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検索対象: 科学のアルバム 海のさかな
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1. 科学のアルバム 海のさかな

に読じゃ かには忍者のように すがた 姿をくらましてしま うものもいます。 カレイやヒラメは 、从がまえのページの写真 のト 6 、つに、 砌のおに すなおな の行くとその砂と同じ もようになり、岩の 第・背に行くと岩と同し 】 ) 1 、 ( 、 . 、 0 もようにな「て、見 0 わけがっかなくなり ます。それで、たきなさかなの攻撃から身をまもっているのです。 トビウオは、ヒレがとてもきく、飛律機のように海面を飛ぶことができま す。オコゼやゴンズイは、 からだに毒を出すトゲをもっていて、じぶんの身を まもります。フグはてきにおそわれると、からだをふうせんのようにふくらませ ておどろかせます。さらに、潺の岩にすむイザリウオは、およぐことがまる 「きりへただけれども、ヒレが強くきくな「ているので、そのヒレを「て 渺を瞬くことができます。 さかなひとくちメモ 最大の海水魚は ? シンべエサメ = 20m さいしよう 最小の海水魚は ? マーシャル・アイランズ・ゴ ビー ( ハゼの一種 ) = Ⅱ mm ( マダイはに 2 m ) す、、て、、 長生きの海水魚は ? チョウサメで推定 O 歳とい うのがつかまったことがある。ふつう 46 歳くら い。 ( マダイは 40 歳くらい ) かいすいきよ タマゴを多く生む海水魚は ? のんき者マンボウは 3 億ものタマゴを生む。 ( マダイは田 0 万個 ) さかなは泣くか ? イシモチはのどから音をだす るいせん なみた が , さかなには涙腺がないから涙をださない。 やく さかなの鼻の役めは ? においをかぐ。ただし , 呼 つか きゅう つか 吸には使われない。呼吸にはエラを使う。 さいだい 力、いすいぎよ かいすいぎよ かいすいぎよ はな

2. 科学のアルバム 海のさかな

0 あとがき かいすいぎよすいぞくかんすい 色がかわっ 海水魚を水族館の水そうの中に入れると、ヒレがきすついたり、 てしまったりします。おまけに、習生までかわってしまうさかなもいます。こ うみ しぜん れでは、自然のままの海のさかなたちのすがたを見ることはできません。 しぜん 自然のままの海のさかなたちのすがたが知りたいなら、海にもぐって、およ ちか いでいるさかなに近づいて写真をとるのがいちばんよい方法です。ところが、 これがたいへんにむすかしいことなのです。 これまで人間は、さかなたちをもりで突いたり、あみでとったりしていしめ とお てきました。とうぜん、さかなたちは人間を見れば、遠くへにげていってしま います。 さっえい 私は、なんとか撮影を成功させたいと、いろいろくふ みち うしてみました。たとえば、あるさかなは一度通った道 べんきよう ヾ郵 , にかならすもど「てくる、というような習生を勉強した なんかい かお おなし場所に何回ももぐって、さかなたちと顔なじ みになろうとしたりしました。また、えさをやって、う ちか たがい」かいさかなたちを近よせたりしました。 くろう ほんしやしん すうねんかん この本の写真は、そのようにして十数年間、苦労して あきら たていし さっえい 館石昭 撮影したものなのです。 しやしんさっえいらゆうちよしゃ ( 写真は撮影中の著者 ) うみ わたくし しやしん しゅうせい せいこう 2 、つほ、つ うみ しゅうせい どとお

3. 科学のアルバム 海のさかな

枝を すな 砂の中 かいすいぎよ 海水魚のすみかを、写真で見てみましよう。 ちょうりゅう かいゅうぎよ しおな ' 回遊魚とよばれる、潮の海れにのっておよぐマグロやカツオなどは、潮流そ のものがすみかといっていいでしよう。 そのほかのさかなは、じぶんのからだをまもるためにつごうのよいすみかを もっています。スズメダイのなかまは、サンゴの提と提のあいだをすみかにし ています。ヒラメは砂の中にからだをかくしてしまいます。マッカサウオは岩 すな なか ほかの生物にくつつく せいぶつ なか

4. 科学のアルバム 海のさかな

ミスジチョウチョウウォ ィッテンチョウチョウウォ / ウミヅキチョウチョウウォ トゲチョウチョウウォ / セグロチョウチョウウォ カゴカキダイ うみ せか、 海の世界・引 かいすいぎよ 海水魚のすみか・ かいすいぎよ 海水魚のからだ・菊 ごしんじゅっ かいすいぎよ 海水魚の習性と護身術・行 力いすいぎよ 海水魚の一生・ につんかいちゅうこ、つえん 日本の海中公園・ あとがき・ わたなべようじ イラスト / 渡辺洋一一 しゅうせい いっしよう 52

5. 科学のアルバム 海のさかな

しゅうせい 弱いさかなは、じぶんの身をまもるための習性を、もっています。 しよくーレゅ たとえば、クマノミモドキはさかなをとって食べるイソギンチャクの触手の しやしん なかにいてもへいきです ( 1 2 3 ページの写真 ) 。クマノミがいると、ほかの月 あんしん ちか さなさかなが安心して近ついてくるので、イソギンチャクにとってありがたい ことなのです。そし て、クマノミもイソ 、一ニを ギンチャクのところ にいれば、ほかのさ 、」うげ強」 . 第、かかなから攻撃される こともありません。 このように、おた る力いに助けあったよ がうなかたちで生活し きようせい ラ ていることを「共生」 しいます。 かいすいぎよ ・また、海水魚のな しゅうせい ) 」しんじゅっ たす せいかっ

6. 科学のアルバム 海のさかな

* 日本の海中公園 かいらゆうこうえん かくち すいぞくかん 海中公園が日本の各地にできました。これは、水族館とはちょっとばかりち せいかっ しぜん がいます。自然のままのさかなたちの生活を見ることができるのです。 海中公園には、自然の海の中を自曲に察できる海中展望塔があるところも まど てんまうとう せいかっ あります。この展望塔の窓ガラスごしから、さかなたちの生活をのぞくのです。 につぼんうみ 日本の海は、だんだんよごれてきてさかながすみにくくなってきています。 にっぽんしゅう そこで、海をいつまでもきれいにしておこうということで、日本中にたくさん 力いちゅうこ、つえん かいちゅうこうえん の海中公園ができたのです。さあ、海中公園をのぞいてみましよう。 うみ

7. 科学のアルバム 海のさかな

ニい海 ケマス ラメノ、タノ、タ かい海 イワシ サメ マグロサンマ アジプリ クロダイスズキ サンゴ礁の海 スズメダイ類 チョウチョウウォ類 しよくぶっせい しよくぶっせい ふんより小さい植物性プランクトンを食べています。さいごに、植物性プラ 4 ンクトンは、他の生物を食べるのでなく、陽のルをにして生きています。 このよ、フに、 きなものが小さなものを、強いものが弱 たきな潺のでは、た いものを食べて、おたがいの生活がたもたれているのです。 ちはうあたた ちほう りくち さむ うみ うみあたた また、陸地にも寒い地方と暖かい地方があるように、海にも帑たい海と暖か い海があります。令たい海にすむさかなには、サケ、タラ、ヒラメなどがあり ます。暖かい海にすむさかなには、サメ、アジ、マグロなどがいます。暖かい 海でも、サンゴ礁の海には、色がとて も美しいスズメダイやチョウチョウウ オがすんでいます。 うみひろ ひとくちに、海は広いといっても、 さかながすむ海はかぎられています。 プランクトンがたくさんあるところ、 それを食べるさかながいるところ。暖 かい海でも、冷たい海でも、さかなの 集まるところは、きまっています。 そして、すむ場所によって、さかな かたち の形もかわってきます。いつも月ざか うみ あたた うみ うみ せいかっ うみ あっ うつく うみ うみ しよう うみ うみ つよ あたた あたた

8. 科学のアルバム 海のさかな

↓さかなはエラで呼吸します。 口から吸いこんだ水は , 工ラ のひだのあいだを通ります。 すると , 工ラの中の血液にふ くまれた炭酸ガスが水中にほ さんそ すいらゆう うり出され , 水中から酸素が きルうしう 吸収されるのです。 けつえき すいちゅう なか たんさん ひるま つよ いわあな のわれめにすんでいます。強い歯をもったウッポは、昼間は岩の穴のに身を ひそめ、夜、ねているさかなを食べに出ます。 せいかっ ほかの生物にくつついて生活をしているさかなもいます。コバンザメは頭の に吸ばんをもっていて、その吸ばんできなサメやエイのからだにびったり とくつついて、いっしょに動きまわっています。 ラ せいぶつ さかなはなぜ、流醐の形をしたものが みず 多いのでしよう。それは、さかなが水をわ きへおしのけ選するのに、いちばん力の かたち いらない形だからなのです。角ばったもの とちがい、流は水がからだのにそっ て、なめらかに海れていきます。 さかなのからだは、ウロコでおおわれて からだの表面をなめら います。ウロコは、 とはむうへ む′中よき かにしたり、カビやバクテリアから身をま 進をのわ に線ビを 前の〈〉水すもるのにもだちます。ウロコをたくさん はてをせま なただらけ はがされると、さかなはすぐに死にます。 かのらねの さす図かくし おお ひょうめん あたま

9. 科学のアルバム 海のさかな

たていしあきらせんせい たてやま 生 一九三〇年千葉県館山市生れ。国立千葉大 先 ざいがくちゅう 昭学在学中に、「全国学生油絵コンクール」で じゅしよう 館毎日新聞社賞を受賞。以後、海をテーマとし じゅしよう しんせいさくきよう力い て作画を続け、新制作協会で新作家賞を受賞。 さいしょ 「海は生きている」で日本最初の水中力ラー さっえい たんとう 撮影を担当。そのほか新聞、雑誌などに水中 しやしんはっぴょう 写真の発表を続ける。 さっえい 著書に「水中撮影一〇〇〇時間」 ( 秋田書 せん 店 ) 「海中公園」 ( 写真集・朝日新聞社 ) 潜 すいせんもんし かくげつかん 水専門誌「マリンダイビング」 ( 隔月刊 ) を 発行中。 すいらゆうぞうけい 現在水中造形センター主宰、海中公園セ ひょうぎいん せんもんらようさいん ンター評議員、同専門調査員。 現住所練馬区石神弗町一の一二の八 ちよしょ しやくじ しゆさい

10. 科学のアルバム 海のさかな

「かすのこ」や「すしこ」が、ニシンやサケ るい夏ちう」年 す。カよの 長すさじな のたまごだとい、つことを知っていますか ? れ成ま早なか む群がりのおさ そのひとつぶひとつぶがたまごなのです。た のなな長と , す キかく 3 成き木きま ドさき つりい ~ んな起です。 モは大はでがか メコれでの裕わニシンは一回に十万つぶも産卵します。サ ンロっ冬う年が せん さんらん キウにとが に岺ケは四千っ ふくらい産卵します なせ、さかなはこのよ、フにたくさんのたま ごをうむのでしよう。それは、産卵してもそ の長 〔夏 ~ 成のまま水中にはうりだされ、ぶしにふ化され ーセントにもみたない るものといえば、一 ところで、このよ、フにいつもしぶんの身をまもることに気をくばっているさ かなたちは、ねむるのでしようか。もちろん、ねむります。もっとも、空腹で よる なければですが。べラなどは、夜になると、海底によこになってねむります。 レ事、つ」よ ひる ボラの幼魚は、昼は群れをなしておよいでいますが、夜になると群れはばら きけん ばらになり、じぶんかってにねむっています。ところが、ちょっとでも危険な すいめんちか ことがおこると、いそいで水面近くまでもどって群れをつくります。 せいらよう すいちゅう 力いてし まん さんらん