コロラド川 - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ
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1. 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ

わんしまうくう カーわ かわ カリフォルニア湾上空からみたコロラド川の河口付近。川は長い年月をかけ かりゅうおお ふきん て , 下流に大きな平野をきづいてきました。河口付近の海がにごっているこ みす かわ とから , 川の水のいきおいが , 沖の方にまでおよんでいることがわかります。 ねんけ・つ なカー

2. 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ

陸から海へ、海から空へ えいせいせん わんしようくう 太れ 衛星船は、カリフォルニア湾上空にさ うみ コ物諸′、 しかかりました。ここでは、海に流れこ かわ むコロラド川がみえます。 しようりゅう どしゃ かわみす のす 川の水は、上流から運んできた土砂を 方ま かこうふきん ち地り 河口付近におきながら海へそそいでいま 力、 ) 、つ きんうみ をすす。河口付近の海がにごっていますね。 れ鰍雲ま うみ ちきゅうおお みす 群積き海は地球の大きな水たまりです。でも、 みす も雲きて 海にたどりついた -* は、ただ大毎にたま た大し して達 生し = 発っていくだけではありません。海水も、 発わ発と に蒸へしっととど 6 ることなノ \ 、 地球をめぐっ 付ん、気ているのです。そのとちゅうで、海水の とカて・イー たいよう たいきちゅう 諸さや ツが嵐一部は太陽エネルギーをうけて、大気中 しようはっ 第一モ、水去ロ に蒸発していきます。 アれ海 みなみたい ー ) : レ」、つしよう′、、つ へいレ、、つ , けの南太平洋のツアモッ諸島上空では、海 島うも のをる水が蒸発してできた雲がみえています。 せきどうふきんうみ また赤道付近の海では、海水がさかん サネう たいふう に蒸発し、台風などがうまれてきます。 たいよう はっせい うみ は うみ 力いす、 ちきゅう かいすい

3. 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ

せんざ、、 たま力、わ ←洗剤のあわでよごれた多摩川。大都 はいすい 市を流れる川は , 工場の排水や家庭 な力、 の汚水力充れこんで , 3E にかけてい ます。このような川では , ときどき 大量の魚が死んでうきあがることが あります。川が生きているかどうか は , そこにすんでいる生き物がいち ばんよく知っています。 だいと 力、て、、 さかな こうずい ようぶん がへったのはいいのですか、い ままで洪水が運んでいた養分をふく どしゃ カりゅう んだ土砂がダムでせきとめられて、あまり下流に運ばれてこなくな とち ったことです。そのため年ねん土地がやせていくので、たくさんの カカくひりようひつよ、つ 化学肥料が必要になってきました。 どしゃ しようりゅう りよう かこうふきん 一ガ、上流から運ばれていた土砂の量がへった河口付近では、土 地がどんどん海水にけすられて、やせほそっていく姿がみられるよ うになりました しようりゅう かりゅう げんしよう かわな { 川の沁れは、上流から下流まで一つづきの現象です。だから、ど かー ) よ こか一個所でも手をくわえると、それが全体におよんでくるのです。 さいきん かわ また、最近こまったことに、都市を海れる川がよごれています。 げすいどう かわ まるで下水道がわりになっている川すらあります。 しようリゅう みちか かわ 身近にある川をよごした結果、はるか上流にダムをつくって、そ いんりようすい こから飲料水をひいてこなければなりません。ダムをつくるには、 ひょ、つ しんか ニたくさんの費用かかかるばかりでなく、湖底に人家がしすむことも ひと 〔あり、たちのかなければならない人びともでてきます。 もの かわぜんたい みす 川全体を生き物にたとえるならば、川の水は、その生き物の血液 一をです。血液をよごしたりとめたりすると、 川は死んでしまいます。 かわ ふんめい , はぐくまれてきた文明の危機を意味します。 っう けっえき 力いすし ねん きき ぜんたい すがた ものけっえき

4. 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ

力、わ みす 會平野を流れる川。川の水は肥よくな 平野をつくりだすばかりでなく , 農 ぎ : うようすい こうぎ : うようすい 業用水や工業用水 , 飲料水 , また水 しようこうつう 上交通などに利用され , むかしから しやカ、い みっせっ わたしたちネ土会と密接にむすびつい なが ( 嵩知市丙を流れる川。 てきました。 みぎうえ かがみかわ くまカ , わ ふないれ力、わ 右上より鏡川、 久万川、舟入川 ) さんかくす ←河口付近によくみられる三角州。河 こうふきん なが 口付近では , 流れもゆっくりとして どしゃ はこ よわ いて , 土砂を運ぶ力が弱いので , っ どしゃ ぶのこまかい土砂がたまります。上 とち うみ 空からみると , その土地は , 海にむ さん力、くけい かって三角形にせりだしています。 とやまけんくろへかわか ( 富山県・黒部川河口 ) 、、んりようす、、 ちから 37

5. 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ

きはうしう 九州の筑後川でみられるかんがい用 さくもつ すいしや の水車。作物の成長する期間の雨量 、、ってし、 はかならすしも一定ではありません。 たりない分をかんがい用水がおぎな さくもつ います。また , かんがい用水は作物 はこ に肥料を運んでくれます。 きかん せいら : う ようすい ようすい かわぶんめい 川と文明 こだいぶんめい たいカ かわ 古代文明の多くは、大河のほとりにうまれました。そこでは、 とち ゆた ようぶん かわみす さくもっ か運んできた養分に富んだ土地と、豊かな川の水のおかげで、作物 かよく育ったからです。 かわ こ、つすし にんげんくる ても、 Ⅱはしばしば洪水をおこして人間を苦しめてきました。 みすおさ くにおさ むかしから、よく「水を治める者は、国も治める」といわれてき いなさく かわこ、つし ました。とくに稲作がさかんな日本では、古くから川の工事かおこ なわれてきました。 かわみすのうぎようようすい すいしようこ、つつ、つ 川の水は農業用水ばかりでなく、飲料水や水上交通にも、たいせ やくめ すす ぶんめい こんにち かわみす つな役目をしてきました。文明の進んだ今日でも、川の水のたいせ つなことにはかわりありません。 かわみす うみな、 ーの水は、そのままにしておくと、どんどん海へ流れていくたけ かわすいりよう きせつ へんどう です。また、川の水量も季節によって変動があります。こんなこと では、水にたよっている人間はこまります。 かわみす そこでダムをつくって、川の水をたくわえる方法が考えだされま みす みすりよう らようせつ した。ダムは水をたくわえるだけでなく、水の量を調節することも カりゅう こうすい できます。ダムのおかげで、下流の洪水もへりました。 げんしよう でも、タムかできてからこまった現象もおこ「てきました。霹水 そだ みす おお につばん もの いんリようすい ふる は、つほ、つ かんカ

6. 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ

しようりゅう さわ やま しやめん 上流の沢。山の斜面からわきでた水がなかまをあっ ちい みなもとふきん め , 小さなせせらぎになって歌います。川の源付近 みす では , まだ水の量は少なく , 谷もそんなに深くきざ ゆらカーわし : うり心う まれていません。 ( 京都府・由良川上流 ) おお いわ しようり確う しようリゅう ↓大きな岩がごろごろしている川の上流。上流では , みすおお はっき 傾斜がきゅうなので , 水は大きな力を発揮します。 みす がんせき どしゃ こでは水はおもに土地をけずり , 岩石や土砂を運 ぶはたらきをします。 ( 崗県・安倍川上流 ) けいしや しようりう ←傾斜のきゅうな上流では , 滝がよくみられます。水 らっか の落下する力で , 滝の下には , 滝つばという深いあ なができます。 ( 崗県・安倍川上流 ) みす らから はこ みす ちから

7. 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ

はくふつかん 0 水の博物館 7 おんせん てんねん / 温泉もまた、地下の天然のポイラーによってつ くりだされます かざんこくにつばん おんせん、や な、ら " 】」 ~ 火山国日本には、おもな温泉か約六百か所もあります。 一 ( イ〉 , 一しれ泉の水には、火山活動によ「て「くられた、〔ろ〔ろな物質が ふっしっしゆるい わりあい おんせん 一 , 一とけこんでいます。とけこんでいる物質の種類や割合は、盈泉によ ってちがっています。 おんせん おんせんみす びよう医一 、、、、 4 、ハ品泉にはい「たり、泉の水をのんだりして病気かなおるのは、 くすりやくめ おんせん とけこんでいる物質が薬の役目をしているからです。また、温泉に ひ・ きゅうしゅう つかると、皮ふからも吸収されます。さらに、あたたまることによ けっえき って、からだの中の血液のしゅんかんかさかんになり、 ききめをた おんせん さいば、つ すけます。温泉は、 からだの細胞に活力をあたえてくれます。 なか ぶっしつ かわみす らうわ ・川の水を中和する ぐんまけん くさつおんせん 群馬県の草津温泉は世界一酸性が強い薀 きん です。付近からわきだす水もとても酸性が強 あづまかわ し、んり : うす、 く , むかしは下流の吾妻川の水は , 飲料水は のうき一うようすい もちろん農業用水にも使えない死の川でした そこで円 64 年 , 鞏津薀泉の近くに , 石灰岩 を粉にして水にとかし , この川に流しこんで らはうわ 中和する工場ができました。中和がはじまっ すいせいこんらう てからは , まもなく川に水生昆虫や魚がすみ のうぎ : うようすい つき , 農業用水にも利用できるようになりま せいめい した。生命をはぐくむ川になったのです。 せつかいカーん かわ 写真は , 石灰岩の乳液を川に流す中和工場。 くびやく かっリよく

8. 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ

す水 平野をうるおす川 まの さんち どしゃ 山地から石や土砂などを運んで、長 とすす たび かわみす ひろ 望何まま い旅をつつけてきた川の水は、やがて広 た蛇れり へいや をらあ い平野にやってきました。 れみが かわ ひろ みすな一、 日はばは広がり、水のれ よ性平野では、 力し かわみす る行な もゆるやかになります。そこで川の水は れだ蛇れ かるすな っち な ( 流重すぎる荷物をおろして、軽い砂や土た 一、、つは けを、さらに下流へと運んでいきます。 ねの・ かリゅう かわみす くこす 下流では、川の水は、もつばら運んで どしゃ きた土砂や岩石をつみあげるはたらきを に一や野、つ う ~ 平よ しています。 よいち どしゃ かわみす かんせき 、つる 川の水は、岩石や土砂だけでなく、 はゆだ ~ 大 がのた県 ビ」斜 , = 庫ろいろな栄養もとかして迅んでくるの へ傾ま ~ 兵 へいや で、平野の土はよくこえています。その ため、ふつう下流の平野では、古くから じんこ、つ 農業がさかえ、人口も集中しています。 へいや かわみす 平野をうるおしながら、 Ⅱの水は、や がて大海へとそそぎこみます。 のうぎよう にもっ しゅうちゅう

9. 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ

しゆっーまっ ・みす ちい 力、わ ーうりゆう 會合流する川。はじめは小さなわき水から出発 かわ 力、りゆう した川も , 下流へいくにしたがって , いくつ 力、わせいちょう おお もの川があつまり , だんだん大きな川に成長 しすおかけんあへかわしようりう していきます。 ( 静岡県・安倍川上流 ) しようりゆう さんち ロ。 , ルれのきゅうな上流 ・山土也にみられる深い入 : 去 つよ みすちから かわぞこ では , 川底をけする水の力が強いので , 深い ヴィし力、た だんめん 谷ができます。断面をみると V 字形をしてい ることがあり , これを V 字谷とよんでいます。 すおかけんあへかわし : うり・ , う ( 岡県・安倍川上流 ) せ き せ て の き さ き て ま い 冫刀し す れ 大雨ま で け 上 だ し は よ ま で た ん の 大 っ す も す 流水夸 す も 水ま 雨 け、 た が き 中第小をみ ふ 月は の く し 石ゎ と と カゞ つ で の の な い す 流 を の カ 石ゎ さ さ ふ た は つ た 水 ん 水手 な 水夸 ど 月に も ン る る 石ゎ の 力 ん が が ヤ 石ー か と と ん グ ) っ の 大運瞽 き 月は岩貧水す イ」を は さ ン は、 浮 ~ で き ん あ で の 石 き が れ の ふ 度どす な れ す 水夸や と カ ! は は お る だ 力を し 大 て は 土ど 石ー し る た 疋 に の お 砂 よ 水夸 を 流が そ も ら ま き い て た だ る ・す の 流 く だ を き な れ は っ す よ や 運 い れ さ は た 石ゎ に 石ゎ に ら を き も し ん つ 力、 の て に ク ) い、 / ーしや て お は っ の い つ い 仮く や 水夸 き 目め て き い と た つ て は み い あ れ で ま を れ ん 力、 に て す な 月は け、 す の れ ま る 疋 っ が て て っ と ら し ) 34

10. 科学のアルバム 水 めぐる水のひみつ

すい一 f んりんみどり きりさめ 霧雨にけぶる水源林。緑のじゅうた みす んは地下に豊富な水をたくわえた天 しようりゆう ちょすいち ねん 然の貯水池です。川の上流では , 森 りん 林の保護や手入れはかかせません。 ( 山稟県・み川工流 ) いわ 岩のすきまから地下水がわきだして みす みなもと 川の源となります。このような水は , ひかくてきあさ しやめん やま 山の斜面にそった , 比較的浅い地下 なが を流れてきたものです。 きようとふゆ カーわしようりルう ( 京都府・由莨川上流 ) のはじまり より よくしげつた森、緑のしゅうたんにふ あまみす った雨水は、木ぎの根がはりめぐらされ ちひょうちか た地表近くの土の中でひとやすみします。 大部分の水は、木の根にすいとられてし く、わ ちらゆう 、まいますが、なかには暗い地中を、山の 一一 . 、グ〉 ( 斜面にそ「て旅する地下水もあります。 山の斜面のところどころには、そんな みす みす ~ 33 「「を 3 一水かわき水になって、ひょっこりと顔を だしている場所があります。 みす わき水は、あちらからもこちらからも あつまってきては、 小さなせせらぎをつ くります。はしめのうちは、糸のように 細かった流れも、だんだん太くなってい かわたんしよう きます。川の誕生です。 かわ 少しぐらい日でりがつついても、川の みす みどり 水はかれません。緑のしゅうたんの地下 みす には、たくわえられた水があるからです。 だいふ気んみす やま しやめん っちなか みどリ ふと やま