水素 - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム 惑星の探検
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1. 科学のアルバム 惑星の探検

かる 地面をもっています。これは太陽に近いところでは、軽い元素は 4 たいよう びわくせい 太陽の熱のため、みんなガスになっていて、微惑星のもとになっ きんぞく たちりは、鉄やニッケルなどの金属、それに砂つぶのようなほこ ) はかりからできていたからです。そんなちりがあつまってでき ちきゅう がんせき たため、地球のような岩石のかたまりになってしまったのです とお みす 一方、太陽から遠いところでは寒いため、アンモニアや水など は、みんなこおってつぶになっていました。ですから、太陽の近 しよう わくせい くより、四倍以上も惑星をつ くりだすための材料がありました。 氷つぶでさえ惑星をつくオオ、 りごすオ料となったわけです。 ざいリようおお げんしわくせい おお 材料が多いのですから、とうぜん原始惑星のからだも大きくな ります。大きくなれば引力も強くなって、水素やヘリウムからで げんしたいようけいせいうん きている原始太陽系星雲のガスをも、大量にひきつけることにな きんぞく ってしまいます。こんなわけで、行や金属、氷からできている県 しわくせい あっすいそ しゅうこうぞう 始惑星の上に、厚く水素やヘリウムのガスがとりまいた二重構造 もくせいかたわくせい の巨大な木星型惑星ができあがったのです。 しようたい おお もくせいかたわくせい 木星型惑星の正体は、多すぎるほどのガスをかかえこんでしま った、原始惑星のなれのはての姿というわけです。からだの大き かる さのわりに、軽いのもうなっけることでしよう えいせい 火星の衛星フォ ポス。はじめの ころの太陽系に は , こんな大きみ , え さの微惑星が無 数にできました。 ←はげしい活動を 、ぐミする太陽 0 ナ。 いまも太陽風が ふきでています。 っぽう すがた おお

2. 科学のアルバム 惑星の探検

たいよう もくせい どせい 0 太陽や木星ににている土星の本体 土星は木埴のつぎにたきな惑星です。 発部永が水素と ~ リウムからできていて、 みす かる わくせい 水にうかぶほど軽いガスの惑星です。 なカー ←土星表面の曇の流れ。 あちこちにうずまきが もくせい みえていますが , 木星 な力、 のはげしい雲の流れに くらべると , ずっとお となしいようにみえま どせいひょうめん せきどうふきん もくせい どせい ←土星の赤道付近。こ , では木星の風より 5 倍 びようそく もはやい , 秒速 500 m の強風がふいています。 ただし , 緯度が高くな よわ るにつれて弱まり , 40 度付近でやみます。 どふきん

3. 科学のアルバム 惑星の探検

0 太陽ににたガスのジャンポ惑星、木星 地球の直径の十一僵、木星は太陽系一の巨人惑星 です。地求とたちかいなのは、おもに、水素と ~ リ ウムからできていることです。かかやいてはいませ たいよう もくせい んが、木星は、むしろ太陽ににているのです。 一農 くも きん せきどうはうこう しやしん 會木星の表面を写した写真を赤道方向にそってつなげた會木星の表面付近で , わき上 せきどうふきん もの。木星の自転は , 赤道付近がいちばんはやく , 緯がったり下がったりする雲 せつめ、、す なカー の流れを示した説明図。 度が高くなるにつれておそくなっています。 ひょうめん もくせい ひょうめん もくせい もくせい

4. 科学のアルバム 惑星の探検

ちき塘う 地球 ら“をし人かく第てつ ( 球の中心核は鉄・ニッケルなど ) にしたものなのです。 けんきゅうもくてき しやしん カカノ、しゃ これらの写真をもとに、科学者たちはいろいろな研究目的につかえるように もくせい しやしん くふうしました。たとえば五ページの水星の写真や、二十七ページの木星の衛 しやしん 星、エウロバの写真などは、たくさんの写真をモサイクのようにはりあわせ、 ひろ がめん 広いはんいの画面につくられたものです。 また、二十五ページの上のイオの火山の写真は、コンピューターで色を強調 ふんか おな し、噴火のようすがわかりやすくしてあります。同しように、三十二ペー こうぞうせいしつ くへつ 土星の輪の色なども、しっさいの色ではなく、輪の構造や性質が区別しやすい ように、わざと色わけが強められています。 ちきゅうかたわくせい もくせいかたわくせい * 地球型惑星ど木星型惑星 も、ぐせい 水素・ヘリウム カ , いそうよ 外層部 どせい らうしん、く 鉄・氷など つよ もくせい すかお わたしたちは、これまで惑星の素顔をみて きて、太陽系の惑星が、二つの種類にわけら 一造 構れることに気がっきました。 い立ロ かんせき い内ひとつは、岩石でできている地球によくに きんせい ちきゅうかたわくせい 星た地球型惑星で、水星、金星、地球、火星が あっ そく 球これに属します。もうひとつは、ぶ厚い大気 どせい もくせい ′、わくせい もノ、せいかた ・におおわれた木星型の大惑星で、木星、土星、 かざん しやしん しやしん ちきゅう ちきゅう きようらよう かせい

5. 科学のアルバム 惑星の探検

ねん わくせい 惑星の位置は 1983 年のもの ( 地球から内側は , はぷいてあります ) うちカーわ 雲となってただよっていました。 たいようけい てんたい えいせい しつは、この星雲こそが、あらゆる太陽系の天体、星や衛星をつくるもと げんしたいようけいせいうん になった「原始太陽系星雲」とよばれるものなのです。もちろん、この県始 ようけいせいうん わくせい せいうん 陽系星雲がそのまま惑星となったわけではありません。星雲の大部分は、水素 とヘリウムというガスだったからです。 わくせい 惑星をつくる材料となったのは、そのガスの中にちりやほこりとなってうか すな すいしようき んでいた、ごくわすかな鉄ぶんと砂つぶ、それに水蒸気や氷つぶなどでした。 60 億 km 、火星 20イ意 km 40イ意 km し一、わくせ、 小惑星 木星 土星 . 冥王星 ざいリよう て人のうせ、 天王星 げんしたいようけ、、せ、 1 うん 原始太陽系星雲 もくせいどせい 木星土星天王星海王星冥王星 太陽 ( 星曇肉で單のできたところの位置 ) げんさい たいようけい ・現在の太陽系 ( 上の図 ) と , ま横からみた原始太 ようけいせいうん あいた 陽系星雲のようす。太陽と地球の間の距離は約 1 まん 億 4 , 960 万 km あります。 放い原温ん ろスり って子し度ど がのにや カ碆もろう 一はののよ 原でう太をのあのな 円戔がま始しきに陽当反が圧第る だ太をたなと応りカ碆と んう残 2 陽当てりしに つののまて火ひやま中 状 ; す たまはし光ががし心 星ひガわやたをつて 46 てんのうせい め、、おうせ、一 うえ

6. 科学のアルバム 惑星の探検

/ ヾイキ、 、地球 打ち上げ 、 1973 年 、 11 月 3 日 ツの坙ー 0 接近 金星い 974 年太陽 ー 2 月 5 日 0 ′ わくせいたんさき * 惑星探査機のどらえた映像 1975 年 8 月 20 日 ー火星。 水星 接近 1974 年 3 月 29 日 1974 年 9 月 21 日 1975 年 3 月 16 日 地球 0 打ち上げ方ぅ 1975 年 8 月 2 0 日 到着 1976 年 6 月 すす ひろ まいびようすう 太陽系はとても広いので、毎秒数十キロメートルで進むロケットでも、はか なんねん つき の惑星に到着するのに何か月も何年もかかってしまいます。月以外、人間が字 ちゅうせん ちよくせつわくせい いまのところできません。 宙船にのって直接惑星の探検に出かけることは、 すうねんかん カかノ、、ーしゃ そこで科学者たちは、ここ十数年間に、マリーナやバイキング、ポイジャー もくせい むしんわくせいたんさき きんせい などの無人惑星探査機を水星や金星、火日亠、木星、土星へと送りこんで、惑星 おく の世界をさぐってきました。しかし、送りこむのはかんたんではありません。 わくせい ひこう さいしようげんねんリようやす 最小限の燃料で安あがりに飛行するためには、惑星めがけて、まっ すぐにロケットを飛ばすわけにはいきません。時間はかかっても、わざわざ大 医」ど、つ わくせい たんさき みち まわりの道のり ( ホーマン軌道 ) をとって、惑星と探査機がうまく出あうよう に打ち上げなければならないのです。 とお つうしん と「号 第二に、惑星までの距離が遠いため、通信の電波が なんしかん とどくのに何十分も何時間もかかってしまいます。 イ、軏たとえば、木星のそばを通過しながら誌測をおこな ちきゅう たたマったポイジャー 2 号からの電波は、地球までとどく ちきゅう 」んカん かかはのに五十二分間もかかりました。ですから、地球か むむ らいちいち測の指を送ていたのでは、たいせ 星の 水力火道 つな測時間をむだにしてしまいます。 せかい とうちゃく えいそう すいせい