してい とうみん さむ ます。冬眠の場所が寒すぎたりす ると、とちゅうでおきて、場所を かえることもあるよ、つです。 しっさん かえ につらゆう かくかい なんかい なんじ ・湿原の紅葉がひと足 は . や′、はいし土 6 り・土 6 - す・ ・いろいろなキノコが をだします。 がつじようじん ・十月上旬、木ぎの葉 がすこしずつ色づきは じめると、木の実もじ ゆくしてきます。日一 日とえこみます。 ・一ーニ月、森は日「 ) ゆき と深い雪にうずもれて いきご 6 す・。ン」去」には霧 氷が木ぎをかざります。 しつげん ・いつのまにか、アカトン ボの姿がめだってきます。 ・鳥や昆虫たちの姿が、し ・こいに見えなくなります ・ホンドリスが、落ちたド ングリやクルミをさがして 食べています。 どうぶつ とうみん ・冬眠しない動物たちの毛 ふゅげ が冬毛にかわりはじめます。 とうみん ・森にのこった鳥や、冬眠 しないけものたちが、とば ゆき しい食べ物を、雪の中でさ がしつづけます。 、一んらルう すがた

9. 科学のアルバム ヤマネのくらし

* ヤマネ ( ニホンヤマネ ) のからだ い細きやの 夜 ( 打性で、木の上でくらし、夂 ) をするヤマネの からだには、どんなとくちょ、つかあるのでしよ、つ。 を ( たですた立 つ、〉上まに ヤマネの目はまるくてたきく、よくめだちます。 このたきな目は、わすかな光でもものがよく見え、 をるてとや もり やくだ いを・上がしこめ 暗い森の中で活動するのに役立っています。 ~ ・枝ら " 佐わぎ ヤマネは、鼻の先から尾のつけねまでの長さが、 ル、尾の長さは、四 5 五センチ 【、、、第一・ ' ま第ゞ、、・」「 ( 枝し ) 莇きす七 5 八センチメート 、一 ~ = 、、・、 ~ ャいをくとま 丿スのよう ル。尾はネスミにくらべて短く、 えだ に毛がはえています。この尾は、枝の上を走ったり、 ハ一フンスをと い枝にぶ、らさがったり、丁ると医に、 るための、たい せつな役目をしています。 後の足にはかぎづめがあり、太い木も自由にの ばれます。そして、うしろ足のかぎつめを枝にひっ もの かけてぶらさがったまま、前足で食べ物を食べたり、 、毛づくろいをすることもできます。 ヤマネの毛は、皿い毛にまじ 0 て長い毛が生えて います。夂 ) しない動物は、季節によ 0 て、夏毛と はし 1 えだ お かつどう さき お お まえあし みしか た 、つ、えはし えだ

10. 科学のアルバム ヤマネのくらし

朝ン : : みの につこうよく 會 5 月上旬 , 草原で , 日光浴をするホンドギッネの子どもた とうみん ゆ ちを見かけました。キツネは眠もしないで冬をこし , め っち おや 力、つ一ナしゅん す親は , 2 月下旬ごろ , 土の巣あなの中で子をうみます。 うえ 力、つしゅん 會 5 月下旬 , レンゲッツジの上 でさえずるノビタキ ( めす ) 。 なんは・う 南方からわたってくる夏鳥で す。ヤマネのすむ森のまわり にひろがる草原でひなを育て ます。 なつどり がっしようしゅんそうげん そうげん とうみん 冬眠からめざめるヤマネ 四中旬 5 五用上旬、一印の平気澱 がセ氏八 5 十度になり、日かげにのこっ ゆき ていた雪もほとんどきえました。そろそ とうみん ろ、ヤマネが冬眠からさめるころです。 ヤマネは夜、活動する動物です。ある 日のタガ、以から誌察をつづけている ヤマネの巣を見にいくことにしました。 じかん ヤマネの巣の前でまっこと約一時間。 おも 思いきって、巣の入り口に耳をあててみ 、つ 1 」おと ました。中で何かか動く音がきこえます。 それから約二十匇後、入り口からつぶ かお らなひとみのヤマネが、ひょっこり顔を はんとし だしました。半年ぶりの会です。 なか かつどう ぐちみみ どうぶつ