蒸発 - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム 塩 海からきた宝石
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1. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

~ ・ねん、土ー れ海 すいふん 水分が蒸発す一る えんてん すな えんでん だんめんす 會塩田の砂のようすと塩田の断面図。 うえ カ癶、すい 上は海水をまいたばかりの状態。 かいすい しようはつ けっしよう 下は海水が蒸発して , 塩の結晶が すた について白っぽくなった状態。 えんてん 力、いす、、 ←塩田の砂かき。まいた海水の蒸発 えんてん をうながします。塩田の作業は , つよ せい 日ざしの強い 5 9 月までの , 日青 天の日にかぎられます。 し : うはつ しようはっ さきよう

2. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

えんふん この土には土盍・分カく ←ビルマ村にある塩の池。 みす ふくまれているので , あなをほって水をそそ しおみす あか しおみす ぐだけで濃い塩水ができます。塩水が赤いの てつふん っち は , 土にふくまれている鉄分もいっしょにと みす すいふん 水の色は , 水分が蒸 かしだされるからです。 、双ナ 発するにつれてうすくなります。てまえの池 みす カーわ みす むこう側の池は , 水 は水をいれたばかりで , た、、はんしようはつ が大半蒸発してしまいました。 いろ しナ 00 0 0 ◇ 0 C 0 ロ 0 c 0 コ どちルう ①水をそそいで土中の塩分をとかします。 ココ 0 0 0 0 0 けっしよう 塩の結晶ができます。 ②水が蒸発するにつれて , ロ 0 しようはつ 冂 0 「 0 しようはつ 底に塩がたまります。 ③水がすっかり蒸発して ,

3. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

おお 、 0 たん大きなお ( ) にため えんてん 、 0 塩田 0 = = き = す。塩田 0 = 0 = ら、 0 、す。広さ = 約 000 。 海水 0 = , 太陽 0 熱風 0 = = 、蒸発塩 0 結晶 00 表 めん 面・ = 0 。。。塩 0 = 海 0 分を蒸発させ装置です んなは くれ回量 を釦の ( 海ま海す 田ぶま ・ナん告皿一 ( え土り 朝な回 ) 早はー今 日 8 す約 晴を、復約 そうらよう

4. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

、冒ナ すいふん ←水分がほとんど蒸発してしまった池から 塩をとりだします。はじめ濃い色をして みす いた 7k の・色が , 日がたつにつれてうすい 、、け いろ 色にかわってくるのは , 池の底に白い塩 けっしよう の結晶がたまってくるからです。 やま とれた塩は一か所にあつめて山づみにし どちゅう しゅんふつ この塩は土中の不純物がまじっ ているので , まっ白ではありません。 しようはつ いろ いろ でんしようはっち 田の蒸発池の役目をしているのです。 しお しったんあつめて 池からとれる塩は、 ) カた みす かわかし、ふたたび水でしめらせ、型に しお つめて塩のかたまりにします。 け

5. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

の ~ .0 オ・アシス . なか しお 會ワジの中にできた塩の池。土の中の ちかすい えんふん 塩分をとかしてでてきた地下水は , すいんしようはつ ワジを流れるうちに水分が蒸発して , なカ , 塩の結晶をのこします。これが長い ねん tf っ 年月くりかえされるうちに , ワジの 底には塩の結品がたいせきします。 かわぞこ かんき 乾季がきてひあがりかけた川底には , あたりの塩をとかした塩の池ができ かんせん みす ます。あと数日もすれば , 水は完全 に蒸発して塩だけになるでしよう。 っち 上流にふった雨や雪どけ水が地中をするうちに えんふん どらルう 土中の塩分をとかしてワジにでてきます。そのため , いどみす 付近のオアシスの井戸水も塩からい味がします。 告皿 しようはつ

6. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

しおいけ しおけっしよう 會塩の池の岸べにできた塩の結晶によるしま ひる よる みすしようはつ もよう。昼と夜とでは , 水の蒸発する量が ちがうので , このようなもようになります。 ひるま 白く濃いところが昼問できた部分。 4 を。ロ 小ぶん 0 すいめん けっしよう 會池の水面にうく塩の糸士日 まるで ik がはっ ーロ日日 0 しおけっしよう しようーまっ たようです。 , こでも塩の結晶は , 蒸発の すいめん」、 きん あっ さかんな水面付近からできます。厚さは , 0 . 5 ~ ーほどあります。 ←池でみつけた宝石のような塩の結晶。大き しやしん さは一辺が一 2 mmo 四ページの写真とく この結晶も逆ピラミ らべてみましょ つ。 これも , もとをただせば , 遠 ッド形です。 いむかしの海がふるさとです。 はうせき いけ おお きやく

7. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

・塩の船をつくろう しつけんおう いままでおこなってきた実験を応 用すると、さらにおもしろい実験が できます しおみす 農い塩水をいれた水そうの中に、 ふね 竹ひごでつくった船をしすめておき すいふんしようはっ ます。すると、水分が蒸発するにつ しおけっしよう れて、竹ひごのまわりに塩の結品が は、っせき つき、やがて、宝石でかざられたよ 京ね 、つな ( 夫しいになります つつく ふね 美しい船をつくるこつは、水そう しす にごみかはい、らはいト小、つに、一かに、 みすしようはっ ゆっくり水を蒸発させることです。 よ、つ 1 ー しお うつく 7. ひたり いと ←竹ひごとモメン糸でつくった船のもけい ( 左 ) を , しゅうかん しおみす 濃い塩水のはいった水そうにつけて約 3 週間後 , 水そうからとりだした船は , まるで宝石でかざら れたようでした ( 下 ) 。 はうせき

8. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

いけすいめん 池の水面にういた塩の結晶。最初 しようはつ すいめん は , 蒸発のさかんな水面にでき , やがて底にしすんでいきます。 いけすいめん けっしよう ・池の水面をすくうと , 塩の結晶が いつばいとれます。 ・当に いのちの泉ーー塩の池 しお きようわこく ニジェール共和国のビルマ村では、塩 をとりだすための池をほっています。 えんぶん とち ふきん この付近の土地には、塩分がたくさん ふくまれています。だから、あなをほり、 えんぶん みす 水をそそぐだけで、まわりの土から塩分 しおみす 」がとけだして、濃い塩水ができます。 しおみす できた塩水は、さばくの強い日ざしと すいぶん かぜ かわいた風をうけて、水分がどんどん蒸 はっ 発していきます。 やく みす 水を池にそそいでから約三か月、池の しおけっ そこ しようはっ みず 、水はほとんど蒸発して、底の方に塩の結 しお しよう 晶がたまります。つまり 塩の池は、揚 てんびえん はまえんでん げ浜塩田でつかっているかまや、天日塩 いすみ つよ むら っち は、つ げつ しよう

9. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

△塩がついた砂をあつめているところです。入 はましきえ人てん 浜式塩田は , 気篌や地形にめぐまれた瀬戸内 地方に発達しました。 ・流十民塩田 しやめん 水もれのしないゆるやかな斜面に海水を流し , 水分を蒸 しおみす しおみす この塩水を , 竹の小えだ 発させて濃い塩水をつくります。 ししよう力、 しようはつ さらに水分を蒸発させ , などで組みたてた枝条架にかけて , しおみす できた濃い塩水を釜でにつめて塩をつくります。 よる しようはつ 風さえあれば , くもった日や夜でも蒸発がすすみ , 多量 いリはましきえんてん の濃い塩水がとれます。入浜式塩田のように , をあつめ たり海水をまいたりする労力がはぶけました。 ねんたい 昭和 30 年代 , この方法でさかんに塩がつくられました うカ・はん 冫ル下盤 いリはましきえんてん ・入浜式塩田 ひかた 江戸時代のはじめから発達した大規模な塩田です。干潟 を堤防でかこんであります。 まん′ロう 満潮のとき塩田内の溝に引きいれられた海水は , 塩田の 砂にしみとおっていきます。 しおみす 濃い塩水をつくる方法は , 揚げ浜とほとんどおなじです が , 海水を運ぶ労力はいりません。 ていはう 堤防 す、、ふんしよう △流下式塩田の枝条架。立体的にして、いっそ う水分の蒸発をさかんにする襲置です。やは り瀬戸内地方に多く発達しました。 マ塩づくりは塩田におけ、る農業的な 0 ナトリウムイオン 塩づくりから , 工場の機械による △ 塩素イオン 工業的な塩づくりにかわりました。 濃い塩水 しし : うか 枝条架 ・イオン交膜法 海水にとけている 3 % の塩を電 気のカでとりだすしくみです。 膜をならべてたくさんの部屋を っくり , そこに海水を流しながら 電気を通すと , 塩分が濃くなる部 屋と , うすくなる部屋が一つおき にできます。このうち濃い塩水を あつめてにつめ , 塩をつくります。 昭和 47 年以降 , 日本における塩 づくりは , すべてこの方法です。 らから ぞを面朝亟、、 = コナトリウムイオンだけを通す膜 ー塩素イオンだけを通す膜

10. 科学のアルバム 塩 海からきた宝石

てんびえんでん てんびえんでん たいよう 天日塩田では , 太陽エネルギーと風の力がたよりです。 しおりよう きしようしようけん とし その年の気象条件によって , とれる塩の量がちがいます。 ・天日塩田のしくみ のつ 0 , 0 ちょすいち 0 貯水池 しようはっち 蒸発池 /. ・みノろ 0 0 てんびえんでん りし当っ 天日塩田は、入江や潟などを利用して いくつもの池をつく そこに海水をひ すい気んじようはっ きいれて水分を蒸発させます。 しおみす 海水はだんだん濃い塩水になりながら、 しお つぎの池に流れていき、最後の池で塩の けっしよう 品になります しおけっしよう ここでできる塩の結晶は、ゆっ せいちょう おお・ 成長するのでとても大つぶです。 ジーランドのグラスメア湖にあ しおけっしよう てんびえんでん る天日塩田では、塩の結晶ができるまで けっしよう やくねんはん 約年半かかり、できた結晶はくつつき あって、十センチ以上もあります。 た。カ につばんあめおお しつど 日本は雨が多く、湿度も高いので、天 しお びえんでん 日塩田による塩づくりはむいていません。 かた みうみぬま ※潟は砂丘などで外海とへだてられてできた湖や沼。 かいすい さきゅう そとうみ いじよう カた かいすい てん