、行ま一食」所 のすの , ば場 。。しネまねらた たかべ やキしの③・・食す ① , を【物んやま んらいー・植ふのー かん , た ②はたったわ 古ん動まじべが あたら 朝霧の森で かえ 子ギッネのひとりだちとともに、めす親も巣に帰っ ノてこなくなりました。そのうえ、森は霧にとざされ、 子ギッネたちをみつけるのは、とても困黽です まくそうち そこでわたしは、キツネのふんをさがして、牧草地 ーっり ある なか と、つ や森の中を歩きまわりました。キタキツネは、石や倒 木のわなど目につきやすい場所に、ふんをよくします。 であ 新しいふんがみつかると、あすこそ子ギッネに出会え るよ、つにと、いのるよ、つなきもちになるのでした。 あたら
とお 會遠くにめすをみつけたのでしようか。クオッ , せつめん あさひ のなき声が , 朝日にかがやく雪面をひびきわた クオッ , クオー っていきます。 だ力、 かん高いおす
ふゆげ 會長い冬毛におおわれたからだは , とても 大きくみえます。 えものをねらってジャンプする子ギッネ。 曇の下で活動しているトガリネズミか工 ゾャチネズミをみつけたのでしよう。 43 力、つどう
あさ 朝、雪にうずもれたキタキツネの死体をみつけまし であ たしがこの一年に出会った八びき目の死です ねん きせつ かつどう せん 恋の季節になると、以前 ( 、冫 」ま舌動しなかった風の強 かつどう い日やはげしいョの日でも、日中から活動します につらゆう かせつよ
せつめん 二月六日、雪面にいりみだれてつつくふたつの足あとをみつけました。キタ ねんまえ あし きそくあし キツネのおすとめすの足あとです。わたしは、を規則な足あとを追 0 た一年前 おも ついせき の日びを思いだしなから、 いままた、新たな追跡をはしめていました。 がっ あし
おお ゆきだま 寒さがきびしく、雪の多い年には、枝に雪玉がた くさんできます。 ←森の中へとつづくキタキツネの足あと。ときには、 六キロメートルもつづいていることかあります 、、 , 00 ー ~ 00 、 0 ・ 0 わ さむ あし えだ 不規則な足あと 三月、寒さは ) しくぶんやわらぎ、日中の森 ゆき では、雪どけかはしまります。ピューイ、ピ だか ューイ、ピューイ。ゴジュウカラのかん ~ 咼い ごえ よもりしゅう なき声が、森中にひびきわたっていきます。 あし キタキツネの足あとをたどっていたわたし やす ある ふきそくあし は、休みやすみ歩いたような、不規則な足あ とをみつけました。キツネの足あとは、もっ とリズミカルでまっすぐなはすです。でも大 きさは、たしかにキツネのものです。 にち わたしは、その足あとをなん日も追いつつ けました。しかし、ふふきか一夜にして、す べてをかき消してしまい また、新しい足あ とをさかさなければなりませんでした。 きそくあし がっさむ あし あし あたら につちゅう あし おお
ちか 十月七日のダぐれ近く、巣からやく一キ 3 ロメートルはなれた森の中で、やっと一び であ かお きのキタキツネに出会いました。顔やから あし だっきから、このキツネが、 足の不自由な めす親からうまれたおすの子ギッネだとわ かり 6 ー ) た。 であ ひろ 出会った森のとなりは、広びろとした畑 です。そこで、食べかけのトウモロコシや くさりかけたスイカをみつけました。キソ ちか かわぎし ネの食べあとです。近くの川岸には、魚や みすとり 水鳥を食べたあとも残っていました。 キタキツネのえものは、おもにネズミや しようどうふつ ウサギなどの小動物ですが、夏から秋にか おお けては、昆虫や植物の実も多く食べます。 きせつ この季節、キタキツネは、おもに早朝と ゅうかたかつどう 夕方活動します。行動はんいがだいたいわ しゅうかん かってきたこの子ギッネにも、一週間に一 であ 度くらいしか出会えません。 がっ こんらゆう わ、つ しよくふつ こうどう なっ 、小に」ゅ、つ あき そうちょう さかな
しゅうかん 一週間なにも食べていないと思われる子ギッネ 不安な一週間 がっ は、空腹にもかかわらず、もの音ひとったてま 六月二日、朝からのはげしい雨は、昼すぎ せん。 には小ぶりになりましたか、巣にキソネのい きずついた足をひきずるように歩くめす親 るようすはありません。つぎの日もそのつぎ うつ おな の日も、やはり同しです。ほかの場所へ移っ ふあん たのだろうか。わたしは不安になりました。 ちか がっ 六月八日のダぐれ近く、やっと一びきの子 かお 巣から顔をのぞかせました。 ギッネが、 しゅうかん でも、この一週間、めす親のすがたはあり ません。もしかしたら、死んでしまったので ー ) よ、つカ 六月九日午後二時、森の斜面をあえぎなが おや らおりてくるめす親をみつけました。よくみ ほんある ると、左足二本で歩いているようです。 ようやく巣の前まできたとき、子ギッネた おや ちかとび出してきました。しかし、めす親は クオッとないて子を巣の中にいれると、その ( . いを耋ままうつぶせにたおれてしまいました。 あし おと おや がっ ひだリあし 一 2 うか・な あさ り、つ まえ なか しやめん あめ ひる
あき 會秋が深まり , えさにありつけることもだんだん少なくなりました 0 ・こメを一
巣の移動 がっ 五月二日、カッラの根もとの巣には、 も、つキタキツネはいませんでした。どこ すかほかの場所へ移ったのでしようか。 五月七日、もとの巣からやく二百メー トルはなれた場所に、二ひきのキツネが とお いるのを、遠くからみかけました。 つぎの日、こんもりと土のもり上がっ た場所から、とっぜん、子ギッネをくわ えたキツネがとび出してきました。 すうふんご おな 十数分後、また同しキツネが、子ギッ ネをくわえて走り去っていきました。三 どめ 度目のときです。前を走るキツネを追っ すて、ぎこちない足どりのキツネがとび出 していくではありませんか かん わたしに対して、きけんを感したので しようか。またしても、ほかの場所へ巣 うつ 會を移したよ、つです。 ・みぎ ・ひたり がっ あし うつ っち ひやく