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検索対象: 国民百科事典2
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1. 国民百科事典2

ヒの構造と各部名称 つま皮 5 3 5 た形のくつの総称。婦人ぐっの代表 ド型の俗にテニスシューズとよばれ 的な形である。はきロのカットの形 るものや , 編ーヒげ型の俗にスニ ート , 角 , 丸などさまざまであ ーとよばれるものなどある。 5 ) 子ど る。表側に装飾のないプレーンパン もぐっとくにしようぶで , つま先 プスのハイヒールは婦人ぐっの正式 か、ひろく , かかとカ { 低い。ひもどめ の形でオペラバンプスともよばれる。 のノヾンドぐっ , ロの音 5 分にゴムのは いった型が多く , 男児用にはプーツ つま先の部分がカットされているも のはオープントーノヾンプスという 型のスクリッパーや , 編上げぐっが 3 ) モカシン柔らかい皮や布製のく 用いられている。 つのヒールのない形で , 底皮が表に このはかにくつを形づくっている までかえっている。男女ともに室内 ヒールによっても名称づけられてい ばきにすることが多く , この形式を る。男子ぐっではヒールが低いのが ふつうでビルドアップ ( 積みかかと ) オクスフォード型などにとり入れた ヒールのあるくつも用いられている。 によることが多い。婦人ぐっには高 4 ) サンダルシューズ底をひもでと いヒールをつけることが多い。 1 ) 高 めるサンダル形式のくつの総称。ヒ さによって分けると , ヒールの高さ が 1 寸 2 分 ( 1 寸は約 3 cm ) 以下のも ールは高低さまざま , おもに婦人用 のをローヒール , 1 寸 4 分 ~ 2 寸 2 で夜会用から散歩用までひろく愛用 分までをミジアム・ヒール , 2 寸 4 され , 男子も海浜用などに用いる。 分以上をハイ・ヒールといっている 5 ) カッターシューズ舟のカッター ( ヒールの高さは日本では外側 , 外 に似た形のくつで , 1 cm くらいのヒ 国では内側で表わす ) 。 2 ) 形によっ ーノレのついたノヾンプス型 , 婦人の通 て分けると , a. キ ューーノヾン・ヒーーノレ 勤 , 通学 , 散歩などに気楽に用いら 2 寸前後の中ヒールで , ヒールの内 れる。 6 ) スリッブオンスリッノヾ形 側に丸みがなく , 全体が太めで , 積 式のくつで , はき口にゴムを入れて みかかとにすることもある , b. スク 伸縮がきき , はきやすい。おもに子 ェア・ヒーノレ四角いヒー . ル , c. ス ども用のくつだったが最近は男子ぐ ッシュ・ヒーノレフレンチ・ヒ っとしても愛用され , 通勤 , 散歩な ールと同じ形だが , 内側がカープせ どに適する。 7 ) サドルシューズサ す角ばっている , d. フレンチ・ヒー ドル ( 鞍い型に切った皮を甲皮の上 ルヒールの内側 , 外側もカープし ミシンで才甲えたオクスフォ にのせ , たヒーノレ , e. ノ、イ・ヒーノレ . ルイ ( 15 ド型のくつ。サドルの色は , 甲皮 世 ) ・ヒールともよばれ , 外側 , 内側と と調和する別色を用い , 白に茶の甲 も丸くカープし , 少し前よりにつく。 皮を使ったものが多い。 8 ) ゴルフシ 高さは 4 cm 程度 , などである。 ューズオクスフォード型のくつで 〔製法〕くつの作り方には手で手工 あるが , 底にすべり留めの金具がっ 的に作られる手縫いと機械によるも けてある。白と茶 , グレーと白など のと , この両方を用いるのとある。 のコンビネーションカゞ多い。本来は 最近はしだいに機械によるものが多 ゴルフ専用だが , 最近は散歩用のス くなってきている。製法には各種の ポーティなくつもこの名でよんでいる。 方法があり , 高級ぐっに用いられる つぎに用途によるおもな種類をあ ターン式とか , 甲皮と中底を袋状に げる。 1 ) イプニングシューズ夜会 縫うカリフォルニア式 ( プラット式 ) 用の正式なくつ。婦人は繊細な形の とか , 接着剤による接着式などいろ サンダル型やノヾンプス型を用い , 男 いろである。代表的なのはグッドイ 子は装飾のないノヾンプス型やプレー ャー式で , 男女とも皮ぐっはほとん ンなノヾルモーレルを用いる。 2 ) レイ どこの方法によることが多い。その ンシューズ ( レインプーツ ) 雨ぐっ 工程は , だいたい , つぎのようであ のことで , 防水布 , ゴム , ビニルな る。皮を裁断する , 甲皮 ( 先飾り皮 , どで作られる。プーツの形式をとる つま皮 , 腰皮 ) を作る , 木型に甲皮 ことが多く , 内側に毛織物や毛皮を をつり込む , すくい縫い ( 細皮 , 甲皮 , つけたものは防寒用とされ , スキー 中底を縫い合わせる ) , 中物入れ ( 中 のときスキーぐっとのはきかえに用 物にはコルクを松やにで練ったも いられるのでアフターシュズとも のが多く用いられる ) , ふますしん よばれる。 3 ) オーノヾーシューズ 般にくつの上にさらに重ねるくつで , 入れ ( 鋼鉄あるいは木 ) , 出し縫い ( 細 雨よけとしてレインシューズ代わり 皮と本底とを縫い合わせる ) , ヒー としたり , 防寒用として室内ばきと ルの打ちつけなどである。 / 皮革 〔くつのサイズ〕くつのサイズはつ して重ねたりする。 4 ) スポーッシュ ま先からかかとまでを測ってで表 ーズ運動用のくつの総称。スキー わしたり , くつの木型の底たけをか ぐっ , スケートぐっ , 登山ぐっなど わ尺で表わすなど , メーカーによっ 専用に作られるものもあるが , ふつ てまちまちである。くつ幅は外国で うはひろく運動や散歩に用いるもの は一つの長さに対して 4 , 5 とおり をいう。布製でゴムの底のついたも あるが , 日本ではたいていーっの幅 のが多く , はき口にゴムのはいった しかない。甲の皮はきめがこまかく , ものはひろく子どもぐっとして通学 弾力性があってなめらかで , 適度の にも用いられる。またオクスフォー 腰裏皮 舌皮 市皮 腰皮 月形しん 半敷 先飾り皮 先しん ・・中物しん 化粧皮 出し縫糸 ん ふ 中底 中物しん 本底 積上け皮 中底 細皮 すくい糸 2 3 くつの文数 文数 底長 甲囲 ( cm ) ( 文 ) ( cm ) 24. 6 21. 5 10. 3 21. 9 25. 2 10. 5 22. 3 25. 8 10. 7 注甲囲は踏付部のサイズ 4 0 5 運動ぐっと雨ぐっ 1 は学童用の前ゴム運動 ぐっ。 2 はひも付きの 運動ぐっで , テニスシ ューズともいう。 3 は 編上げ式の運動ぐっで スニーカーともいう。 4 はビニル製のオー ーシューズ。 5 はゴム 製のオーノく一シューズ。 6 は婦人用のレインプ ツ。 7 は男子用のレ インシューズ。 8 はナ イロン製のレインシュ ズだカ《 , アフターシ ュース・としても用いる 6 0 7 8

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画・一、野村敏雄 0 炉心 2 燃料要素 3 制御棒 4 黒鉛拘束梁 5 炉心拘束円筒 6 中性子しゃへい板 7 炉心支持板 8 炉心支持台 9 くすだめ 1 0 原子炉支持円筒 圧力容器 1 1 圧力容器保温層 1 2 1 3 ガスしゃへい板 1 4 圧力容器耐震拘束板 1 5 燃料出し入れ管 ( 制御棒や緊 急停止装置用ごしても使用 ) 1 6 低温ガス用導管 け 高温ガス用導管 1 8 ガス弁 1 9 ちょうつがい形伸縮管 2 0 第 4 蒸気発生器 蒸気発生器耐震支持機構 2 1 2 2 蒸気発生器圧力容器 23 ガス循環機羽根 24 ガス循環機用タービン駆動装置 2 5 補助駆動モータ 2 6 高圧 , 低圧混合予熱管群 2 7 ポイラ循環水ポンプ 2 8 低圧蒸発管群 2 9 高圧蒸発管群 ( 下部 ) 3 0 高圧蒸発管群 ( 上部 ) 3 1 低圧過熱管群 3 2 高圧過熱管群 3 3 高圧過熱器出口集合管 34 低圧主蒸気ドラム 3 5 高圧主蒸気ドラム 3 6 高圧乾蒸気ドラム 3 7 タービン建物へ通する線 , 管類 用架橋 3 8 給水ポンプ 3 9 生体しゃへい 4 0 しゃへい冷却空気用ファン 4 1 頂部補足しゃへい 4 2 燃料装てん機 4 3 燃料装てん機電源コード 4 4 燃料装てん機支持橋 4 5 燃料装てん機用天井クレーン 46 燃料装てん機操作室 4 7 頂部しゃへい区域へ通する更衣室 4 8 破損燃料検出試料管 4 9 破損燃料検出選択弁 5 0 破損燃料検出用試料ガス循環機 5 1 熱中性子柱 5 2 イオン箱室 5 3 制御棒用電源 5 4 配線室 5 5 発電所制御室 5 6 当直長室 非常用ジーゼル発電機 5 7 5 8 ジーゼル発電機所内配電盤 5 9 補機盤 6 0 蓄電池室 原子力発 電へのス ターター 2 鑿 4 0 0 0 1 0 く NUCLEAR POWER) 誌より したものである。炉心全体は鋼製の放射状格子の台に載 っており , 外周を円筒形の構造物で囲み補強してある。 これら炉心部は直径 18. 5 m の球形容器の中に封入されて いる。この容器は厚さ 82mm の鋼鉄板で , これを厚さ 3 m のコンクリートでしゃへいしてある。燃料の装てん , 取 出しはすべて炉の頂部しゃへいの上の燃料取扱装置を遠 隔操作することによっておこなわれる。冷却ガスは , 熱 交換器の下側のところに内蔵されている遠心式の送風機 によって循環される。また炉内の炭酸がスの試料は , 原 子炉の運転中は常時採取され , 破損燃料検出装置によっ て , きわめて徹少な燃料の破損もただちに検出すること ができるしくみになっている。熱交換器での熱交換によ ってえられた蒸気はノヾイプによって隣の建物にあるター ビンに送られ , その発電機を回転させて電気を起こす。 日本の大型原子力発電は , 東海村に造られる日本原子 こで発生した蒸気はタービン室に送られ , 85000 k W 力発電会社の発電炉によってスタートされようとしてい のタービン発電機 2 台を運転する。原子炉の炉心、はは : よ 円柱形であり約 15 00 トンの重量の黒鉛プロックが組み合 る。図はこの発電に使用される原子炉の構造 , これは英 わされ , 堅固に積み上げられている。炉心には 2052 個の 国のゼネラル・エレクトリク社によるコールダーホー 燃料溝が垂直方向に設けられ , そのおのおのに 8 本の燃 ル改良型で , 最大出力 166000kW である。燃料には天然 料要素が入れてある。この燃料要素は , 円筒形の天然ウ ウランを , 減速材には黒鉛を , 冷却材には炭酸ガスを使 ランを , 放熱ひれを有するマグネシウム合金の筒で被覆 用する。中央の炉心、を囲んで 4 基の熱交換器が置かれ ,

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5 9 4 語ではたとえ家族であっても目上で けいこ袿袴平安時代の上流婦 など ) をも考える必要がある。ただし あれば敬意の対象として表現する習 後者は日本語では敬語に比べてあま 人の服装で , / 袿と袴かを組み合 慣がある。このように社会的上下関 り発達してはいない。 わせた形式の衣服。室町時代以降は 係に対して一定の敬語表現を行なう 敬語は日本語以外にジャワ語 , タ 着流しが一般化したが , 宮中では婦 イ語 , 朝鮮語などにも見られる。ジ 言語的習慣を絶対敬語といい , 話し 人の服装に用いられ , 明治政府は 18 ャワ語などの敬語は敬意の程度に数 手のおかれた場面によって敬語表現 84 年に皇后をはしめ女官や宮中の祭 段階の区別があるが , すべて語彙 の形を異にする言語的習慣を相対敬 儀に列する婦人の服装として定めた。 的区別であって , 接辞など形態的事 語という。同し日本語でも古代の歌 袿に切り袴をつけ , 檜扇をもち , 実には関係なく , この点が日本語や 謡には絶対敬語の例がある。 履豸をはき , 髪を垂 : 髪 ( すべらかし ) 朝鮮語と異なる。日本語や朝鮮語は 敬語は先輩や上役などの社会的上 にした姿であるが文様や地質などに 位者 , 子どもの教師や医者などの心 語彙的敬語表現を有するとともに待 各種のきまりがあった。しかしその 理的上位者に対して用い , また疎遠 遇表現に属する接辞 ( れる , られる , 後の服装の簡略化によってしだいに ます , など ) を発達させている点に な人など距離を置いて話す必要のあ 用いられなくなり , 現在はまれに婚 袿滂 ( 宮中の女子礼服 ) 特色がある。語彙的敬語表現は複雑 る人に対しても使われるのがふつう 儀のさいなどにみられるだけとなっ であるが , 範囲が狭いのがふつうで であるか、 , ほかにもいろいろに使わ ている。 / 礼服 〔柳井〕 れる。親密な間がらでわざと使って ある。ジャワ語の敬語表現は , 「目 けいご敬語同しことがらを表 鼻 , 食べる , 起きる」などの日常語 笑わせるなどその例である。敬語を わす言語表現が , 話し手 , 聞き手 , 第 正しく使用するためには , 自分の置 についてみられるが , その数は限ら 三者の社会的心理的上下関係によっ れている。日本語や朝鮮語の語彙的 かれた人間関係を正しくとらえるこ てその形を異にする言語的習慣 , す 敬語表現も同しで , 日本語では「居 とが必要で , 誤って使用するとひじ なわち待遇表現の一つ , とくに敬意 る , 行く , 来る , 高う , 食べる , や ようにこつけいであったり , 相手に を表わす言語表現。したがって , 厳 る , もらう」などについてわりに多 不愉快な感しを与えることがある。 密にはその逆のものとして表現対象 い ( いる , おる , いらっしやる , いう を見下す表現 ( ぬかす , 行きやがる 敬語を正しく使用しうるかどうかは おっしやる , 申す , 申しあげる ) 。し その人の教養のめやすとみられるこ かし「ころぶ , 走る」などはこのよ とがある。 おもなマグネシウムの軽合金 〔大江〕 これに対し形態的 うな語彙はない。 けいごうきん軽合金アルミ Mg 以外の含有成分 ( % ) 敬語表現は規則的で広範囲にみられ ウムおよびマグネシウムを主体とし , 特長 A ー Z n Mn S i る。日本語の「れる , られる , ます , 金属材料として用いられる合金。い お・・・・・・になる」などははとんどの動 鋳造用 すれも比重が小さいのが特徴である。 0.2 打撃に強い 0.3 アルカリ金属やアルカリ土類金属も 詞についてみられる敬語表現である。 一般鋳造用 0.3 比重の小さい軽金属ではあるが 敬語表現は段階に応じて互いに対立 強度大 鋳造用 9.5 0.5 0.3 れらを主体とした合金はその機械的 し呼応による語群をなす。 粘性大 鋳造用 Z r ( ). 5 強度や化学的性質から金属材料にな 日本語の敬語は , 待遇表現に関係 らないため軽合金とはいわない する社会的 , 心理的な人間関係によ 一般用構造材 0.3 ( ). 2 〔アルミニウム合金〕アルミニウム り , ふつう尊敬語 , 謙譲語 , ていね 耐食性良好 鍛練用 1.8 ( ). 2 い語に分ける。敬意の対象は聞き手 か、 90 ~ 95 % で , のこりか・銅 , ケイ素 , マグネシウムなどでできている合金。 または第三者であるが , その関係者 おもなアルミニウムの軽合金 または関係物も敬語表現の対象とな 焼入れ , 焼戻しなどの熱処理によっ アノレミニウム る。 1 ) 尊敬語敬意の対象に対する 特長 て機械的性質を改良することができ , 以外の組成 ( % ) 鋳造用 , 鍛練用に大別される ( 別表 ) 。 敬意の表現。「あなた , おとうさま , 〔マグネシウム合金〕マグネシウム お子さま , お宅 , お手紙 , めしあが Cu 4 る , お書きになる , お美しい , 90 % , そのほかにアルミニウム , 亜金合 マンガンなどを少量加えたもので , つばに」などがその例 , 2 ) 謙譲語 敬意の対象に対して話し手がヘり下 強度があり , 熱処理ができる。アル ニウム合金より軽いが腐食しやす って行なう敬語表現。この場合へり い欠点カゞある ( 別表 ) 。 下った形で表現されるものは聞き手 , 最近チタンの性質が軽量で機械的 第三者であることもある ( 私から申 強度を有し , しかも耐食性にすぐれ し上げます , お前から申し上げろ , ている点に注目され , チタン合金と 父から申し上げます ) 。謙譲語には , して研究され , ジェット機関用材料 「致す , 申す , いただく くださる さし上げる」など属するが , 一般の などに利用されている。 〔笛木〕 けいこうせんりよう螢光染料 動作はこれらを補助動詞として用い て表現する ( 書いていただく , 書いて ケイ光漂白剤ともいう。水に溶けて , さし上げる ) , 3 ) ていねい語聞き手 繊維に染まり , 紫外線を吸収して青 に対する敬意もしくはていわいさを いケイ光を発する有機化合物。水に 表わす敬語表現 ( 赤い本「です」 , ス よく溶け , 染色性が良好で , 洗たく イス製で「ございます」 , 電車が通り してもおちす , 日光の熱に強い 「ます」 ) 。なお , 「お宅 , お子さま」 が望まれる。この染料の青い光のた などは尊敬語といわれるが , 「ご本 , め布の黄色みが打ち消され , 白く見 おすし」などを合わせ考えると尊敬 える。不純物を酸化または還元して 無色にする化学漂白剤に比べて繊維 語かどうか問題のあるところである。 をいためない利点がある。いろいろ 現代日本語ではたとえ目上であっ なものがあるカ { , ジアミノスチルべ ても家族など , 聞き手または第三者 ン・ジスルホン酸を母体とするもの に対して話し手の側に属すると考え が代表的である。また水に不溶のケ られる者は敬意の対象とならない イ光顔料はおもにケイ光塗料として ( 父は出かけました , など ) が , 朝鮮 ケイコ 合金 用 途 A Z F AZG A I O 3 3 4 6 Z B 3 1 A Z M AZ 503 ム 金 用途 内燃機関の部 強度が大 品など 比較的高温に 自動車用部品 耐える 夕、、イカスト 自動車機関ヒ。 ストンラジェ ータなど 鋳造用 , ダイ ン S i 11 ~ 13 鋳造しやすい カスト 自動車 , 航空 Cu 3.5 ~ 4.5 , 耐熱性がよく Si0.8 , Mg 1.2 機のエンジン 45 ( ) ℃くらい まで強度がお Y ム 金 に用いるはか , ~ 1.5 , M n 1.0 鍛練用にも用 ちないで熱処 ~ 1.5 , Ni1.2 ~ 理できる 2.5 , Fe<(). 8 いる 船舶用器具な Mg 4 ~ 7 , 海水に対して ヒドロ 耐食性が良好 ナリウム Mg 0.1 ~ 0.5 ど 航空機 , 自動 引張強さ大 , ジュラノレミン C u 4 , M g ( ). 5 , 車などの構造 ( 17 S ) 熱処理できる Mn 0.5 用材料 航空機 , その 超ジュラルミン Cu4.5 , Mg1.5 , 引張強さ大 , 他の一般構造 Mn O. 5 熱処理できる 練 ( 24 S ) 材料 航空機の構造 : 超々ジュラノレ Cu ( ). 3 , Mg2.5 , 引張強さ大 , 用 ミン ( 75 S ) 材料 熱処理できる Z n 5.6 , C r 0.3 Si 0.5 ~ 0.6 , 耐食性がよい 送電線など 電気伝導度大 Mg0.4 ~ 0.5 Cu アノレミニウム ー銅合金 8 Cu 12 ) 旦シノレ 用 アルドライ

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3 1 1 キカンシャ を変えることができる。なお . 島類の 気管の下端 ( 気管支に分かれる部分 ) には , しは・しは、いわゆる鳴暑がある。 〔節足動物の気管〕水中にすむ節足 動物が鰓呼吸を行なうのに対し , 陸 生のものは気管 ( または気管系 ) によ って空気呼吸をする。この気管は , 体 節に開いた小孔 ( 気門 ) に続いて , 木 の根のようにこまかく分枝しつつ体 内にあまねくいきわたっている細い イグナイトロン箱 管で , 空気はこの管を通って直接各 ED70 型イグナイトロン電気機関車 種の組織や器官に達し , ガス交換が 〔電気機関車〕 1879 年ドイツ人ジー 行なわれる。すなわち , 節足動物の 1769 年に作った道路上を走る蒸気二 気管 ( 系 ) は , 脊つい動物における気 メンスがベルリン勧業博覧会に発表 輪車に発すると考えられる。レール 道と肺と循環器 ( 心、臓 , 血管 , 血液 したのが最初で , 8 ( ) 年ジーメンスと の上を走る最初の蒸気機関車は 18 ( ) 4 は別個にエジソンはメンロ / 、一クで など ) をひとまとめにしたような役 年英国人トレビシックがウェールズ 割を果たしているわけである。 / 肺 2 ( ) () ポルト , 1 ( 月 - P の電気機関車を動か のマーサ・チドビル鉄道のために作っ した。日本では , 工事用の小型電気 / 呼吸 〔細川〕 たもので , 鉄鉱石の搬出に用いられ 機関車としての 1889 年笹子トンネ ぎがん義眼眼球が負傷や病気 1825 年世界最初の公共用鉄道と た ル建設工事用のものか・最初で , 次い して開業した英国のストックトン ~ で縮小したり , あるいは手術によっ で 1912 年碓氷 3 、す峠アプト式区間用の て摘出したため , 顔だちがそこなわ ダーリントン鉄道で使われたロコモ 電気機関車をドイツから輸入 , 平た れたとき , がラスあるいはプラスチ ション号はジョージ・スチープン ん線幹線用としては 21 年輸入の米国 ックで眼球の前半部に似たものを作 ソンの作である。その後スチープン 製 E D 1 ( ) 型が最初である。 , 結膜嚢内に入れて顔だちを整え ソン父子による幾多の改良により , 18 電気機関車は使用電流の別により ることができる。これを義眼という。 29 年に作られたロケット号で実用化 直流電気機関車 , 三相交流電気機関 一重のものと二重 ( 中空 ) のものとが された。日本では , 1854 年ペリーカゞ 車 , 単相交流電気機関車 , 交直両用 ある。また眼球のあった位置に義眼 ヒ。アース大統領からの蒸気機関車を 電気機関車の各種がある。従来は直 台を入れ , これに眼筋を結びつけ , 第 13 代将軍徳川家定に献上したのが 流式がもっともひろく使用されたが , その上に義眼を結合させ , 義眼の動 最初である。 1872 年の新橋 ~ 横浜間 最近では単相交流式 , とくに 50 また きをよくすることもできる。 [ 萩原〕 の鉄道開業に備え , 前年に英国から きかんしえん気管支炎気管支 第 1 号機関車をはしめ 10 両を輸入し , は 6 ( ) サイクルなど一般の商用周波数 のものが最新式として作られるよう の炎症をいう。急性気管支炎 , 慢性 1893 年神戸工場で最初の国産蒸気機 三相交流式は初期の形で , 気管支炎 , 繊維素性気管支炎 , 腐敗 になった 関車 ( 86 ( ) 型式 ) が製作された 機関車の動力源は高圧 最近はほとんど作られない。交直両 蒸気機関車は台車上に取り付けた 性気管支炎などの踵類に分ける。 蒸気だが , そのポイラ 1 ) 急性気管支炎「かぜ」の場合の 用式は直流区間 , 交流区間にまたが ポイラで水から蒸気を作り , その膨 に供給する石炭と水の ようにビールスによるものが多いが って運転されるものである。交流式 張力を利用してヒ。ストンを働かせ , 補給のしくみとポイラ 細菌性 , 真菌性のはか , 物理化学的 にはさらに直接式と間接式の 2 種が 動輪を駆動して運転する。燃料には , 制御用の計器が運転室 原因によるものもある。せき , たん , ある。直接式は交流電源により交流 ふつう石炭が用いられるが , たきぎ , に集中している。出発 電動機を駆動するもので , 間接式は 軽度の発熱 , 頭痛などが主症状であ 石油なども使用される。ポイラ内の のときには , 機関十は 交流電源を車内の整流器 ( イグナイ る。このとき毛細気管支炎といって 水や燃料を予備として携行するが , 逆転機ハンドルを操作 細小気管支が優されると小児や老欠 トロン ) で直流に変え , 直流電動機 それを格納する場所によりタンク機 しバイバス・コックをと を駆動するもの。車両用電動機とし では危険なことがある。治療には安 関車とテンタ、、機関車の 2 型式がある。 し圧力計を見ながら加 静 , サルファ剤 , 抗生物質 , せきど て起動時に最大出力を出すには , 直 タンク機関車は水と燃料を車体に作 減弁も開き , 高圧蒸気 流電動機のはうが作りやすいので , め薬 , たんきり薬 , 吸入などを行な をシリンダに送りこむ り付けの貯蔵庫にもっているもので , う。 2 ) 慢性気管支炎つねに気管支 比較的小型のものが多く , 区間列車 蒸気機関車の運転室 給炭機圧力計 を刺激する職業 ( 石工 , 化学工場員 用として使用される。また前進 , 後 暖房圧力計 給水ポンプ圧力計 など ) や , せんそく , 気管支拡張症 退が容易なので入替え用にも用いら / ヾイ / くス・コック かま圧力計 などに起こり , 熱ははとんどないが れる。テンタ、、機関車は炭水車 ( テン 給炭機 / ズル蒸気 加減弁 たきロ戸 水面計 止め弁 / 、ンドノレ せきとたんか・がんこである。 3 ) 繊維 ダ ) をけん引して運転されるもので , 注水器 蒸気室 素性気管支炎ジフテリアまたはク 機関助士座席 水と燃料の積載量が多く , 長距離用 圧力計 ルップ性肺炎に続発することが多く , に使用される。ふつうシリンダ内で 灰箱戸開閉ねじ いちど使用された蒸気は , 排気とし たんとともに繊維素の凝塊をはき出 炭庫 す。 4 ) 腐敗性気管支炎主として月市 て大気中に放出されるが , これをさ 壊疽の場合に起こる。 らに第 2 のシリンダ群に導いて再度 きかんしや機関車客車 , 貨車 使用するものもある。前者を単式蒸 気機関車 , 後者を複式蒸気機関車と を引っぱるために作られ , 自体には 旅客または貨物などを積載する設備 いう。複式は単式よリも燃料費の経 を有しない鉄道車両。使用目的によ 済面では利点があるが , 構造が複堆 リ旅客用 , 客貨両用 , 貨物用 , 入替 で保守や修理に手間がかかるため , え用 , こう配線用 , 事業用などの別 今日ではあまリ使用されない。蒸気 があり , 原動機関によリ蒸気機関車 , 機関車は構造が他の機関車より簡単 電気機関亜 , 内燃機関車 , 特殊機関 で , 製作費が安く , 取扱い , 保守 , 車の各種がある。 修理にも手間はかからぬが , 燃料費 〔蒸気機関車〕歴史がもっとも古く , がかさみ , 性能的にも劣るため , 世 その源はフランス人キュニョーー N ico- 界的にすでに過去の機関車として年 las Joseph Cugn ( ) t ( 1725 ~ 18 ( ) 4 ) カ { 年他の機関車にかえられつつある。 イグナイトロン制御装置 主変圧器単位スイッチ 再冷器 補助単巻変圧器 送電線からくる高圧交 流を車内に積んだイグ ナイトロン ( 水銀整流 器 ) で直流に直して直 流電動機を回す水銀整 流器式交流電気機関車 時刻表 前見ご おし窓 速度計 空気プレーキ 圧力計 逆転機ハンドル 制動弁 機関士座席 給炭機蒸気機関 石炭粉砕器 送りねし

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ギャクカン 縫いもどって留める。縫い代は耳ぐ けする。 8 ) 裾ぐけ三つ折りぐけす る。 9 ) 衿付け衿先はすくい留めを , 剣先の部分および衿肩あきの部分は 半返し縫いにする。後ろの首の部分 に三つ衿心 ( 薄地のもめん ) を入れる。 衿幅に折り衿先をたたんで , 全体を くけつける。 l() ) 共衿かけ地衿よ り (). 2 cm 出して合わせる。内衿側は ( ). 5 cm くらいひかえてくける。 11 ) 袖 付け縫い代は耳ぐけをする。 12 ) 仕 上げ霧を吹いてアイロンをかけ , たたんで押しをしておく。なお , 裁 縫の技術については / 和裁を , きも のの着方や手入れ法などについては / 和服の項目中でとりあっかう。 〔大塚〕 ぎやくかんすう逆関数ェの関 数 = / ( ェ ) があるとき , これを 4 の 関数ェを定めるものとみなして得ら れる関数をその逆関数といい , ふつ = / ー 1 ( ので表わす。たとえば , つェ 4 = 、 / 竈 , = I 。 g ェの逆関数はそれぞ = いとなる。ェ 4 平面上 tL 工 = 4 , 工 の同し直角座標系では , 4 = / ( ェ ) の グラフと 4 = 工ー 1 ( ェ ) のグラフは , 両 座標軸の二等分線 4 = ェに関して対 グローサ 3 7 6 用する。新型の 1 等車は背すりの角 度が数段に変わる回転いす ( リクラ イニング・シート ) を備えている。 b. 展望車後部に大型窓のサロンが あり , 最後部は開放式デッキとなっ ている。 c. 食堂車車内のはは、半分 が調理室 , 他の半分が食堂室となっ ている。新型車では電気レンジを備 えー度に 40 名が食事できる。 d. 郵便 車郵政省の所有になり , 車内で郵 便物の仕訳整理ができるようになっ ている。 e. 荷物車旅客の手荷物 , 小荷物 , 新聞雑誌などを輸送する車 で一般貨物は載せない。 2 ) 事業用客 車国鉄が線路視察 , 職員の教習 , 各種試験 , 事故救援など , 事業用に 使用する車両で , その構造は客車に 準する。種類にはつぎの各種がある。 a. 職用車 ( ヤ ) 線路や施設の視察 , 調査および職員の通勤に使用する車。 b. 試験車 ( ャ ) 新線の建築限界測定 , 線路状態の試験 , 新型機関車の性能 測定 , その他各種試験や実験に使用 する車で , 心要な測定機器を設備し ている。 c. 工事車 ( ャ ) 山間へき地 における通信施設などの保守ならび に工事に使用する車で , 従事員の宿 泊設備があり , 工事材料器材を積む。 d. 教習車 ( ヤ ) 職員の教習用に使う 車。 e. 保健車 ( ャ ) 山間へき地を巡 回する移動診療室である。 f. 広報車 ( ャ ) 移動博物館ともいうべき車で , 模型 , 写真 , P R 印刷物を積んで各 地を巡回し展示会を催す。 g. 救援車 ( ェ ) 鉄道事故現場に技工を派遣す る車で , ウインチ , ジャッキ , ガス 切断器などの必要資材を積載してい る。 h. 配給車 ( ル ) 現場機関に必要 な資材 , 部品などを配給してまわる 車。 i. 暖房車 ( ヌ ) 電化区間の旅客 列車で , 客車の蒸気暖房に使用する 蒸気を供給する車で , 車内にポイラ を備えている。最近では電気機関車 にポイラを積載したり客車に電気ヒ ータを設備するようになったので , しだいに無用となりつつある。 3 ) 皇 室用客車天皇 , 皇后 , 皇太后 , 皇太 子 , 同足および国賓の使用する客車 である御料車と , お供の人の乗る供 奉 ! 車の 2 種がある。 / ( 別刷 ) 鉄道 〔鷹司〕 ぎやくせいせつけん逆性セッケ ンふつうの / セッケンは , ステア リン酸などの炭素鎖の長い脂肪酸の アルカリ塩で , あわ立つ部分は陰イ オンである。これと反対に , やはり 炭素鎖の長いアンモニウム形の物質 のセッケンがつくられており , 水中 で解離して炭化水素基の長い鎖が陽 イオンになるので , 性が逆という意 味で逆性セッケンまたは陽性セッケ ンと名づけられた。逆 1 生セッケンは ふつうのセッケンとくらべてあわ立 ちはよくないが , 挈しイヒカがある。ま たとくに強い殺菌 ' をしめすものが ある。塩イヒべンサルコニウム , 塩イヒ べンゼトニウムなどがそれである。 この種の逆性セッケンははとんど無 臭無色で , 皮膚への刺激性や毒性が 低い。また金属 , プラスチック , ゴ ムなどを腐食しないので , すぐれた 殺菌消毒剤として医療あるいは公衆 衛生上に利用される。 〔宮木〕 称である。 〔小松〕 キャタビラ c a t e r p i lba r 無限 軌道ともいう。鋼板を鎖のように無 端帯状に接続して車輪の周囲に取り 付けた装置で , 履帯 , 駆動輪 , 誘導 輪および転輪の 4 部分からなり , れら各種車輪はつねに履帯の上を回 転する。地面との接触面積が大きい ので , 粘着力を増加し , かっ単位面 積当リの負荷重量を小さくするので , 急坂の上下や湿地帯 , 凹凸路の通過 を容易とする。このためけん引車 , 戦車 , プルドーザなどの上木工事用 車両などに用いられる。 キャ′ヾ Robert Capa 1913 ~ 54 写真家。「マグナム」創立者の一 人。本名をアンドレイ・フリードマ ン Andrei Friedman といいプダ ベストに生まれ , ベルリンに出て写 真家となる。ナチス興起とともにド イツを去り , フランスとスペインに 住んだが , 1940 年米国に渡った。ス ペイン内乱の写真で一躍有名となり , 第二次大戦中はくライフ > 誌の従軍 写真家として活躍した。 54 年インド シナ戦争に従軍し , 地雷にふれて死 んだ。戦争についての報道写真がと くに名高い。弟のコーネル ( 1918 ~ きやくしや客車広義には鉄道 車両のうちで旅客 , 郵便物および手 小荷物を輸送する設備を有する車両 およびこれに準する構造の車両の総 称で , 電車および気動車をも含むが , 狭義には電車および気動車を除き , これらの設備を有する車両で , 機関 車にけん引されて走る無動力の車両 をいう。以下狭義の客車について述 べる。客車にはさらに営業用客車 , 事業用客車 , 皇室用客車の 3 種があ る。 1 ) 営業用客車運賃を徴して旅 客 , 郵便物および手小荷物を輸送す る客車で , 1 等寝台車 ( ロネ ) , 2 等 寝台車 ( ハネ ) , 1 等車 ( ロ ) , 2 等車 ( , 、 ) , 展望車 ( テ ) , 食堂車 ( シ ) , 郵 便車 ( ュ ) , 荷物車 ( ニ ) の各車がある。 a ・寝台車 1 等 2 段 , 2 等 3 段の寝 台があり , 昼間は上段 ( 2 等は中段 ) の寝台を折りたたんで座席として使 履板 履帯 キャタヒ。ラの構造 駆動輪 履帯 割ピン も写真家。 〔福田〕 ギャ′ヾジン gabardine 組彳哉の 密なあや織物。本来は中世期に貧民 のまとった外衣の名称であったが 19 世紀末にロンドンのバーバリー社 がレインコート地の商品名として売 り出して有名になった たて毛 , よ こ綿の交織で , とくにたて糸が密で , 45 。より急なあや目を浮き出したもの であったが , のち防雨用以外にも用 途をひろげ , 綿 , 絹 , 羊毛 , 化繊な どによる同様の織物もギャパジンと よばれ , 一般服地として用いられる ようになった。光沢があって軽く薄 いわりに耐久性に富み , 染色はおも に明るい感じの無地染めが多く , 男 子の背広 , ズボン , 合コートや , 婦 人の軽装用の服地に適する。なお同 種のものに / クレバネット , / ・バー キ・ヤ′ヾレー・ ノヾリーがある。 設け , ダンサーを常置して , ノヾンド cabaret ホーノレを プ n igh t c I u b とよは、れている。日本 ャパレーをもふくめて , ナイトクラ しだいに有名になった。米国ではキ プとして利用されるようになって , 18 世紀ごろから , 芸術家たちのクラ は場末の居酒屋もそうである。 17 ~ して , 欧州に発達したもので , 古く 遊興場。もともと民衆の慰安の場と ーを見せたり , 飲食などを接待する の演奏で客にダンスさせたり , ショ

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カスチリオ 7 0 器を設けて全体としての圧縮機の効 て運動部分は回転運動だけで振動や 率を向上させることがある。 2 ) 燃焼 摩擦損失が少なく , 部品数も内燃機 器蒸気タービンのポイラに当たる 関の % ~ % ですむこと , 蒸気タービ もので , 3 ~ 10 気圧となった圧縮機 ンのような大きなポイラが不要であ からの空気に燃料を加えて燃焼させ ること , 圧縮機 , 燃焼器 , タービン , る装置である。燃焼につごうのよい 中間冷却器 , 再生器 , 再熱器などの 空気と燃料の割合で燃焼させると燃 構成要素をいろいろに組み合わせる 焼ガスの温度は 1500 ~ 180() ℃となる ことで望む性能のものを作りやすい が , これをそのままタービンに送る ことなど , 原動機としてすぐれた多 燃焼ガス とタービン材料の耐熱性の点からも くの性質をもっている。 〔田中〕 たないので , ふつう燃焼ガスの温度 カスチリオーネ Giuseppe Casti- を 650 ~ 90() ℃に下げるため , 燃焼が glione 1688 ~ 1766 イタリアの画 燃焼器ガスタービンの構造 終わってからさらに圧縮空気を混合 家で , イエズス会修道士。中国名は 地上設置用の開放式ガ する必要がある。このため , 燃焼器 郎世寧。ミラノに生まれ , イエズス スタービンの 1 例。矢 をまわして毎秒 1 kg の空気を 3 気圧 は 2 重筒型で , 内筒は燃料噴射弁の 会入会後 , 1715 年北京にいたり , 以 印は空気と燃焼がスの まで圧縮すると約 1751-P が必要であ 近くに燃焼用空気孔を 2 段に備え , 来美術家としてのオ腕をもって , 康 流れかたをしめす る。この圧縮空気に燃料を吹きこん タービン入口寄りに冷却用の空気孔 熙う , 雍正煢 , 乾隆 3 代の清朝皇帝 で燃焼させて 600 ℃に加熱し , この をもつ構造になっている。 3 ) タービ から愛顧をうけた。画風は中国伝来 高温高圧ガスをタービンに導いて大 ンはごく / ト型のものに半径流型のも の画法に西洋流の遠近法や陰影法を 気圧まで膨張させると約 27 5 ト P の動 のが用いられるほか , ほとんど軸流 加えた折衷的なもので , く百駿図 > く春 力が発生する。そこで , 圧縮機とタ 型タービンである。蒸気タービンと 郊閲駿図巻 > などはよく知られ , また 本質的に変わりはないが , 流れるガ ービンの回転軸を連結すれば , 電動 1765 年には乾隆帝がパリで銅版画に スの温度が蒸気の温度よりはるかに 機を取り去っても運転は続けられる。 作らせたく準咄爾 ( ジュンガ、ル ) 回部 このさい , タービンの全出力のうち 得勝図〉の下絵の一部を描いた。ま 高い。タービン回転部は大型のもの 約 17 計 P は圧縮機駆動用として吸収 で毎分 5000 ~ 10000 回転 , 小型のも た円明園の欧州式宮殿設計にも参加 され , 有効出力は , 差引き 275 FP - のでは毎分 30000 ~ 50000 回転という している。ただし雍正 , 乾隆両代に 175 ト P = 100 田となる。このようにし 高速で遠心力も強くかかるので , タ はキリスト教は厳禁され , 彼はその てガスタービンでは空気の圧縮に要 解禁を願ったが成功しなかった ービン翼材料には特別の高級耐熱鋼 する仕事と燃焼ガスをタービンで膨 〔水上〕 が使用される。 張して得られる仕事の差はそれはど なお , タービンでの膨張過程でも カスチリヤ C a st i ll a スペイ 大きくない。 このためガスタービン ういちど燃焼器に入れて燃料を追加 ン中央部の旧地方名。サンタンデル , して燃焼させると , 膨張仕事が大き では蒸気タービンに比べさらに効率 プルゴス , ノヾリャドリ ド , セゴビア , くなって有効仕事が増加するので , のよいタービンと , 効率のよい圧縮 アビラなどの諸州よりなる旧カスチ 機が必要である。また , タービンに タービンを二つに分けてその間に再 リャ地方とマドリ トレド , ク 熱用燃焼器を取り付けることもある。 はいるガスの温度か、高いはどタービ ェンカなどの諸州よりなる新カスチ ンで得られる動力が大きくなるが , また , タービンでの仕事を終わって リャ地方に分かれる。この地方は中 あまり高温にするとタービンの材料 排出されるガスはまだ相当高い温度 世 , サラセン人とキリスト教徒の交 がもたなくなる。 戦地となったところで , 城が多く , カ をもっているので , これを利用して 〔構造と材質〕おもな構成要素は , 燃焼器にはいる前の圧縮空気を予熱 スチリヤの名は cast i Ⅱ。 s ( 城 ) に由来 空気圧縮機 , 燃焼器およびタービン してやると燃料を節約することがで する。大西洋岸にあるサンタンデル の三つである。 1 ) 空気圧縮機ガ、ス きる。このために再生器とよばれる 州を除いては , 大半は標高 6()()m 以 タービン有効出力の 1 当りの空気 熱交換器を取り付けて廃熱回収を行 上の荒涼たる大高原または山岳地帯 消費量が内燃機関の約 10 倍にもなる なうことがある。 で , 降水量に乏しく著しく乾燥し , ので , 小型で大流量を処理できるも 〔歴史〕日本に古くから伝わる「回 気温の変化も激しく大陸性気候であ のでなければならない りどうろう」はロウソクの燃焼ガス る。カスチリヤはスペインの政治文 このためガ スタービン用圧縮機にはふつう軸流 の上昇気流を利用した一種のガスタ 化の中心地であり , カスチリャ語は 型または遠心、型の圧縮機が使用され ービンであり , 西欧でも古くからカ・ 標準スペイン語となっている。土地 カスチリオーネと唐岱 スや空気のカから直接に回転動力を る。なお , 大型のガスタービンでは は一般にやせており , 農民の生活状 との合作く春郊閲駿図 圧縮機を 2 ~ 3 段に分割して , 圧縮 うることが考えられていたが , 実用 態は低い。リオハ、ラ・マンチャな 巻〉の部分く乾隆帝騎 の途中に発生する熱を除く中間冷却 化されたのは第二次大戦中のことで , 馬像〉 1744 どブドウ酒の名産地や世界最大の水 イキ、リスのホイットルが航空機用ガ 銀の産地アルマデンがある。〔塙〕 スタービンすなわち / ジェット機関 〔歴史〕カスチリヤは古代ローマの の一種である , ターポジェット機関 属領ヒス / ヾニア・タラコネンシスの を完成したのが始まりである。その 一部であったが , 5 世紀に西ゴート 後 , 耐熱材料の進歩に伴って , 一般 の手に帰し , 8 世紀初めムーア人の 工業用 , 発電用の大型タービン , 鉄 手にわたった。キリスト教徒の国上 道の機関車用ガスタービンあるいは 回復運動は 9 世紀にレオン王国を成 自動車用小型ガスタービンなどがい 立させるが , その南部の辺境伯フェ ろいろ作られ , 実用化の研究がすす ノレナン・ゴンサレス ( 937 ? ~ 970 ) カ { められている。 近隣諸領主を制圧して自立し , カス 〔特性〕ガスタービンの燃料は , 天 チリャ王国の基礎をおいた。その後 然ガス , 高炉ガス , 石油精製ガスな レオン王国を合し , また南侵して 13 どの気体 , 灯油 , 軽油 , 重油などの 世紀中ごろまでにコルドバやセビリ 液体 , また微粉炭などの固体燃料の ヤなどをもムーア人より奪取 , スペ いすれもが使用できる大きな特徴を インの大半を占める強国となった もっており , また内燃機関とちがっ 女王イサべラのときアラゴンと合邦 , 一リ切・ミ 排気出口 出力タービン 圧縮機用 タービン 圧縮空気 軸流圧縮機 空気入口 出口 う .

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ケショウス 6 2 2 2 3 ) 弱酸性化粧水 ( p H 5. ( ) ~ 6.5 ) 弱 い収れん作用があるもので , ホルモ ンなど美容剤を配合する。荒れ性 , 敏感性 , 中性はだ向きである。 4 ) そ の他の化粧水としてはにきび , 赤ら 顔 , 湿しんなどに薬効のあるものが これらはふつう処方や使用法 あり , が明示されている。また油脂あるい はその類似物を加えた乳化性化粧水 0 があり , 俗に乳液とよばれる。これ は栄養補給が主で液状になったクリ ーームである。そのはかにヘチマ , レ モン , マルメロなど天然の果実から とる天然の化粧水がある。糖分 , べ クチン , タンパク質 , 有機酸 , ビタ は髪粉をふりかけたが , とくに灰色 ミンが作用するものであるが , 腐敗 れた新製品が作り出された。紅はは が好まれた。これまでの白い化粧品 お紅 , 口紅などに用いられ , 青光り 変質しやすいから注意を要する。 には鉛白を使ったものが多かった するつや紅が愛用され , またたまむ 〔高見沢〕 し色に光るように下に墨を塗る「笹ミ これは中毒を起こすことがわかって けしようひん化粧品おもに容 いたが , 胡粉 i んではしつくり化粧で の雪」などが行なわれた。髪油も多 姿を美しく整えようとする欲求から きぬ悩みがあった。現在のような亜 様になり , 複雑な髪形を作るために 古くから各種の品が / 化粧に用いら 鉛華の / おしろいが発見されたのは びんつけ油などができた。化粧下と れてきたか、 , 工業イ匕されたのは 18- 世 しては 1640 年ころから「花の露」「江 1866 年のことで , これはそれまでの 紀の欧米である。日本では明治以後 赤い化粧を白い化粧へと変化させ , 戸之水」「美人香」などの化粧水がで 外国品が輸入されてから発達し , 今 おしろいといえば化粧品の代表とい き , 荒れ止めとして酒 , ュズの汁 , も舶来品が珍重される。 うようになった。また種痘のおかげ カプを焼いて酒に浸したものが用い 〔分類と種類〕用途別に分類すると で顔のあばたが消えたことも厚化粧 られたが , 洗顔用にひろく庶民の間 皮膚用 , 頭髪用 , ロ中用のはか , 芳 に使用されたのは「ぬか袋」であっ の必要をなくしていった。 20 世紀に 香用や飲用化粧品がある。 1 ) 皮膚用 はいると染料の発達によって頭髪の た。明治時代にはいると新しく欧米 イヒ粧品 a. 洗浄料皮膚についてい 色を好みのように染め , 南欧風のロ 風の化粧がはいり , 洋装の普及につ るよごれをとり除くために , 水や湯 紅 , マニキュアが復活した。〔青木〕 れて化学薬品を用いた各種の化粧品 などに混和させて洗い落とす作用を 2 ) 日本日本の古墳時代には , 埴 が登場した。現在では化粧とはただ するもので , セッケン , 洗い粉 , 洗 輪をみると両はお , 額 , あごを赤 白く塗ることではなく , 個性を生か 顔クリームなどがある。 b. / 化粧水 く染めている。これは男女ともにみ し , 自然の美しさをひきだす化粧品 水分 , グリセリン , アルカリ 1 生物質 られる化粧であった。やがて中国と や化粧法が選ばれるようになった。 および脂肪を含み , それらにより皮 の交流によっておしろいが輸入され 顔に立体感を出すために , 舞台化粧 膚を柔軟にし , 弾力をあたえ , 栄養 臙脂をんがはいり , べニバナも栽培さ に用いられていたドーラン , マスカ 分を補給するものである。 c. / クリ れ , 貴族の女は中国の風習をまねて ラ ( まっ毛墨 ) なども日常の化粧品と ーム類栄養の補給や , 化粧下 , 洗 紅でみけんやほおに点や小図案をか してひろまり , 顔ばかりでなくマニ 浄のために用いられ , 無水油性クリ く花鈿宅んをほどこした。平安時代の キュア ( 手のつめの化粧 ) , ペディキ ーム , 無油性クリームなどの種類に ュア ( 足のつめの化粧 ) , ビューティ・ 貴族の婦人はまゆ毛を抜き , ムラサ よって目的が異なる。 d. / おしろい スポット ( つけは、くろ ) , カラーリン キグサを焼いて油で練った墨で , 額 類亜鉛華および二酸化チタニウム ス ( 毛染め ) など身体各部にわたるこ に太い両まゆをかき , 鉛粉や米粉な か、おもな原料として使用されていて , とになった。こうして化粧という観 どのおしろいで濃化粧をした この 色を美しくするためにつけられる。 念もからだの表面や部分を外面から 時代の女のたけ長の髪はツゲのくし e. 紅類原料はカルミン , ェオシン , でとき , サネカズラを水に浸した髪 飾るのではなく , 身体の内部から全 その他無害な合成染料あるいはレー 体的に美しくするという美容の観念 油を塗って光沢を出した。化粧品と キカゞ使用される。種類としては / ほ に変わりつつある。なお現在の化粧 してはヘチマ水 , 米ぬか , アズキ粉 お紅 , / 口紅などがある。その他の 法は / 美容参照。〔樋口・青木〕 なども用いられだし , 末期に流の 皮膚の補助化粧品に , わきが止め , けしようすい化粧水皮膚を柔 男も薄化粧 , お歯黒をはどこした。 / タノレカムノヾウダー , 日焼け止めな 鎌倉時代には武十はひげをたくわえ 軟にし , また刺激を与えてひきしめ , どがあげられる。また皮膚化粧品に て武勇のしるしとし , ひげのない男 あるいは栄養を与えて疾患から予防 準するものにまゆ墨 ( / まゆ ) , / マ はかたわものとよばれた。まゆ引き する化粧料。その種類はふつう溶液 スカラ , / アイシャドーなどの目の も公家の男女から武家の女に及び , 中の / 水素イオン濃度 ( p H ) によっ まわりの化粧品と / マニキュア用の 平まゆ , 横まゆ , 八文字まゆ , 桃ま て大別されている。 1 ) アルカリ性化 エナメルやその除去液などがある。 ゆなどが行なわれた。江戸時代には 粧水 ( pH 8. ( ) ~ 9.5 ) 荒れ止めに使 2 ) 毛髪用化粧品 a. 洗髪料いわゆ 用される。一般にグリセリン , アル る髪洗い粉や洗髪液などこれに属す いると童女の三日月まゆ , 糸まゆ , コール , 少量のカセイカリを加え , る ( / シャンプー ) 。 b . 頭髪香水 ( へ 少年少女の大形まゆ , 成人男女のだ イ谷にコロンといわれる。ベルツ水は アトニック ) 無油性頭髪香水と , 円形のまゆなどが起こった。お歯黒 とくにひどい荒れ性用である。 2 ) 酸 油性頭髪香料の 2 種があって , 栄養 は公家から一般庶民にひろがり , や 性化粧水 ( pH 3. () ~ 4.5 ) あぶら性 の補給と芳香を添えるのに用いられ がて既婚の女がその貞節のしるしと 用で , カセイカリの代わりにホウ酸 , る。その他の整髪料には , / 髪油 , してつけるようになり , 同時にまゆ クエン酸 , ミョウバンなどの収れん / ボマード , / チック , ノヾンドリン , をそり落とすようになった。おしろ 剤を加えて作る。細菌の発育を押え , いは江戸初期までは固形の伊勢おし セットローション , くせ直しなどが 皮膚をひきしめる。ふつう / アスト あり , 髪の整形に用いられる。また ろい , 京おしろいなどだったか・ , 慶 リンゼントローションとよばれる。 ノヾーマネント・ソリューション , ウ 長年間から中国 ( 明 ) のものをとり入 0 化粧左は奈良時代の 婦人の化粧 ( . 島毛立女 屏風より ) 。長く丸いま ゆを作り , まゆの間と くちびるの両側に花鈿 を施す。右は平安時代 の婦人の化粧 ( 伊勢貞 丈著化粧考より ) 。ま ゆは遠山をえがくごと く上の方をすみくろく などと注釈してある 殀 を

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1 7 0 たものは急熱急冷に耐えるので , く , 大きさはつばの縁からの直径で の大きいさや ) でヘだててあるが カーボランダムレンがとして工業用 直接式は発熱部と焼成室が共通であ 表わす。なお最近はガスや電熱の発 炉に使用される。 達によリ , 従来のかまはしだいに用 る。発熱部は耐火物でおおわれ , そ ガポン G abon 西アフリカ , ギ いなくなリ , かわりに改良がま , 文 の外側に熱の経済的利用のために断 ガポン ( 補 ) 独立後も ニア湾にのぞむ共和国。面積 267 ( )( ) ( ) 熱材をおくのが原則である。かまの 化なべとよばれる , つばのない鉄ぶ 親フランス的政策をと km2, 人口 456000 ( 1963 推 ) 。首者には 熱源としては石炭 , コークス , 重油 , た ( 飯のふきこは、れを防ぐため落し っている。元首は大統 リプルビノレ。東はコンゴ ( プラザビ 頁て気レ本ン・エンノく 各種がスなどが使用される。かまを ぶたが多い ) のかまや , / 電気がま , ) カ q961 年就 ( 1902 ~ ル ) に , 北はカメルーンに接するが 形によって分類すると , 単独がま , ガスがま , 圧力がま ( / 圧力なべと 任 , 任期 6 年。一院制 その海岸寄りにスペイン領ギニアの 立てがま , トンネルがま , 回転がま もいう ) が現われ , / なべとかまは区 の国民議会が立法権を 領土が割り込んでいる。赤道直下に 〔赤岡〕 などがある。単独がまは石炭 , 重油 , 別がつけにくくなった もち , 政党はがポン民 あり , 大部分がオゴウェ川の流域で , がスなどを燃料とするもので陶磁器 かま鎌草や穂を刈り枝を払う 主プロック , がポン民 熱帯林におおわれる。林業がもっと 類 , 耐火物などの製造に使用される。 道具で , 農耕の発生とともに発明さ 主社会同盟 , がポン民 も重要な産業で , オクメおよびリン 族統一党がある。石油 立てがまは石炭やコークスを原料と れた収穫用農具。古代オリエントか 資源が豊富で , マンが バ材を主とし , ほかにマホがニ ら起こった麦作農耕では , 穂首を摘 ともに混合焼成するもので , 熱経済 ン , ウラン , 鉄鉱の開 タイガーウッド , ゼプラウッドなど がきわめてよいが , 清潔な焼成はで みとるのに石の刃をうえたものを用 発も進められているが , の家具用材が生産される。また地下 きない いた。その原型は草食動物の下がく トンネルがまは重油やがス 府矼 ( 地時代からのフラ 資源はかなり豊富で , 東部に大きな を燃料とするもので , 陶磁器 , 耐火 骨の一半であろう。南アジアの稲作 ンス資本に , 西ドイツ マンガン鉱床が発見されている。 14 地帯や北アジアの穀物栽培地帯では , 物などの大量生産に適する。回転が や米国資本が進出して きた。宗教はキリスト 85 年ポルトがノレ人か、リプルビルの南 古くは貝殼のヘりをといで穂首を摘 まは重油 , 微粉炭を燃料とするもの 教 50 % , 自然崇拝 5 ( ) % , 方の入江ガポン川を発見したが , 18 で , 立てがまより清潔な操業が可能 みとる小刀とした。華北 , 南満州 , 公用語はフランス語 , 39 年フランスはこの川の南岸を占領 , 朝鮓 , 日本では平たい石の小刀を用 で , 大量処理に適し , セメント製造 , 90 % が文盲といわれる。 49 年に解放奴隷の町としてリプルビ その他粒状の物質の連続加熱に使用 いた。日本では , 弥生時代にこの なおシュワイツアーが ル ( 自由の町 ) を建設 , その後支配地 される。 / セメント / 陶磁器 / 窯業 石包丁が盛んに用いられ , まれに鉄 ランバレネでらい病院 域を拡大するとともに , 191() 年フラ 製のものもあった。現在の鎌と同し を経営したのは周知の ことだカ { , ガポン知識 形や造りになったのは , 古墳時代の ンス領赤道アフリカを構成する植民 間接式 直接式 層は対外的威信の点か 地とした。 58 年フランス第五共和国 衣から奈良時代にかけてのころのよ ら , 独立後あまりこれ 憲法に関する国民投票で賛成票を投 うである。 を歓迎していない。 し , フランス共同体内の共和国とな 〔西洋鎌〕シックルは片手用の小鎌 ったか、 60 年 8 月独立した で腰をかがめて使用する。太古から 〔興野〕 カーポンしカーポン紙炭素紙 , 東西ともに使用されてきた。サイズ 炭酸紙ともいう。炭素粉末を油また は立ち姿で両手で振りあげて使用す かま釜飯をたき湯などをわか る大鎌で , 19 世紀半ばごろまで牧草 はロウと練り , 薄い紙の片面または す炊事具。「かまど」から転したと 両面に塗布したもので , 複写に用い などの刈り取りに使用された。把は装 も「かなえ」からきた語ともいい る。鉛筆用 , タイプライタ用 , 石版 大鎌は 18 世紀末に米国で考案され , 用などの種類がある。カーポン紙の 古くは丸かなえと称した。古墳文化 刃と柄のほかに木製のレーキをつけ 素地となる薄葉紙はカーポン原紙 時代の遺品に今日のようにつばのあ ている。刈り取ってレーキでそれを 綿 : よろ , ケミカルノヾルプな る上製のものがあり , この形式の古 集め , 結束に便利なようになってい とし、し、 どから作られ , 強いこと , 平滑なこ いことが知られるが , 現在のかまは る。 19 世紀半ばごろまで米国で用い と , ピンホールのないことなどが重 飯炊用のつば ( 羽はともいう ) のある られた。〔東洋鎌〕東南アジアで稲の 要視される。 かま ( 羽がま ) と茶道用のロの小さな 穂先だけを刈リ取る場合には穂刈り 〔平岡〕 鎌を用いる。本製の集禾部で穂を カーポンプラック carbon black 茶がま ( 鑵子 ) とがある ( / 茶道 ) 。 かき集め , 一束に握り , 金属製の刃 ひしように微細な炭素の粉末。ロウ 飯をたくかまは / かまどにかけて 部で切り取る。〔日本鎌〕古代から使 ソクや油が燃えているときの明るい 使用されたところから , 底は丸く , 炎に冷たい金属片をあてた場合に付 火が上にこないようにつばが付けら 着するスス , あるいは油煙とよばれ れている。もとは鋳鉄製が使われた A シックル。 B サイズ。 C 把装大 が , 現在ではアルミニウム製カヾ多い るものと同しである。工業的には炭 鎌 ( 以上西洋 ) 。 D 穂刈り鎌 ( 東洋 , 化水素 , たとえば石油 , 天然がス , 大きさは口径で表わす方法もあるが , ー刃 , 2 集禾 , 3 把柄 ) 。 E 大鎌。 一般には 1 升だき , 2 升だきと容量 F 中鎌。 G 小鎌。 H 目立鋸鎌。ー アセチレンなどを不完全燃焼または 研出鋸鎌 ( 以上日本 ) 熱分解させて製造する。粒子の平均 でよばれる。これはたき上がったと 直径は ( ). ( ) 2 ~ ( ). ( ) 7 ミクロンのものカぐ きのため , かまの縁までに 2 ~ 3 cm 多く , 全体としてまっ黒な , 軽い , のゆとりをみてある。ふつうロ径 16 かさ高の粉である。ゴムの補強剤と cm のものは米 ( ). 7kg で 5 合だき , 24 して工業上重要であって , 使用され cm か・米 2. 5kg で 1 升 5 合だきである。 る量も多い。カーポンプラックを使 また古く使われた「枚こ」という単 用するようになって以来各種ゴム製 位もある。ふたはふつう本製でヒノ 品の・能は著しく改良された。その キが最上とされ , サワラ , ッガなど ほか印刷インキ , 料 , 墨などにも もある。加熱でそらす , 放熱を防ぐ 使用される。 〔雨宮〕 よう , 厚さを必要とし , かまのロよ かま窯窯業で , 原料や半製品 り大きいカヾ , 口に」、たか、びったり合 を高温処理する装置。窯と炉を使い うようにした富貴がまもある。かま わけることが多いが , はっきりした の高さは口径の 8 ( ) % を基準としてい 区別はない。ふつう , 熱源を電気に これより低いのが浅がま ( 平 るか、 , 求める電気炉以外はかまとよばれる がま ) であり , 上部につはがついた ことが多い。原理的には間接式と直 形である・。底の面積が広いため熱効 接式があり , 間接式は発熱部と焼成 率はよく , 多量の米をたくのによい 室とをマッフル ( 耐火性で熱伝導度 ので大量炊事に用いる。鋳鉄製が多 構造材 断熱材 耐人物 発熱部 焼成室 マッフル 鎌のいろいろ 2 3

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1 3 8 カビ トランク 鞄のいろいろ スー ッケース ギャジットバッグ グラッドストン ポストンバッグ プリーフケース る。 4 ) グラッドストンノヾッグ「大 た菌糸の先端から芽を出し , これが きない。したカ { ってカビ類はいろい ろの動植物の生体 , 死体 , 腐敗物 , 割れかばん」ともいい , 旅行用で皮 新しい細胞となって伸びることもあ 排出物などの有機物の上に生して , 製の高級品が多い。 5 ) ギャジットノヾ り , これを偽菌糸という。それらの これらを利用して生活する。地表に ッグ肩から下げられるようになり 細胞膜は多くの種類ではキチン質か ポケットや仕切りがたくさんある。 はいろいろなカビが生活しており , らできており , 少数のものではセル また他の場所に生するものも一時的 写真機やその付属品を入れるのが目 ロースからできている。いろいろの に地表で過ごすものもある。中には 的であったが , 旅行やハイキング用 色素があるが , 大部分は無色で , 肉 上壌中のネマトーダを食べるカビも としても便利である。 6 ) かかえかば 眼的にカビに色があると思われるの ある。有機物の多い淡水中や海水に んプリーフケースなどともいい は , 多くは繁殖器官の色である。 もミズカビ類や不完全菌類が生活し 書類入れが多い。通勤や通学用で耐 〔繁殖〕アオカビ , コウジカビ ( / こ ている。一般にカビの生育に適した 久力のある皮製が多い。 7 ) 学生かば うし ) など多くのものは , 菌糸上に 環境条件は湿度の高いこと , 温度は ん小学校初級用には肩から背おう 特別の柄をだし , その上に分生子と 15 ~ 2() ℃であることなどである。 / ランドセルが用いられる。肩トけ いう丸い胞子をたくさんつくって繁 〔害と利用〕人体に寄生するカヒ、と かばんは雑嚢鬚ともよばれ , 綿や帆 殖する。ケカビやヒゲカビなどでは しては / シラクモ菌や / ミズムシ菌 布製のもので , 中学生用である。手 柄の上に袋 ( 胞子嚢 ) をつくり , この が有名であり , また , 人体の内臓を 中に胞子ができる。また二つの菌糸 さげかばんは高等学校や大学生用で , が相接して接合子をつくることもあ 侵す力ンジタ、、 , コッキジオイデス , 布 , 皮 , ビニル製がある。 る。ミズカビ類では袋の中に毛のあ プラストミセス , ヒストプラズマな 〔手入れ〕皮製はかわいた布でよこ れをふき , さらに落ちぬときは皮用 どはときには致命的な害をなす。皮 る胞子 ( 遊走子 ) ができ , また雌雄の 膚をイ受す力ビの多くはケラチン分解 クリーナで落とす。皮の油が切れた 繁殖器官の中に精細胞と卵細胞とが 場所は保革用のワックスを塗ってみ 力がある。セルロースを侵す力ビは ミズカビ類や不完全菌類に属するも がく。形のくすれたときは , フノリ 遊走子嚢 をごく薄くして布につけて一面に塗 のが多い。特殊なものとしてはいろ る。ビニルやラインテックス製はよ いろなレンズ製品 , 金属類を侵すも ごれを薄いセッケン水で洗い落とす。 のが知られている。食品などを腐敗 させることはカビの害であるか、 , 不 保存は原形をくすさぬようにし , 紙 要な有機物を分解して浄化を行なう に包み湿気の少ないところにしまう。 ことは利益の半面である。コウジカ 〔青木・藤島〕 子嚢 ビなどのデンプン糖化力を利用して かび〔黴〕細菌類を除く一般の 日本酒やみそをつくることは昔から / 菌類の本体は , 綿毛のように細い 行なわれ , 外国ではカビを利用して 菌糸であって , これにいろいろの繁 ある種のチーズをつくる。 / カツオ 殖器官がっく。この繁殖器官が大形 節製造にはカツオプシカビが作用し で目につきやすいものを / キノコと てタンパク質の一部を美味なアミノ いい , 小形で菌糸のみが著しいもの 酸に分解する。抗生物質もアオカビ をカビという。 やその他から発見されている。その 〔菌糸〕菌糸は細い管状で太さ数ミ ほかいろいろな有機酸やグリセリン , クロン , しきり ( 隔膜 ) のないものと ミズカビ 油 , リポフラビン , ステローノレ類な 接合子 あるものとがある。前者ではその先 どもカビの作用でつくられる。 カビの弊殖方法カビは種類によってそ 端の細胞膜が伸びることによって大 れぞれ独特な繁殖方法が行なわれている 〔予防と滅菌〕有害なカビの予防と きくなり , 多くの核を含む。後者で 滅菌は , 物理的方法と化学的方法と は 1 細胞 1 核で , 核分裂とともに細 に分けられる。加熱 , 乾燥 , 低温保 っくられ , この間に有性生殖が行な 胞分裂が行なわれて大きくなる。ま 存 , 紫外線照射などは前者であり , われる。そのはか , 小さな子実体が 化学的方法としては昇コウ , クレゾ 胞子 できたり , 菌糸がこまかく分裂して 〇→→ ール , ホルマリンなどを用いるカゞ 分裂子となってふえるものもある。 毒物を使用できない場合には砂糖 , 菌糸には雌雄同株のものや異株のも アオカビの 塩 , 酢などにつけるか , ポルドー殺 のがある。 無性生殖 菌を行ない , また抗黴記物質や特殊 〔生活〕原形質の中ではタンパク質 , 〔小林〕 脂肪 , 炭水化物 , 有機酸 , ビタミン なガスを用いる。 カビア caviare キャビアとも 類などがつくられる。またいろいろ いう。チョウサメの卵を塩蔵したも の酵素を含み , 発酵作用を行なうも のをいうが , 魚卵の塩蔵品で代用し のも多い。しかし / クロロフィルが たものもさす。ソ連のカビアは世界 ないから , 自力で炭素同化作用はで アカバンカビ ケカビ 分生子 0 ↓ アオカビ

10. 国民百科事典2

ーユ ミン窒素 9.2 , グロプリン窒素 3.3 , プロテオース・ペフトン窒素 4. ( ) , 非 タン / ヾク窒素 5. ( ) となっている。カ ゼインは栄養上重要なリンタンパク 質で構成アミノ酸として必須アミ ノ酸 8 種を全部含んでいる。アルプ ミン区分に属するラクタラレプミン ラクトグロプリンはカゼインと異な り , 水溶性のタンパク質で酸を加え ても凝固しないが , 加熱すると凝固 する。これらは牛乳 ( 脱脂乳 ) からカ ゼインを除いたもの , すなわちホェ ー ( 乳清 ) のタンパク質を形成してい る。牛乳には脂肪が 3 ~ 5 % 含まれ , 脂肪球としてエマルジョンの形で存 在する。しかし牛乳を長時間静置す るか , クリーム分騅機 ( / 遠心分離 機 ) にかけると , 比重の差によって脂 肪に富むクリーム層と , そうでない 脱脂乳の部分とに分かれる。クリー ム層からあわ立て用のクリーム , / バ ターなどがつくられる。乳脂肪はそ の脂肪酸組成として , 酪酸 , カプロ ン酸 , カプリル酸 , カプリン酸など の低級脂肪酸を含んでいるのが特徴 で , 酪酸価によって混合脂肪中の乳 脂肪を定量することができる。乳脂 肪は酸化 ( 粉乳の場合 ) , あるいは加 水分解 ( バターの場合 ) をうけやすく , 乳製品の保存に著しく影響する。脂 肪は従来市乳をはじめ , 乳製品の成 分規格として重視され , その原料乳 中の含量が乳価を著しく左右してい るが , 今日どちらかというと , 牛乳 の栄養上重視される成分としては , 脂肪よりもむしろタンノヾク質 , カル シウム , ビタミン B 2 であると考えら れている。牛乳の炭水化物は主とし て乳糖で約 4.5 % 含まれ , 乳固形分の 38 ~ 39 % を占めている。挈し汁中では 。 , 胃両型の乳糖が平衡状態で存在 している。灰分 ( ミネラル ) は約 (). 7 % 含まれ , とくにカルシウム , リンの 含量はそれぞれ 1 ( 川 g 中に l()()mg , 9() mg で著しく多い。また鉄の含量は 100 g 中に (). 1 mg で比較的少ない。牛 挈し 100 g 中のビタミンは A 12 ( ) IU ( 国 際単位 ) , BI (). ()4mg, B2 (). 15mg, ナイアシン 0.2 mg , C 2 mg , D 3 IU である。 〔市乳〕牛乳はその組成に示されて いるように , 栄養価値がきわめて高 いから , 細菌の繁殖にもきわめて好 適で腐敗しやすい。また牛乳中に病 原菌や腐敗菌が存在することもある。 したがって有害菌を殺滅し , しかも 栄養価値をなるべく損せす衛生上安 全なものとするためには種々の処理 が必要である。この目的で処理され たものがふつう飲用にされる市乳や 加工乳であり , 厚生省令によってそ の品質および処理法が規定されてい る。市乳の成分規格は , 乳固形分 11 % 以上 , 無脂乳固形分 8.0 % 以上 , 乳 脂肪分 3.0 % 以上 , 比重 ( 15 ℃ ) 1.028 ~ 1.034 , 酸度 ( 乳酸として ) 0. 18 % 以 3 8 9 第 2 表世界主要国の牛乳の利用状況 ( 単位千トン ) ギュウー 国 イ 注 ュ フン 名 国 ク ド ツ ダ ン ス ダ 国 牛乳 生産量 5749 ( ) 3936 5584 3767 2 ( ) ( ) 74 7 ( ) 23 4017 5456 11271 8817 6849 3125 市乳用 26876 996 868 135 9 5810 1g61 14 9 2 533 7854 3 144 15 34 1138 ヾター用チーズ用練粉乳用その他用飼料用 フ 西 オ ス オ カ 英 ル ン ド イ ン ストラリア イ ナ 15 ( ) 05 2327 3389 1949 10 ( ) ( ) 2 2176 1841 3785 1279 3861 4333 562 6768 127 769 330 1227 1567 434 919 1237 651 585 831 2737 16 ] 836 457 3 ( ) 7 47 1086 1246 33 76 392 4975 61 349 ージーランド 1128 33 ( ) 255 8 ( ) 1954 368 227 524 354 151 1961 年 C I E 調。市乳用の中にはクリームに使われたものを含む。その他用 の中にはアイスクリームに使用されたものを含む。スイスはヤギ乳を含む 下 ( ジャージー種の場合は 0. 20% 以 下 ) , 細菌数 ( 標準平板培養法で 1 cc 当り ) 5 万以下 , 大腸菌群 1 cc 当り () となっている。処理を狭義に考え ると , 集乳からびん装にいたるまで の秤量 , 調整 ( 標準化 ) , 浄乳 ( ろ 過 ) , 殺菌 , 冷却 , びん詰などの操作 をし、し、 このうち加熱殺菌がもっと も重要な工程で , 処理の主目的はこ こにある。市乳原料はなるべく新鮮 なものがよく , 酸度 ( 乳酸として ) ( ). 18 % 以下 , 細菌数 ( 直接個体鏡検 法で 1 cc 当り ) 4()() 万以下と規定され ている。新鮮な牛乳の水素イオン濃 度は 6.5 ~ 6.6 で , 酸度は (). 15 ~ ( ). 16 % であるが , 牛乳が古くなると , 乳 酸発酵が進み , 酸度は上昇する。酸 度の上昇を簡単に判別する方法にア ルコールテストがあり , 牛挈しに等量 の 7 ( ) % アルコールを加えて牛乳が凝 固するか否かをみる。凝固を生しな い牛乳は酸度が低く , 耐熱性も高い ので 1 等乳として , また凝固を生し た牛乳はふつう酸度 C). 21 % 以上の古 い牛乳で 2 等乳として扱われる。 2 等乳はクリーム分離機でクリームを ヾター原料として用い , 脱 分離し , 脂挈しは脱脂練乳か脱脂粉乳の原料と するか , 子牛の飼育用に農家に還元 される。酸度が低いにもかかわらす アルコールテストで凝固を生する牛 乳がある。これは一種の異常乳で , 乳房炎にかがったウシの牛乳の場合 市乳のできるまで 第 3 表各国民一人一日当り ( 単位 g 1963 F A ( ) ) 牛乳 , 乳製品消費量 米 国 名 国 カナダ ニュージーランド 英 国 ス工 - ーテ・ン オーストラリア フランス 西ドイツ ギリシア 本 日 飲用乳 9.8 523. 5 57 & 0 4 ( ) 2. 8 4 Ⅱ ). 2 2. 6 2 ( . 6 32( ). 7 127. 2 乳製品 129. 6 41. 6 39. 3 43. 3 131. ( ) 3 と 9 3 ま 4 67. 2 合計 499. 4 565. 1 617. 3 446. 1 541. 2 ) 2 0 綫 87. 9 161. ( ) 49.6 が多いといわれる。牛乳の殺菌には 保持殺菌と高温短時間殺菌との 2 方 法がある。前者は以前には低温殺菌 といわれ , 牛乳を 62 ~ 63 ℃に 30 分間 , または 75 ℃以上に 15 分間加熱する標 準の方法で , 病原菌は殺滅し , 非病 原乳酸菌は一部残存するが , 牛乳の 風味や栄養価値をなるべく残すもの で , 小規模殺菌にはひろく用いられ ている。後者は H T S T 殺菌ともいわ れ , ふつう 71 ~ 73 ℃に 15 秒間加熱す る方法で , さらに U H T 法と称して , 135 ~ 15 ( ) ℃に数秒間加熱する方法も 一部では用いられている。 - これらの 方法では , 牛乳のすべての部分が連 続的に均等に加熱されるので病原菌 のすべては殺滅され , 衛生上安全と なり , また装置の占める面積が少な 第 4 表 国 各国の牛乳 生産量 くてすむ。 はかり 検査 しかも連続的に殺菌でき ソ 米 フ 西 英 イ カ オ ド タ ン イ リ 名 ア 国 ツ ス 国 清浄機 / ヾランスタンク 冷却機 乳しほり 加熱機 保温機 切換弁 自動 ノ、ランスタンクへ ) 温度の低いのは ホモジナイサ シャワー ナ 熱交換機 冷却機 貯乳タンク 調節タンク びん詰機 ランダ オーストラリア スイス フィンランド スエーテ・ン / くノレギ アルセ・ンチン デンマーク 日 本 世界合計 生産量 ( 千トン ) 612 ( ) ( ) 566 ( ) 1 25338 2 ( ) 7 ( ) 3 12591 8552 3231 い ( ) 2761 3 ( ) 92 3758 3782 3993 4633 5086 5459 6937 7 ( ) 1 1 8354 注く世界統計年鑑 > ( 1964 ) による