の お あめ とおり雨 くも にゆうど、つぐも 入道雲の下に、くろい雲がみ えます。そこのところだけ、雨 がふっているのです。 おびの雲とくらべると、雨の ふるところがせまいです。 あめ あめ
一九三八年東京に生まれる。中学入学のと きカメラを手にし、はじめは花や動物をうつ していたが、夏休み、夕日をあびてたくまし にゆうどうぐも 、雲のマ 塚く発達する入道雲をうっしていらい ニアとなる。高校のとき、「全日本学生科学賞」 さいゅ、つしゅうしよう けんきゅう せんもん で最優秀賞を受け、雲の研究もしだいに専門 てき 午になる げんざい きしよう かんけい 現在は、雲ばかりでなく、気象に関係のあ ひやっかじてんきようかしょ る写真もうっし、国内の百科事典、教科書な どに広く採用されている。 著書に「雲」「日本の雲」「水ーーめぐる水の ひみつ」 ( あかね書房 ) がある。 日本気象学会会員 現住所武蔵野市吉祥寺南町 1 つかもとはるひろ ムロ はったっ
まえ こんにち カカ′、 今日のように、科学がはったっする前は、雲はわたくし たちの生活と、たい せつなかかわりをもっていました。あ とー」 ほ、つさ′、 てんき 3 雲したの天気をしったり、その年の豊作をうらなうのに、雲 すのうごきや風のふきかたを、さんこうにしていました。 きしようえいせい 気象衛星がうちあげられ、コンピュータがはったっした ちょうきょはう フげんざいでは、長期予報はよくあたるようになりました。 あめ ちほう でも、ある地方に、なん時ごろ雨かふるかとい、つよ、つな、 くも よそう こまかい予想には、雲のうごきをみることがひつようです。 くも てんき かんてんばうき 雲をみて天気をしる「観天望気」は、今でもわたくした ちの生活に、ちよくせつかかわりあっています。 じゅう てんき わたくしたちの夢は、天気を自由にかえることができる にゆうどうぐも ひ一」うき ようになることです。今では、入道雲に、飛行機から水や リようおお せいこう ドライアイスをまいて、雨のふる量を多くすることに成功 じっレ、つか し、外国では実用化もされています。 くも そら ひつようなときに、 あとは、雲のない空に雲をつく ひつようなだけの雨をふらせることかできたら、さばくを ゅめ みどりの畑にかえることも、夢ではなくなります。 せいかっ 力い一」 / 、 せいかっ はたけ かぜ あめ ゅめ あめ みす