目 - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム 森のキタキツネ
32件見つかりました。

1. 科学のアルバム 森のキタキツネ

き ど 秒ーみ き 後ごあ 動れ 場ばて る の 年て も す 走によ 親卆親 れ 大走 ま 再ミあ せ ん 再ミで ムカ : く 鼻し い ま す そ の め 親 子こ の は と 親卆 の 活 所鬟 に 近 い と ろ ら て 男朎を 生っ方十 向ら に 去さ つ い き ま し た ま 目め の 子こ ギ ツ ネ は す メ ト ノレ ば か り 追ぉ っ す 親卆 も や か て ギ ッ か、 り 去さ り そ の あ と し か 再。 の ろ び も つ か の ま ひ と ち 以いの ムか来 3 め の 子こ の ムか で す い て あ で は り ま せ か あ ま て し、 る よ で す み る と あ を く っ つ た り 口 を き く あ け て 数 子こ キ、 ツ ネ が り よ り 先ま に ら て い る の を 目き げ き し ま た わ た し は 子こ キ、 ツ ネ と ほ か の ツ ネ が 朝を か ら ツ ク ) 足 あ と を 追ぉ っ て い た 十 子こ月弯再「 日ヵ オ木り に 初嵭 目ゆ が ふ ま し 親を 子、一

2. 科学のアルバム 森のキタキツネ

しゅうかん 子ギッネは、たん生後やくニ週間で目があき、 一か月後ぐらいから巣の外へ出てくるよ、つにな ります てまえ おや ←めす親は、巣の手前で一度あたりをけいかいし てから中にはいります そと ギ子こ ツがけ近たか 近尾ぉ つツ大五ラよんづいえ く根ね巣す回 しが 待まぎネの月のいでいな 度どにでの目め つのでよ十古となてがわの巣す は 移。、の 日ひすう七い考い らざ失がお・動与出て 田お とは な日切きえ け観と敗あす・か わ帰十 元も りたとい察ミひかるのらい 暗三気きの切き株象かをかすとらにキ四 心て時じい にがりのらはいるり ち夕日か のき間う育第顔株象中象でや心えこ こ今えがキ目め 中象ま ちつをのにすくをとと度どいッ でしネかての中あ 知し強にをはあネ斜 さたズら 0 、ぞかると : めし 巣すりを面 森るからようてさまつにまみを をによせ うやもせした近せつの はうままでららるた りづんけは、 わいでしるす巣すつよ えりすたで りそ歌え方 . 里 . く つを法 ほ カうきとうを キし しやめん

3. 科学のアルバム 森のキタキツネ

しようたい よあ ぐち めす親はときどき、きず口をなめては、目をとじます。こんな状態がつぎの日の夜明けまでつづきま たたみまもるだけでした。 した。野犬にでもやられたのだろ、つかわたしはど、つすることもでき、す、 おや

4. 科学のアルバム 森のキタキツネ

あさ 朝、雪にうずもれたキタキツネの死体をみつけまし であ たしがこの一年に出会った八びき目の死です ねん きせつ かつどう せん 恋の季節になると、以前 ( 、冫 」ま舌動しなかった風の強 かつどう い日やはげしいョの日でも、日中から活動します につらゆう かせつよ

5. 科学のアルバム 森のキタキツネ

ひとりだち とおで がっ 九月二十日、それまでなん回も遠出をしていた子 おや かえ キツネか、とうとうめす親のところに帰ってこなく なりました。ひとりだちしていったよ、つです。 ほかの四ひきの子ギッネも、それから六日の間に、 つぎつぎと草原から去っていきました。めす親のけ こそだ がや、おす親が子育てに協力しなかったせいか、成 長がおくれてしまいました。そのため、ほかの巣の 子ギッネよりも、やく一か月もおそい旅だちです。 するどい目つきでえものをねらう子ギッネ。で も , 視力はあまりよくないといわれています。 ちょう そうげん きようりよく げつ 力し たび あいた

6. 科学のアルバム 森のキタキツネ

、行ま一食」所 のすの , ば場 。。しネまねらた たかべ やキしの③・・食す ① , を【物んやま んらいー・植ふのー かん , た ②はたったわ 古ん動まじべが あたら 朝霧の森で かえ 子ギッネのひとりだちとともに、めす親も巣に帰っ ノてこなくなりました。そのうえ、森は霧にとざされ、 子ギッネたちをみつけるのは、とても困黽です まくそうち そこでわたしは、キツネのふんをさがして、牧草地 ーっり ある なか と、つ や森の中を歩きまわりました。キタキツネは、石や倒 木のわなど目につきやすい場所に、ふんをよくします。 であ 新しいふんがみつかると、あすこそ子ギッネに出会え るよ、つにと、いのるよ、つなきもちになるのでした。 あたら

7. 科学のアルバム 森のキタキツネ

* もくじ きそく あし 不規則な足あと・ 4 どう 巣の移動・ 8 てあ 三回目の出会い・貶 チツネの成長・ 「や . あん 不安な一週問・ なっそうげん 夏の草原で・ ひとりだち・ あさぎり 朝霧の森で・ 落ち葉のペッド・ おやこ さし力し 親子の再会・ 冬のえささかし・ においのマーク・的 生と死、そして新たな出会い あ毟がき・ こうせいきようりよくやましたよしのぶ 構成協力 / 山下宜信 : 、〔一劦カ東京大学北海道演習林 森林動物研究室 ありさわひろし は \ 、有澤浩 、、、わたなべようし ト / 渡辺洋一一 かいめ しゅうかん 36 51

8. 科学のアルバム 森のキタキツネ

あし 足の指をひろげて雪にしずむのをふせぐキタキツネで しんせつうえ ある も、やわらかい新雪の上は、おもうように歩けません。 こうどう によう キタキノネは、一年中、行動はんい内に尿をしますが、 かいす、つ おお 一 5 三月の恋の季節に、めだって回数が多くなります ゅび ねんしゅう きせつ においのマーク きおん がつけしゅんゆき 一月下旬、雪は一メートルをこえ、気温は マイナス三十度以下にもなります。キタキッ さむ ネは、このいちばん寒い時期に、日中も活動 きせつ をはしめます。恋の季節をむかえたのです。 うわぎ わたしは、上着とズボンに四個、カメラに しゆっぱっ も一個のカイロをつけて出発しました。 せつめんのこ 雪面に残されたキツネの足あとをたどって いくと、キツネが尿をしたあとがあります。 ひらけた場所では、目しるしになるものがあ ると尿をします。森の中では、十メートルお きに尿をしていることもありました。 こ、つど、つ 尿は、キツネがしぶんの行動はんいをほか しんごう しん のキツネに知らせる信号です。また、この信 ごう 号で、おすはめすをさがします。 ゆき なか やま 深い雪の中では、山スキーをはいていても、 ひざまでうもれてしまいます。寒さでカメラ おも も田 5 、つよ、つに動かないことかありました。 によう こよう こよう 、つこ によう なか あし さむ につらゆう かつどう

9. 科学のアルバム 森のキタキツネ

あとかき おお きせつ 北国の季節が移りかわるなかで、わたしは多くのキ であ タキツネの生と死に出会ってきました。 わか ある年の春、トラバサミに足をはさまれた若いキッ ネが、なんとか巣にたどりついたものの、うえのため あか はっこっか 死んでしまいました。白骨化した足にくいこむ赤さび たわなを、わたしはわすれることができません。 ばんあし ここに出てくる三本足のキタキツネは、たび重なる そだ くなん 苦難を生きぬいて、無事子どもを育てあげました。子 ま ギッネが去っていったタ映えの尾根にすわり、子を待 おや ちつづけるめす親のすがたが、心にやきついています おさな どうぶつえん 動物園のキタキツネしか知らなかったわたしの幼い であ のやま 子どもたちが、野山をかける子ギッネに出会ったとき、 「自由なキツネだね」といったのを今でもよくおばえて います。 もり ゅ、 しかし、森はまた深い雪にとざされ、風で舞い上か あし こなゆき る粉雪にわたしの足あともかき消されてしまいます。 とお きおく あのキタキツネは、今はもう遠い記憶の中でしか会え みぎたかひでおみ ません。 きたぐに さ はる うつ す ゅうば あし こころ おね あし かせ なか 右高英臣 ま かさ あ あ 1943 年、疲阜県多治竟に生まれる。 日本大学芸術学部写真学科を卒業。現在 フリーの写真家として、、、人間と自然との 調和 " をテーマに、自然界の山ふところ さ・ ) え、、らう で撮影中。主な著書に「ライチョウの四 季」「ウミネコのくらし」「エゾリスの森」 「キツッキの森」 ( 共にあかね書房 ) がある。 現住所北海道旭川市神居町雨粉 5 号 自宅岐阜県多治見市池田町 7 の 181 ・写植株式会社田下フォト・タイプ ・発行所株式会社あかね書房 〒 101 東京都千代田区西神田 3 ー 2 ー 1 電話東京 ( 263 ) 0641 ( 代 ) ・発行 1990 年 9 月発行 ◎ 1983 H. Migitaka, Printed in Japan 23cm X 19cm 56P N D C 489 ・科学のアルバム⑩ 森のキタキツネ ・著者右高英臣 ・発行者岡本雅晴 ・印刷株式会社精興社 ・製本中央精版印刷株式会社 著者との契約により検印なし I S B N 4 - 2 5 1 - 0 5 5 7 7 ー 9 みきたかひておみ

10. 科学のアルバム 森のキタキツネ

せつめん 二月六日、雪面にいりみだれてつつくふたつの足あとをみつけました。キタ ねんまえ あし きそくあし キツネのおすとめすの足あとです。わたしは、を規則な足あとを追 0 た一年前 おも ついせき の日びを思いだしなから、 いままた、新たな追跡をはしめていました。 がっ あし