面 - みる会図書館


検索対象: 科学のアルバム 雪の一生
41件見つかりました。

1. 科学のアルバム 雪の一生

しゃ面につもった雪となだれ ゆき じかん しゃ面につもった雪も、時間がたつにつれ てだんだんかわっていきます。しかも、この ゆき めんひく 雪には、しゃ面の低い方へむかって、ゆっ り流そうとするカかはたらいています めん せっそうせっそう しゃ面につもった雪層と雪層のあいだにち こおり かいかてき、氷つぶどうしのむすびつきかよ わくなると、なにかのひょうしにすべりだす 尾根のゆるやかなしゃ面からふくことかあります。これかなだれです ゆき こおり が、きゅ、つなしゃ面にむかってョの せつ・ たとえば、霜ざらめ雪ができたり、 氷つぶ ひさしをつくる。これをョびという。 せつ した みす ョびはじよじょに下へすりおち、お めん のあいたに水がはいりこんたときには、よく ちたョがしゃ面の譱ョにショックをあ たえて、なだれになることがある なだれかおこります。 さき しんせつ ←先につもった雪の上に新雪がふりつ ゅ、 もったが、雪と雪のむすびつきがよ また、なだれは、角度三十 5 四十五度のし しんせつ わく、新雪がすべりおちて、なだれ や面でおこりやすいこともわかっています。 めん めん めん ちから かくど

2. 科学のアルバム 雪の一生

境のス い積 かあ よ 小 か 界 3 水バイ き っ だ雪当 わ さ い のの 線は一 オご だ す っ な ンノ を断ん 、ナク ま が た つは は雪ー り 面ん を と た っ . 層言び ) き と し ( こ の こ回 3 き と火ひ 、んのあ そ て線ら り 雪鵞で の雪ろ 0 ( ま と 層あ 小 く はわ け 下た 、れ は 左 5 ぶた つれ っ び ) る積 、上 1 天ーた る ・ゆナ - き あ ひの気き雪。 人と カく、せ で い 冫ふ層言 が だ と て っ の の け断 足し あすこ うい っと く に っす線た雪 た面 あ し ま る いとと層 みイ を 。は く きの ン み ク のののあ . 寺 . き の ノ ) ク ) み お い 界各天 ま 層言 ぃ か せ ふ て は 線芫雪気き さ す そ っ を 内 の しヾ つ つ と 層言 を て な れ つ あ 部ふ み つ ふ て よ く お ぞ く は の な い を る っ る り や る だ た し に 雪 は ま み 雪 で の て の た び は き あ ち を と く 層言が が て け ら や る 根ねす そ あ ん い れ わ い の の ま 手れ で 雪に は ま れ て る と す 層言を す と 雪い 言は ま カゞ ・ヨせ 圭 . せ が ま き 疋ぃ し ) ョっ 、貝き い 層言 ふ す の た の ヨつ く と 厚ふ 断 天万 ま 地じ つ よ り す 面 面 さ た そ タてき も を ん と の だ の に た よ き つ お ノ第 だんめん 20

3. 科学のアルバム 雪の一生

風は手まえからむこっ もようかり , 側 ~ 、 0 、た = とがわかる なめ左下から右上 ~ ふ 0 、た さんらい 雪面はけすられて小山 0 よ 00 = 00 , 、 0 後、 = 0 、 0 、 0 ・ =

4. 科学のアルバム 雪の一生

・しめった雪のしゃ面を , ころが年 ーながら大きくなっていく雪玉。 : はお ゆきたま の . やま一 - い三を 野山をまっ白にうめつくす雪。 ゆき 雪は 0 水のかりのすがたです。 けっしていつまでも、 おな 同じすがたをしていぼせん。 こっこく、一そのすがたを かえていきます。

5. 科学のアルバム 雪の一生

せつめん 雪面からとびあがる雪つぶを こうそくどしやしん 高速度写真で撮った。曇っぷ は , びよんびよんはねるよう にとんでいく。また雪つぶは かる 小さいほど軽いので , とおく までとんでいく。 ・地ふぶきは , うなりをたてて ますますはげしさをましてき ゆき た。まいあがる雪つぶは , 太 陽の光もかくしてしまう。 ひかり

6. 科学のアルバム 雪の一生

せつかい 0 雪害から鉄道をまもるくふう はる し ) 」と ゆきぐに ゆき そのため、雪国では雪おろしが欠くことのできない仕事です。 ど、つろ てつどう たてもの ・なだれは建物をおしつぶしたり、道路や鉄道をうめてしまいます。なだれの すく なら用おこりやすいしゃ面は、まさつの少ないところです。木をうえたり、しゃ面を にれり利 かいだんじよう 階段状にして、まさつを大きくしてなだれをふせぎます。 ど、つろ てつどう はる新用 また道路や鉄道では、なだれのおこりやすい場所には、おおいをかぶせたり 雪わ ひ力い ゆき ゆき たかカ なだれる雪をはねとばす、雪はね台をつくってなだれの被害をふせいでいます。 つにん おんけい ゆき せつがい も水か このほかにもいろいろな雪害がありますが、雪からうけている恩恵もわすれ つなや 「山う発てはなりません。 の野ほ。カ ゆき ちょすいち ゆき みすおなやくめ ふゅ だて ~ 水 冬のあいだたくさんふりつもった雪は、貯水池の水と同し役目をします。雪 のと汞れ財では、ほうふな雪どけ水が水力発患や、農業用水、工業用水、料ななどに きちょうてんねんしげん ゅ冬るのさ つかわれており、なくてはならない貴重な天然資源です。 0 物おを京 00 なだれた雪をはねとばす雪はね台 4044 いⅢ 4 罍 ・めん てつどう おお 0 ロロ 0 せんろ なだれから線路や列車をまもるトンネル めん てつどう ーーうせつりん ふぶきから鉄道をまもる防雪林

7. 科学のアルバム 雪の一生

* もくじ 深まりゆく秘・ ふゅ第あしおと 冬の足音・ 6 ゆき 雪がふってきた・ 8 雪は天から送られた手・ 颶のいたすら・ せきせつないぶ 積雪内部をしらべる・ ゆき しゃ面につもった雪となだれ・ 樹氷のひみつ・ むひょう 樹木以外にできる霧氷・ ゆき きせつ 雪どけの季節・ ゆき こおり 雪から氷へ・ えきた 1 きた、 固体・液体・気体・ 水はめぐる・ みず じゅひょう めん

8. 科学のアルバム 雪の一生

かぜ 風のいたずら ゆき 雪がやんだあとも、山はしばしばはげ ゆき かせ せきせつ しい風かふきあれ、積雪 ( つもった雪 ) ひょうめん よを表面からふきとばしていきます。 ゆき せきせつ ひょうめん 』ふぶきは、積雪の表面から雪つぶか、 く、っちゅう 、けんしよう 空中にふきとばされる現象です。 ゆき べっゆき とばされた雪つぶは、また別の雪つぶ れをはねとばし、つぎつぎこれをくりか、疋 せきせつ します。こんなとき、積雪の表面には、 おもいかけないもよ、つかてきます ゆき せきせつ はねとばされた雪つぶが、積雪の表面 にふつかり、これをけすったり、ほった ゆき せきせつひょう ぶりするのです。また、雪つぶは、積雪表 めん 會面をかたくかためたりもします。 やま ひょうめん ひょうめん

9. 科学のアルバム 雪の一生

・あどがき から舞いおりてくる美しい雪の繪晶。そのどれひとっと「てみても、けっ どくじ かお おな して同しものはありません。ひとつひとつに、それぞれ独自の顔があります。 しろゆき おな っこくも同じすがたをしていません。 また、野山につもったまっ白な雪は、い こっこくと、まるで生き物のよ、つに、そのすがたをかえていきます。 おも しろ ゆき いままで、雪というと、ただ白くつめたいだけだと思っていた人も、この本 おも ゆき をごらんになって、あらためて雪を見なおしてくださったことと思います。 ちきゅうじようゆう ゆき そして、雪が生き物のようにふるまうのも、つまるところ、この地球上を雄 おも みず 大な規模で水がめぐるからだ、ということがわかっていただけたと思います。 おお このアルバムをつくるにあたって、多くの方がたのご協力を得ました。北海 、らよう しやしん かんしゅう どうだいがくていおんかがくけんきゅうじよわかはまごろうせんせい 道大学低温科学研究所の若浜五郎先生には、監修をしていただき、貴重な写真 しゅざい じゅひょう あべしようじろうせんせい やまがただいがく をお借りしました。また、山形大学の阿部正二郎先生には、樹氷の取材にいろ いろと協力していただきました。 しりようせいり しょようおかざきっとむ 最後に、あかね書房の岡崎務さんには、構成ならび資料整理の面でおてつだ あっ いしていただきました。みなさんに、この場をお借りして、厚くお礼を申しあ げます。 きようりよく のやま もの もの こうせい かた きようりよく ひと めん 片平孝 かたひら よも、つ ほっ力い たかし ほん

10. 科学のアルバム 雪の一生

深まりゆく秋 あきゅうひ 秋の夕日は、つるべおとしにしすみ、 ざむよる きゅ、フにはだ寒い夜をむかえます よる ち・じよう はれあがった夜は、地上からどんどん じめん ねっ 熱がにげていくので、地面やそのふきん もの にある物がひやされます。 よる かわみすうみすいめん 川やの水面 夜になってもひえにく ) じようはっ すいしよう」 からは、水蒸気がさかんに蒸発します。 あ 1 やま あを一ゅ・つ / トつ」 すいじようき 朝夕のひえこみのはげしい秋の山で、葉 この水蒸気が、つめたい空気にふれると、 のはたらきがにぶくなった広葉樹がい 医 ) り・ すいてき っせいに色づきはじめた。やがて葉をお すいふん さむ なか ふゅ 小さな水滴にかわり、霧になります とし、冬のきびしい寒さの中で、水分が しようはっ よる ひいちにち 蒸発してしまうのをふせく やがて日一日と、夜のひえこみがきび きおん あさぎリ ←湖面からたちのばる朝霧。あたたかい水しさをまし、気温かセッ氏れい度以下に 面に、つめたい空気がふれてできる。雲 しよも こおり も水蒸気がひやされてできる水滴のあっさかると、相かおりたり、次がはったり ちひょう おな まりで、霧とまったく同じもの。地表ふ きんにできるものを務とよんでいる するようになります いい めん 0 あき しカ