たいよう ク陽てま 太陽をさぐる目 ト ~ しレ玉、つ びぐ 鏡ちさ 太陽は、なにもかもとかしてしまうあついガスの球です ッみを かせい キ冖望につ 月や火星のよ、つに、ロケットでいってしらべることはできまの〕陽十み カ ( 太ち地ひ たいよう カかノ、しゃ でんば るをの せん。それで、科学者は太陽の光や電波を、いろいろなガ決 メあ晃 たいよう にの、太す でとらえて、太陽のふしぎをけんきゅうしています。 つき よ、つま、つ
あど・かき ま、にち 太陽が毎日てるということがあまりあたりまえなので、わたしたちはふだん たいよう 太陽がどんなにすてきな星かについて、わすれていることがあります。きみが たいようねっ おいしいおいしいといってたべるくだものややさいも、太陽の熱と光のおかげ でたきくな「たものですし、楽しいドライプができるのも、たむかし太陽がそ どうぶつ せきゅ だてた動物や植物が地下にうもれてできた石油のおかげです。 ちきゅうしよう たいよう 地球上のあらゆる生きものにとって、太陽ほどたいせつな星はありません。 もういちど外に出て、陽にむかってたごえで話しかけてごらんなさい。わた はしたいよう よぞら したちにいちばんちかい星太陽は、夜空にひかる星たちのだいひょうせんしゅ として、宇宙のナゾをきっときみに話しかけてくれることでしよう。 このうつくしい太の本は、対幇の争乢史生や水稲たをは しめ国棒愀饉の楙巷ル賤や恥山ひさ女生、さらに亜題た既さん、 た野裕暉さん、岡本夫さん、佐藤一さん、富岡啓行さんらたくさんの方々 しよばうやましたはるお のご協力でできあがりました。また、あかね書房の山下明生さんからは構に れいもう ついて熱心なアドバイスをしていただきました。あっくお礼申しあげます。 藤井旭 たいよう きようリよく しよくぶつ ひかり ふじ あきら
ようこうろ せんひやくど 鉄をどろどろにとかしてしまう溶鉱炉でさえ千五百度くらいですから、六千 度というおんどかどんなにあついか、そうぞうできますか。 たいレっ こんなにあつい太陽のなかでは、鉄でもでもあ「というまにとけてしまう ばかりではありません。すっかりガスになってしまっているのです。つまり太 よう 陽の正体は、もえるガスのかたまりなのです。では、ガスならどうしてとびち ちきゅう ってしまわないのでしよう。それは、地球の二 十八ばいというすごくつよい引力にひつばられ ているからです。どうして、そんなにつよい弓 んじ がお んど いす き赤にま はとて ~ ~ 南し 太し転 たりじ自 きわに でま、つ でくよ スやる ガはれ しようたい もし体重 40 キログラムのきみが太陽にいったらⅡ 20 キロ たいしう グラムの体重になってみうごきもできないことでしよう ちきう 會太陽の弓 1 力は地球の 28 ばい。 た、、しルう 、、リよく いんりよく せん
ちょっぴりかけるふふん日しよく・ 太陽をさぐる目・ たいよう 太陽のしんたいけんさ・ 太陽の正体・ 太陽のエネルギー たいよう 太陽のさいご・ 太陽のかぞく・ たいよ、つ 、つごく太陽 . 0 、つらゆう 宇宙から見た太陽・ 5 たいよう 太陽を見よう・ あとがき一・ しようたい たいよう 写真は、太陽の紅炎 イラストレーション藤井旭
* もくじ もえる太陽・ 2 しぜんげんしろ 太陽は自然の原子炉・ 4 太陽のホクロ黒点・ 5 こくてん 黒点の正体ー しようたい 黒点の正体 2 ・ 9 こうえん ふきだす紅炎・ しんじゅ色のコロナ・ 太陽のはにじの色・ 太陽は一つの星・ たいよう 太陽の子どもたち・ たいようけい 太陽系のかわりもの・ たいよう 太陽の、つごき・ たいよう 大きく見える太陽・ 3 きせつ たいよ、つ 季節でかわる太陽のいち・ くろ 黒い太陽ーー、・、・日しよく・ ゅびわのような金見日しよく・ おお 1 8 1 6
* 太陽の正体 強」より ひかり ちきゅっ たいよ、つで トルといえば、太陽を出た光が地球にとどくのに八分もかかってしまう距離で たいよう ぶん たいよう ま見ている太陽は、じつは八分まえの太陽のす す。ですからわたしたちが、い がたなのです。 たいよう ちきゅうひやく たいよ、つ 体せきでくらべると、太陽は地球の百三十万ばいもあります。つまり太陽の まんこ なかに地球をつめこむと百三十万個もはいってしまうわけです。いま、まいにち ちさゆうたいよう つよ ) こ 一個すっ地球を太陽のなかにつめこんでいくとすれば、太陽のなかい ちきゅう せんひやくねんちか 地球をつめおわるのに三千六百年近くもかかってしまうことになります。 まん ちきゅう 体せきが大きいわりにめかたはかるく、重さは地球の三十三万ばいしかあり ちきゅうたいよ、つ ません。もし、地球を太陽とおなし大きさにしてはかりにかけたとするとだん たいよう おお ちきゅう ぜん地球のほうが重いのです。大きなからだのわりに太陽がかるいのは、太陽 がガスでできているからです。 たいよう ぎらぎらかがやく太陽はものすごくあっそうです。ですから人がちよくせ たいよう っ太陽のなかにおんどけいをつつこんで、おんどをはかるわけにはいきません。 でも、地球にとどくやをしらべると、だいたいのおんどをしることができ ちゅうしん せんど たいよう ます。それによると、太陽のあっさは、表面で , ハ千度、中心のあたりではなん せんひやくまんど しいます。 と千五百万度にもなっていると ) おお ひやく おお ひょうめん おも
ちきゅう たいしキつけ、 ちゅうしん わたしたちの地球をはしめとする、すべての太陽系の星が、太陽を中心にし たいよう てまわっていると ) しいましたが、それでは太陽は中、いにいてしっとしているの でー ) よ、つか * うごく太陽 ねんなんびやくねん 十年、何百年かかってまわっています。有名なハレー彗星は、七十六年ごとに あらわれますが、こんどは一九八六年にあらわれます。 ちきゅう たいようけい 地球のなかにとびこんできてひかる流れ星も、太陽系のなかいちめんにただ たいようけい よっている小さなちりですが、これもりつばな太陽系のかぞくの一いんです。 ねん ゅうめい 一わく星の % 、 ねん たいよう 會うごいていく太陽。
ちゅうしん 中心にある年とった星 ひょうめん が , 表面のガスをふき とばしたところです。 たいよう おくわん 太陽も 50 億年後には , こんなすがたになるこ はし * 太陽のかぞく たいよう すっかりなくなり、すべての生きものは、むしやきになってすでに死にたえて いるにちがいありません。 たいよう ぎりぎりにまでふくれあがった太陽は、こんどはきゅ、つにしばみはしめるこ おくねん とでしよう。あるいは一億年ぐらいもえる力をいつべんにつかいはたして、も のすごいいきおいで、ばくはっしてしまうかもしれません。 たいレう ちきゅう どちらにしても、さいごには地球ぐらいしかない、ちつばけな太陽になって 、っちゅう しまい、やがてくらい宇宙のなかで、ひえてきえてしまうとかんがえられてい ます。 おくねん たいよう 太陽がきえてしまう ! でも、これはまだ五十億年あまりもさきのことです から、きみがいまからしんばいすることはありません。 たいよう ちきゅう 地球のように、太陽の引力にひつばられて太陽のまわりをぐるぐるまわって いるを、まとめて太陽系とよんでいますが、どれもしぶんではひからない たいようひかり で、太陽の光をはんしやしてかがやいています。 ちきゅう たいトっナい 太陽系のおもだったなかまは、地球のように大きな九つのわく星ですが、太 陽にちかいほうから水星、金星、地球、火星、木星、土星、星、渺王星、 みち めいおうせい 冥王星というじゅんしょで、それぞれきまった道すしをえがいてきちんとまわ たいよう 、んりよく ちから おお
なっ ( たいよう かっとてりつける夏の太陽。 たいよ - っ ばかぼかあたたかい冬の太陽。 ひるま 明るい昼問をつくり、花をさ かせ、くだものをみのらせる ちきゅうあめ のも、地球に雨をふらせるの たいよ、つ も、太陽のしごとです。 おく 一億五千万キロメートルも はなれたところから、わたし ひかりねっ たちに、かぎりなく光と熱を たいよ、つ プレゼントしてくれる太陽は、 すいそ 大ぶぶん水素ガスでできた、 ち - きゅうちょっけい 地球の直径の百九ばいもある 巨大なあついガスの星です。 一 - よ担」い もえる太陽 せんまん ふゅ ・太陽は , すべての生きもののいのちのみなもとです。 たいよう
ぎんカーけい 會天の川は , 銀河系の中の無数の " 太陽 " のむれです。 びようかん いま、一秒間に三十万キロメート 6 ルのスピードですすむ光でいって三 磽十年かかる距艪、つまり、三十光年 會の距離からながめたとしましよ、つ。 ひやくこうねんきより たいしっ すると太陽は、四等星という暗い星になります。もっととおく百光年の距離か あか らながめたとすると、七等星という光のしみのような明るさにしか見えません。 わたしたちので毖える星は六等埴までですから、百光年もはなれたとこ ろから太陽をみつけるためには、もう望巡をつかわなければとてもだめです。 、つらゆうじん たいよう たいよ、つ 太陽でさえ、こんなちつばけな星にしか見えないのですから、宇宙人が太陽 ちきゅう たいよう という星をみつけたとしても、太陽のまわりに地球というわく星がまわってい て、ゃいきものがすんでいることをみつけることは、とてもできないこと 太陽畛 . とうせい とうせい きい星かたくさんあります。ただ、 ものすごく邏くにあるので、あんな に小さくしか見えないのです。それ では、よその星にすんでいる字宙人 たいよう がぎやくに太陽をながめたとすると、 いったいどんなに見えるのでしよう こうねん