火山帯 - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム 火山は生きている
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1. 科学のアルバム 火山は生きている

めいしようカ { んリゅう 明治ラ谷石莎しの一一音 5 。絽 84 年 め、、し ねん ねん ~ 絽 85 年 ( 明治ロ ~ 絽年 ) 。第 / ようがん た、、」、んか なが の大噴火でう充れでたラ容岩は ひかくてき なカー しれるな、 : = ま、 比較的やわらかく , さいに なわをよじったり , かたら たわらをかさねたような形 になってのこった いち 一火山のつくりだした地形 「な球の長い歴史からみると、多くの火山が ちか せいめい 地下からもたらしたいろいろな物質は、生命 はんえい よ、つかん の繁栄の舞台をつくってきました。溶岩や火 ざんばい だいち たいき す・いじよう」 ガスや水蒸気は大気や ' 一一山灰は大地をつくり、 、つみ かんが 海をつくってきたと考えられています。 とち かざん 一三 ~ しかし火山が「く「た土地は、一方では雨 かたち ) ( 一 ' ) 風によってけすられて、形をかえていきます。 やくひやくまんねんまえ しまから約百万年前にたん 諏訪之瀬島は、、 かんか ごなんど 生したと考えられています。その後何度もは ふんか あめかぜ げしい噴火をくりかえし、一方では雨風にさ かたら げんざい らされながら現在の島の形ができてきました。 しま かざんかつどう 島のいたるところに、火山活動によってでき たとくちょうのある地形がみられます。 しよう かせ っぽ、つ ふっしつ っ工、つ あめ

2. 科学のアルバム 火山は生きている

かざんたいちす ・世界の火山帯地図 0 0 かざんだい * 世界の火山帯・日本の火山帯 ヨーロッノ、 .. 北アメリカ 0 オーストラリア たいせいよう 大西洋 アフリカ たいへいよう 太平洋 インド洋。•••e••• 南アメリカ かざんや 世界には、火山が約八百あるといわれています。その ぶんぶ 分布をしらべてみると、あるとくていの地衂にかたまっ おびじようぶんぶ ていたり、 帯状に分布していることに気がつくでしよう。 ちいき たいへいよう ます、太平洋のぐるりをとりかこむ地域がめだちます。 かんたいへいようかざんたい これを環太平洋火山帯、または火の環とも ) しいます。世 力いじゅう かざんやく 界中の火山の約八十パーセントがここにあります。この ちいき につぼんれっとう だいひょう 地域では、日本列島に代表されるように、大陸周辺の島 」いり ) 、 かざん しまや、大陸のふちに多くの火山があります。 へいよう たいせいよう うみ かざん つぎに、平洋や大西洋などの大きな海の中央に火山 かいれい がめだちます。これらの海域では、海嶺とよぶ大きな海 ていさんみやく うえ かざん 底山脈がつらなっていて、その上に火山があります。 ちらゆうかい かざんおお そのほか、地中海やアフリカ大陸の東部に火山が多く 分布しています。 かざんおお たいりくしゅうへん このように、火山の多くは、おもに大陸周辺や、大海 かいれい ちいき のまん中の海嶺にあります。これらの地域は、また地震 かざん 活動もさかんなところでしられています。つまり、火山 おお ちいき ふあんてい 〉汕の多い場所は、地かくの不安定な地域でもあるのです。 地震帯 かつどう せかい くびやく おお ・カし、 4 」いりン、 おお と、つぶ たいりくしゅうへん らゆうお、つ おお

3. 科学のアルバム 火山は生きている

につ : ーん かざん 日本の火山の分布も , ある 、、って、、 おびしよう ちいき 一定の帯状の地域にかたま ・日本の火山帯 かざんたい なまえ っているので火山帯の名前 をつけてわけている。しか かざん し , これらの火山どうしが 地下のマグマでつながって いるわけでなく , べつべつ のマグマだまりをもつ。 活 ト な ロ 日動 つ ル 雲仙岳 の 的ー て 本 の レ 霧島山 で 源を上 に い 桜島 に部ぶ石えト ま は 開聞岳 石が の マ な 由布岳 硫黄島 が も ク、、 石ん つ 九重山 ロ永良部島・一△ 0 阿蘇山 ひ ぐ 石 て 地じ マ ー中之島 の す 震 り ク ) い で る の 諏訪之瀬島 冖硫黄鳥島 部ぶ を 発警 き の 上舅 ⑦ ちしまかさんたい っ 生 る だ カゞ ①千島火山帯 なすかさんたい 深勇 : け 面 す と と ②那須火山帯 さ 考氛け て 付ふ る らよう力、いかさんたい ③鳥海火山帯 地じ近え 深オ て 、は 疋 ふじかさんたい ④富士火山帯 マ 震 ら さ で かざんたい のりくらおんたけ ⑤乗鞍 ( 御岳 ) 火山帯 グ も 太をれ が は かざんたい はくさんたいせん ⑥白山 ( 大山 ) 火山帯 平 マ 発 かさんたい 洋 ⑦霧島 ( 琉球 ) 火山帯 が 生ま い 側 ま れ し さ で す き ま る きに レ き あ ル あ と い ′つ ま す ほ 比ひ の 地ちも だ 太を に ま る 対を つ す は、 較 2 、 よ す 平こ島流 か ぐ し セ 本 ト が 洋 く が ン 列 り じ は た 浅を 太を ト 島与 生いて ま も の 本児 し 熱 日鬻平東与 れ で ぐ ひ ん そ に 本洋部ふす 海 で き し あ り か、 た が は 溝 熱与発 い 列 を 日に な て た に き 島与移。、あ 分オ本 日 の 生、 り る 世せ む 多蒻界 3 、 布ふ海を 本 の 動 大 た し ま と る 考ま す 手て し 海を 陸 2 列め で た て 嶺凸 す と た れ り の 火ゕ の は で 月リぇ 火ゕ山え で き ら マ て か は の 山え ン 深オ ま れ の 地ち ら ち 火ゕマ た で の プ と 下か が 十 て き ト わ ン た 阿寒岳 チャチャ岳 かざんたい につ一一ん 利尻岳ー 大雪山 十勝岳 樽前山 羊蹄山 昭和新山 北海道駒ヶ岳 渡島大島一一・ 岩木山 妙高山 八甲田山 秋田駒ヶ岳 新潟焼山 鳥海山 立山 月山 焼岳 大山白山 磐梯山 硫黄山 ① 岳 トサヌプリ 雌阿寒岳 秋田焼山 弋幡平 岩手山 栗駒山 蔵王山 吾妻山 安達太良山 那須岳 男体山 日光白根山 赤城山 榛名山 箱根山 三原山 三宅島 はん かい 本 日 青野山 三瓶山 ヶ岳 乗鞍岳 御岳山 5 八ヶ岳 浅間山富士山 大室山 0 ④ 草津白根山 太 平萍 八丈島 青ヶ島 明神礁 スミス礁 鳥島 西之島新島 りルうきルう 0 0 0 0 0 ねつはっせ、 0 0 0 く 46

4. 科学のアルバム 火山は生きている

かざん ・火山の形のいろいろ ⅧⅢⅢⅧ刪朏〃しⅢⅢⅢⅢⅧⅧⅧⅢⅢⅢ い、 * 火山の形のいろいろどその変化 しようかざん ようカーんたいち やけたけ にいがたやけやま 0 つりがね状火山新潟焼山 , 焼岳 , 白山 , 大山など ん ・溶岩台地四国屋島など はくさんだいせん かたち ようカ , んとう しよう力、さんはちまたい はこわか人むりカーたけ ■たて状火山八平 , 番場山 , 霧ケ既 0 溶岩塔和新山 , 箱根冠ヶ岳など 伊豆大島など さき かざんふんか 先に、火山の噴火にはいろいろなタイフがあり かんけい それはでてくる溶岩のねばり気と関係があること ようがんせいしつ のどをお話しました。溶岩の性質のちがいは、とうぜ うロ淳な かざんかたら かんけい ま刀ロ んできる火山の形とも関係してきます。つぎに、 い島〕桶 ふんか かざんかたら ようがんしゆるい れ大山 " 爆 , 豆「妻火山の形のいろいろを、溶岩の種類や、噴火のち ・〔伊あ吾 かん - けい かいと関係させながらみていきましよ、つ。 め ようがんだいち ・溶岩台地地かくのわれ目から、とてもやわら たりよう げんぶがん かくて海れやすい玄武岩が多量にふきだし、四方 へひろがってできたものです。 」山山ど ひかくてき あんざん じようかざん げんぶがん 火な 状營冨 0 たて状火山比較的やわらかい玄武岩や、安山 い島鬼 がんばくはっ う、江岩が爆発することなく、静かに流れでてできます。 かさん せいよう 西洋のたてのような、なだらかな火山です。 かざんだん せいそうかざんようがんな ' ・成層火山溶岩を海したり、火山弾や火山灰な か一」うちゅうしん どをふきだしたり、これらか火口中心にくりかえ い島 」桜 かざん げんぶがん , どされると、円すい形の火山ができます。玄武岩や 山な 山ま旧 . 」あんざんがん 火義《ケ安山岩でできているのがふつうです。 う じようかざん あんざんがんせきえい そ山い道 晟」士な・つりがね状火山ねばり気のある安山岩や石英 ※地下でできたてのマグマは、みんなにたような武質ですが、 地表へあがってくるまでに、まわりの石と反応したりして化 がかわります。そのために津の質もかわってきます。 はなし えん かざんばい

5. 科学のアルバム 火山は生きている

写監 協ミ カイ第 渡た青藤曰、お原び平 3 小ぉ 辺木き井。、坂田だ山霊吉き坂旁 丈光孝丈 二じ章旭を予ょ男ぉ生ぉ明予ょ おだやかな噴火ーーー三原山・ 地の煙とっーー阿蘇山・ さくらしま - はノ、、 21 っ はげしい爆発ー ーー桜島物 あさまやま 2 ーーー曵問山・ はげしい爆発 たるまえやましようわしんざん かわった噴火ーー樽前山・昭和新山・ すいしよう、みノ、はっ 水蒸気爆発ーー焼山・ マグマのたん生と噴火のしくみ・ かざんたい かざんたい せかい 世界の火山帯・日本の火山帯・ かざんかたち へんか 火山の形のいろいろとその変化・ かざん おん さ、カ、 火山の災害と恩けい 5 亠のとが・ - はくはっ ふんか しよう やけやま みはらやま 32 引

6. 科学のアルバム 火山は生きている

0 富士山の生い立ち 鷹山 ( すそ野の二蔀 ) みたけかざ人 小御岳火山 ( 2 , 350m ) 御坂山地 やまなしけんかわ しすおかけんカ・わ 山梨県側 静岡県側 みたけかざん まんわんまえ ①小御岳火山の噴火時期 ( いまから約 200 万年前 ) 舌富士火山 みたけかざん 小御岳火山 わんまえ てんけいてきせいそうかさんふ ②古富士火山の噴火時期 ( いまから約 2 万 2 , 000 年前 ) 會典型的な成層火山富士山。火口の位置をかえ かざんはい ようがん ることなく溶岩や火山灰を交ごにふきだすと , 富士山 ( 3 , 776 m ) かざん 美しい円すい形の火山ができる。しかし長い 小御岳火山 ふしさんおや 目でみると , 富士山も親子何代かにわたる火 かさん おお ざんカつどう 山活動の結果 , 現義のような大きな火山に成 せいそうカーさん らよう 長した。ふつうひとつの成層火山では , この かざん ような大きな火山はできにくい。たいてい , かざん げんさい やくま人わんまえ その下に古い火山がかくされている。 ( ①現在の富士山の噴火 ( いまから約 1 万年前よりはしまる ) る ふ 数を あ 基き的ー ば だ ら 美 そ よ ま 本児な な る ま り い き 十 ふ や あ し と 形 だ 万 り ナ形 つ っ た ノ ) の / い い す 年 っ あ た な が よ め い が が だ ク ) て ク ) 場ば円え多鶚 マ 多鶚年き溶 め 噴え け あ と 死し り ( こ 所望す く グ い を ひ ま で い ん : 石・ん を マ 溶 せ 単 の わ ま と で と 火ゕ 後ご 独ぎす 山え 形 性 な ′っ つ 火かっ ん つ の し、 一石・ん た 質与 あ か も 山え の を つ ま て く の に カゞ の の の 成な く の け い ま だ 火ゕ で ば 火ゕ よ 層 す 山え 里碆ま み 形る で か はつ、 あ が す も て よ っ 火ゕふ な の が に 山え く し く っ な な わ ま と は 場ばる ふざ さ に る わ ぇ お 日ヨ 少 ! 所道発 き ヨ : じ な みれ に 0 こ つ つ 叩 て あ か も り な 山え な の な は て る 火ゕ て つ ーっ 山えか 山は 形 か ま れ き ら い わ す だ 数 て ま で き ら と た の の の 取ミす す 万活 に は 形基 き て 基き で つ 初 本す 5 動 は い な は て しかざん うつく みたけかさん 古富士火山 おお かつどう

7. 科学のアルバム 火山は生きている

かいしよう 4 」い・カし 海上からみる諏訪之頼島は、大海にうかぶ かたち クジラのような形をしている。そのからだ ふんえん しっカ , ん からは噴煙や溶岩をふきあげる。島のもっ たか おたけ とも高いところが御岳 ( 七九九メートレ。 すわのせしま かざんはくふつかん 生きた火山博物館、諏訪之瀬島 あお うみ 九州の南海上に、青い海とサンゴ礁に かざんとう すわのせじま かこまれてうかぶ火山島、諏訪之瀬島。 とうだい この島には「東シナ海の燈台」とよばれ、 かつどう かざん もう長いあいだ活動をつつけている火山 4 わ」十・ があります。島の中央にそびえる御岳が その山です。 おたけふんか 御岳の噴火は、規ばこそ小さいですが、 ふんか につばん さかんに噴火をくりかえす、日本でもっ かつばっ かざん とも活発な火山の一つです。 しま かざんかつどう この島では、火山活動によっておこる " けしよう めすらしいエ象をたくさんみることかで かざんはくぶつかん 丿 ) きます。それは、生きた火山博物館です。 しようり ) 、 では、島に上陸してみましよう。 きゅうしゅうみなみかいしよう やま ひがし ちゅうおう すわのせしま しよう

8. 科学のアルバム 火山は生きている

」い力し かざん わるもの 。れ水て雰 災害の面だけからみれば、火山はとても悪者のよ 」所カ下し、部 おん 啾電ち地わの うにみえますが、しつはあたえてくれる因」けいの方 ; 発たま塔 」地らン冷かはるかに大きいのです。 のめビは よ′、しよう かざん ひろ 泉た「真 火山のもっ広いすそ野は、牧場や畑、林野として 」温たタ」写 かざんばい あで 多く利用されています。火山からふきだした火山灰 松にき気る さん てんねん 県マ 3 蒸す は、ちっ素、りん酸、カリウムなどをふくむ天然の 1 = 手グ , 水電 かざんばい : 岩マの発 肥料です。火山灰の土は、手をくわえてやりさえす れば、ゆたかな耕地になります。 冖月〔海 きんぎんどう こうぶっしげん 金、銀、銅などの鉱物資源も、もとはといえば、 かざんかつどう 3 第 火山活動によって地下でつくられたものです。 ねっ むこう力い また、マグマのもたらす熱は、無公害エネルギー ちゅうもく じねつだんぼう として注目されています。すでに地熱が暖房につか 」場葯茜われたり、発患につかわれたりしています。 かざん おお おん 蟻現南の日 るのり 火山のもたらすもっとも大きな因 5 けいは、この生 き」京な冖月 ちきゅっ めいはんえい ぶたい で東と 9 命繁栄の舞台、地球をつくってきたことです。大地 ち地「月カ火 の多くの部は津岩ででき、大気や海は火山がもた 3 大 6 ・喰 すいじようき い」生・かは し〉山」真らしたガスや水蒸気でできているといわれています。 冖新円か火」写 ちきゅう かざん そして、いまも火山は地球をつくりかえています。 わん おお ひりよう めん おお っち かざん りんや

9. 科学のアルバム 火山は生きている

こうてい ようがん 會火口底にたまった直径田数の溶岩が , まっ 赤なもちをふくらませるようにはれっする。 石波片は 200 ~ 300 のはんいにとびちる。 あっ よう力、ん ←まだ熱く , やわらかい溶岩がとびちるときに かざんたん できる火山弾。このようなサツマイモのよう 力、ざんたん ようカーん な形の火山弾は , ねばり気の少ない溶岩にで かざんたん おも きやすい この火山弾は 30 の重さがあった。 らよっけい かたら

10. 科学のアルバム 火山は生きている

しまねけん 一九四八年、島根県に生まれる。 たんけんぶ わた 大学時代、探検部の一員として渡った諏訪 、ふ . 木之瀬島で火山の噴火する現場を目撃、大きな 感動をうけ、すっかり火山のとりこになる 以後ひんばんに島へ足を運び、しかに火口 どくじ かんそく をのぞきこんで、独自の火山観測をはしめる。 ちきゅう それと同時に、そこでくりひろげられる地球 そうぞう さっえい 創造のドラマを撮影しつづける。この間、島 けんぞう に自らの手で小さな観測小屋を建造する。 ナ、けん 最近では、諏訪之瀬島での観測験を生か さくらじま して、桜島をはしめほかの活火山の観測にも とりくんでいる 日本で数少ない火山探検家のひとりである。 しまねけんひかわぐんたいしやまちえきどお叮 現住所島根県簸川郡大社町駅通一