ぜんしつ ←前日にさなぎになる準備をすませたミャマモ 「ようらゆう ンキチョウの幼虫が、からだをさかんにのび みぎ ちぢみさせて ( 右 ) 、幼虫のからをぬぎはじめ 「ました。背中のからがわれ ( 左 ) 、さなぎがで ふんかん てくるまで、やく七分問のできことでした。 し事、っちゅう じゅんび
、 ) 、つっ こうざん ふもとのサクラの葉が紅葉するころ、高山の頂は、 はっゅ強、 うっすらと初雪におおわれます。 ←朝っゅにぬれながら、アザミにとまるモンキチョウ。 あさ・ いただき 十になると、山の紅葉が、おから ふもとの方にむかって、日一日とおり てきます。 ふもとでも、朝ダはめつきりえこ んできますが、あたたかい日には、ま つだチョウのとぶ姿がみられます。 平地にいるモンキチョウは、ミャマ ちか モンキチョウにとても近いなかまです。 さむ つよ モンキチョウは、寒さに強いうえに、 まっかいどう ン北海道のような北国でも年に三回、あ ち・よ、つ たたかい地方では年に五、六回も発生 じき あき します。そのため、秋のおそい時期で も成虫の姿をみることができるのです。 小もとの秋 せいちゅう すがた あき すがた きたぐに ねん ねん はっせい
←卵からでてくるタカネヒカ ようらゆう くら ゲの幼虫。朝 , まだ暗いう ちから卵の上部にあなをあ じかん け , 1 時間ほどででてきま す。卵からでた幼虫は , 卵 のからを食べてしまいます。 あさ よう引 ) う よう ) う ようらゆう らを食べますが , でた幼虫の多くは , おお ンキチョウの幼虫。 ・生まれて 3 日目のミヤマモ この幼虫 ようらゆう 卵のか 卵から おもて は を食べます。 マメノキの葉の表がわだけ のからです。幼虫は , クロ ようらルう 白いっぷのようなものが卵 は , からを残したままです。
産卵 かつけしゅん タカネヒカゲは七月下旬、ミャマモ ) , 、、 2 一「ドぎかンキチョウはそれより少しおくれて産 卵をはじめます す雰 よ、っちゅう ミャマモンキチョウは、幼虫のえさ おもて 、って となるクロマメノキの葉の表に、卵を ま卵て 一個すっ、むぞうさにうんでいきます。 さんらん 、 ' ・。一弩で 0 それにくらべ、タカネヒカゲの産卵 みどす 、ほを はとてもしんちょうです。幼虫のえさ 2 ・み となるスゲの、しかもなぜか、かれ葉 力や さんらん ゅ医」 ヒこに産卵します。かれ葉は、冬の雪で地 せん カまめん ー ( 、タ面におしつけられていて、りよう線の るな つよ ( 日強い風にふかれてもあまりゆれないの ん産ま しんばい 會で、卵かおちる心配がないのでしよう。 かぜ たまご よ、っちゅう たまご
しーツ 霜のおりたクロマメノキの葉の裏にひそむミ きおん ヤマモンキチョウの幼虫。日がのばり、気温 かつどう さむ が上がると活動をはじめますが、なかには寒、 さで動けなくなり、死ぬものもいます。 ばしょ ←落ち葉のなかで冬「 ) しの場所をさがすミャマ こうざん しつらゆうが、てきすく モンキチョウの幼虫。外敵の少ない高山では、 ふゅ が、てき 外敵に食べられるよりも、きびしい冬の問に よ、つらゆう おお 死んでしまう幼虫の方が多いようです。 ふゅ あいだ 冬ごしにはいる幼虫 ー ) 要も カつじようじゅん 十月上旬のある朝、びっしりと霜のおり たクロマメノキの葉の裏に、ミャマモンキ よ、っちゅう チョウの幼虫がいるのをみつけました。 タカネヒカゲの幼虫は、すでに石の下に かくれて、冬ごしにはいっています。ミャ ようちゅう マモンキチョウの幼虫のなかにも、はやく 、い A よ、っちゅう 生まれた幼虫は、落ち葉の中にもぐって冬 ごしにはいっているものかいます・。 この幼虫は、おそく生まれたために、一 日でも長く葉を食べ、たきくなろうとして どしも いるのでしよう。でも、もう一度霜かおり ると、クロマメノキの葉はかれおち、幼虫 は冬ごしにはいらなければなりません。 よ、っちゅう よ、っちゅう あさ よ、っちゅう