ようらルう せいらう ・ゲンゴロウは , 夏に羽化した成虫が越冬します。ギンヤンマの幼虫は , 止水性 すいせいこんら清う ようらう の水生昆虫で , 幼虫のまま越冬し , 翌年の春から夏にかけて羽化します。 しすいせい よくねん う はる せいらう すいせいこんらゆう * 水生昆虫の一年 ようらう 虫 成 とうみん 冬眠 せいらルう 虫 成 ゲンゴロウ ギンヤンマ カ , つ 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 さんらん 成虫になっても , すぐには交尾 , 産卵をしません。 幼虫 せいらう ようらルう せいらゆう 虫 成 トンボのなかまや、カワゲラなどの流水性の水生昆虫のおお しっちゅう す くは、幼虫で冬を越します。 こ、っちゅう ところが、甲虫やカメムシのなかまの水生昆虫、つまり止水 カ 虫 幼性の水生昆虫は、ほとんどが成虫で越冬します。春に冬から ・ま ようらゆうせいらゆう ふゅ す ・ま さめた成虫が産卵をし、ふ化した幼虫が成虫になって、また冬 カ カ え を越すという一生をくりかえしているのです。 カ ら で さんらんじき : 日 産卵時期は、春から夏にかけてです。そのあいだ、何回にも まー 0 カ日 さんらん すいせいこんちゅう 2 分けて産卵をします。しかし、アメンボや一部の水生昆虫をの ごでぞけば、モンシロチョウやテントウムシなどのように、一年の まま なん力い せだい 〉たるあいだに、何回も世代をくりかえすものはいません。 すいせいこんちゅうせいらゆう じゅみよう しすいせい 水生昆虫の成虫の寿命はどれくらいでしようか。止水性の水 せいこんらゆう よくねんさんらん 生昆虫のおおくは成虫で冬を越し、翌年、産卵がおわるまでは おも しせんしようたい ねんぜんご 生きているのですから、自然状態では一年前後と思われます。 しかし、タガメやゲンゴロウなど、の水生昆虫では、二 ねんちか きろく 回冬を越し、二年近くも生きていたという記録もあります。 すいせいこんらゆうせいかっ いままでみてきた止水性の水生昆虫の生活を、タガメとゲン れい ゴロウを例にとって、もう一度、図でたどってみましよう。 う ようち物う 0 わ せいちゅう さんらん いっしよう はる せいちゅう しすいせい なっ カ ど す ゅうすいせい すいせいこんちゅう すいせいこんちゅう なん力い ねん しすい