電流 - みる会図書館


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1. 国民百科事典5

テンリュウ 電流計では , 測定電流 1 の一部分を計器に 大部分 I" を分流器に流 し , 計器の焼損を防止 する。温度補償用直列 抵抗を含めた計器の抵 抗を R' とすると , お IR / ( R 十 R ' ) になり , この比率で目盛板が目 盛ってある。図は可動 コイル型電流計で , 永 久磁石の磁場にある可 動コイルに電流を流す と , 電流に比例した回 転力が可動コイルに働 くことを利用したもの 層にわかれている。 D 層は約 60km の 高さにあり , 長波や中波を吸収し , 紫外線によるオゾンの光化学作用で 生するとされ , 夜間は消滅する。 E 層は高さ 100 ~ 150 の範囲にあり , 電子密度は太陽高度とともに規則正 しく変化する。このはかに突発的に 出現したり消滅したりする E s 層や E 2 層が観測されている。 F 層のうち F2 層は 3()()km 前後にあり , 地磁気緯度 によってその分布が支配されている。 層は F2 層からわかれ 200km を中心 に昼間だけ現われ夜間には F2 層に復 帰する。冬季には存在しない。 F 層 の上さらに 400 ~ 50()km にも電離層の 存在が報告され G 層 , H 層とよばれ ている。このように電離層は日変化 , 季節変化があるが , そのはか / 磁気 あらしに伴っておこる電離層、あら し , / デリンジャー現象のような突 発的変化もあり , 電離層の観測 , 研 究は学問的にも応用面にも重要な課 題である。 / 大気 〔関・ロ〕 てんりゅう天竜〔市〕静岡県西 部の市。 1956 年磐田郡二俣懿町と 5 村が合併して天竜町となり , 58 年 市制。人口 30438 ( 1965 ) 。大部分が山 地であるが , 天竜川が平野部に出る ところに , 中心の二俣が市場町 , 交 通要地 , 天竜川流域の杉などによる 製材木工業の町として発展した。銅 , 硫化鉱の産もあり , こんにやく , シ イタケ , 阿多古紙 , 竹かごを特産す る。国鉄二俣線 , 遠州鉄道が通しる。 また佐久間ダムの調整池秋葉ダムが 3 5 0 が時間的に変化するとき存在すると 考える電流で , 強さは電場の電気変 位の時間的変化率に比例する。この 電流は真の意味の電気の流れではな いが , これを一種の電流として扱い , これが磁場を発生することは , ふつ うの電流とまったく同しであると考 えると , 電磁場の理論を統一的な形 で立てることができる。蓄電器の極 板間を流れる電流は変位電流である。 ある面 , たとえば針金の断面を流れ る電流の強さは , その面を通過して 単位時間に流れる電気の総量で表わ す。電流の強さの実用単位はアンペ ア ( A ) で , 1 アンペアとは毎秒 1 ク ーロンの電気量が通過する電流をい う。これは抵抗 1 オームの導体に 1 ポルトの電圧を加えたとき流れる電 流に等しい。 100() 分の 1 アンべアを こリアンべア ( mA ) , 10() 万分の 1 ア ンべアをマイクロアンペア ( ″ A ) と いう。諸種の電気機器に使用されて いる電流の範囲はきわめて広く , マ イクロアンべア以下から 1 万アンべ ア以上にも及ぶ。電流の方向はプラ スの電気の流れる方向 , またはマイ ナスの電気の流れと逆の方向と約束 されている。強さと方向が時間的に 変化しない電流を不変電流 , 方向一 定で強さがほとんど不変のものを / 直流 , 方向は一定であるが強さの 変化する電流を脈流 ( または脈動電 流 ) , 周期的に方向と強さが変わる ものを / 交流 ( または交番電流 ) とい う。交流はその周期 , 変化の波形 , 使用目的などによって種々に分類さ れる。電流の有するおもな作用は , 1 ) 磁気作用 , 2 ) 化学作用 , 3 ) 熱作用 である。 1 ) は電流がその周囲に磁場 をつくる作用 , 2 ) は電解質溶液など を流れる電流が化学的変化をもたら す作用 , 3 ) は導体 , 半導体を電流が 流れるとき熱を発生する作用 ( / ジ ュールの法則 ) である。対流電流は 3 ) を , 変位電流は 2 ) と 3 ) の作用をも たない。電流は電荷の移動であるか ら , その発生には電荷を動かそうと するカ , すなわち電場の存在が必要 である。金属導体 , たとえば 1 本の 針金の両端に電圧 ( 電位差 ) を加える と , 導体内部にはこれによる電場が できる。この電場により導体内の自 由電子は電場と逆の方向 ( 電子はマ イナスの電気であるから ) に移動し , こに電流が発生する。針金の断面 を通る電流の値は , その針金内の自 由電子の密度 ( 単位長さ当りの個数 ) と , 電子の平均移動速度と , 電子 1 個のもつ電気量との積となる ( この 積が断面を毎秒通過する総電気量 ) 。 断面積 1 cm2 の銅線を 1 アンペアの 電流が流れている場合 , 毎秒約 6 x 10 ー 4cm の平均移動速度で毎移約 6 >< 1018 個の電子が通過していることに なる。移動中の電子は金属の結品 格子をつくる原子との衝突による散 乱のため , 移動に対する妨害を受け る。そこで電子の平均移動速度は , 電場の加速作用と結晶格子の減速作 用とが等しくなる値に落ち着く。結 品格子の減速作用 , すなわち電流の 通過に対する妨害作用が , いわゆる / 電気抵抗の成因である。この妨害 によって電子が失うエネルギーは , 熱に変わってジュール熱となる。金 属や電解質溶液などの導体では , 電 流路の両端に加えた電圧と , それに よって流れる電流とは比例する。電 圧を V ポルト , 電流を / アンペア , 電流路の電気抵抗を R オームとすれ ば , ー = V ' / である ( オームの法則 ) 。 同しことを「電流 / が流れている抵抗 R の導体の両端には電圧 ( 電位差 ) V = 1 が存在する」ともいえる。 〔電流計〕電流の強さを測定するに は電流計 ( アンメータ , リアンメ ータなど ) を用いる。電流計は電流 路に直列に挿入する。電流計には種 種の原理による多くの種類があり , 目的に応して適当なものが選ばれる = 直流には可動コイル型 , 交流には可 動鉄片型 , 整流器型 , 高周波電流に は熱電型などが多く使用される。 般に電流計本体にはあまり大きな電 流を流し得ないから , ある程度以上 の電流を測定するさいには , 分流器 や変流器を併用する。微小な電流は 検流計で測定する。 〔田辺〕 ある。 〔千葉〕 でんりゅう電流 / 電気の移動 を電流という。移動する電気はプラ スの電気でもマイナスの電気でも , またその両者でもよい。針金その他 の金属導体中ではマイナスの電気で ある電子が , 電解質溶液などではプ ラス , マイナスのイオンが , また気 体中の放電ではプラス , マイナスの イオンと電子とが流れている。電子 やイオンのような極徹粒子でなく , たとえば静電塗装法における塗料の 徹小滴のような , 帯電した物体の移 動もまた電流を形成する。金属導体 中の電流のように , 物質自体の移動 を伴わない電流を伝導電流という。 これに対して帯電体の運動のように 物質自体の移動を伴うものを対 ( 帯 ) 流電流または携帯電流と称する。 のほか , 電荷の移動によらない特殊 の電流として変位電流がある。電場 目盛板可動コイル ( 固定 ) 軟鉄心 4 指針 磁極片 永久磁石 R' 渦巻ばね てんりゅうがわ天竜川本州中 部の大川。諏訪 : 湖に源を発し , 伊 那谷を貫流し , 赤石山脈を横断して 磐田ガ原 , 三方が原の洪積台地を抜 け遠州灘叡こ注ぐ。流長 222km 。流域 面積 5094km2 で , 長野 , 静岡 , 愛知 3 県に及ぶ。木曽山脈と赤石山脈の間 を南流する表日本の河川であるため , 豊富な水量に恵まれ , 包蔵水力約 123 万 kW を有し , 1935 年泰阜ダ ム , 52 年平岡ダム , 56 年には出力 35 万 kW の佐久間ダム ( / 佐久間 ) が完 成した。合計 76 万 kW の電力が開発 され , 京浜をはしめ各地の工業地帯 に送られている。 1951 年天竜東三河 特定総合開発地域に指定され電源開 発が進んでいるが , ダムの埋没と上 流部の河床上昇が激しいため , 大洪 水の危険にひんし , 排水不良地 , 湿 地も広がっている。 61 年 6 月流域内 に降った集中豪雨は山地の土砂くす れと伊那谷の大洪水をひき起こし , ダム構造の再検討が叫ばれた。流域 内は杉が多く , 蓄積量 556 万 m3 に及 び , 下流部の天童市に製材業の中心 がある。かってはいかだに組んで流 したが , ダムができたため現在はト ラック輸送によっている。 / 天竜峡 や高さ 150 m の巨大な佐久間夕、、ムは 観光地となっている。 〔勝俣〕 てんりゅうきよう天竜峡天竜 川の中流部 , 飯田市の南の時文付近 から下流に展開する先行性河谷で , 急流が花コウ岩の著しい柱状節理を

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デンドウキ 3 3 1 弱くすると回転速度は速くなり , 回 と愎堆で , 回転コイルも鉄心のみぞ 転力は弱くなる。 1 ) 直巻電動機界 に銅線のわくを幾組か組み込んだが 磁と電動子はどちらも電磁石でその んしようなもので電動子とよび , ま コイルに電流を必要とするが , その わリの電磁石 ( 界磁という ) もただ 1 両者を直列に電源につないだ型であ 組の極でなく , 幾組もあリ , その鉄 心、はふつう円形で電動機のケースを る。その回転力は , 界磁の強さ >< 電 流に比例し , その回転数は電圧 ( 内 かねている。整流子もたくさんの整 部電圧降下を引く ) に比例し界磁の 流「片を雲母などで絶縁して円筒状 強さに逆比例する。だから回転数は に並べた精巧なもので , それに接す 電動子 電圧の調節で制御できる。また電動 るプラシも炭素片をスプリングでさ 直流電動機では , 界磁 回転力の変動の激しい負荷に適する。 子と界磁の両者には同じ大きさの電 さえるしくみになっている。 2 ) 電動 巻線と電動子巻線のつ 〔交流誘導電動機〕交流で回転磁場 機の他のタイプの原理は , 銅の回転 流が流れるから , 起動時や大きい負 なぎかたの違いによリ 円板に磁石を近づけて回転すると銅 をつくるタイプであるが , 単相交流 荷のときには界磁に大電流が流れ , 直巻 ( 左 ) , 分巻 ( 中 ) , 板もそれにつれて回転する実験でよ 回転力がひじように強くなるし , ま によるものと三相交流によるものが 複巻 ( 右 ) の 3 種がある く知られている「アラゴの円板」と たそういうときは回転速度が小さく ある。構造がしようぶで値段も安く 同し原理のものである。この実験で なるので電力が過大にならない。回 ある程度の速度制御もでき , 交流は はアラゴの円板中の磁力の場が磁石 転が速くなるにつれて両方の電流は いたるところで利用できるので , 工 の運動につれて変化し , そのため導 減り回転力は落ちてくる。から回り 場などの機械では三相誘導電動機が もっとも多く利用され家庭や小馬力 体の銅が磁カ線を切ることになり誘 は高速度で危険なので直結または歯 導により銅板内の渦電流が生し , そ のものには単相誘導電動機が多く利 車連結にして無負荷になることを避 れがまた磁力を起こし , 外の磁石と ける。始動に力を払要とするクレー 用されている。 1 ) 三相誘導電動機 引き合っていっしょに回転させられ ン , 電車 , 電気機関車などに使われ 回転磁場をつくるのは外側の対称位 る。この回転円板に相当するのが電 る。交流用の直巻整流子電動機はミ 置に固定した三つ 1 組の 1 次巻線で , 動子で , 実際の電動機ではこれは円 シン , ミキサなどの動力に使われる。 これに三相交流を流すと , 電流の時 板ではなく , 渦電流の流れる閉回路 交流のため磁束が変化するから誘導 間的位相の進んでいる巻線の位置か があればよいので性能上の点からか 電流による熱を防ぐため固定子鉄心 ら遅れている電流の流れている巻線 ご型 , 巻線型などの構造となってい も成層ケイ素板でつくられ , またリ に向かって回転磁場ができる。その アクタンス電圧降下を打ち消すため 速度は , 交流電源の 1 サイクル当り る。また外から近づけて回転させる 磁石の代わりに , それと同しような 補償巻線がつけられている。 2 ) 分巻 1 回転で , 1 秒間に / サイクルとす 電動機界磁と電動子の巻線が電源 役をするよう単相または三相の交流 れば 1 分間に 6() / 回転である。上に に並列につながれたタイプで , 交直 述べたような磁極が P 個あると , 毎 電流を利用して回転磁場をつくるし 分 6 叮 / の = 120 工 / 回転となる。 両用あるが , ・ふつうは直流用をいう。 くみがあり , これがこのタイプの特 界磁の強さは一定にしてあるので負 徴となっている。単相または三相の 回転子がこの回転速度と同じ速度に 荷によって回転速度が変動すること 誘導電動機はこの原理のものである。 達するときこれを同期速度といって 同期電動機も交流で回転磁場をつく なく , 電動子電流の増減だけに比例 いる。回転子のほうは先に述べたア る点ではこの仲間に属する。 ラゴの円板に相当するものであるが , して出力の調節ができる。それに界 〔整流子タイプの電動機〕整流子タ 形はかご型または巻線型があり , ど 磁の回路の電流は小さく , そこに抵 イプの電動機で無負荷でから回りの 抗を入れそれを調節することによっ ちらも鉄心の表面に多数の導体が閉 回路を形成し , 回転磁場はこの導体 ときに電動子は一定の高速度に達し て速度調節がてがるになめらかにで を切って渦電流を起こし , この電流 て回転を続けるが , このときは電動 きる。負荷や電源電圧が変化しても と回転磁場の相互作用で回転力を起 子には電流ははとんど流れない。 一定の速度に保っことができ , 送風 れは電動子コイルが磁場の中を回転 機などに適している。軽負荷で界磁 するため外から電動子に与える電流 に電流が流れないときは危険な高速 と逆向きに誘導電流が起き , それが 度になるから注意を要する。 3 ) 複巻 高速回転になると電動子電流を打ち 電動機直巻式と分巻式を組み合わ 消すまでに増大してつりあうためで せたもので , 場合によって切り換え ある。このように , 磁場の中を導体 て使う。直巻より速度変動が小で , が回転するかぎり逆向きに電流を流 無負荷でも危険速度にならない。巻 そうとする力が生じるが , これは電 上機 , せん断機 , 往復動ポンプなど 動機につきもので , この力を逆起電 力という。ところが負荷がかかり , 誘導電動機の 回転に抵抗があると回転速度が落ち , 原理と構造 誘導電流も減少し回転を続けるため かご型回転子 に電動子には一定の電流が流れ , 電 力が消費され , 回転力が生みだされ ることになる。電動子電流が一定の ときでも , 界磁電流を増減させて界 磁の強さを強弱に変化させると , ち ようど変速歯車のように回転速度 , 回転力を制御できる。界磁が強くな れは電動子電流につりあうだけの誘 導電流が生しるための回転速度が小 さくてすむ。そのため , 界磁の電流 を強くすると回転速度はのろくなり , それに反比例して回転力は強くなる という関係がある。逆に界磁電流を 直流電動機の種類 分巻電動機 複巻電動機 直巻電動機 誘導電動機の原理図 短絡環 回転磁界の 回転方向 主巻線 の向 子方 転転 回回 起動巻線 誘導電動機の原理は , 左図の左上の「アラゴ 外わく の円板」と同し原理で ある。つまり磁石を回 転させると , それにつ れて銅板も回転するが , この磁石の回転のかわ りに三つのコイル ( 固 定子 ) に三相交流を流 して回転磁場をつくら せている。実際の電動 機 ( 左図の右 ) では回転 子が銅板に相当してい る。誘導電動機の巻線 は , 原理的には上図 ( 左 , 三相。右 , 単相 ) の関 係位置にあり , 単相で は左図の下に示したよ うに磁場が変化する 固定子鉄心 磁石 固定子 固定子巻線 回転子

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テン・、ン . カン 3 0 7 マイクロ波管 ( / マイクロ波 ) , 光電 このとき , ( ) 近辺ではごくわすかな 子流を利用する光電管 ( / 光電効果 ) 電圧変化で十分大きな電子流を変化 電子線または電子像を用いる電子管 できる。この関係を図にしたのが 3 陽極 ( / テレビジョンなどで用いられる 極管の格子特性曲線で , 格子電圧と 当 陽極 撮像管や / プラウン管 ) , 管内に力、、 陽極電流の関係を曲線にしたもので 苓 スや蒸気を封入してその電子伝動作 ある。この曲線中傾斜部の一部では 熱電 用を利用する / 放電管 , 電極の電圧 格子 まったく直線となり , 陽極電流は格 によって陰極からの電子流の大きさ 子電圧の変化に比例する。すなわち を変化させる 2 極管および格子制御 3 極管の格子に微弱信号を送るとこ 管の 5 種類になる。 これらのおもな の波形の変化とまったく同じ波形で ものとその言己号は 306 ページの下図 陽極電流は変化をする。陽極側の外 部回路に抵抗を入れればその両端の のようになる。これらのうちで , 2 娵 電圧は電流に比例した波形 , すなわ 管および格子制御管はもっとも古く から発達し , またもっともふつうに ち入力信号と同し波形をもった大き みうけられるもので , いわゆる真空 な電圧変化に増幅されるわけである。 管がこれである。以下 , 本項目では この増幅の割合 , 同し陽極電流の変 真空管 , とくに 2 極管と 3 極管のお 化を - 与えるのに必要な陽極電圧の変 もな働きおよびその電子管回路につ 化と格子電圧の変化の比を増幅率 いて説明し , 他の電子管はそれぞれ ( ) という。また陽極電流ー格子電 の関連項目を参照されたい 圧特性曲線の傾斜を相互コンタ、、クタ 1 ) 整流作用一般に 2 極管が使用さ ンス ( gm ) , 陽極電流ー陽極電圧特 れる。 2 極管は陰極と陽極だけでで 性曲線の傾斜の逆数を内部抵抗また きており , 両極間に電圧を加えると , は陽極抵抗 ( 与 ) という。咫 , , は 陽極側が正になれば電子は陰極から 陰極からの熱電子は , 陽極が正になった 3 極管の性質を示す重要なもので , 場合にだけ陽極に引かれる。したがって 陽極に向かって動き , 外部の回路で 3 極管の三定数といい , = gm 与よ 陽極に交流電圧をかけると , 整流される は電流が陽極に流れ込む。陽極側が る関係がある。多くの場合 , 格子に 負になれば電子は反発して陽極には はあらかじめ負電圧 ( グリッドバイ 料にはタングステン , モリプデン 行かす , 電流は通しない。したがっ アス ) を加えておいて , これに交 バリウムなどの酸化物を用いる。 2 ) て , 陰陽両間に交流電圧を加える 流電圧を重ねて動作させるので , 受 陽極電子を受けとめ , これを電流 と , 半サイクルごとに電流が流れる。 信管のように交流の振幅が小さいと に変えて外部に流すもので , 板状に すなわち整流作用を行なう ( / 整流 ) 。 きは , 格子はつねに負の範囲で動作 作られることが多く , プレートとも 2 ) 検波作用整流作用の応用形の一 し , 格子に電流は流れす , 電力も消 いわれる。また , 高速電子が衝突す , 音声信号を変調した高周波を , 費されない。 4 ) 発振作用増幅回路 つで るため多量の熱を放出するので , そ いきなりスヒ。ーカに送ってもその振 では増幅すべき信号が真空管の格子 の冷却方法によって水冷管 , 強制空 動板は高い周波数の振動に従えない に加わると陽極にまったく同し波形 冷管 , 自然空冷管などに分かれる。 この波のマイ ので音は聞こえない の電流が流れる。いまこの一部をふ 3 ) 制御電極陰極と陽極の中間にあ ナス側をすてスヒ。ーカを鳴らす働き たたび格子にもどしたとする。すな をするのが検波で , 鉱石検波器やダ り , 電子の流れの量 , 速度 , 方向な わち陽回路と格子回路とにそれぞ イオードもこの作用を行なうが , 2 どを制御するもの。ラジオ用受信管 れコイルを入れ近づけると , 誘導作 などでは網状になっているので格子 極管もこの働きをし , 3 極管 , 多極管 用により電圧が加わるわけで , はし とよび , その機能によって制御格子 ではいっそう感度のよい働きを示す めに格子に加えた信号電圧を el とす ( コントロール・グリッド ) , しやヘ ( / 検波 ) 。 3 ) 増幅作用 3 極管では るとこれにより大きな陽極信号電流 い格子 ( スクリーン・グリッド ) , 抑 陰極と陽極の間に格子があり , 陰極 を生し , その働きで陽極側のコイル 制格子 ( サプレッサ・グリッド ) , 空 から電子が格子の間を通って陽極に から格子側のコイルに e2 の電圧が誘 間電荷格子 ( スペースチャージ・グ 流れる。この格子に十分の負の電圧 起される。 ez / el = れとすると 1 回 リッド ) などがある。 を加えると電子流はまったくおさえ の循環で格子の電圧は el から el 十 〔電子管の種類と働き〕電子管を分 られて流れないが , 0 近くになると = ( 1 十れ ) となる。 2 回めは ( 1 十 類すると , 電極の電圧によって電子 しだいに流れ , 正となるにしたがっ れ ) el 十れ ( 1 十れ ) el = ( 1 + れ ) 2 el す 流の速度が変化することを利用する て増加し , やがて一定値で飽和する。 なわち格子の信号電圧はつぎつぎと 3 極管の発振作用 3 極管の増幅作用 2 極管の整流作用 陰極 陰極 線条 線条 加熱電流 変圧器 交流電圧 交流電圧 直流電流 ステム く一ス 3 極管の構造 3 極管を左図のように 接続すると , 陽極電流 の変化が誘導コイルを 通して一部格子にフィ トノ、ツクされ , 陽 電流の変化と逆向きの 変化を起こさせる。 のため直流電源から振 動する陽電流をつく りだすことができる。 右下の回路図で格子電 圧 Eg に波形がは bcde の信号電圧を与えると , 右上の特性曲線でわか るように陽極回路には 波形カぐ 0 ' 6 ・ c ・ d ・ e ・の大 きな電流が流れる。 こで 3 管の内部抵抗 を , 増幅率をとする と , れ = ″ Eg / ( 十 R ) 電線 極曲 陽極電流 0 線条 格子 出力電圧 格子電圧 誘導コイル 蓄電器 十 陽極電池 十 線条電池 直流電圧

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2 3 2 テ・シ - ンクレ、一フ。テ。シン crépe de テスタ te s te r 電気回路の試験 Chine の略称。中国風のちりめんの を行なう携帯型の計器で , 回路計 , 意であるが , 日本ではフランスちり 回路試験器などともいう。電圧 ( 交 めんともいう。細い生糸を用いてこ 流 , 直流 ) , 電流 , 抵抗などの測定 まかい「しば」を出した薄地の / ち ができ , ラジオなどの電気機器の故 りめんである。白地 , 無地染め , プ 障検査に必要な万能計器である。構 リント染めなどがあり , 軽く柔らか 造は直流電流計 ( 最大指示が (). 1 ~ 1 く優美なところから , ドレッシーな リアンべアの可動コイル型 ) , 倍 婦人服地として用いられる。また婦 率器 ( 電圧測定用 ) , 分流器 ( 電流 , 抵 人 - のスーツやコートなどの裏地にも 抗測定用 ) , 亜酸化銅やセレンなど される。最近は絹織物のはか化繊織 の小型整流器 ( 交流電圧測定用 ) , 1.5 物も出回っている。 ポルトの乾電池 1 ~ 3 個 ( 抵抗測定 〔小川〕 テス Tess of theD'Urbervilles 用 ) および切換スイッチからできて Th ノ、一ディーの / ト説。 1891 年刊行。 いる。電流計の目盛は , 指針のふれ 「純潔な女」テスの不幸な生を描 から電流 , 電圧 , 抵抗が直読できるよ いて , 独特の運命哲学を展開した作 うに目盛られてある。なお , 可動コ 者の代表作だが , 同時に新大陸の安 イル型直流電流計の代わりに真空管 い穀物輸入によって打撃を受ける英 電圧計を用いた高性能の計器もある。 出ぞめ式のはしご啝リ ( 江戸消防記念会 ) 国農民を描いた社会小説として , 鋭 〔藤田〕 い社会批判をひそめている。 。デ、 . ス′ヾレ Death Valley 米 国 , カリフォルニア州南東部 , 西の 〔あら筋〕貧農ダービーフィールドの娘テ 江戸火消しの出ぞめは正月 2 日が定 スは , 新興成金のダーバービル家の青年ア ヾナミント山地 , 東のアマルゴサ山 日で , 竜与ノロ ( 麹町 ) の火消屋敷で レックに犯され , できた子どもをひそかに 地に囲まれた乾燥しきった砂漠。は 行ない , 終了後 , 町内のおもだった 埋葬する。アレックに捨てられたテスは , とんど雨が降らす夏の高温は激しい。 家ではしご乗り , さすまた乗りなど その後牧師のむすこ工ンジェル・クレアと ノヾッドウォーターとよばれる海面よ を演じて祝儀を受けるならわしであ 婚約するが , 彼もテスの過去を知ってプラ りも 85 m も低いくは、地があり , 米国 った。現在 , 東京の出ぞめ式は東京 ジルに去る。テスはふたたびアレックにだ ではいちばん低い地点である。周囲 消防庁の行事で毎年 1 月 6 日に行な まされて身をまかすが , クレアが帰国する 76()0 2 にわたって国定公園となっ われる。多数の消防自動車が参加し に至って , 思いあまってアレックを殺し , 〔小野協〕 自分も死刑になる。 ている。 〔石光〕 て演習を行なったのち , 江戸消防記 テ ' スモスチアレス desmostylus 念会により , 遠見 , 谷のぞきなどの 束柱目に属する絶滅ほ乳類。第三紀 曲芸が演じられる。なお , 五大都市 半ばごろに北太平洋沿岸の日本から をはしめとする各地の消防出ぞめ式 カリフォルニアにかけて生息してい は , 各自それぞれの日に行なわれ一 た動物で , 生存期間が短く , それに 様でない。 〔鈴木〕 類縁の動物がないので , 標準化石と tetany 上皮小体の機 して貴重。サイくらいの大きさで , 能が減退した場合に起こるもっとも 太く短い 4 本の足で体をささえ , 水 特徴的な症状 ( / ホルモン ) 。四肢に 辺に生息していたと思われる。平た びくびくするけいれん様の感覚をも い胸骨が特徴的であるが , さらに奇 って発作的に始まることが多く , 尺 〇 異なのはそのきゅう歯である。すな 骨神経支配下の筋 , 次いで上肢筋あ るいは下肢筋に , 多少痛みを伴う両 わち , それぞれのきゅう歯は数本の 側性の筋肉の強直性けいれんがくる。 ロウソクをたばねたような形をして 手指は指先を集中して伸展し , 指骨 いる。南樺太と岐阜県からほとんど 関節および手関節で軽度に屈曲する 完全な全身骨格が発見されている。 〔尾崎〕 / ( 別刷 ) 化石 位置をとり , いわゆる出産時の助産 婦のような形の手位をとることが特 テセ、ウス Theseus ギリシア伝 説中の勇士。アテネの王アイゲウス 徴とされる。同時に血液や組織のカ ルシウム量は減少し , リン酸上冨か・増 の子。ポセイドンの子ともいわれる。 成長一レこのち , まだみぬ父に会うた 加することが多い。ヒステリーおよび てんかんと区別を要する。〔高谷〕 め , 証拠の品を持ってアテネに向か い悪人や怪物を退治し , 父の記とな っている魔女メディアの悪だくみに ラピタイ族の下ペイリトオスに味方して もかかわらす親子の対面をとげる。 半人半馬のケンタウロスと戦うテセウス クレタのミノス王のもとにおもむき , アリアドネの助けで , 怪物 / ミノタ ウロスを殺し , 王となってのちアテ ネを統一し , ポセイドンのためイス トミア祭を創設した。また / アマゾ ンを攻め , その女王をとりこにした。 エジプスやヘラクレスの難を救った こともあり , カリュドンのイノシシ 狩り , アルゴ船遠征隊にも参加して いる。 〔高津〕 てそう手相 / 観相 注 V はポルト , 0 はオーム , kQ は でぞめしき出初式消防団が毎 キロオーム , mA はミリアンべアの略 年年頭に行なう演習の式。江戸時代 テスタの原理。直流電 流計が 1 個あれば , 抵 抗器 , 整流器 , 乾電池 などの複雑な組合せで a, b, c, d, e に示す電気 量が測定できる。計器 には電気量が直読でき るように目盛ってある a 直流電圧計のごき 倍阜器 〇〇 一丁スタ ード端子 最大 1 mA の電流計 最大 1 ( ) V 用なら 10k0 最大川 ( ) V 用なら川 ( ) k b 交流電圧計のどき 〇倍阜整流器 c 直流電流計のどき ( 最大 10mA のときの接続 90 〇 7 下一下 10 〇 9mA 分流器 d 抵抗計のごき ( ふれが中央 なら被測定抵抗は 4.5 純 ) 4.5V 4.5k0 ・←・ 1 mA 4.5k 空 、 4.5 k 0 e 低抵抗計のどき ( ふれが中央 なら波測定抵抗は 45 ( ) 0 ) 45 ( ) 空 4. 5k 空 5 mA イ 4 を - 45 ( ) 0 4 ・ 5mA ( ). 5 kC2 分流器。← ( ). 5mA

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テン、ンヤ 高圧電流 ー低圧電流 3 1 5 電車の電流系統 架空線 架空線からの高圧電流はパンタグラ フからはいり , 断流器 , カム軸接触器 , 主抵抗器 , 開放器をへて電動機を駆 動したのち , レールに接地される。 一方 , 同し高圧電流は電動発電機を 駆動し , こで 10() V の低圧電流を 電動圧縮機 つくり , 低圧配電盤から空気圧縮機 , 主幹制御器 , ドア工ンジン , 室内灯 などに配電される。室内暖房用とし ては別に高圧配線が設けられている 主抵抗器カム軸接触器継電器開放器断流器逆転器電動発電機 次の車両へ電動機 式と三相交流式に分類されることが 〔制動装置〕電車の制動装置として 〔動力伝達装置〕電車の電動機は通 ある。電車に使用される電動機は直 は , 従来空気プレーキと , 補助的に 常台車部に取り付けられる。その動 流式では直巻電動機が多いが , まれ 手プレーキとを備えていたが , 最近 カ伝達方法は歯車による歯車式がひ に複巻電動機も使われる。交流式で は電気プレーキ ( 発電プレーキ ) を空 ろく用いられるが , これは電動機軸 は単相整流子電動機が多く , まれに 気プレーキと併用するようになった からの小歯車と , 動輪軸の大歯車と 三相誘導電動機も使用される。ただ をかみ合わせて電動機の回転数を減 電気プレーキの原理は次のとおりで ある。すなわち , 電車が惰行または 速している。電動機の取付方法にも し最近の交流式では , 車内に備えた こう配を下っている場合 , 電動機の 各種があるが , 今日ひろく用いられ 整流器によって交流を直流に変えて ているのは , つり掛式とたわみ軸式 直流直巻電動機を使用することが多 ほうが動輪から回転力を受けて回転 い。交直流両用の場合も同様である している。このとき電動機のつなぎ とである。つり掛式は電動機の一端 を台車わくでささえ , 他端を車軸でさ ( / 電動機 ) 。用途によって分類すれ を変えて発電機となるようにすれば ば , ます旅客用 , 貨物用 , 事業用に ( 構造は同様であるから ) , 電機子コ さえる方法で , 古くからひろく採用 されてきたが , 台車のばわより下へ 分けられ , 旅客用はさらに 1 等車 , イルには誘導起電力が発生するので , 2 等車 , 食堂車などに , 貨物用は郵 これに抵抗をつないでやれば抵抗器 かかる重量が増し , 振動を起こす原 便車 , 手荷物車 , 貨車などに , 事業 因となる。たわみ軸式はカルダン式 に電流が流れる。このため電機子に ともいい , 電動機はすべて台車わく は負荷電流と界磁磁束との作用によ 用は試験車 , 教習車 , 配給車などに でささえ , たわみ軸継手を介してか 分けられる。また運転される線区 , って回転方向と反対の回転力が発生 さ歯車により伝動する方式で , ばね し , これが動輪に伝わってプレーキ 距離 , 使用法などにより , 幹線用 , 下重量が減少し , 振動を少なくする 支線用 , 長距離用 , 中距離用 , 市間 力として働く。この電気プレーキの 用 , 特急用 , 急行用 , 準急用 , 通勤 方式によると低速度に至るまで大き のに役だっている。新型の電車はこ の式が多い。 用 , 団体用などに分けられる。また なプレーキ力が働くので , ごく低速 〔車体〕電車の車体は台わくという 高速鉄道用 , 地下鉄用 , 路面用 , 登 となると空気プレーキに自動的に切 り換えられるようにして , 電気 , 空 鋼製のわくの上に組み立てられる。 山用などの別もある。 〔集電器〕電車の集電器には , パン 気両プレーキを併用するのである。 これは最初木骨木板張りであったの タグラフ , トロリポール , ボウコレ が , やがて鉄骨木板張りとなった これを電空プレーキともよんでいる。 クタ ( 弓形集電器 , 日本ではビュゲル この 2 種を木製電車という。次いで 〔台車〕電車は台車の数 , 配置によ 主幹制御器のハンドル とよばれている ) , 集電靴か ( コレクタ を回すと電動発電機か 鉄骨に鋼板の外板と木板の内張りを って単車とボギー車 , またポキ、一車 ら制御用低圧電流が断 ー ) などがある。パンタグラフは 張るようになった ( 日本では 1926 年 の変型としての連接車とに大別され 流器に流れ , その鉄・こ、 ごろから ) 。これを半鋼製電車とい もっとも完成されたもので , 高速運 る。単車は 2 軸 ( まれに 3 軸 ) の車輪 が下カ { って弁 A , C が閉 う。次には内側も鋼板を用いるよう 転の電車に使用される。トロリポー を 1 組とした台車 1 個を車体の台わ し , B , D が開く。空気 ルは一般にポールと略称され路面電 になり , 床や天井にも鋼板を張った 、、く小型のも くに固定したもので , 圧縮機から圧縮空気が 全鋼製電車となった。 車および無軌条電車 ( / トロリバス ) これは車両の のに使われる。単台車の車軸間の距 タンクにはいって油の 面を押し , 油はヒ。スト 離が大となるとカープの通過が困難 火災防止の見地からの改良で , 今日 に使用される。架空線 2 線式のもの ンを左へ押し歯車とカ と単線式のものとがある。ボウコレ となるので , 車軸が互いに自由に動 の電車では車体の軽量化の目的から , ムを回す。ます力ム 1 内装の用材には鋼 , 軽合金 , プラス クタは路面電車に使用され , 集電靴 くように設計されたラジアル台車と の突起が接触器を押し は地下鉄など第 3 レールの送電線を いうのもある。ボギー車はボギー 接点イが閉して電動機 車という 2 軸またはまれに 3 軸の車 用いる電車に使用されている。 電車の制御装置 に電流が流れる。電動 輪を備えた台車を 2 組もったもので , 〔速度制御〕電車の速度制御には直 機の回転が低速のうち / くンタ は電流が多く流れるの 接制御方式と総括制御方式とがある。 グラフ 台車はその中心の心ざらに , 車体の 主幹制御器 で減流継電器のコイル 直接制御方式は , 制御器に直接主回 台わくから出た中心ヒ。ンを受け , 空気圧縮機 の鉄心、が強い電磁石と 路の電流を通して行なうもので , 低 のピンを中心におのおの自由に回転 なってその上の鉄片を 圧電源の場合に使われている。総括 できるようになっている。したがっ ひきつけ , ローーラカ { 星 制御方式は , 高圧電源のときに行な て線路のカープに従って自由に回る 形歯車の歯にくいこん うもので , 高圧の主回路とは別に ので , 大型の電車にひろく使用され でピストンの動きを一 時押える。電動機の回 低圧の制御回路を設け , 間接に主回 ている。連接車は 2 両以上連結され 転が速くなると電流が 路を制御するやり方である。直流の た電車で , 連結部に前後の車体に共 しだいに小さくなり星 星形歯車 場合には電動機に直列に抵抗器をつ 用の 1 個のボギー台車をもったもの 形歯車を押える力が弱 タンク これを加減して速度を制御す で , カープでの通過をいっそう容易 くなり , ヒ。ストンは油 第充継電器 る抵抗制御法 , 電動機を直列 , 並列 にし , また列車の蛇だ行動を防止し , 圧によって 1 段だけ進 電動機 み , カム 2 によって才妾 に組み合わせて制御する直並列制御 列車重量の軽減に役だっているが 点口が閉し抵抗は減少 法 , 電動機の主界磁の強さを変えて 保守や車両の分割併合には不便であ してより多くの電流が 制御する界磁制御法があり , 交流の る。日本では小田急電鉄 S E カー , 名 流れる。この操作が接 場合には , 変圧器を用いる方法と , 古屋市電の一部 , 西日本鉄道北九り・ l'l 点ホに至るまでくリか 誘導電動機を用いる方法の二つが 線 , 福岡市内線および大牟田の新型 えされて , 電車が自動 ある。 車などにその例がみられる。 的に加速されていく パンタグラフ 室内暖房用ヒータ 低圧配電盤 室内灯ー ~ ドアェ彡イ 主幹制御器 0 0 電動発電機 ピストン 断流器 弁 カム軸 2 接触器 5 3 ロ 歯車 接触器 車輪

6. 国民百科事典5

テン、ンク 3 極管の特性曲線 ん陽極電流 陽極電流ご格子 3 0 8 の陽極電流ー陽極電圧特性曲線は急 傾斜部から水平部への移行が明確で あって , 5 極管より陽電圧利用範 囲がひろく , 電力管としての効率が 〔送信管〕送信管は主として高周波 の大電力の発生などに用いられるが 構造としては 3 管 , 5 極管などと 同しである。大電力を取り扱うので 必然的に高電圧大電流となり , 各電 受信機用真空管のいろいろ。左よリ S T 極の熱損失も大きくなるので , それ 管 , G T 管 , MT 管 , サプミニアチュア管 に耐えるような材料や構造がくふう に田 8 6 4 2 れ 1 棘 9 軟条 , しりびれ 2 棘 8 軟条。 され , 耐熱性 , 絶縁耐カ , 機械的強 Ea 陽極電圧 ( V). Eg 格子電圧 ( V ) 度の大きい硬質がラスが使用されて 体色は淡灰色で , 体側に 10 本ばかり 特性曲線は 3 極管の性 の淡かっ色の横帯かある。卵塊を口 いる これにつれ陽極電流も増 強められ , 質を示す重要なもので に含んで育てる奇習をもっマウスプ 大する。これは陽極に加えた直流電 〔小型管〕真空管の使用が多数にな ある。たとえは左の図 リーダーであるが , その役は雌雄と 圧と電流のエネルキ、一の一部が真空 りスペースの節約も要望され , また で B C /AC はこの 3 極 管の相互コンダクタン 材料製造技術の進歩にもよってしだ もに行なうといわれている。全長 9 管の中で交流の信号電流に変えられ ス“を示す。陽極電流 るもので , 短い時間のうちに強大な cm に達する南日本の魚で , 食用には 」型化されるようになった。形 は , 格子電圧が増加す 交流電流が生まれる。これを発振作 が小さいはどまた高周波における性 はとんどならない。 〔安田〕 ると一定値に達して飽 用とよんでいる。この電流はコイル 能も高められ , 機械的にも堅ろうと 和するが , グリッドノ の抵抗などで制限され一定値で停止 することができるなどの特徴もみせ , イアスを適当に選んで , する。格子側のコイル ( んへンリー ) と ドーム型 S T 管 , G T 管が作られた 動作点を曲線下部の湾 曲部とすれば検波作用 並列にコンデンサ ( C ファラド ) を設 が , さらに小型にして , ボタンステ を行ない , 直線部とす これらの作る共振回路によ ニアチュア管 ( M T 管 ) が けると , ムにした れば増蝠作用を行なう の共振周波数で発振 作られるようになり , 圧倒的に使用 2 応 LC を行なう。 されるようになった。ガラスのステ 〔 4 極管と 5 極管〕 4 極管は 3 極管 ムを通過するところはニッケルと鉄 テンジクダイ の格子と陽極の間に第 2 格子 ( しゃ の合金に銅を被覆したジュメット線 てんじくねずみ〔天竺鼠〕げつ へい格子 ) を入れたもので , この電 が使用され , バリウムを飛散蒸着さ 歯目テンジクネズミ科の小獣。クロ 圧を陽極と同し大きさ ( または少し せ ( ゲッター ) 管球内部にはりついた テンジクネズミ ( ベルー原産 ) を飼い 低い ) にすると , 第 1 格子 ( 制御格子 ) 金属薄膜に残留気体を吸着させて真 をすぎた電子はしゃへい格子でいっ ならして作り出した家畜であるとい 空度を高めてある。またさらに小型 う。イ谷に / モルモットと誤称される そう加速され , 陽に到達する ( 一 にしたサプミニアチュア管も作られ , が , 英語のマーモット ( / タル . バが 補聴器や携帯用ラジオに使用されて 部はしゃへい格子に流れるが ) 。この ンの類 ) とはまったく別種である。 場合 , 制御格子と陽極とを電気的に いる 体長 25 cm くらい。耳は短円 , 尾も短 〔同調指示管〕マジックアイともい しゃへいするため増幅率を大きくす 小。体色はいろいろあり , また品種 われる真空管で , 3 極管部と管の頂 ることができる。しかしこれはひす により毛の長さも違う。品種には短 部にあるすりばち状のケイ光面を有 みを起こしやすいので 5 極管が多く 毛のイングリッシュ , 短巻毛のアビ する指示部からできている。 3 極管 使われている。 5 極管はしゃへい格 シニアン , 長立毛のベルー , 長垂下 の格子の負電圧が大きいはど , ケイ 子と陽極の間に第 3 格子 ( 抑制格子 ) 毛のアンゴラ , 大形で硬長毛のジャ 光面に中心の陰極から生した電子流 を入れたもので , この格子に低い電 ーズなどがある。 1 年に 2 ~ のあたる面積がひろがり , 扇形の影 圧 ( ふつうは陰極と同し ) を加え , 陽 3 1 腹 2 ~ 7 頭を産む。交 同調指示管の構造 極からでる二次電子を抑制する働き の部分が狭くなるようにしてある。 回くらい 尾後 70 日くらいで出産し , 生まれた をする。このためいっそうその性能 したがって入力電圧の変化 ( 同調の 制御 ターケット 電極 ケイ光面 子はその翌日には食物をかじり始め 度合い ) をケイ光面の発光している を高めることができ , ラジオなどの る。食物は穀類 , 葉類で , 1 カ月く 部分の形の変化に変えて , 目で見る 増幅にははとんど 5 極管が使用され らいで成熟し , 2 カ月で親になる。 ことができるようになっている。 ている。また 4 極管のしゃへい格子 性質がおとなしく , 飼いやすく , ま 〔中村〕 と陽極の間の両側面に , ビーム形成 たたくさん増殖するので , 実験動物 中国 , 日本で古 てんじく天竺 電極を設けたヒ、一ムパワー管がある。 および愛がん動物として飼育される。 くインドをよんだ語。インドの名称 これは陰極からの電子流を格子の目 は一般にシンドゥ Sindhu 川に由来す 〔黒田礼〕 物 のところの電場のレンて作用によっ るとされ , これか・イランで Hindhu と 3 極管部陰極雲母 て , 方向のそろった一様なビームと てんじくもめん天竺木綿やや 支持板 陽極 よは、れ , キ、リシアにはいって lndos して陽極に送るしくみのもので , そ 厚地の平織りの綿布。ふつう白地と となった。中国ではこれらを音訳し して用い , 幅はふた幅 ( 約 76cm ) であ しやヘい格子 て身毒 , 賢豆 , 印度などとよぶ。天 4 極管と 5 極管。 4 極 る。テープルかけ , 敷布 , 幕 , ふろ 制御格子 管では陽極電圧が増加 竺の名称はく後漢書 > にはしめてみ しき , 裏地類など実用的な布地とし するにつれ一時しゃへ えるが , その由来は不明。ふつう身 て使用される。漂白 , 無地染め , プリ い格子に一部電子が吸 毒のなまりとされ , また天には「け 収され陽極電流が下が テンジクネズミ ん」の音があるところから , 賢豆と るが , 5 極管ではこの 〔増原〕 同系統の語とされる。 現象が起こらす , なだ らかな特性曲線を示す てんじくだい〔天竺鯛〕テンジ クタ、、イ科の魚。三崎でモチウォ , 高 知でイシモチというが , イシモチと いう名の別の魚がいるから注意を要 する。第一背びれ 7 棘 , 第二背び ()A ) 陽極電圧ど陽極 8 4 4 2 2 0 電流ごの関係 電圧ごの関係 巧 0 0 50 1 4 極管の 特性曲線 の線 管曲 極性 抑制格子 しやヘい格子 制御格子 - ーー陽電圧

7. 国民百科事典5

当を川 テント 電磁石 ( 電動子 ) 3 3 0 てんどう天童〔市〕山形盆地東 ムシ ( オーストラリア原産 ) が日本に 部 , 奧羽線に沿う市。 1954 年東村山 はいってきたとき , その駆除のため 郡天童町が付近 6 村を合併し , 58 年 に , 天敵であるペダリアテントウ ( オーストラリア原産 ) を輸入し , 放 市制。人口 439 ( ) 3 ( 1965 ) 。将棋ごま し飼いして成功を収めたことは有名 と温泉町で知られている。羽州街道 沿いの宿場町で街村形態をなす。江 〔日高〕 である。 戸末期 ( 183 ( ) ) には織田氏の城下町と テント te n t 戸外で露営するた なり , 将棋ごま製造はその下級武 めにおもに布で作った雨おおい。遊 十の内職から発展したもので , 全国 牧民は遊牧のためのテントをもって いる。モンゴル人のノ、オ ( 包 ) , キル の 95 % を産する。温泉は 1911 年に駅 いないと考えられる。 あるこん虫の 左図で電動子の S 極は キ・ス人のユルトなどがそれだか , 昔 に近い水田地帯で発見された泉 46 界磁の N 極に電動子の 天敵である寄生バチにも , この寄生 N 極は界磁の S 極に引 ~ 68 ℃のボウ硝含有セッコウ泉であ ヾチにさらに寄生する二次寄生バチ から野戦のためにも , いろいろの形 かれ矢印の方向に回転 がある。新しい地方に侵入した動物 る。製粉 , 製めん , 農機具や家具の のテントが使われてきた。今日では する。回転は中図の位 製造 , かん詰加工なども行なわれる。 は一時的に天敵をもたないことがあ 野行用に , また登山用に , さらにいろ 置で止まるが , 右図の り , そのようなときには , ものすこ 〔米地〕 いろのものが考案され , 使われてい ような整流子を設けて でんとう電灯 一般に電気を利 い勢いで繁殖する . しかしやか・て鳥 る。この種類のテントはその目的か 電の正負を入れかえ ると , 電動子にはまっ 用した灯火のことで , とくに照明用 や肉食性のは乳類のようななんでも らして , 雨露を防ぎ , 風に耐えるも たく逆の磁極が生し , 食う天敵が , この動物を追って移住 の灯火をさす。広義には広告や装飾 のでなければならないが , 同時に さらに回転を継続する してきたり , あるいはこの豊富な食 用のネオンサイン , 写真用のランプ , 携帯に便利である心要がある。すな 物によってふえたりするために , 激 信号灯 , 太陽灯 , 誘ガ灯 , 殺菌灯な わち , 軽く , かさは、らす , 張るのに しい繁殖は押えられる。さらにある ども含む。電灯は白熱電灯 , 放電灯 , 容易で , かっ強くて防水性のもので 種の動物 ( 多くは侵入者と近縁の動 なければならない。長い間 , 薄くて / アーク灯に 3 大別され , 白熱電灯 物の天敵 ) が , この新しい動物をもわ しようぶな綿布が最適の材料として は , はとんどがタングステン線条の らうようになり , これらの間にバラ 選ばれていたが , 最近は化学繊維製 / 電球で , 放電灯としては主として ンスのとれた状態が出現する。自然 品がこれに代わった。テントは , 支 / ケイ光灯が用いられる。アーク灯 このように各種の動物の数 柱の数の多少によって次のように分 は種類が多いが , 一般照明用に使わ 界では , は , その天敵によってきびしく制限 類される。単柱型ベル ( 鐘 ) 型 , ロ れるのは少ない。 / 照明〔奧田〕 されている。 1 対の雌雄が産む卵の ガン掣がこれに属するがベル掣 でんどうき電動機単にモータ 数が , 数百から数千万に達する動物 は円すい形の屋根の中心を 1 本の柱 ともよぶ。電力により回転し機械動 力を発生する回転電気機械の総称。 も多いが , それらの卵からかえった でささえるもので , ローガン型は柱 幼動物はたとえ発育のための気候的 原理的には次に述べる二つのタイプ を一方によせることで出入を容易に 条件はよくても , いろいろな段階で するくふうを加えたもの。双柱型 に大別できる。 1 ) ーっは回転コイル を磁石または電磁石の N 極と S 極の 天敵に倒され , 成体に達するのはこ テントの前後に柱をたてて屋根をさ くわすかである。その結果 , 各種の 間に置いてコイルに電流を通して回 さえるもので , マンメリー型などが 動物の数には , 一定の幅以上の変動 転させるタイプである。コイルに流 その一例で , もっともひろく使われ ている型でもある。四柱型 2 本の れる電流が回転速度とリズムを合わ ごくまれにしか起こらない。 は , 支柱を組んだものを前後に立ててテ せて方向の逆転をくりかえすよう整 の幅をこえた大量の繁殖がいわゆる 大発生とよばれるもので , その原因 ントの内側から屋根をささえるもの 流子とプラシのしくみをもつのが特 は追究されつつある。 で , ウインノ、一とよばれる型などが 徴である。電流の方向が逆転するた 天敵を放して有害動物の数の制限 この典型的なもの。 この掣もマンメ びにまわりの磁極 ( N 極や S 極 ) とコ を人工的に行なおうとする企てもあ リーとともにひろく使われている。 イルの磁極との間に生する磁カ ( 引 ドーム型モンゴル系の / 、オに似た り , これは生物学的防除の代表例と 力と斥カ ) がコイルを回転させるよ 丸屋根テントで , 柱はなく , かさの される。とくに外国から新しく侵入 う・に作用する。直流用の直巻 , 分巻 , 骨のように曲がった梁でささえる した害虫に対して , 原産地から天敵 複巻の各型の電動機はみなこの原理 登山用テントには夏用 に属するものであるが , 交流を流し を輸入し , それをふやして放っこと この型は遠征登山などには大 もの。 ( 左側 ) と冬用 ( 右側 ) と ても回転磁力の関係は同じようにし により , 害虫の数を経済的には問題 いに活用されている。以上の四つの がある。夏用左上は単 とせすにすむ程度まで減らすことが て成り立つので交流で運転できるも 型はそれぞれに特徴があり , 目的に 柱のローがン型 , 右上 のもあり , これが交流整流子電動機 できる。たとえば , ミカンその他の よって適当な型を選ばねばならない は双柱でふつう屋根型 果樹の害虫であるワタフキカイガラ である。電動機の実際の構造はもっ とよばれる。下は同し / キャンプ 〔松方〕 く双柱のマンメリー型 で , 家型ともいう。上 部の被布はテントフラ イといい , 降雨のさい に威力を発揮する。冬 用は保温のために 2 ~ 3 重張りになっており 」、つうはグランドシー トが固定されていて , ストーープト気のための 煙突カ { ついている。上 のかまは、こ型と右下の ドーム型は内側にたカ { を張り , 保温 , 居住性 ともにすぐれ , 近時多 人数の遠征などに愛用 されている。左下はウ インノヾー型で , 組立て が容易であり風に強い ことなどの特徴がある 2 極式電動機の原理

8. 国民百科事典5

磁場中の電流 に加わるカ 磁場中の電流と力との 関係。左では , 電流に F = B / / s in 日のカカゞ 慟く 2 右では , 導体に E = 召ん s in 〃の起電 力が生する。中では , 閉 回路を貫く磁束が時間 とともに変化するとき , 閉回路には e の起電力 が生ヒ , 月と e の方向 は右ねじの関係になる 変圧器 コイノレ 鉄心入りコイル 抵抗器 ー。ーーなー単極スイッチ つないである電線 つないでない電線 テンキ ビオ・サバ E 磁場中の導体に 生ずる起電力 と , 電場があると , 自由電子は電場 上がる。金属の場合について考える れると , 一般に熱を発生し , 温度が 〔電流による発熱〕導体に電流が流 法則には従わない。 電位差は比例しないので , オームの 管や鉱石検波器などは電流と両端の R の単位をオーム ( Q ) という。真空 で , / をアンべアで表わしたときの は流れる電流は少ない。 V をポルト じ電圧を加えても抵抗の大きいもの 流れにくさを示しているもので , 同 ( 略して抵抗 ) という。抵抗は電気の このときをこの導体の / 電気抵抗 となる。これをオームの法則という。 る。比例定数をとすると , レ = / 流 / と導体両端の電位差 V は比例す ているとき , 温度が一定であると電 〔オームの法則〕導体に電流が流れ ていないことと同様である。 身は管の長さに対していくらも動い 他方から押し出されるが , 中の水自 一方から水を押せば , 水はただちに は , 長い鉄管に水を入れておいて , いのにこのような速度で伝わる理由 平均速度が 1 秒間に 1 mm にもならな さの程度であるが , 金属中の電子の わる速さはひじように速く , 光の速 電流が流れたことになる。電気の伝 なくなり , 全体として電子が移動し 平均してカの方向の速度が 0 となら 自由電子は電場の力を受けるので , 均すると 0 となる。電場があると , いているカゞすべての電子について平 常温でも毎秒 10 ( ) km 程度の速さで動 の電流もこれと同様で , 自由電子は 20 rn となることを意味する。金属中 についての速度の平均が東のほうに とすると , このときはすべての分子 たとえは、東のはうに 20 m 吹いていた て () になるという意味である。風が うことは , これら正と負が打ち消し は負となる。平均して 0 になるとい と , 左方に向かって動く分子の速度 右方に向かう分子の速度を正とする 2 9 0 の力を受けてカの方向に速度を増す。 この電子は真空中ならば , 時間とと もにいくらでも速度を増していくが , 金属中においては自由電子は金属の 原子と絶えす衝突してはその方向を 変える。この結果 , 電子の速度はそ れほど大きくならす一定の平均速度 に落ち着く。電解質の水溶液の場合 は , イオンが水の分子と衝突しなが ら , ある平均の速度で移動すること になる。このように , 自由電子ある いはイオンは , 電場によって速度を 増しては分子あるいは原子に衝突し , これらの運動を活発にするため , 熱 が発生する。この熱をジュール熱と よんでいる。 R オームの抵抗に 1 ア ンペアの電流が流れているとき , 両 端の電位差は R ーポルトとなる。 の間を 1 秒間に 1 クーロンの電気量 が流れるので , 電場が毎秒だジュ ールの仕事をすることになリこれが 熱となる。 〔キルヒホフの法則〕キルヒホフの 法則とは一般に抵抗と電源をもった 任意の / 電気回路があるとき成立す る法則で二つの法則からなる。 1 ) 第 1 法則回路中の導線が 3 本以上交 わっている . において , たとえは、は いってくる電流を正 , 出ていく電流 を負として , この点に出入する全電 流の和は ( ) となる。 2 ) 第 2 法則回 路の中の任意の閉回路を考え . , 回路 の各部分の電流 / と抵抗の積の和 は , この閉回路中の起電力 E の和に ただし閉回路をたどるとき 等しい。 適当に正の方向を定め , 仮定した 1 の方向とその方向が等しいときは IR とし , 方向が反対のときは一 / R とし て和を求める。起電力 E についても 同様 , 仮定した方向の起電力の方向 が一致するときは正 , 反対のときは 負として和を求める。 電流と磁場 〔ビオ・サノヾールの法則〕電流が流 れると , これに伴って磁場が発生す る。磁場に沿ってひいた線を磁カ線 という。小さな磁針を重心でささえ ると , 磁針の N S は磁カ線の方向を さす。一直線に電流が流れると磁場 はこれを取り巻いて円形にできる。 磁場の方向と , 電流の方向の関係は , 右ねしを回す方向とねしの進む方向 の関係と同しである。これをアンペ ールの右ねしの法則という。電流が 円形に流れたときの磁場は輪をくぐ るようにできる。 ある 1 点 p の磁場の強さを〃とす るとき , この点の孖は電流の徹小音に 分のつくる磁場の和として求められ る。下図中の右の図で , 徹小音に分 ( な のつくる磁場を dH とすると , dH は ds と P によってつくられる平面に垂 直で , アンべールの法則によって決 まる方向に生じ、その大きさは , dH= ( ム in の 4 兀ド ) ds となる。ただし 式中 7 、および ds の単位は m で , の単 位はアンペア回数 / m である。上式 の関係をビオ・サバールの法則とよ び , これを積分して〃を求めること カ { できる。ビオ・サノヾールの法則に いろいろの形をした電流によ より , る磁場を計算することができる。 〔磁場中の電流の受けるカ〕一般に 磁場中に電流があると電流は力を受 ける。このカ F は磁場と電流のつく る面に垂直な方向に生じ , その方向 はフレミングの左手の法則に従う。 この法則によれば左手の / 、さし指を 磁場の方向に中指を電流のち向に向 け , これらに直角に親指を開けば親 指の方向がカの方向となる。またカ の大きさは , F= 月 / / s in 〃の式で 与えられる。ただし F はニュートン , B は磁束密度で単位はウェー /m2 ーヨトー 電流計 電圧計 アース 3 極真空管 アンテナ 蓄電器 可変蓄電器 電気機器の配線図に使 われるおもな電気記号 電流と磁場の関係。左 は直線電流の周囲にで きる磁場で , 右ねしの 進む方向に電流が流れ ると , ねヒを回す方向 に磁場ができる。中は 円電流による磁場。右 は電流 / とそれによる 磁場の強さ〃との量的 関係を示したもので , dH=(Isin9/4mr2)ds 直線電流と磁場 円形電流と磁場 ールの法則 である。 2 本の導体に電流が流れて いるとき , 一方の電流のつくる磁場 の中に他方の電流があるので , 互い に力を及は、し合う。 2 本の導体が平 行して , 同方向に電流が流れている ときは引力を及は、し合い , 反対方向 に流れているときは斥力を及は、し ロつ 〔磁束〕閉した回路があって , 一様 な磁場の中にあるとする。このとき この面の法線と B 回路の面積を。 4 , の方向とのなす角を日とするとき 4 cos 〃をこの面積を貫く磁束と いう。もし場所によって磁場が変化 するときは , 面積を小さく分割して 各部の月 .4 c os 〃を加えればよい。 いま導線がれ回巻かれているときは れ BA cos 〃をこの回路を貰く磁束と よんでいる。磁束の単位をウェーノヾ ー ()b ) という。 〔電磁誘導〕閉じた回路があって , これに磁束が貰いているとする。磁 束を N ウェーバーとし N が時間とと もに変化すると , 回路に起電力が起 こり , 電流が流れる。この起電力を e ポルトとすると , e = —dN/ d ~ に なる。ただし , 起電力の正の方向と B の方向の関係は上中図のように 右ねしを回す方向と , ねしの進む方 向の関係にとる。マイナスの符号は 図の方向に召が増している間は , 図 の e と反対の方向に起電力が起こる ことを示している。上式の関係をフ アラデーの電磁誘導の法則とよんで いる。この法則から , 次の法則が導 きだされる。長さ / m の導線が毎秒 vm の速度で磁場の中で動くとき , この両端に生する起電力は , E = B ん sin 日ボルトである。起電力の

9. 国民百科事典5

デンキウォ 2 9 2 と , ジュール熱とは別に電流の方向 により熱を発生し , あるいは吸収す る。この現象をトムソン効果という。 〔圧電気〕水品 , ロッシェル塩 , チ タン酸ノヾリウムなどの小片に圧力を 加えると分板して表面に電荷が現わ れる。またこれに張力を与えれば前 と反対方向に分極し , 表面に反対の 電荷が現われる。逆にこれを電場の 中に入れると , 形がわすかに変形す 電気回路 ( 補 ) 回路素 る。これらの現象を / 圧電気現象と 子はそれぞれ定まった インヒ。ーーダンスをもっ ている。抵抗 R は R そ 〔電気の単位〕電気および磁気の単 のものがインピーダン 位には , 基本単位に何を採るか , 電 スである。コイルのイ ったこれらの神経の束は脳の神経 . か流れるとすると , オームの法則 気的量および磁気的量と力学的量と ンヒ。ーダ、ンスは ) ん , に連絡している。外部からの刺激が により R の端子 A , B 間の電位差は , の関係を表わす法則に何を採るか , 蓄電器のインピーーダン くると , 各電気板にはそれぞれ微弱 などの条件によりいろいろと異なっ A の電位か B の電位よリも / だけ スは一 / ・ 1 / である な電気が起こるが , 板の数が多いた 高くなる。このことは , 抵抗に電流 たものがある。すなわち , cgs 静電 一般に回路においてイ め各板の電気が集まると強力な発電 が流れると , その中に電流と逆方向 単位 , c g s 電磁単位 , ガウス単位 , / ヒ。ーダンス / を虚数 効果を示す。どのくらいの発電能力 実用単位 , 国際単位 , M K S 単位な 一種の起電力が発生し , そのため 部と実数部にわけて をもっかは , 魚の種類 , 魚自体の生 どがあり , これらには 291 ページのド に A の電位が B よりも高くなると考 / = R 十 iX の表のような関係がある。〔鳥崎〕 理状態 , 環境などで違うか , シビレ えられる。このように電流と逆方向 と表わすとき , X をリ でんきうお電気魚発電器を体 ェイ類の 7() ~ 8 ( ) ポルトに対し , デン に生すると考えた起電力 Ec を逆起電 アクタンスという。第 内にもっていて発電する魚類をいう。 この回路では 7 に等し キナマズでは 4 ( ) ( ) ~ 45 ( ) ポルト , デン 力といい 2 図の RCL 直列回路 ではインヒ。ーダンスは おもに熱帯に分布し , 海産 , 淡水産 キウナギでは 650 ~ 850 ポルトを出す。 い。すなわち起電力 E は電流を流そ したがってこれらの電気魚にかかれ ともに十数種ある。日本ではシビレ うとし , 逆起電力 Ec は逆に阻止しよ で , ( o ーーユーカ { リアク ェイ , ヤマトシビレエイなどが , 熱 ば , 他の魚は瞬時にしてその生命を coC うとし , 両者がつりあって等しくな タンスであリ , L(t) を るまで電流が増加し , そこで平衡状 帯ではデンキウナキ、やデンキナマズ 失うものとみられる。またその放電 コイルのリアクタンス , 態になる。したがって E = Ec = / が知られている。シビレエイは全長 は反復性で , シビレエイの一種では -1 / C を蓄電器のリ 20 ( ) ( ) 回くらいは連続して放電しうる なる関係か成立する。同様のことが 4 ( ) cm に達する暖海性のもので , とく アクタンスとよぶ。 ことが知られている。放電する方向 自己インタ、、クタンスん , 電気容量 C に本州中部から中国 , フィリピンの は種類により異なり , シビレエイで をもっ回路にも考えられる。んの場 浅海にすむ。胎生で , 胸びれと頭と は下部から上部へ , デンキナマズで 合 , C の場合の逆起電力は , それぞれ の間に 1 対のハチの巣状の発電器が E 。 = き工 ld こ は頭部から尾部へ , デンキウナキ、では あり , 電気板の腹面のはうが陰性で 尾部から頭部のほうへそれぞれ放電 背面のほうが陽・性である。電気量は になる。このように , R , ん , C は することが知られている。なおこれ 他種に比べて著しく少なく , 外敵防 電圧と電流の時間的変化として考え ら電気魚自体は , 電気的刺激に対し 御に役だっ程度である。ヤマトシビ ることができ , これらのみで構成さ てかなり強い抵抗力があるといわ レエイは全長 1 m に達する濃紫色の れる回路ではその電気的状態を電磁 〔安田〕 魚で , 本州中部以南の太平洋沿岸の 場の基礎方程式によるまでもなく , れる。 でんきかいろ電気回路種々の 深海にすみ , かなり強く発電する。 簡単な法則 , たとえは、キルヒホフの 電気装置や導線の接続によって作ら 法則などで求めることができる。し 一方デンキナマズやテンキウナキは れた電流の通路。単に回路ともいう。 たがって抵抗の抵抗体 , 自己イン ナイル川その他アフリカの熱帯部の 最初は電流の一つの循環路を意味す 河川に分布し , 皮膚と筋肉の間の厚 ダクタンスんのコイル , 電気容量 C ることばであったが , 現在では任意 の蓄電器の 3 種類の回路素子を組み 膜中に電気板があり , これで発電する。 発電器の構造は魚の種類によって の電流通路系の全体または一部をさ 合わせた回路はもっとも基本的なも して用いられる。回路の構成要素 , ので , これを集中定数回路という。 異なるが , シビレエイのハチの巣状 すなわち回路素子は , 抵抗体 , コイ たとえは、第 2 図の回路で , R , 1. , の発電器は , 多数の繊維性組織で細 ル , 蓄電器 , 変圧器 , 電子管 , トラ 分された六角柱からなリ , 内部に寒 C を直列に接続し , E = E 。 c 。 s 。 なる正弦波交番起電力を加えたとす 天状の物質が充満している。この細 ンジスタ , 電源などまったく任意で , 分された 1 区画はさらに多数の小室 る。このとき流れる電流を 7 とする これらを適当に組み合わせて所要の と , R, 1. , C の逆起電力の総和が 機能をもつ回路が形成される。 に分かれ , そのおのおのに .1 枚の電 〔集中定数回路〕第 1 図の回路で , E に等しいことから 気板がある。電気板の片面にはこま Eocos 。 ~ = / 十 - 十一工 起電力 E の電源により抵抗 R に電流 かい神経がきており , 各室から集ま になる。この方程式を解くと , 7 = / ocos ( 一 ) シビレエイ の発電器 E 。 噴水孔 沢 2 十 L(O ー 発電器 発電神経 Cco t an 筋肉 なる関係式が得られる。すなわち , 1 は最大値 70 を有し , 起電力 E と同 発電柱 し振動数の正弦波交流で , 位相は 9 だけ異なる。また直流における抵抗 と同様に R2 + ( んー 1 / C 2 を考 えることができ , これをインピータ、、 ンスという。それぞれの回路素子も 第 2 図 第 3 図 RI Cs 電気魚のいろいろ 目 ーーテンキナマズ = ーー 1 デンキウナギ 発電神経

10. 国民百科事典5

デンキキカ 2 9 3 各自定まったインヒ。ーダンスをもつ。 では厳密な計算が比較的簡単にでき 電気楽器 ( 補 ) 楽音の このように交流も直流も集中定数回 るが , 電子管回路 , トランジスタ回 片色はその音を構成す る成分 , つまリ基片と 路では類似した性質を示し , キルヒ 路などの特殊な回路や状態では , 計 その倍音である高調波 ホフの法則も , 1 ) 導線中の任意の 1 算は多少とも近似的で , 最終的には のふくまれる割合でき 点に流入する電流の総和は ( ) である , 実験にまたねばならないことも少な まる。電子オルがンや 2 ) 回路網中の一つの閉回路において , くない。 〔田辺〕 ハモンドオルガンは電 各部分の電流とインヒ。ーダンスの積 でんきがっき電気楽器電鳴楽 気的手段でこの割合を の和は , この閉回路中の起電力の和 器ともいい , 電気的な手段によって 加減し希望の音色をつ くりだす。電子オルが 発音する楽器。 20 世紀に生まれた楽 に等しい , と考えることができる。 ンのエレクトーンを例 第 3 図は未知の抵抗を測るときに用 器で , とくに最近は電子楽器の発達 ことれは・ , ます最高 が著しい。電子楽器とは , まったく いられるホイートストン・プリッジ 域の 1 オクタープを安 電気的に電気振動を発生させ , それ の回路で , ぃ R2, R3, 召 4 の抵抗 , 定な主発振器で発振さ E の直流電源 , G の検流計から構成 を増幅し , スピーカから音として取 せ , それを分周器で順 り出すものをいう。この過程の中で されている。 こで G に電流が流れ 次周波数を半減させた ものをつくる。たとえ ないと , 騰 R4 = 2 召 3 の関係が成立す 波形にいろいろな変化を与えて , か と同様に加熱される。内なべに水が は、 A の音では , 1. C 発 る。そこで抵抗の代わりに / 1 , / 2 , なり自由に音色を作ることができ あるうちは温度が 1 ()() ℃以上に上ら 孑辰暑旱で 176 ( ) サイクノレの Z 3 , / 4 のインヒ。ータ、、ンスを , 直流電 る。 / オルがンの性能と演奏装置を ないが , 水が全部蒸発すると急に IO ( ) 電気振動をつくリ , そ 源 E の代わりに交流電源を用いると , まねたものが多く , それらは電子オ ℃以上に上りはじめ , 2()() ℃近くに れをもとにして 88 ( ) , やはり / 1 / 4 = / 2 / 3 の関係が成立し , ルがンとよばれる。また単音の電子 なるとサーモスタットか・働いてスイ 44 ( ) , 22 ( ) , 11 ( ) , 55 と 未知のインピーダンスが測定できる。 楽器もあり , なかでもオンド・マル ッチカゞ切れる。この間に蒸らすに十 サイクル数を % すっ落 また , 集中定数回路は電圧を 2 倍に これらを合わせ トノとトラウトニウムはもっとも特 分な熱がたくわえられる。内なべの て A 音の音源波をつく すれは、電流も 2 倍になる性質をもっ 色ある楽器で , 前者はオーケストラ 水の量は各人の好みにより加減し , る。これらの音源波は これを回路の直線性といい で一緒に演奏されたりテレビの伴奏 多いとやわらかく , 少ないとかたく ている。 高調波を多く含んだ波 このような性質をもっ回路を線掣回 にも用いられ , 後者を改良した電子 なる。 2 ) 間接式といた米と水を内 形で , 音色をつくる素 路という。トランジスタ回路などで なべに入れ , 次に外がまに付属して モノコルドは / 電子音楽にも利用さ 材となる。つぎに は直線性がないので , これを非線型 いるカップで指示の分の目盛まで水 れる。ただし電子音楽の諸装置は楽 れを開閉回路を通して 回路という。しかし , 電子管回路な 音色回路のろ波器群を 器とはいわない。機械的運動または を入れる。ふたをしてスイッチを入 通し , 増幅器をへてス どで適当な制限をつけると , 電気的 振動を電気振動に変える方式の電気 れると , ます外がまの水が蒸気とな ピーカに送る。このと には等しい集中定数回路に置き替え 楽器には , 歯車の回転によるもの ( ノ、 り , 内なべを周囲から加熱するので , き基音に対して高周波 ることができ , また複雑な集中定数 モンド・オルがン ) , 光電管を用いた 米は水と熱を吸収してやわらかくな が減衰する特性のろ波 回路を簡単な回路に置き替えること もの , リーーードの振動によるもの ( ウー る。外がまの水がなくなるころ , 内 器を通れば , フルーーート もできる。 これを等価回路という。 なべの水も米に吸収されてなくなり , 系の音が出る。また高 リツツア・オルガン旧型 ) , 弦の振動 域通過型のろ波器を通 第 4 図の召 c 増帽器の回路は第 5 図 によるもの ( 電気ピアノ , 電気キ、ター 急に温度が IO() ℃を越え , 直接式の れは高調波が強調され のような等価回路になる。 電気バイオリンなど ) がある。電気 場合と同様にスイッチが切れる。内 てバイオリンなどの弦 〔その他の回路〕取り扱う電流の波 なべの水は直接式と同様に加減する ギターには , ふつうのウッド・ギター 楽器の音色となる。ま 長が回路の寸法に比べて短くなると , と , かたくもやわらかくもたける。 の型とハワイアン・ギター ( スチ た帯域通過型のろ波器 回路定数が 1 カ所に集中していると 間接式は直接式より時間 , 電気代が ル・キ、ター ) があリ , 最近日本でも爆 である高調波成分だけ 考えられなくなる。たとえば送電線 発的に流行しているエレキギターは かかるか、上下むらなくたける。消費 か・強調されるとオーポ では全体にわたってインダクタンス 工とか管楽器系の音色 電力は内なべの容量により異なり , 前者である。どちらも金属弦の振動 か・えられる。そのほか と電気容量が分布しているから , を電磁型ピックアップによって電気 1.1 / カゞ 450W , 1.5 / カゞ 550W , 1.8 / カゞ 開閉回路では回路定数 れを分布定数回路という。さらに高 振動に変え , スヒ。ーカから音を出す 6C)()l•V, 2.8 / カヾ 950W , 3.6 / カゞ 1500W を切リかえることでヒ。 周波電流では電気工ネルキ、一は電波 もの。なお , 電気ギターその他には である。タイムスイッチを併用する アノとかノーープとか , の形で導体の中空な管で運ばれ , 導 マイクロホンでを拾い増幅する方 と , まったく自動的にたくことがで あるいはコントラノヾス 波管 , 空胴共振器などが回路素子に 式の電気楽器もある。 きる。 〔金井〕 のヒ。ッチカートのよう 〔大浜〕 に余韻のある音か出せ なる。そこでこれを立体回路という。 でんききかいこうぎよう電気機 でんきがま電気釜水加減によ る。また別の回路で十 また回路の機能によって増幅回路 , って自動的にスイッチが切れるよう 械工業広義には電磁気現象を利用 数サイクルで深い振幅 整流回路 , 制御回路などとよばれ , になっている炊飯専用の電熱器で , した機械工業のことで , 狭義には電 変調をかけるとマンド 回路素子によって電子管回路 , トラ 直接式と間接式がある。 1 ) 直接式 子工業 , 通信機械工業を除くのがふ リンの音色がえられる。 ンジスタ回路などともよは、れる。回 つうである。業域はひろく , 大きい といだ米を内なべに入れ , 米が 1 升 またビブラートは 6 ~ 7 路の設計や動作状態の検討には , 各 サイクルで音のヒ。ッチ ( 1.8 / ) の場合なら水を内なべの内側 発電機から小さなトランジスタにい 部の電流 , 電圧 , 電力を知る必要が を上下する奏法である の 1 ( ) の目盛 , 6 合 ( 約 1.1 / ) ならば 6 たるまで多種多様である。その沿革 カ { , 電気的にはこれは あり , 一般に数学的技法による理論 は , 19 世紀中期の各種電信機の発明 の目盛まで入れる。ふたをしてスイ 周波数変調によって実 的計算で算出される。集中定数回路 に始まり , 188 ( ) 年代の電球 , 発電機 , ッチを入れると電気こんろでたくの 現できる。 直接式電気がまの構造 つまみ 内なべ 蒸し板 外がま サーモスタット ヒータ線 電気楽器のいろいろ。 左より電気ギター , 電 子オノレガンのエレクト ーン , 電子楽器のオン ド・マルトノ ( この写真 以外に三つの特殊なス ヒ。ーカカぐっいている ) , ノ、モンドオノレガン