えっとう力、みぎ すがた すいでん 水田の底で芽を出した姿でしずんでいる越冬芽 ( 右 ) 。 す、、おん 水温が上がってくると , 越冬芽はふくらんで芽をの ばしながら , 水面にうかび上がってきます ( 下 ) 。 えっとうか す、、めん
「一先え えの なカそのとき、 いままで土の中にのびてい のダ ィモ こ艮は、かれてちぎれてしまいます。そ オオオ , ↑ して、うかび上がってから、ふたたび新 テは葉 十ノな ; 長しい根かはえてくるのです。 よま このように、たねや実を水中に落とし、 ) ~ 、ツ第第さがそれで冬をこす水草は、ホティアオイの ほかにヒシやオニバスなどがあります。 ら / ノノ まイ もオ みテ らホ 一一塗第カカ ・えあ上 のび 一ヾ 4 【】は葉か っち すいちゅう なか あたら 會うかび上がったばかりのホティアオイに は , まだ新しい根がはえていません。
お花が熟してくると、お花をつつんでいるふくろがやぶれ、中からお花がうき えんない 上がってきます。円内は、花粉がはいっていたふくろと花粉 ( まるいっぷ ) 。
くらしにあわせた三つのタイプの葉 コウホネのなかまは、水当や水の深 みすな、 さ、水の海れなどにあわせて、三つの よタイプの葉をだすことがあります。 春、水が上がってくると、水中葉 という、サラダ菜のようなうすい葉を 水中にひろげます。 なっちか 」葉そして夏が近づくと、別の葉のえを すいめん のばして、つやのある葉を水面にうか ホべます。やがて、水面が葉でおおわれ ゼると、こんどはしつかりした葉のえを ノ。、、っちゅう のばして、空中に葉をひろげます。 おお これもかぎられた場所で、より多く たいよう 會太陽の光をあびるためのくふうです。 すいめん すいちゅう すいめん
水面をただよう水草 ウキクサ みすくさ 水面にうかんでくらす水草に、ウキク サがあります。 なっすいでん しす夏の水田でたくさん見られるウキクサ ふゆすいでん みす が、水のない冬の水田では見られません。 しったいどこで、どのよう し、励わウキクサは、、 ・ ( 円た にして冬をこしているのでしよ、つ。 んヾ すいでんみす すいおん 越瀁春かきて、水田に水がはられ、水温も ( を暴、 ( ッサ上が 0 てくると、ウキクサの芽が水面に うき上がってきます。 ようぶん 冬のあいだウキクサは、養分をたくわ 豸 . 底」時 ちょっけい 第路き えた、直径二ミリメートルくらいの小さ 第い用不 めえっとうか みすそこすいでん やにな芽 ( 越冬芽 ) の姿で、水底や水田のしめ 上第お田長 っち った土にはりついてねむっていたのです。 すいめん むロ すいめん はる すがた
0 当 みすっち すいどう すいでん たう 田植えのおわったころの水田に行くと、日本中、どこでもウキク さいしゅう しっさい サを採集することができます。実際にウキクサを育てて、かんさっ してみましよう。また、種類のちがうウキクサを採集して、それぞ れをくらべてみましよう。 0 いろいろな水で、ふえ方をしらべてみよう 水田の水と土 * ウキクサのかんさっ みす 8 月 19 日 8 月 19 日 9 月 10 日 採集したウキクサを、いろいろと条作をかえ て、ふえ方のちがいをしらべてみましよう。 すいてんっちみす ここでは、一つの水そうに、水田の土と水を ひあた 入れ、日当りのよいところにおいておきました。 水が、三十度以上にならないよう注意します。 かわすなすい もう一つの水そうには、きれいな川の砂と水 どう みす 道の水を入れ、日かげにおいておきました。水 は、二十六度以上には上がりませんでした。 おの写真が、そのようすです。水道の水で日 かげにおいたウキクサは、と、つと、つかれはしめ よ、つ気ん たいよう 9 ました。養分や太陽の光が、ウキクサの生長に かかせないことかよくわかります。 すいでん しよう につばんしゅう そた せいらよう
ちきゅうしよう しまから約 地球上に初めて生物がたん生したのは、 ) 三十億年以上も前の、の屯でした。その生物は、カ げんしてき ポす ンまビのような原始的な植物のなかまでした。 おくねんまえ もて いまから約五 5 四億年前、それらの植物から進化し しお みす 力いかん ちをたものが、少しすっ水をはなれて、海岸の潮だまりや やくおく 湿地でくらしはしめました。やがて、いまから約二億 、。久モっ 力あねんまえ イに年前、花をさかせ、たねをつくる種子植物があらわれ、 すら全に陸上でくらせる植物へとかわっていきました。 らく しゅーししよく」小っ でも、一度陸に上がった種子植物のなかから、もと で中 みす すいちゅう 中水 の水べや水中のくらしにもどっていった植物がありま おな ポす ノららすよ、つになったものかいます。これと同しです。 みす そのしよ、つこに、ふだんはまったく水中でくらす水 す水草の多くが、水面よりも七でをさかせ、受粧します。 くきね 、水べや水中でのくらしにあわせて、葉や茎、根 です ' 】陸まなどのからだのつくりを、かえてしまったのです。 みす * 水のくらしにもどった植物 しよくぶつ す、、ちルう かたら すいらゆう みす すいらゆう せいふつ しよく」小っ しよう ー ) ゅー」しよく】いっ しよく」いっ すいちゅう しよく」いっ
ようしようたい ウキクサの葉状体のわきにで くろ えっとう きた、黒っぱい色の越冬。 ここに養分がたくわえられて います。 クし葉当さら サた状らんそっ芽め十越を 体にでれたの月弯冬与 の か四でか で中芽ヵ 冬与れら 5 きら黒る旬の 芽かがは五 で で養当な日そ 5 ほ ウき す分ォれたの四いろキる をてつま日か色にクよ た とまたの サう め水 生まっ芽めいのす ての黒長 3 とがま葉を 冬底 でま状 ; か ほ。な同てで体をん くしきののさ をす小をなよま芽め つ すんさりうしとい し るでなまなた はつよ い芽めし芽め 少 ! もう ウきはたが し新 キま な ちし 0 ようしようたい ←葉状体をうらから見た ところ。越冬が三つ 見えます。 み あたら 0 発芽のようすをかんさっしよう はぞん えっと、つが ウキクサの越冬芽を保存して、よく年の春、 芽の出るようすをかんさっしてみましよう。 っち シャーレにしめらせた土を入れ、その上に越 きおん れいぞうこ 冬芽をのせ、冷蔵庫に入れて、気温十度くらい で保存します。 五月、日なたのあたたかい水のはいった水そ えっとうが うに、越冬芽を入れます。はしめしすんでいた あ えっと、つカ 越冬芽が、四 5 五日たっとうき上がり、やがて、 うすみどり色の芽を出してきます。 め すいめん 水面にういたウキクサの 越冬から、がでてき たところ。 はつが ほぞん 芽 冬 越 がっ えっとうカー め ←しめった土の三においた 越冬茅からでも、がで てきます。 みす ねんはる うええっ
うんどう へんか 0 のび上がるガガプタの茎 ・オオフサモの葉の運動と葉の変化 くき すいめん いけぬまあさ 葉のえや茎をのばして水面に葉をうかべてくらす オオフサモは、池や沼の浅いところに育ち、鳥の みすくさ ひょうめんこう ) 」うせい かたち 水草は、おもに葉の表面で光合成をおこないます。 はねの形をした葉を、車の車輪のように放射状に空 みす すいちゅう こう ) ) うせい 中にひろげています。 もし水がふえ、葉が水中にしすんだら、光合成が すいちゅう りくしようしよくぶつ′、強 ) みす できません。陸上植物の茎や葉のえは、、 しったん生 水がふえ、葉が水中にしすんでしまうと、葉をと みす 、っちかわノ、、つ医一 じ、葉の内側に空気をためて、水がひくのをまちま 長したら二度とのびません。でもガガプタは、葉が にちみす 水中にしすんだら、そのたびに茎をのばし、葉を水す。でも、なん日も水がひかないと、水中にしすん ′、、つらゆう くき だ葉はやがてかれて、空中に別の新しい葉をのばし 面にうかべることかできます。ガガプタの茎は、一 にちゃく ます。 日に約十五センチメートルものびることがあります。 すいらゆう らよう めん ふか てきおう * 水の深さの変化に適応したくらし きしようしようけん そだ かわすいでん 水田などは、雨や日でりなどの気象条件 水草の育っや、 みすくさおお みす によって、たえす水の深さがかわります。そのため、水草の多くは、 てきおう みす 水の深さがかわっても、それに適応できる、とくべつなくらし方を しています。 みすくさ 會水にしずむとオオフサモの 葉はとじてしまいます ( 下 ) 。 あめ くるま あたら すいちゅう そだ は、つー」やしよう かた とり
・陸上の植物 ( ヒマワリ ) り′、しよう はな しよくぶつ 會葉や花を水面にうかべ , 根 を水底にはるスイレン。 スイレン すいめん みすそこ しよくぶつおな ほかに陸上の植物と同しよ、フに、地 すいめんじよう 中に根をはり、葉を水面上に出してい ノ \ 、つ当」 みすくさ る水草もあります。葉から空気をとり たいよ、つ ひかりおお 入れ、太陽の光を多くあびるために、 すいめん 茎を長くのばして、葉を水面にうかべ く、っちゅう たり、空中にひろげたりしています。 ちゅう り、じよう わ艮 根の一部を拡 大したもの。 、、ちふ すいぶん 根毛。 , こから水分や ようぶん 養分をすい上げます。