空気 - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム 雪の一生
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1. 科学のアルバム 雪の一生

はんかいかわ かにやぶひの〔海は た、気がこ , 風本【雪 たい空「風はき節 : 日る ふ あた〕節にと、季 もつ、季側る。てでい でめら海ばすっ冖 。冬しか本のらよ「羊に だ〔一日てふに平き節 はん。大をつをた、太と、季 、毎く る ) 、気そ ( 雪か。 本ふこ . 〕空にりきるす わ : 日をそたま山くでふカ過 っ つのが通 る、気。 た 蒸るめ〕高をい雲〔雪が てれ水いし , ・雲 , もあ圧め れはて , はい雪やにき気 流「上れて、気てた , 地 ( 低 の〔海わきい空れか、平 , おてのさきの、先 / 暖くおっこやふ冖側 ) ・春 ・冬 , 日本海側にふる雪 雲は消える 水分をうしなった かわいた空気 太平痒側 シベリア 大陸 しめった空気が ドぼ水蒸気主昇する 日本海対馬海流 ( 暖流 ) が流れている 本海側一 - すいし : き 3 太平洋 あっ あっ 雪がふってきた ゆき ノ、よっ く、ら そら どんよりと暗い雲におおわれた空から、雪 ほんかくてきふゅ 0 いよいよ本格的な冬です。 がふってきました ゅうせい てんきす 天気図を見ると、日本の西には優勢な高気 はったっちゅうていきあっ 圧があり、東には発達中の低気圧があります。 こ、つ」 きあっはいち せいこうと、ってい いわゆる西高東低の気圧配置です。この高気 かぜ ていきあっ なか 圧から低気圧に流れこむつめたい北よりの風 きせつふう ふゅ が、冬のきびしい季節風です。 きせつふう ふゅ そだ 大陸で育ったつめたい冬の季節風は、日本 海をわたってくるあいだに、しめった空気を ノ \ 、つ」 りはこんできます。このしめった空気 さん につばんれっと、つ が、日本列島を背ばねのように走っている山 力しリよう ゆきぐも 脈にぶつかると、雪雲ができ、そこに大量の ゆき 雪をふらせるのです。 力し みやく ひかし み せ につばん きた

2. 科学のアルバム 雪の一生

やりカ , たけ ひ : うがちけ、、 ←北アルプス槍ヶ岳の氷河地形。大きく ひ : うカー くばんだ谷が , むかし氷河がけすって 、できた谷といわれている。 積雪がゆっくり移動する力でおこる根 まがり。 らから い名卩 3 ー・お ? 第ン第ー こおり ゆき けっしよう 一一一て、雪の結品はだんだんまるみをおびた氷つぶになっていきます。 かたら けっしよう こおり ゆき ゆきししんおも ' ′【氷つぶになって形がくすれた雪の結晶は、雪自身の重みで下へ下 ・ゆき へとしすみ、きめのこまかいしまり雪にかわっていきます。 けっしよう しんせつ けっしよう ふったばかりの新雪は、結品と結品のあいだに九十パーセントも く、つ医」 くうき ゆき 空気をふくみ、しまり雪でも六十 5 七十パーセントが空気です。 ゆき こおり このように雪は、たくさんの空気と氷つぶでできていて、光を乱 ・はんしゃ , ? 反射するので、あのように白くみえるのです。 せきせつ せいしつゆき 積雪はしまっていくあいだに、いろいろな生質の雪になります。 ゆき 雪がしめっているかかわいているか、またやわらかいカカたいカ こおり ゆき は、雪にふくまれている氷のつぶどうしのつながりかたや、空気、 すいんりよう 。 ' 、一水匇の量がきめてになります。 せきせつ じかん へんか ひょうが 積雪や、それが変化してできた氷河は固体ですが、長い時間には、 えきたい 液体のようにふるまいます。 ゆき たとえば、しゃ面につもった雪はしよしょに下へ流れていくので、 そこにはえている木ぎには、たいへんな力がかかります。そのため、 ゆきぐにやま げんしよう 雪国の山の木ぎには、根まがりという現象がおこります。 ゆき せつけい らから たにそこ ひょうが おお また氷河や雪溪の雪は、ひしように大きな力で谷底をけすってい ューじがた くので、そのような谷の断面は、字型にほれています。 めん だんめん しろ ちから した した した ひかり

3. 科学のアルバム 雪の一生

ちきうしよう 水はいろいろなすがたにかわりながら地球上 をめぐる。どんなところにどんなすがたの水 カくひそんでいるかしらべてみよう。 太陽 成長した雲 とけて水 になる / 霧や雲 上昇してひや される すいしようき 水蒸気 こおって氷になる 水蒸気 すいしようき、 水蒸気↑↑ 水蒸気 ⅢⅢ↑↑Ⅲ水蒸气 すいしようき すいしようき 水蒸気 植物の葉から 蒸発する みすうみ しようはつ すいしようき 水蒸気 ↓↓ くうきちゅう て、空気中へにげていきます。 ・すいしよう医」 ところが、この水蒸気もまわりのつめたい すいてきえきたい 鈿空気にひやされると、 小さな水滴 ( 液体 ) に なって、霧や雲をつくります。 一り ゅ医」 あめえきたい 霧や雲からは、雪 ( 固体 ) や雨 ( 液体 ) が ちしよう みす ふることがあり、水はふたたび地上へもどっ しようはっ ていきます。そのあいだに蒸発して、また水 しようき みす 蒸気になってしまう水もあります。 ちきゅうじよう みすへんか このように、地球上では大規模に水が変化 しなからうごいています。そして、これらに ・け / んしよう 医」しよう・けんしよう ともなう現象が気象現象です しつけんしつ みすへんか 実験室でも、水の変化するようすをかんた んにためしてみることができます。しかし、 気象象ほど身近にみることができて、しか みすへんか も大規模におこる水の変化はありません。 ちきゅう 医」しよう・けんしよう やがいじつけんしよう 気象現象は、地球という大きな野外実験場 げんどうりよく でおこっています。それをおこす原動力は、 たいし玉、つ 汞太陽のエネルギーです。 おお

4. 科学のアルバム 雪の一生

しゅんす、 くうきらゆう すいてき ※空気中のごく小さな水滴は、純第な水だと、 れい下四十度ぐらいにならないとこおらない へいち 平地に木がらしがふきぬけ、落ち葉がまい やま ふゅ きせつふう ちるころ、山では、もう冬の季節風がふきは ノ、よも しめ、どんよりした雲におおわれています。 きせつふう ノゝっ すいじよう医」 季節風がはこんできた水蒸気をふくんだ空 たかやま 気は、高い山をかけのばるとき、ひやされて きり , 〉第 , 霧や雲をつくります。この霧や雲をつくって すいてき すいてき いる小さな水滴は、とてもつめたい水滴です。 みす こふつう水は、セッ氏れい度でこおりはしめ すいてき 季節風にはこばれてきたしめったますかこの水滴はれい度以下でもこおりま さんらよう 空気が、山頂ふきんでひやされて すいてき※ かれいきやくすいてき 霧をつくった。この霧がとおったせん。この水滴を過冷却水滴とよんでいます かれいきやくすいてき あと、木ぎは氷の花がさいたよう むひょう しかし、過冷却水滴もれい度以下にひえた これは霧氷の一種だ。 物体にぶつかると、たちまちこおってしまい こおりむひょう ます。こうしてできる氷が霧氷です。 みす ぶったい あしおと 冬の足音 しカ しカ

5. 科学のアルバム 雪の一生

深まりゆく秋 あきゅうひ 秋の夕日は、つるべおとしにしすみ、 ざむよる きゅ、フにはだ寒い夜をむかえます よる ち・じよう はれあがった夜は、地上からどんどん じめん ねっ 熱がにげていくので、地面やそのふきん もの にある物がひやされます。 よる かわみすうみすいめん 川やの水面 夜になってもひえにく ) じようはっ すいしよう」 からは、水蒸気がさかんに蒸発します。 あ 1 やま あを一ゅ・つ / トつ」 すいじようき 朝夕のひえこみのはげしい秋の山で、葉 この水蒸気が、つめたい空気にふれると、 のはたらきがにぶくなった広葉樹がい 医 ) り・ すいてき っせいに色づきはじめた。やがて葉をお すいふん さむ なか ふゅ 小さな水滴にかわり、霧になります とし、冬のきびしい寒さの中で、水分が しようはっ よる ひいちにち 蒸発してしまうのをふせく やがて日一日と、夜のひえこみがきび きおん あさぎリ ←湖面からたちのばる朝霧。あたたかい水しさをまし、気温かセッ氏れい度以下に 面に、つめたい空気がふれてできる。雲 しよも こおり も水蒸気がひやされてできる水滴のあっさかると、相かおりたり、次がはったり ちひょう おな まりで、霧とまったく同じもの。地表ふ きんにできるものを務とよんでいる するようになります いい めん 0 あき しカ

6. 科学のアルバム 雪の一生

みすうみみす こおった湖。水はセッ氏 4 度でもっとも重 くなり下へしすみ , それよりつめたい水は すいめん みす かるいので , 水は水面からこおる。 すいし【うき あさきリ ・湖面にたっ朝霧。水蒸気がひやされて小さ な水滴になり , それが光を乱反窮して白く す、、し一うき みえる。水蒸気は気体で , 目には見えない。 * 水はめぐる みす みちか 水は、わたしたちの生活の中で、もっとも身近にある ぶっしつ ちきゅうしようせいぶつ ー、物質のひとつです。空気とともに、地球上の生物にとっ てなくてはならないものです。 みすへんか それだけではありません。水の変化によっておきる現 しよう かんきよう ちきゅうしよう ぐ象か、いろいろな環境をこの地球上につくりだし、生物 のすめる惑星にしているのです。そのル象とは、どんな げんしよう 」」を現象でしようか。 3 地球」」、〔ると一豸」〔ろ〔ろなす。をし。水 があります。その九十七パーセントは瀇おで、二パーセ ひょうが ちかすい ントが氷河、〇・六 ーセントが地下水、のこりが川や みすうみみすくうきちゅうすいしようき 湖の水、空気中の水蒸気です。 みす おな これらの水は、けっしていつまでも同しところにとど おな まり、同じすがたをしていることがありません。たえす へんか 変化し、うごきまわっているのです。 ふゆみすうみみすえきたい こおり たとえば、冬、湖の水 ( 液体 ) はこおって氷 ( 固体 ) みす になりますが、やがて春になるととけて水にもどります。 すいめんこおり すいしようき きたい しようはっ また、水面や氷からはたえす水蒸気 ( 気体 ) が蒸発し せいかっ なか せいふつ

7. 科学のアルバム 雪の一生

しんせつ 會新雪のふったあとについたウサ lb き ギの足あと。ふりたての雪は , 雪と雪のあいだにたくさん空気 やわらか をふくんでいるので , くふわふわだ。そのため雪のや んだすぐあとには , このよう ( 足あとは深くしすむ。 し レわき ←雪がやんだあと , 白くかがやく しんせつ そら 万雪とまっ青にはれた空 雪カく くうきらゆう ふるときは , 生気中のこま 力、し、 ちりもいっしょにはこんでくる。 そら 雪は空のそうじ役もする。 さお き =

8. 科学のアルバム 雪の一生

すいし : うき しようはつ 會上 , 葉の表面から蒸発する水蒸気や , すいしようき らよくせつ 気中の水蒸気が直接固体になってできる す、、てき ひ : うめん 自。葉の表面からでるこまかい水滴か っち おってできることもある。下 , 土のすき ちひょう まをつたって地表ふきんまでのほ、ってき かざんはい こおってできる霜柱。火山灰の た水が , ようなこまかい土によくできる。 水たまりに氷がはった。れい度以下のっ めたい空気 . や物にふれたところから , おりはじめる。 ひょうめん きらゆう っち

9. 科学のアルバム 雪の一生

はる ゆき 右 , 春の日ざしをうけてゆるんだ雪 うえ の中から木ぎがえだをもたげる。上 , 曇どけをまっていたかのように花を さかせたフキノトウ。 なか はな きせつ 雪どけの季節 ゆき はる 春のあたたかい日ざしをうけて、雪はだん みす だんとけていきます。とけた水がふたたびひ こおり えて、氷になることもありますか、やがてこ れもとけてしまいます。 ゆき く、つきちゅう また、蒸発して空気中にきえていく雪もあ ります。 ゆき 雪どけとともにあちこちで、植物がめばえ、 と、つ 冬みんからさめた動物がでてきます。あんな ふゅ きせつ にきびしかった冬の季節もおわりをつげます。 まんねんゆき につばん 日本には万年雪とよばれる、一年中とけす ゆき ひょうか にのこっている雪もありますが、氷河になる ゆき にはいたりません。たいていの雪は、夏かく るまでにとけてしまいます , 。 は どうぶつ しよくぶつ ねんじゅう なっ

10. 科学のアルバム 雪の一生

うひーう 雨氷。気温が高くて風がつよいと , ぶつ かった木ぎをいったんぬらし , それがっ ぎつぎにこおる。そのときとじこめられ くうき うひょう た空気が , 気ほうになってみえる。雨氷 あめ といっても雨がこおったものではない きおん きおん そひょう かたち ←歯プラシのような形をした粗氷。気温が 低く , 風がつよいときにできるため , 氷 つぶどうしのむすびつきがつよく , たい へんかたい 樹氷はの強さや気苡のちがいで、いろい かたちせいしつ ろな形や性質のものができます。 たとえば、気かく飃かよわいときには、 ェビのしつばとよばれる、もろくてくすれや じゅひょう & すい樹氷ができます。 はんたいに、気が蕋くて風がつよいとき かたくこおった雨氷ができます。 また、気か氏く、飃がつよいときには、 粗氷とい、つ、かたくとんがった歯フラシのよ じゅひょう うな樹氷ができます。 じゅひょう 医」り さらに、かわった樹氷として、霧つぶが、 ゆき ふってくる雪もいっしょにのりつけにしてで かたち ゆき きる、雪だるまのような形のものがあります。 これをモンスターとよんでいます。 そひょう 、つひょう