こうざん はっゆき 高山の初雪 ( 十月下旬 ) こうざんしよくぶつはな 高山植物の花 カ 0 ′、 ( 七月 ) すだ す。ひなは、誕生とともにすぐ巣立ちをします。 たまごを、つみ がっちゅうじゅん がっげじゅん 0 保育七月下句 5 十月中句。メスは、ひなとい あたためはじ める ( 七月 ) ひな鳥がうま っしょに生活し、ひなをまもります。 れる がっげじゅんはね ふゅしゅうだん がつじようじゅん ははおやせいかっ オスはなわばひな鳥との生母親と生活を 0 冬の集団十一月上旬 5 四月下旬。羽か、まっ りをすてて、活がはじまるはじめる しろふゅばね せいかっ 白の冬羽にはえかわり、オス、メス、ひながいり 一羽で生活を 高山に飃がはじめる がっすえ ましり、十 5 二十羽と群れをつくってくらすよう ふく ( 八月末 ) ゆき になります。そして、雪の中にのこされたわすか こうどう なえさ場をもとめて、ともに行動します。 のかた 冖舌をき 生冖活て 鰍団 3 生 のはき 冬ち笙 , たを とウ一節 るヨき季 めチの じイ山 はラる が近り 雪もっ のり、つ 山わて 「高おえ くさ 草の実が色づ がっ く ( 九月 ) 、】うよう こうさん 高山の紅葉 がっしよじゅん ( 十月初旬 ) 冬豺になる がっ ふゅしルうだんせいかっ 冬の集団生活がはじまる がっ ( 十一月 ) かっ がっ おやどり 親鳥とおなじ せいちょう くらいに成長 ははおや 母親とはなれ せいかっ て生活をはじ がっすえ める ( 十月末 ) どり せいかっ たんじよう
ぶんぶ せかい 0 世界のライチョウの * 日本のライチョウ ライチョウのからだっきは、どこかニワトリ ちじようせいかっ ににています。それは、どちらも地上生活をす もくぞく るキジ目に属する鳥だからです。 しゅうで、二十六種類のライチョウが知 ほっきよくちほ、つ られています。それらのほとんどが、北極地方 ちかそうげんしんりんなかせいかっ に近い草原や森林の中で生活しています。 い一は′ル ひやくまんねん ヾチ日本アルプスのライチョウは、二百万年ほど よっ、ったいりく 一フまえひょうがき 方の大陸から、陸のつながっ ゾ前の氷河期に、ヒ につん た日本にわたってきたものと考えられています。 につぼんれっとうたいりく ひょうが」 やがて氷河期が去り、日本列島は大陸と海で ちじようせいかっ 切りはなされました。地上生活をするライチョ 強」より きた たいりく ラウは、長い距離をとぶことができす、北の大陸 にもどれなくなりました。 在、印本には、北海道にすむ工ゾライチョ 、一ほ , ん ラ ウと、印本アルプスにすむライチョウの二種類 ッカいま亠 9 ソゲンライチョウ かんが うみ しゆるい
おやどり 外敵におそわれたりしないように、鳴き 親島は、ひなかまい子になったり、 こえちゅう ある 声で注意しながら歩きます。 たまごをうんでからあと、たまごやひなの世話をするのは、母鳥の仕事です。 どり おやどり はど一り・ せいちょう 夏じゅう、母鳥とすごして成長したわか鳥は、秋には親鳥とみわけがっかない こえ こえ ほどになります。でも、鳴き声は、あいかわらすピィーピィー声のままです。 どりおやどり こうざんはっゆき がっ 十一月、高山に初雪のふるころ、わか鳥は親鳥にみちびかれるように、ほか ふゅしゅうだんせいかっ ふゅしゅうだん のライチョウたちのいる冬の集団にましっていきます。そして、冬の集団生活 どり おやどり かんけい がはしまると、親鳥はわか鳥と関係なく生活をはしめます。 ふゅ はじめてむかえる冬は、わか鳥にとって、ひときわきびしいものです。 チはで イ鳥い中 ラなの 。ひす巣 のがれ すか 冖舌 。イで安 た」山 れ「高で つよな 見 まなうれ きおよら すとるてそ のウべだ 岩ョとそ揵啝 なっ どり がいてき せいかっ ・い 0 あき し ) 」と
第の第彎寒第をなを いろ やま 會色づいた田月の山はだで , えさをさがすわか どり がつ ははどり 鳥。わか鳥たちは , 田月のなかごろ母鳥から せいカ′ ) はなれ , ひとりで生活するようになる。 どり
おや 雨にぬれながら、木の実や草の実をついばむわか鳥。親 2 まどたきくなったが、あいかわら 皀とみわけがっかない ( す、ピイピイとなき、母親といっしょに生活している よ、つぶん ふゅ はじめての夂、にそなえて、さらに養分をたくわえる ははおや くさ せいかっ どり
* 氷河期ど - フィチョウ そうげんしんりんなかせいかっ ライチョウのなかまは、ほとんどが草原や森森の中で生活しています。日本 こうざん アルプスのライチョウは、なぜ高山にすむようになったのでしよう。 じだい さむきこう につんひょうが 日本に氷河がみられた寒い気候の時代には、日本アルプスのライチョウも、 へいちせいかっ 平地で生活していたにちがいません。 さむ ちきゅう ところが、地球の気候がだんだんあたたかくなるにつれて、寒さにあうからだ どう きた ちほう つきのライチョウたちは、おわれるように北の地方に移動していきました。 ちはうおお ほっきよくけんちか 今でも、ライチョウのなかまか北極圏に近い地方に多いのは、そのためです。 どう どう こうざん きた しかし、北への移動のかわりに、寒さがのこっている高山へと、高さの移動 をしたものがいます。そうして生きのこったライチョウ、それが印本アルプス にいるライチョウたちです。 こうざん ルふきんをさ力し 、 ) に、針葉樹 印本アルプスの高山は、ばっ二千五百メート こうざんそうげん ひく しんりん の森林から、せたけの低いハイマツなどがはえる高山草原にかわります。 き、」、つ しよくぶつ ほっきよくけんちか こうざんそうげん やまちょっじよう く、この高山草原は、植物も気候も北極圏近くの草原によ 山の頂上までつづ ふゅ い」ほ , ん くにています。日本アルプスのライチョウが、冬でもほば二千四百メートル きた ちほうそうげん こうざんそうげん きんまでしかおりてこないのは、高山草原が、北の地方の草原とおなしように、 そうげん ひょうがき 氷河期の草原とにているからでしよう。 こうざん さむ ひょうがき 氷河期のきびしい寒さがのこっている日本アルプスの高山、そこでひっそり さむ せんひやく 」ほ . ん せんひやく そうげん しんようじゅ い ~ ほーん
ん な ふ い さ チ よ ( こ ヨ る なウ っ こ山え る に 5 は客を , むミ高 が山えそ で 植 ! う け た物豸ぞア い を つ ル し プ も あ ら く ス の し な だ の っ夏第 。た し フ い ま し ョ か の ウ カゞ 生 ま ウ っ た え す 活 つ ん で、 丿ぉ ク ) フ く す を は て だ チ 理り へ む た た で 解 3 ろ 移。、世せな ョ 食た ま し ) び 動 し べ る し ) の 物 る す 世ー て の が カゞ 巣すを 界、 る そ ほ が か を も が っ み あ と あ と ぞ ら ら お め ら と り れ な そ っ の で し し ま て さ る か っ せ き く よ の れ て の ′つ も ん な な お っ た は、 は っ メ な ら て め た フ た フ っ 親 い イ れ き イ て も チ チ し ) よ 野やま ヨ カゝ の が ク ) ヨ 大す も 巣す ウ も っ で ウ す を は し に や の フ す き な キ メと れ 山え ッ ま イ り び て 客を ネ し ま せ チ の て せいかっ ・ライチョウの生活をしらべるため ひょうしき に , 足わの標識をつけられたメス。 4 おやどり
おお ( ~ 夏は、多くの動物たちのはんしよく期です。 ・当 2 ほかの動物の親たちも、巣にまっている子ども にち やま たちのために、一日しゅう山をかけまわり、え さをあ「めます。 こうざんしよくぶつ せの低い高山植物のあいだを歩きまわるライ そら たか チョウのひなは、高い空からイヌワシにねらわ れ、しばしばそのえしきになります。 ひなをまもるのはメスのやくめです。イヌワ ライチョウの敵イヌワシ。左は すた ちか みき おと かぜ 巣立ちが近いひな、右はヤマト おや シのつばさか風をきる小さな音をききわけると、 リの肉を食べるメス親。巣は高 ごえ し木の上につくる メスはなき声をあげます。 てんてき クワッ、クワッ、クワッ。 ハイマツの中から天敵をけいカ ごえ いするライチョウのオス。なわ メスのなき声をきいたひなたちは、あわてて ばりをまもっていたオスは、ひ くさ ちか なか、つまれるころには、宀豕族か せいかっ 近くの草の下に、もぐりこんでかくれます らはなれて生活する ひなをまもる なっ どうぶつ
冊位となわば りをきめるつ つきあい ( 四月下旬かオスのなわば がつらゆうしゅん りにはいって ら五月中旬 ) ちゃいろやま 茶色の山はだオスのディス がひろがるプレー ( 五月 ) っ力いカでき がっげじゅん る ( 五月下旬 ) なつばね 夏羽になる す オスのなわば巣づくりをは りの。ハトロ じめる ( 六月 ) ・ライチョウと高山のカレンダー こうざん ( メス鳥 ) ( 高山の自然 ) ( オス鳥 ) ゆき 譱ョどけがはじ まる がっげじん ( 三月下旬 ) がっ しん * ライチョウの一年 ふゅしなうだん・せいかっ 冬の集団生活をしている こうざん どり どり がっ ライチョウは、季節によってくらしかたをかえ へんか ていき、その変化は、毎年おなしようにくりかえ ( ひな鳥 ) されていきます。 む がつらゆうじゅんふゅ がっげじゅん 0 はんしよく期四月下句 5 五月中句。冬、群れ をつくっていたライチョウは、春になるとオスど つよ 、つしがつつきあいをはしめ、強いものから順にな わばりをきめて、群れからはなれていきます。そ カ してオスは、まっ赤になったとさかと尾羽をびん けっこん とたてて、メスに結婚のさそいかけをします。 す がっげじゅん ・巣づくり五月下旬 5 六月中旬。からだの羽が あたら なつばね 夏羽にはえかわるころ、新しいっかいかできます。 す メスは、かれ葉をあつめ、ハイマツのかげに巣を つくり、たまごをあたためます。オスは、そのあ いだしゅう、なわばりにほかのオスや敵がはい ってこないよ、つにみはりをします たんじよう ・けじゅん がつらゆうしゅん 0 ひなの誕生七月中旬 5 下旬。たまごをあたた にち めはしめてから、やく二十二日でひながかえりま き きせつ む まいとし がっちゅうじゅん はる 0 が、てき おばね じゅん
・動物 ・虫 ・植物 全 100 巻 ( + 別巻乙巻 ) たねから ②モンシロチョウ ⑤ライオン ⑩アサガオ たねまで ⑦アリの世 界 ⑧ニホンザル ⑩食虫植物のひみつ ⑨カプトム シ ⑩野生ウマの生活 ヒマワリのかんさつ 全 ①イネの一生 ⑩アカトンボの一生 ⑩カエルのたんじよう ' 76 国 ⑩高山植物の一年 の 生 ⑩海のさかな サ学 ⑩セ ン校 ①サクラの一年 ウ ⑩野生ゾウの世界 のアゲハチョ ケ図 ⑩へチマのかんさつ のミッパチのふしぎ @カニのくらし イ書 @サポテンのふしぎ ⑩いそべの生物 ①トノサマパッタ 児館 ⑩リンゴくだもの ⑩ニホンカモシカ ①クモのひみつ のひみつ 童協 ⑩ックシのかんさつ ⑨サンゴ礁の世界 ⑩アシナガバチ 出議 ①キノコの世界 @海の貝 ⑨カマキリのかんさつ @たねのゆくえ ⑩ムササビの森 ①鳴く虫の世界 文推 @コケの世界 まゆから ⑩カタッムリ ⑩カイコ まゆまで 化薦 @ジャガイモ ⑩モリアオガ工ル ①テントウムシ ⑩工ゾリスの森 ①植物は動いている ⑩クワガタムシ 大基 ①シカのくらし ⑩カミキリムシ 水草のひみ つ 賞本 ⑩ネコのくらし 紅葉のふしぎ ⑩ホタル光のひみつ 受図 ⑩ヘビとトカゲ ⑩ムギの ⑩オオムラサキ 生 ⑩高山チョウのくらし ⑩森のキタキツネ ぎ ⑩ュリのふし 、、色と形の ⑨サケのたんじよう ⑩昆虫のふしき ①ドング リ ひみつ ①ギフチョウ @花の色のふしぎ ⑩コウモリ ①水生昆虫のひみつ ⑩カメのくらし ・天文 ⑩メダカのくらし ・鳥 ①月をみよ ①ヤマネのくらし ④星の 生 ⑩ペンギンのくに ⑩ヤドカリ ⑩太陽のふし ぎ ⑩シラサギの森 ・地学 @星座をさがそう のタンチョウの四季 ⑩惑星をみよ ③雲と天気 ⑩わたり鳥のひみつ つ ⑩星雲・星団をみよう ⑥きようりゆう ①ライチョウの四季 星ほうき星 ⑩彗 ⑩しようにゆうどう探検 ①ッパメのくらし のひみつ 生 ⑩惑星の探検 ⑩雪の ⑩たまごのひみつ ①流れ星・隕石 ⑩火山は生きている ⑩ウミネコのくらし ⑩水めぐる水のひみつ @フクロウ ⑩塩海からきた宝石 ⑩カラスのくらし ・別巻 ⑩氷の世界 ⑩キツッキの森 夏休み昆虫のかんさつ 夏休み植物のかんさつ ⑩鉱物地底からのたより ⑩モズのくらし 四季のお天気力、んさつ ①砂漠の世界 ⑩ハヤプサの四季 四季の野鳥かんさつ 科学のアルバム