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検索対象: 科学のアルバム 塩 海からきた宝石
54件見つかりました。

1. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

しおみす 濃い塩水づく かいすい すす えんでんすな 海水をまいた塩田の砂は、五 5 六時 かん つよたいようこうせんかぜ 間もすると、強い太陽光線と風をうけ がて , 雨亠て、からからにかわきます。砂の表面 、って しおけっしよう には、塩の結晶がひかっています。 ちさ けっしよう とか ても、この結品はとても小さなつぶ ま鬧です。一つぶ一つぶ人間の手でとるな っ・・晶 こっ士ロ んて、とてもできませんね。 ・ゞ箱の しお すな そこで、塩のついた砂を、夕方、一 えんでんちゅうおう ああ か所にあつめ、塩田の中央にあるに をの 砂み・水 つめます。そして、上から海水をし 労 すな つく苦 がの こみます。すると海水は、砂につい しおけっしよう 結ま塩の結品をとかしながら、さらこ農、 のれ に 0 皿そしおみす した 塩水になって、箱の下からでてきます。 けっしよう 力いすい うえ 力いすい ゅうがた

2. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

~ ・ねん、土ー れ海 すいふん 水分が蒸発す一る えんてん すな えんでん だんめんす 會塩田の砂のようすと塩田の断面図。 うえ カ癶、すい 上は海水をまいたばかりの状態。 かいすい しようはつ けっしよう 下は海水が蒸発して , 塩の結晶が すた について白っぽくなった状態。 えんてん 力、いす、、 ←塩田の砂かき。まいた海水の蒸発 えんてん をうながします。塩田の作業は , つよ せい 日ざしの強い 5 9 月までの , 日青 天の日にかぎられます。 し : うはつ しようはっ さきよう

3. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

おお 、 0 たん大きなお ( ) にため えんてん 、 0 塩田 0 = = き = す。塩田 0 = 0 = ら、 0 、す。広さ = 約 000 。 海水 0 = , 太陽 0 熱風 0 = = 、蒸発塩 0 結晶 00 表 めん 面・ = 0 。。。塩 0 = 海 0 分を蒸発させ装置です んなは くれ回量 を釦の ( 海ま海す 田ぶま ・ナん告皿一 ( え土り 朝な回 ) 早はー今 日 8 す約 晴を、復約 そうらよう

4. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

海はいろいろなものをと すいようえき かしこんだ水溶液です。 やく いろいろな物質が約 3 . 5 % とけこんでいます。な かでも塩がもっともたく さんとけこんでいます。 揚げ浜塩田一 輪島 能登 はんとう 半島 仁江 珠洲 能登島 七尾 羽咋 らゆう はまえんでん 揚げ浜塩田 うみしお 、丿・ツ 1 トー 、冫はのふるさとです。海水一 やく しお 中には、約三十グラムの塩がとけています。 しお つまり、三パーセントの塩がとけています。 しお かいすい みすしようはっ 海水から塩をとるには、水を蒸発させれ しお ばいいわけです。でも、三パーセントの塩 をとるためには、のこりの九十七パーセン みず トの水をとりのぞかなければなりません。 ひと かいすいちゅう しおのうりつ そこで、人びとは海水中の塩を能率よく とるために、むかしからいろいろなくふ、つ をしてきました。その一つが、い まて 9 も叱目 とはんと、つ はまえんでん 登半島にのこっている揚げ浜塩田です。 しごと えんでん かいすい 塩田の仕事は、ます海水をくんできて、 えんでんすな 塩田の砂の上にまくことからはしまります。 うえ かいすい

5. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

・塩の船をつくろう しつけんおう いままでおこなってきた実験を応 用すると、さらにおもしろい実験が できます しおみす 農い塩水をいれた水そうの中に、 ふね 竹ひごでつくった船をしすめておき すいふんしようはっ ます。すると、水分が蒸発するにつ しおけっしよう れて、竹ひごのまわりに塩の結品が は、っせき つき、やがて、宝石でかざられたよ 京ね 、つな ( 夫しいになります つつく ふね 美しい船をつくるこつは、水そう しす にごみかはい、らはいト小、つに、一かに、 みすしようはっ ゆっくり水を蒸発させることです。 よ、つ 1 ー しお うつく 7. ひたり いと ←竹ひごとモメン糸でつくった船のもけい ( 左 ) を , しゅうかん しおみす 濃い塩水のはいった水そうにつけて約 3 週間後 , 水そうからとりだした船は , まるで宝石でかざら れたようでした ( 下 ) 。 はうせき

6. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

っす っ士ロっ士ロ まばで 一ののら けっしよう 盍こ麦しるてカ の間ま いったもっと大きな結晶をつくろう 週いてたし しおけっしよう 2 3 て 葯葯しつをさきほどっくった塩の結品のなかか 訪。い長が叱糸が かたち けっしよう 一成嵓が雰ら、形のよい吉晶を一つとりだして、 こ「士ロす・水水 け - っしよう にたも塩で こ糸でしばります。つぎにこの蛙旧日明を、 のま約と糸でそ しおみず 水しがの〔象 とても濃い塩水のはいったビーカーの 0 るん辺上現き っ一髷管、 = 濃をは汞〔毛て中につるします。そして、日あたりの まど じかん よい窓ぎわにおき、ゆっ ノり・と上寸間阜」 すいふんしようはっ かけて水分を蒸発させましよう。 けっしようおお やがて日がたつにつれて、結品は大 きくなっていきます。それは、まわり しおみす えんぶん けっしようせいらよう の塩水から塩分をとって、結晶が成長 しおみす するからです。このように、農い塩 けっしよう の中では、 小さな結晶をしんにして、 けっしよう さらに大きな結品ができていきます。 なか なか おお おお

7. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

しゅうかん 會日なたにおいてから 2 週問 , シ ャーレの底にたまった塩の結晶。 かたち どれも四角い形をしています。 むしよく まじりけのない塩の結晶は無色 め、、 ごみがまじって とう明ですが , いたり , 紵日がくつついてかさ ーロ日日 なっていたりすると , 白っぽく みえます。大きさは 2 3 mm しおみす ←濃い塩水の中にあらわれた塩の がた 結晶。サイコロ形をしています。 けっしよう きはん かたち この形が塩の結晶の基本になる かたら 形です。 けっしよう おお なか

8. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

多、 = 2- を : い 』結、水力か のな張す 塩ん面ま のを るか表 しかん しおみすすいぶん すさのてす つぎに農い塩水の水分を、もっと寺間 う光し時 長の水いま い陽とす しようはっ 成よ発 , うみ 太りま くせで " 蒸きてすをかけて蒸発させてみましよう。それに きっさ中 , でれし しおみす おゅま発のに に , 〔蒸レ〕初嵓え底は、盆水をンヤーレにいれて、日あたり たてを一最』結さて まど なしん分 。にさカ ひ日い用れ水 のよい窓ぎわなどにおくといいでしよう。 シう晶面にや しお あさ つよ 日ざしの強い夏の日だと、朝おいた塩 しお すいめんちい みす 水は、昼ごろには、その水面に小さな塩 けっしよう の結晶があらわれはしめます。 しおけっ じかん やかて、時間がたつにつれて、塩の結 おも しようおお 晶は大きくなって重くなるので、つぎつ そこ ぎと底の方へしすんでいきます。しすん えんふん しおみす しおけっしよう だ塩の結晶は、まわりの塩水から塩分を せいちょう とって、さらに大きく成長していきます。 じかん すいぶんしようはっ このように、時間をかけて水分を蒸発 しおけっしよう おお させると、大きな塩の結品ができます。 せ、、ちょう ↓い、ヤ , 新こ = まをこご , は ひる なっ おお

9. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

しつけん し一くえん しよくたくえん しおみす 塩水をつくるときは、ふつうの食塩をつかいます。食卓塩をつ し : くたくえん かうと、水が白くにごります。これは食卓塩がしめらないよう たんさん に、炭酸マグネシウムがまぜてあるからです。まえのべージの しよくたくえん しょ ( えん 塩の結品は食卓塩です。ふつうの食塩よりさらさらしています。 しおみす ・塩水から結晶をとりだす実験 みす 小さじすり きり一ばい 0 コの水 しおみす みすしお はん来ん 濃い塩水をスポイトで かきませても , とけな コップ半分の水に塩を い塩が底にたまり , 濃 とって , スライドグラ ノ」、さじ 5 はいいれて , しおみす スの -E にたらします。 い塩水ができます。 よくかきませます。 き 塩な さ か て て に よ ら き よ ま の が い み ん っ す コ よ く る ま ノレ 十 ど 水手 し は ツ 五 プ を か き 5 ま よ は み・ 四 す の き ま は ツ め ノよ フ 底 プ 小こ み ま ぜ は に ム い さ 半 さ そ と ぜ ま に に - llll. は て し 分塩 せ れ と て の し た カゞ た 塩す け も ま も の 水 で た 濃こ を す・水を ば は 0 い ま と - 皿、お 声す き・約 声を れ り れ け で く と 水キ も ま て り・ を き と の 〇 し け と り 五 れ で で て だ す す か ど よ た よ は の な み ら く と い ん つ さらに塩をノトさじで 3 4 はいくわえて , よ くかきませます。 うえ しおけっしよう 塩の結晶をつくろう ト 0 0 0 0 0 0 0 6

10. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

さらさらとこぼれているのは塩です。塩を 虫めがねでのぞいてごらん。光をあてると、 はうせ 1 きらきらひかります。まるで宝石のようです。 しおーけっしよう これらは、みんな塩の結晶です。このかが やきのなかに、塩のいろいろなふしぎがひめ られています。 しよくえん ・塩は食塩ともよばれ , どこの家庭 の台所にもあります。化学者は , 塩化ナトリウムとよんでいます。