ひとり - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム 森のキタキツネ
6件見つかりました。

1. 科学のアルバム 森のキタキツネ

ひとりだち とおで がっ 九月二十日、それまでなん回も遠出をしていた子 おや かえ キツネか、とうとうめす親のところに帰ってこなく なりました。ひとりだちしていったよ、つです。 ほかの四ひきの子ギッネも、それから六日の間に、 つぎつぎと草原から去っていきました。めす親のけ こそだ がや、おす親が子育てに協力しなかったせいか、成 長がおくれてしまいました。そのため、ほかの巣の 子ギッネよりも、やく一か月もおそい旅だちです。 するどい目つきでえものをねらう子ギッネ。で も , 視力はあまりよくないといわれています。 ちょう そうげん きようりよく げつ 力し たび あいた

2. 科学のアルバム 森のキタキツネ

まえ おや 會ノヾッタを追う子ギッネ。ひとりだち前の子ギッネは , めす親からあまりえさをあたえられ ないせいか , しきりに昆虫をとらえて食べます。これが , 狩りの練習にもなります。 こんらルう れんい ) う

3. 科学のアルバム 森のキタキツネ

落ち葉のべッド 木の葉がちると、森はみと おしがよくなります。わたし にちしゅうもり はまた、一日中森を歩き、子 ギッネを追いつづけました。 おと ある 音もたてすに歩く子ギッネ がお は、めいわく顔でわたしをふ りかえります。落ち葉をふむ あしおと わたしの足音が、えささがし のしやまになるのでしよ、つ。 すこ そこで、少しはなれて、ゆ ある こんど つくり歩いていると、今度は 子ギッネをみ、つしないそ、つに なります。わたしは、ぬれた 落ち葉に足をすべらせながら、 追いつづけました。 ひとりだちしたキツネには、 きまったねぐらはなく、 つか あし

4. 科学のアルバム 森のキタキツネ

、行ま一食」所 のすの , ば場 。。しネまねらた たかべ やキしの③・・食す ① , を【物んやま んらいー・植ふのー かん , た ②はたったわ 古ん動まじべが あたら 朝霧の森で かえ 子ギッネのひとりだちとともに、めす親も巣に帰っ ノてこなくなりました。そのうえ、森は霧にとざされ、 子ギッネたちをみつけるのは、とても困黽です まくそうち そこでわたしは、キツネのふんをさがして、牧草地 ーっり ある なか と、つ や森の中を歩きまわりました。キタキツネは、石や倒 木のわなど目につきやすい場所に、ふんをよくします。 であ 新しいふんがみつかると、あすこそ子ギッネに出会え るよ、つにと、いのるよ、つなきもちになるのでした。 あたら

5. 科学のアルバム 森のキタキツネ

* もくじ きそく あし 不規則な足あと・ 4 どう 巣の移動・ 8 てあ 三回目の出会い・貶 チツネの成長・ 「や . あん 不安な一週問・ なっそうげん 夏の草原で・ ひとりだち・ あさぎり 朝霧の森で・ 落ち葉のペッド・ おやこ さし力し 親子の再会・ 冬のえささかし・ においのマーク・的 生と死、そして新たな出会い あ毟がき・ こうせいきようりよくやましたよしのぶ 構成協力 / 山下宜信 : 、〔一劦カ東京大学北海道演習林 森林動物研究室 ありさわひろし は \ 、有澤浩 、、、わたなべようし ト / 渡辺洋一一 かいめ しゅうかん 36 51

6. 科学のアルバム 森のキタキツネ

ンにト第「 ? ノしウ 生と死、そして新たな出会い せつめんのこ 雪面に残るキタキツネの活動のあとは、 あし 足あとや尿だけではありません。みはらし のよい日だまりには、直径四十センチメー ゆき トルぐらいの雪のくばみかあります。キッ ネが休んだあとです。また、深さ一メート ゅ」 ルをこすななめのあなをほり、雪の下にう すもれたえさを、ほり出したりもします 足あとを追っていると、キツネの死に出 会、つことがあります おやそた キタキツネは、親に育てられている間や びようき 一 ) 、つつ、つに ) ひとりだちの時期ー こ、病気やけが、交通事 おお 故などで多くが死んでいきます。そして、 それらの時期をぶしにすごしたキツネをま さむ ちうけているのが、冬の寒さとうえ、それ に人間の銃やわなです。 こうしたきけんをのりこえたキツネたち 新しいいのちをはぐくんでいくのです あし やす あたら によう かつどう あいた