かたら - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム 雪の一生
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1. 科学のアルバム 雪の一生

深まりゆく秋 あきゅうひ 秋の夕日は、つるべおとしにしすみ、 ざむよる きゅ、フにはだ寒い夜をむかえます よる ち・じよう はれあがった夜は、地上からどんどん じめん ねっ 熱がにげていくので、地面やそのふきん もの にある物がひやされます。 よる かわみすうみすいめん 川やの水面 夜になってもひえにく ) じようはっ すいしよう」 からは、水蒸気がさかんに蒸発します。 あ 1 やま あを一ゅ・つ / トつ」 すいじようき 朝夕のひえこみのはげしい秋の山で、葉 この水蒸気が、つめたい空気にふれると、 のはたらきがにぶくなった広葉樹がい 医 ) り・ すいてき っせいに色づきはじめた。やがて葉をお すいふん さむ なか ふゅ 小さな水滴にかわり、霧になります とし、冬のきびしい寒さの中で、水分が しようはっ よる ひいちにち 蒸発してしまうのをふせく やがて日一日と、夜のひえこみがきび きおん あさぎリ ←湖面からたちのばる朝霧。あたたかい水しさをまし、気温かセッ氏れい度以下に 面に、つめたい空気がふれてできる。雲 しよも こおり も水蒸気がひやされてできる水滴のあっさかると、相かおりたり、次がはったり ちひょう おな まりで、霧とまったく同じもの。地表ふ きんにできるものを務とよんでいる するようになります いい めん 0 あき しカ

2. 科学のアルバム 雪の一生

にはん力、いカッっ たいへいようカッっ ・日本海側と太平洋側をわ ざおう けてそびえる蔵王の山や ゆき まには , 多量の雪がふり , じゅひょう どくとくの樹氷ができる。 さおう しゅひょう 蔵王の樹氷は , ほうふな ゆき 力、れいきやくすいてき 雪と過冷却水滴 , きびし きせつふう ていおん い季節風と低温がっくり 【干し、しルっ だす冬の芸術だ アオモリトドマツの林に できたモンスター。ひと っとして同じ形のものは やま はやし おな かたら そひょうし【う ↓ハイマツにできた粗氷状 さんら【う じゅひーう の樹氷。山頂ふきんの風 できる。 あたりのつよいところに

3. 科学のアルバム 雪の一生

せきせったんめん しゆるい ・積雪断面にみられる雪の種類 注意この積雪は高い山や , 気温の低い はあ、 ところにふる水分のすくない雪の場合 第去子。、を 大を大 第物を。。象籌第第 3 、驪物 , 、 - 、を 0 , ッ・・地麸でをはかけている 新雪わすかに結晶のおも ・←かげがのこっている。すき まが大きく , 空気をたくさ んふくむ。 しまり雪結晶がまるみを ・←おびてできた氷つぶどうし が , くつつきあっている。 す、、し一うき ・←霜ざらめ雪水蒸気が霜の ー吉晶になってできた氷つぶ。 ・一ざらめ雪大きな氷つぶに なっている ふゆ ・どいか ちほう ゆき せきせっ 地方の雪でも , 積雪の上部と下部で おんど しめん は , 温度のちがいがある。地面ふき しねつ : 日お んは土也熱のためにほほ、れい度で , 不責 おんど 低 雪上部ほど温度は低い。あたたかい ゆき ゆき 地方にふる雪は , ほとんどしまり雪 になるひまもなくざらめ雪になって , やがてとけていく さむ 冬のあいだじゅうれい度以下の寒い ー b き せき ひく ちはう おお 0 けっしよう ふってきたときは、あんなに美しい結品だ ちじよう ゆき せきせつ った雪も、地上につもって積雪になると、だ んだんそのすがたをかえていきます。 せきせつない ゆき みす れい度以下の積雪内では、雪はとけて水に ゆき けっしよう ひょうめん なることはありませんが、雪の結晶の表面か すいじよう」 じようはっ らは、たえす水蒸気が蒸発しています。 すいじようき けっしよう ぶぶん そのとき、水蒸気は結晶のとがった部分か し地 じようはっ ぶぶん こおり ら蒸発して、へこんだ部分にくつついて氷に ゆき けっしよう かど なります。そのため、雪の結晶は角のとれた こおり へんか まるい氷つぶに変化していきます。 ゆきじしんおも これに雪自身の重さがくわわるので、すき こおり こおり まがおしちぢめられ、氷つぶと氷つぶがくっ ・ゆき つき、だんだんしまり雪になっていきます。 せきせつないぶ おんどさ また、積雪内部に大きな温度差があると、 ど か お お うつく 22

4. 科学のアルバム 雪の一生

さんらよう ゆき 雪がふったあと , 山頂の木にできた 相寸氷。曇がつもってできたものでは じゅひょう 力、れいきやくすいてき ない。過冷却水滴でできた霧つぶが こおりついてできたものだ をス ・←工ビのしつほ。。 こおりついた霧つぶ くうき と霧つぶのあいだに空気がはいり , かざかみ 白っぽくみえる。風上にむかって末 ひろがりにのびていき , 工ビのしっ かたら ぼそっくりな形をしているところか この名がついた。 じゅひょう 樹氷のひみつ ゆきやま みなさんのなかに、スキーなどで雪山へい こおり 」、つけい って、木ぎに氷の花がさいたような光景にで じゅひょう あった人はいませんか。これが樹氷です。 まえに、過留却水滴がこお「て霧氷ができ じゅひょう る話をしましたね。しつは、樹氷は木ぎにで むひょう きた霧氷なのです。 じゅひょう ゆきぐよも かれいきやくすい 樹氷は、雪雲とともにやってきた過冷却水 てき 滴の霧が、ひえた木ぎにぶつかってできます。 かぜ ほ、つ」、つ そのとき、風はだいたいきまった方向から きり じゅひょう っていよ、つこ、つ 霧つぶをふきつけますから、樹氷は一定方向 にどんどんのびていきます。そして、かなら 医」り かわ かざかみがわ す霧つぶかふつかった側、 つまり風上側にむ かってのびていきます。 はなし ひと

5. 科学のアルバム 雪の一生

風は手まえからむこっ もようかり , 側 ~ 、 0 、た = とがわかる なめ左下から右上 ~ ふ 0 、た さんらい 雪面はけすられて小山 0 よ 00 = 00 , 、 0 後、 = 0 、 0 、 0 ・ =

6. 科学のアルバム 雪の一生

ゆき とけた雪は、 みすすいじようき 水や水蒸気に すがたをかえて、 ふゅ またくる夂、まで、 ち・きゅう 地球をめぐります。 ゆき 0 ざらめ雪からたれさがるつららョ はだんだんとけてやせほそっていく。

7. 科学のアルバム 雪の一生

・しめった雪のしゃ面を , ころが年 ーながら大きくなっていく雪玉。 : はお ゆきたま の . やま一 - い三を 野山をまっ白にうめつくす雪。 ゆき 雪は 0 水のかりのすがたです。 けっしていつまでも、 おな 同じすがたをしていぼせん。 こっこく、一そのすがたを かえていきます。

8. 科学のアルバム 雪の一生

とのない曇は , すうひやく ひょうカー 長いあいだには数百メートル アラスカの氷可。 一年中とけるこ 、、どう ひょうカ , わんかん ひょうカ { もつもって氷ラ可にかわる。氷可は一年問に田 0 メートルぐらい移動する。 ねんい ) う 38

9. 科学のアルバム 雪の一生

會シャクナゲのえだにできたェビのし てきカせ つほ。状の樹氷。ひかく的風がよわい ときにできる。 ダケカンノヾのえだにできた工ビのし じゅひょう こおり っぽ状の樹氷。えだえだをかざる氷 ホゆ は , まさに冬の花だ かざしも 會モンスターの風下には , ふきだま りができて , やわらかくなだらか きよくせん な曲線ができる。 ゆきおお 風がよわく , 雪が多い年によくで ほとんど曇がっ きるモンスター もってできたようにしかみえない が , 工ビのしつほ。と雪とでできて いる じゅひょう しよう は′、

10. 科学のアルバム 雪の一生

←気ラ品が高いと , しばしば雪の けっしよう 結晶と結晶がくつつきあって はんしルう おちてくる。本州などにふる おお おお 里雪に多い。 大きなかたまり ゆき でおちてくる雪をボタン雪と きおん さと一りき きおん ひく ゆき けっしよう ・気温が低いと , 雪の結晶はく たんどく つつきあうことなく , 単独で おちてくる 。高い山にふる雪、 やま おお