/ ヾイキ、 、地球 打ち上げ 、 1973 年 、 11 月 3 日 ツの坙ー 0 接近 金星い 974 年太陽 ー 2 月 5 日 0 ′ わくせいたんさき * 惑星探査機のどらえた映像 1975 年 8 月 20 日 ー火星。 水星 接近 1974 年 3 月 29 日 1974 年 9 月 21 日 1975 年 3 月 16 日 地球 0 打ち上げ方ぅ 1975 年 8 月 2 0 日 到着 1976 年 6 月 すす ひろ まいびようすう 太陽系はとても広いので、毎秒数十キロメートルで進むロケットでも、はか なんねん つき の惑星に到着するのに何か月も何年もかかってしまいます。月以外、人間が字 ちゅうせん ちよくせつわくせい いまのところできません。 宙船にのって直接惑星の探検に出かけることは、 すうねんかん カかノ、、ーしゃ そこで科学者たちは、ここ十数年間に、マリーナやバイキング、ポイジャー もくせい むしんわくせいたんさき きんせい などの無人惑星探査機を水星や金星、火日亠、木星、土星へと送りこんで、惑星 おく の世界をさぐってきました。しかし、送りこむのはかんたんではありません。 わくせい ひこう さいしようげんねんリようやす 最小限の燃料で安あがりに飛行するためには、惑星めがけて、まっ すぐにロケットを飛ばすわけにはいきません。時間はかかっても、わざわざ大 医」ど、つ わくせい たんさき みち まわりの道のり ( ホーマン軌道 ) をとって、惑星と探査機がうまく出あうよう に打ち上げなければならないのです。 とお つうしん と「号 第二に、惑星までの距離が遠いため、通信の電波が なんしかん とどくのに何十分も何時間もかかってしまいます。 イ、軏たとえば、木星のそばを通過しながら誌測をおこな ちきゅう たたマったポイジャー 2 号からの電波は、地球までとどく ちきゅう 」んカん かかはのに五十二分間もかかりました。ですから、地球か むむ らいちいち測の指を送ていたのでは、たいせ 星の 水力火道 つな測時間をむだにしてしまいます。 せかい とうちゃく えいそう すいせい
ャ 土星 0-0 1981 年 8 月 27 日 ポイジャー 2 号のコンピューターには、あらかし めどんな測をするのか、プログラムが組みこまれ はんだん カんそく ていて、ポイジャー号自身の判断でどんどん観測し、 おく せつけい そのデータを送ってくるように設計してあります。 なんおく もちろん、何億キロメートルもはなれたところか ちきゅう てんば 、ら、はるばる地球にとどく黽波はごくかす・かな 9 もの ちきゅう です。それをとらえるために、地球の いくつかの場 所に、直径が六十四メートルもある大アンテナがっ くられました。これまで、わたしたちが見てきた惑 しやしん たんさき 星の表面のカラー写真は、こうして探査機がテレビ カメラで写し、はるばる送りとどけられたものなのです。ただし、ふつうのテ 」木のの 。そぎす かたおく かぞう レビ画像とは少しちがったやり方で送られてきます。 のと がめん ポイジャー号の場合には、一枚の画面が六十四万個の点からできていて、そ あか す、つし 号いか加な のひとつひとつの明るさの強さや弱さか、 1 と 2 の数字の電波におきかえられ 2 ってに ちきゅう と 3 近し、つ カか / 、ー」や 「号に〔用よて地球にとどけられました。科学者たちは、その数字をコンピューターで処理 カ 1 て、つ 「惑をか し、合成しなおして画像に再現したのです。 ヤの」カむ あお しやしん ジとい弓に カラー写真の場合は、青、オレンジ、緑の三色のカラーフィルターで色わけ イない星 ちしよう しやしん ポ娵星「弓わ。危 して写します。それを地上でとらえ、合成してカラー写真として見られるよう 1980 年 11 月 13 日 木星 1979 年 0. 1979 年 7 月 9 日 0 3 月 5 日 木星 3 打ち上げ崋 1977 年 8 月 20 日 火星の 打ち上げ 1977 年 1977 年 9 月 1 日 8 月 20 日 2 王月 月 6 海王星へ 0 0 せい ひょうめん みどリ
おくわん いんせき 2 億年ばかりまえ , 地球に隕石がしようと つしてできた , 直径 60km の大クレーターの しんこうえいせい あと。カナダにあり , 人工衛星から写した ものです。 こわれた小さなかけらは、大きく成長した惑星や衛星につぎつぎに 5 ふつかって、その表面にクレーターをつくりました。つまり 、水星や むすう つき かせい 月、火星、木星の衛星にある無数のクレーターは、そのころ、それら のかけらがしようとっしたあとなのです。 ちきう おお もちろん、地球にも多くのかけらかふつかってきましたが、地球上 みす かせ では、水や風、地震などの作用でそのあとがはとんど消されてしまっ カ′てノ、、 らきうしよう たのです。しかし、最近では人工衛星などの 測によって、地球上にも、その しようとっ時代につくられたクレーターらしい地形かみつかりだしています。 どせい 木星や土星などでは、ガスの惑星ですからあとはのこりません。なお、地球 きんせい かざん や火星の衛星イオ、金星などには、火山でできたクレーターもあります。 金星には海があるのか ? おんど きあっ こうおんこうあっ 金星の表面は、温度が約四百八十度、九十気圧という、たいへんな高温高圧 げんざい きんせい の世界です。ですから、現在の金星に海はありません。しかし、 いまから四十 おくねん きんせい たんしよう おくねん おくねんあいだ ひょうめん 六億年まえに金星が誕生してから、五億年から十億年の間は、金星の表面を深 みす かんカ ・刀カノ、ー ) や さ九メートルでおおうほどの水があったのではないかと考える科学者もいます。 みす たいよう では、その水はどこへいってしまったのでしようか。それは、その後、太陽 あっ しようはっ がしだいに熱くなったため、ぜんぶ蒸発してしまったらしいのです。六ペー ひょうめん しやしん の金星の表面のカラー写真をみると、赤つばく見えます。これは、鉄ぶんがさ きんせい きんせい きんせい かせい せ力い ひょうめん もくせい ひょうめん ひやく おお せいらよう きんせい ちきうしよう ちきゅう
密度 惑星から 体積 重さ 衛星極大光度 見た太陽 の数 ( 等 ) ( 地球 = 1 ) ( 地球 = 1 ) ( 水 = 1 ) の大きさ ( 度 ) ( 分 ) ( 秒 ) 0 .056 0 .055 1 。 22 ' 40" 44 ' 15 " 0.815 1 .000 0 . 107 太陽からの わくせい 惑星 距離 ( 億 km ) 水星 0 . 5791 きんせい 1 .0821 金星 1 .4960 地球 火星 2 .2794 木星 7 .7833 土星 14 .2698 28 .7099 天王星 44.971 海王星 59. 135 冥王星 直径 (km) 公転周期 自転周期 88.0 日 58.7 日 4 ′ 880 ー 243.0 日 224.7 日 12 ′ 112 ( 逆行 ) 365 .26 日 23 時問 56 分 4 秒 12 , 756 24 時間 37 分 23 秒 6 ′ 780 11 .86 年 9 時問 50 分 30 秒 142 ′ 800 29.34 年 12 の 800 10 時問 14 分 ー 1 1 時間 84.44 年 47 ′ 600 ( 逆行 ) 1 年 16 時間 166. 50 ′ 220 249 . 6 年 6 日 9 時問 ・太陽系惑星のデータ。 球 天 り そ 星ま で て と そ 星 木きも ま つ 地ち王 す で や は か の い 星 っ と の た い 球星、 き ま 大を つ 火ゕ よ 特き い ち 幵リが が の カゞ と 星こ オこ 幵リが っ す 部 - 、、た ほ あ り ち の は、 か 惑を海 3 が 対を ゆ は も す 0 氷ん か れ っ よ の 星王弩 っ 約 ! た た 大 し ば む は が っ に 逞ぉ ク ) つ の 星 十 き て く が も は と い 地し特き な 水こ時し り 十 ろ そ の し ) 正」大伝素そ間の 木き 自し 四 面 ち ど て 王 み く り 地ちの 星転一時し 球中旁体 ( 、陽当 に を よ い 星まん さ ま と は ん 幵リが か は な で と へ ど て で で 自し で ち は れ リ の て 転え惑々 木を 氷地ち を か し、 イ町ぃ か 属て 球も 回 3 周星 回 3 自し ま せ星せか と よ ム っ . こい い は す 車云ー な 転一期き 転ー ら し 幵リが を 幵リか 幵リか こか く っ っ ど し て し な は の っ に い の の 土ど 成の 期き た も 或わ く っ 地ち カゞ て い、 水こが 小をま 星分厚第 球を し ん さ ま の 星ほ か、 さ す 星長 な い ま と 幵リか や ど な の に ぇ 短 : く で 丿 ( を い 方 て 土どか の ど は の く も い 軽 3 は 気き ま き い カゞ と ま た の 当三い 石 す で 大 : : で お は 地ち つ く そ す す し 星 や 球か き 軽 3 お り 星 し や す ま 幵リが な、 い わ れ ち か 並ん 地ち属て くれ も よ た の つ ー 4.4 0 0 0 . 857 1 31 ・ 59 " 1 .000 687 日 ー 2 . 6 2 0 . 150 1 ′ 320 もくせい 16 6 ・ 09 317.9 どせい ー 0 . 4 21 3 ・ 22 " 1 ' 41 " 1 ' 04 " 95 . 17 740 十 5 . 6 十 7 .9 十 14 てんのうせい 5 14.56 61 60 カーおうせ、一 3 17 .24 めいおうせい 2 , 400 ? 1 49 " 0.002 ? た、、ようけいわくせい てんのうせ、 0 44
めいおうせい 太陽系には、いちばん外側の冥王星まで、九個の惑星が知られています。太 陽のまわりをまわる惑星は、もうこれでおしまいなのでしようか 医」と、つ 、とカメ めいおうせい カかイ、しゃ ある科学者の誌算によれば、冥王星のすっと外側の軌道をめぐる、地球大の ひやくおくねん しいます。太陽系 惑星ができあがるには、百億年以上の時間がかかるはすだと ) たんしよう 呶星の」太る 彗星らくすは、誕生してからまだ五十億年もたっていませんから、とうぜんそんな惑星は、 る彗かてま めいおうせい 冥王星の外側にはないことになってしまいます。 てろそやて めいおうせい っこ , るれ しかし、彗星の中には、冥王星のはるかかなたまで出ていって、ふたたび やとてばわ てんのうせい しゅうきすいせい らたいるい いくつかしられています。天王星や海王 かれてはとターンしてもどってくる周期彗星も、 カ てない カんそく ははまてい星、ハレー彗星などの動きをくわしく観測してみると、原因のわからない、一 のもりしな れ系」年とざは つきがあるのがわかります。このすれは、わたしたちのまだ知らない第十番目 陽「一光がめで い太 13 雲い陽の の惑星の引力か、えいきようをおよばしているのかもしれません。 よ′て、つ これまでにも、未知の惑星の予想俺置を誌算し てさがしましたが、みつかりませんでした。冥王 星のすっと外側の惑星にとどく太陽の光はわすか は、つ、疋んきよう で、望遠鏡でみつけるのははとんどむりです。惑 せいたんさき 星探査機でさがすしか方決はなさそうです。 * 十番目の惑星のなぞ 0 0 せい 、とか 、とか しよう 「てレ」カツ・ ちきゅうたし かいおう
お む 数弯水手 お ての十月き でし億の の も わ きよ年地ち ク れ たっ月リぇ彦、 もと て レ のつ無む タ な ま すさのま す ら小か さ天ーら れ体こ数 0 月の世界 つき し )
な ) たいようけいてんたい れんは一一の 惑星の探検をつづけているうちに、みなさんは、きっと太陽系天体について ばばしペペ よちた 5 四スす いくつもふしぎにおもったことがあるでしよ、つ。ここでは、そのなぞのい といわ と力い 毎し の一さ丿の星てかについて、しらべることにしましよう。 ちきゅう 。東タのーも ~ 衛に 0 なぜ地球にはクレーターがないのか ? る一でものの あレま星」星よ むすう にクわ水」木と これまで探検してきた惑星や衛星などの表面には、無数のクレーターがみら 面 ~ 大が 8 ののの とト , ンジも 月るそタ 1 、 れました。どうして、あんなにたくさんのクレーターかできたのでしようか。 すうおくねん た′んしよう それは、太陽系が誕生したころの、数億年から おくねんこ 十億年後くらいの、太陽系内のようすと深い関係 があります。そのころの太陽系の中には、惑星の たまごの微惑星がたくさんうかんでいました。お こ、、、いにぶつかりあいなから、あるものはこわれ て、小・さなかけ、らになり土ー ) た。 たいようけいてんたい * 太陽系天体のなぞあれこれ げんしたいようけいせいうん ところで、惑星になりそこねた原始太陽系星雲のガスはどうなったのでしょ とお ちか うか。太陽に近いものは、やがて太陽にのみこまれ、遠いところのものは、太 げんしちきゅう よ、つ たいよ、つかせ 陽からふきだす強い太陽風にふきはらわれました。原始地球をつつみこんでい つよ しかいせん たこいガスも、太陽の強い紫外線により、すっかりとりはらわれてしまいました。 ひょうめん
てんのうせい あ 0 輪のある天王星 よ、つ、えんきよう す 0 定 望遠鏡ではみえ まよ予 てけませんが、天王星 しく印 ん一ムん て宙〒か にも輪かあります。 し自て 既系のた騁惑 し星には、輪がある お王 のかふつうのよう です。 か」年 ち ←天王星の輪だけを特殊な写 真に写したものです ち地は と 2 なャ よイ みポ はす 星ま 天あ てんのうせい てんのうせい てんのうせい
0 クレーターはいん石のしようとつのあと むすう なんおくねんむかし 水星のクレーターは何十億年も昔、無数の てんたい 小さな天体がぶつかってできたものです。 せき ばんち ←水星のカロリス盆地。よくみると、巨 どうしんえんしよう 大な同心円状のクレーターかみえます せん おおむかし 直径は千四百キロメートル。大昔、よ ほど大きな天体がしよ、つとっしてでき たのでしよ、つ。 おお ひやく てんたい
げんしたいようけいせいうん 0 左の図は , 原始太陽系星雲の中から , いまの 太陽系ができあがるまでのようすをしめした たいようけい おくねん ものです。太陽系は , およそ 46 億年まえに誕 ひたり ( 4 ) 現在の太陽系 ( 3 ) 微惑星どうしのしようとつ びわくせい ( 2 ) 微惑星ができてくる びわくせい 断面 たんめん い ) 原始太陽系星雲 げんしたいようけいせいうん 断面 たんめ / 、 大な くし 微びま 太をな 球す 球だ 火力星 星ま誕 水こが 近ネ星 微び十 陽当始し 星長 3 年な イヤに 数か か / 、か 生したと考えられています。 と ろ で 太を に 金え 星ま 地ち 火力 星 い」か ・石・ん 石 で で き て て か た し て 生 し た の で 万 も た ーっ っ ち に と っ と っ 地ち ほ ど の か た ま り 0 こ な て し ま し た し カゞ ら 雪鷲 だ る ま ク ) よ っ に ん た、 ん 大 き く な っ て き ま た そ し あ つ た も の は そ の ま ま く つ つ き あ い さ ら に ほ か の 星 と し よ と を く ま し た で す か ら あ ち ち で し よ と つ が お り た ゆ っ り か の 数挈 は ざ っ と 十 個こ ほ ど で 原 始し 陽当 系こま 星 雲 の 中旁 で ひ し き あ つ て さ 或わ成め し よ ば れ る も の り し た は し や て く七 ペ : こ あ る 星せ い の 星 フ オ ボ ス や ダ イ モ ス ほ の そ れ が し に よ あ て ・云・・ん の の あ ち ち に 小を さ な か た ま と