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検索対象: 広辞苑 第三版
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1. 広辞苑 第三版

自序〔第一版〕 いまさら辞典懐古の自叙でもないが、明治時代の下半期に、国語学一一一口語学を修めた私は、現在もひきつづいて恩 沢を被りつつある先進諸家の大辞書を利用し受益したことを忘れぬし、大学に進人したころには、恩師上田万年先 生をはじめ、藤岡勝二・上田敏両先進の、辞書編集法およびその沿革についての論文等を読んで、つとに啓発され たのであった。柳村上田からは新英大辞典の偉業の紹介を「帝国文学」の誌上で示され、目をみはって海彼にあこ がれた。われらもいかにしてか、理想的な大中小はともかくも、あんなに整った辞典を編んでみたいものだと、た のしい夢を見たのであった。 かくて、英米独仏の大辞書の完備に対して限りなき羨望の情が動き、ひたむき学究的な理想にのみふけりつつ、 青春の客気で現実的方面については一層暗愚であったことは、後年とほぼ同様であった。卒業後の三年めの明治三 十五年 ( 一九〇一 l) から凡そ五年間、それぞれの大辞典の編著や統理に成功を収めた上田・大槻・芳賀・松井等の 諸先覚には、他方において国語の研究や調査や教育や改善やの諸事業にわたって計るべからざる種々の資益を得た ことが、かれこれと想起されてくる。とりわけ、上田・松井両博士の「大日本国語辞典、と、大槻博士の「大言海」 とに関しては、身親しくその編集室に見学した縁故もあったのみか、殊に後者の校訂には深く参与し、前者の再刊 に際しては僅少ながら接触したゆかりもあって、自分のためにも、何かと参考に資せられて幸福であった。その後 も、かれこれ二つばかりの辞典の編集に参画はしたものの、元より綜合統理の任に当った次第ではなかった。それ に反して、自分の仕事は、主として語原や語史、語誌や語釈の、主として分解的な、しかし根本的本質的な方面の 考究に専念し、綜合的方面の事業に意を致し力を注ぐまでには至らなかった。それは、自分自身の研究が、当初は 自序

2. 広辞苑 第三版

「思ひいづるときはの山のーいはねばこそあれ恋しい同種のアメマスがおり、多く降海する。中国山地ひろがり、乾けば巻縮。 鉄道交通の中心。 きものを」②ツッジ科の落葉小低木。北日本の高山のものは特にゴギともいう。キリクチ。嘉魚。 いわみ・しゅうたろう ' 【岩見重太郎】伝説的豪傑。 盆栽として栽培。イワ 帯に自生。高さ約八嵭メ。葉は頂部に集合、膜質。いわ・なみ曰ニ岩波】岩によせる波。古今恋「吉野川 筑前小早川家の臣で、諸国を周遊して勇名を挙げ、天 夏、葉腋に淡紅色の鐘形花を開く。果実は液果で紅高く行く水の」 いわ・ひばりイニ岩雲雀・ ひの橋立で父のかたき広瀬軍蔵らを討ち、豊臣秀吉に 熟。食用。③襲 ( ) の色目。表は紅、裏は紫。 いわなみ・しげお【岩波茂雄】出版業者。長野県人。岩鸚】①スズメ目イワ わ仕えて薄田隼人 ( 鱧 ) となったという。 い いわっな・の【岩綱の】〔枕ズツナはツタ ( 蔦 ) か ) 「を東大哲学科選科出身。一九一三年 ( 大正一 l) 岩波書店ヒ・ハリ科の鳥。大きさ いわ・みす第【岩水】岩間から流れ出る水。 ちかへる ( 若がえるの意 ) 」にかかる。万六「ーまたをを開き、岩波文庫その他学術書の出版を通じて日はヒ・ハリぐらい。体は いわ・む縁【聚む】〔自四』多く集まる。集まり満ちる。 推古紀 ( 岩崎本 ) 平安中期点「進みて嶋郡に屯」 ちかへりあをによし平城 0 の都をまた見なむかも」本文化の向上に寄与。貴族院議員。文化勲章受章。大体灰褐色で、背には いわ・つばめ【岩燕】ツ・ハメの一種。小形で尾羽短 ( 黒褐色の縦斑があり、喉・翼には白色部がある。高山いわ・むしイ【岩虫】多毛類イノメ科の環形動物。各地 、上面は黒く、下面と腰は白く、趾に羽を生ずる。いわ・にかな【岩苦菜】〔植〕ジシ・ハリの別称。 帯の岩上にすみ、ヒ・ハリに似て美声であるが、ヒ・ハリの海岸に産し、軟らかい岩石中にもぐって生活。体 多く山地の断崖に壺形の巣を造る。山麓の人家の軒いわぬ・いろ曰 " 【言はぬ色】 ( 「ロ無し」にかけて ) クチナとは縁が遠い。オヤマスズメ。②スズメ目イワヒ・ハ 長約三〇。環節は三四〇個。前部は円筒形、後 にも営巣。ョ 1 ロツ・ハ・アジアに分市。一足鳥 ( 5 シの実の色。新古今雑「山吹のーをば知る人もなし」リ科の鳥の総称。ヨーロツ・ハ・アジアの高山・亜高山部は次第に扁平となる。体は赤褐色。釣の餌。イワ う ) 。山燕。 いわぬ・が・はな【言わぬが花】はっきり言わない方に約一 0 種が分布。夏は昆虫、秋冬は種子を食べる。 いわーむら曰ハ【岩群】数多くの岩石がむらがったもの。 いわ・つほ曰ニ岩壺】①岩石のくぼみ。洞穴。神功紀が味がある、さしさわりがない、の意。浄、新版歌祭いわふじ【岩藤】①浄瑠璃「加賀見山旧錦絵 ( 鱸 「石穴 ( 翩 ) に人りて」②内部の空虚な石。鈴石・袋石文「三三くどうはー嫁、一つ飲んで久松へ」 じ」中の人物。足利家の老女。老臣大杉源蔵と結託神代紀上「五百箇磐石 ( 冖い ) となる」 の類。 いわ・ね曰ニ岩根】「岩が根」に同じ。万一五「ー踏む生駒して幼主の殺害を計ったが、これを探知した中老尾いわ・むろ【石室・岩室】岩石でおおわれた室。いわ の山を」 いわーっらら【岩垂水】鍾乳石の異称。 上 0 の ) を恥かしめ、その婢お初に殺される。②前述ゃ。いしむろ。 いわてイ【岩手】東北地方北東部の県。陸中国の大部いわの・ほうめい〕【岩野泡鳴】評論家・小説家。名はの浄瑠璃に使われる文楽人形の頭の名。 いわ・もと【岩本】岩の根もと。岩のあたり。万一 0 「み吉野のーさらず鳴くかはづ」ーーすげ【岩本菅】 分、陸前国と陸奥国との一部を管轄。県庁所在地は美衛。兵庫県の人。自然主義作家。一元描写論を提いわ・ふちイ【岩淵】そばだった岩に囲まれた淵。 盛岡市。ー・さん【岩手山】岩手県盛岡市の北西にあ唱。著「神秘的半主義」「闇の盃盤」「耽溺」など。いわ・ふね贓【岩船】岩のように堅固な、天空を行くと岩の根もとに生えているスゲ。万三「奥山のーを根 るコニーデ型火山。海抜一一〇四一。南麓に小岩井 ( ミ いう船。万三「天の探女 ( ) がーの泊 ( は ) てし高津は」深めて」 農場・網張温泉がある。岩手富士。南部富士。ー・たいわ・のり【岩海苔】紅藻類の海藻。アマノリ属の一いわふね・の・き【磐舟柵】六四八年 ( 大化四 ) 、蝦夷にいわもと・よしはる【巌本善治】教育者。兵庫県人。 いがく【岩手大学】国立大学の一。一九〇二年 ( 明治種。甘海苔とは異なり外海に育つ。〈文明本節用集〉備えて置かれた城柵。大化改新後の朝廷の北進根拠「女学雑誌」を発行、婦人解放論を唱える。明治女学 三五 ) 創立の盛岡高農のほか、師範学校等を母体としいわ・は【岩場】岩の多い場所。登山者が岩登りをす地。遺称地は新潟県村上市にある。↓渟足柵 ( り ) 校校長としてキリスト教的女子教育に従事。妻は若 て四九年設置。盛岡市。 る場所。 いわ・ふろ【岩風呂】岩の間のくぼみを利用した温松賤子。 ( ~ 一 ) いわーてーも【言わでも】 ( デは打消の意を表わす助いわーば【言わば】〔副ズ言フの未然形に仮定の助詞泉。また、周囲に岩を配した風呂。 いわ・もの曰ハ【岩物】岩絵具 ( え ) 。 詞 ) 言わなくてもよいこと。「ーのことを言う」 ・ハのついた形 ) 言ってみるならば。たとえて言うないわ・ま【岩間】岩と岩との間。伊勢「ーより生ふるいわ・や【石屋・岩屋・窟】①岩に横穴をあけて造った いわーと曰ハ【石戸・岩戸】①岩の戸。神代紀上「ーを閉 ( さ ) らば。方丈記「あるじと住みかと無常を争ふさま、 みるめしつれなくは」 住居。石室。万三「常磐なるーは今もありけれど」 して幽 ( しり居ましぬ」②墳墓の石室の、人口の岩の朝顔の露に異ならず」 ー・きく【岩屋菊】アプ いわまく曰ハ【言はまく】 ( 言ハムのク語法 ) 口に出して②天然にできた岩間の洞穴。 戸。万三「ー破 ( わ ) る手カ ( ) もがも」ー・かぐら【岩いわ・ばし【石橋・岩橋】①川の浅瀬に飛び石を並べ言うこと。万二「かけまくもゆゅしきかもーもあやラギクの別称。ー・と【岩屋戸】岩屋の戸または戸口。 記上「天の石屋戸 ( ) 」。万三「ーに立てる松の木」 戸神楽】①天照大神の天の岩戸隠れの神話に取材して渡るようにしたもの。万二「明日香の川の上っ瀬に畏き」 ーいちろく【巌谷一六】 た、里神楽の一種。②歌舞伎のはやし。太鼓・大太鼓にー渡し」②石の橋。夫木二一「暮れ行けば木の下いわ・まくら【岩枕】石を枕として旅寝すること。まいわや【巌谷】姓氏の一。 ・笛で演奏し、荒事の出端 ( しなどに用いる。 ・がく暗きーの」③役行者 ( 發髜 ) の命によって、一言主神た、その石 ( 岩 ) 。万一三「明日香の川の : ・ー苔むすま幕末・明治の書家。水口 ( ) 藩士。小波の父。初め 巻菱湖・趙子昂の書風に学び、後、清の楊守敬と交遊 れ【岩戸隠】「天の岩屋戸」参照。 ( め ) が葛城山と金峰山 ( 践ぶ ) との間にかけようとでに」。新拾遺旅「臥しなれぬ浜松が根のー」 いわーとこイ【石床・岩床】①岩の面が平らで床のよう して中途でやめた石橋。転じて、男女の契りの中絶いわまし・ごと縁 ' 【言はまし事】 ( マシは願望の助動し、書風一変、飄逸の風韻あり。詩文もよくした。 贏 ) ーーさざなみ【巌谷小波】童話作家。名は季 になっている所。万一「ーと川の水凝 ( こ ) り」②石槨したことにいう。久米のいわばし。拾遺雑買「ーのよ詞 ) もし言えるなら言いたいと思う事。源タ顔「生け ( ( いわ ) の中の床。墓所。 雄。一六の子。東京生れ。尾崎紅葉・川上眉山らと るの契りも絶えぬべしあくるわびしき葛城の神」 るかひなきや、誰 ( た ) がーにか」 硯友社 ( 被ごを起し、のち童話文学に力を注いだ。著 いわ・とび曰ニ岩飛】①高い岩の上から水に飛びこむこいわ・ばしる【石走る】一枕〕 ( 岩の上を水が勢いよくいわ・まっ材 " 【岩松】イワヒ・ハの別称。 「日本昔噺」「日本お伽噺」「世界お伽噺」など。 ( 誌 ) と。また、その人。特に、それを見せて見物人から銭流れる意。一説に、「はしる」は跳ぶの意で、岩に水がいわま・そら【岩間寺】大津市石山にある西国三十三 をとった者。五人女一二「ーとて水人 ( けい ) の男をひそ当って水しぶきのとぶさまをいう ) 「たぎ ( 滝 ) 」「た所第十二番の札所。養老気気 ) 年間泰澄の開創。山いわ・やま【岩山】岩の多い山。新撰六帖五「ーのし ばの下草枯れぬとて」 かに二人雇ひて」②日本水泳神伝流飛込術の一。高るみ ( 垂水ご「あふみ ( 近江 ) 」などにかかる。 号は岩間山正法寺。今は観音堂を残すのみ。 所から深水に飛び込む法。直立姿勢で、足先から水いわ・はた【岩肌】岩の表面を人の肌にたとえた語。いわみ【石見】旧国名。今の島根県の西部。石州。いわ・ゆき【磐靫】 ( イハは堅固の意 ) 靫の美称。記上 中に直角に人る。 いわ・はなイニ岩鼻・岩端】岩の突端。岩の突き出た部 ーぎん【石見銀】石見銀山で運上銀として鋳造した「天忍日命、 : ・天のーを取り負ひ」 いわとやまーこふん曰ハ【岩戸山古墳】福岡県八女市の人分。去来抄「ーやここにも一人月の客」 ( 去来 ) 形・目方とも不同の灰吹銀 ( し。ー・ぎんざん【石見いわゆる【所謂】通体〕 ( 言フの末然形に、上代の受 形原にある前方後円墳。長さ一四〇。六世紀初めいわ・びと【家人】 ( 上代東国方言 ) 「いへびと」に同銀山】①島根県大田市にある銀山。一六 ~ 一七世紀身の助動詞ュの連体形がついたもの ) 世間で言われ に反乱した磐井 (k わ ) の墓と伝えられ、第一一次大戦後、じ。万二〇「ーの我を見送ると立たりし如 ') 」 に大産出し、江戸幕府の直轄領だったが、今はその面ている。俗に言う。宇津保藤原君「ーあて宮ぞかし」 周辺から石人・石馬などが多数出土した。 いわ・ひば【岩檜葉・巻柏】イワヒ・ハ科のシダ植物。影はない。大森銀山。②石見銀山の砒石 ( 2 せ ) で製しいわらじ引 ( イへアルジ ( 家主 ) の転という ) 主婦。お かみさん。特に、百姓の女房をいう。浄、丹波与作 いわ・な【岩魚】サケ科の陸封魚。暗緑色の地に淡色おもに西日本の山地の岩上に生ずる。常緑で、茎はた殺鼠剤。浮世風呂四「かね金山もすさまじい。 「出や出やとわめく声に、出女ども、ー諸共表にいづ 斑点と小朱点があり、本州河川の最上流にすむ。体長く、枝は多数頂点に叢生、分岐して細小の鱗状葉鼠とり薬でも食ったらう」 長約三〇 2 メ。美味。東北地方以北には小朱点のなを密生。小枝の先に胞子穂を出す。葉は湿気あればいわみざわ = 【岩見沢】北海道、石狩平野東部の市。る」 いわっなのーーいわらし 一七九

3. 広辞苑 第三版

する。ー・らん【松葉蘭】熱帯・亜熱帯地方に広く分布る。ウシブドウ。 虫のこと。平安時代、鈴虫と松虫と名称が人れ違っ襲名。実悪の名人。鼻高幸四郎と称。 ( ④ ( 七 するマツ・ハラン科のシダ植物。日本では中部以南にまっ・ぶたっ【真二つ】勢い鋭く二つに切りわるさま。ていた。古今秋「君しのぶ草にやつるるふるさとは代 ) 本名、藤間勘右衛門。九代団十郎に師事。一九 自生。茎は叢生、高さ約一五。叉状に分枝し、葉ちょうど半分に割れること。まふたつ。 ーのねぞかなしかりける」③小形の叩鉦 ( き ) 。歌一一年 ( 明治四四 ) 襲名。当り役は弁慶・毛剃・大森彦 0 一八 内しー・しいちろう は細かく緑色、鱗片状に疎生。子嚢は枝上に点在し、まっ・ふん【末文】①手紙文の末尾に書く文句。「先ず舞伎で、六部の出端 ( しなど、さびしい場面に用いる。七など。藤間流舞踊の家元 ( え ハキラン。 球状。観賞用。 は御社まで」の類。②文章の終りの部分。 ーそうニ松虫草・山蘿闃】マッムシノウ科の多年 【松本治一郎】社会運動家。福岡市の生れ。中学 まっ・ば【末派】①末のわかれ。特に芸術・宗教などの末まっ・ぺいしニ真平地】少しの起伏もない平地。太平草。山地の草原に自生、高さ約六〇。葉は羽状卒。全国水平社に参加、一九二五年同委員長、第二次 の流派。末流。②技術などの劣っている者。末輩。 記一七「さしも深き鳥羽田中をーに懸け立てて」 大戦後は部落解放同盟として組織を再建。戦前は衆 に分裂。秋、茎頂に淡紫色の美しい頭状花を開く。 0 一八八七 リンボウギク。 まっ・ばい【末輩】地位・技術などの劣っている者。ままっ・べる【集べる・鄧べる】『他下こ「纏気 ) む」に同じ。 議院議員、戦後は参議院議員・同初代副議長 ( え た、つまらぬ人々。軽輩。 浄、丹波与作「沓見ー・べて腰に付け」 ー・しゅんすけ【松本竣介】洋画家。東京生れ。太平 まつむし【松虫】能の一。摂津国阿倍野の松虫の音に ま・つばき【真椿】椿の美称。記下「葉びろ斎 ( ゅ ) っー」まっ・ほ【松秀】①松材の芯 ( しのやにの多いもの。松引かれて野辺に死んだ若者を慕って、その友人が嘆洋画会研究所で学び、知性的な詩情ある都会風景を まっーはじめ【真始】いちばんはじめ。日葡「キャウ ( 経 ) のひで。②松明 ( ) の別称。 き悲しんだという説話を脚色する。 描いた。 ( 贏 ) ーーながし【松本長】能楽師。シテ方 ノマツ・ハジメニアッタ」 ま・つほ【真壺】①葉茶を貯える壺の一。呂宋 ( ) 焼にまつむら【松村】姓氏の一。ー・げつけい【松村月渓】江宝生流。静岡の人。宝生九郎知栄の高弟。九郎死去 まっーばたか【真裸】全くのはだか。まるはだか。 似て鶉斑 ( ) 少なく、主として茶色。②まんなか。戸中期の画家・俳人。四条派の祖。京都の人。存白・後、家元継承の候補に立てられたが固辞した。 ( 贏読 ) まっ・ばめ【松羽目】鏡板 ( み ) 1 ①に同じ。 ーーもの【松正中。 呉春とも号。与謝蕪村・円山応挙に学び、両者の画風ま ? もどき【松擬】茄子 ( を細く切り油で炒 0 ) めて 羽目物】能の様式を模した歌舞伎舞踊劇の一分類。まっ・ぼう【末法】〔仏〕釈尊人滅後の仏教流布の期間をあわせて詩情に富んだ花鳥・風景を描いた。 C ~ ) 煮た羹 ( ) 。 「勧進帳」を初め「船弁慶」「身替座褝 ( 煢 3 り ) 」など。 を三区分した最後の時期。像法 ( ) の後の一万年を↓四条 ・しんそう % 【松村任三】植物学者。茨まっ・やに【松脂】松 ( 特にクロマッ ) の幹から分泌した まっーばやし【松林】松の木の林。 指し、仏の教えがすたれ教法のみが残る時期とされ城県の人。東大教授。広く海陸植物界の研究に没頭。樹脂。粘りけが多く、黄色または帯掲黄色で、硬膏・ まっーばやし【松囃・松囃子・松拍子】①南北朝・室町時る。末法時。「ーの世」 : 正法・像法。ーーしそうウ 蠑膏の原料、テレビン油・ワニスの製造、製紙・石驗工 著「日本植物名彙」「日本植物名鑑」など。 ( 贏 代の正月芸能。村人・町衆・侍衆などがそれそれ組を【末法思想】末法に人ると仏教が衰えるとする予言ま ? も【松藻】① ( 形が松に似るからいう ) 褐藻類の海業などに使用。松膏。〈和名抄一一 0 〉ー・あふら【松脂 作り、美しく装って歌い舞い、諸邸に参人して祝賀の的思想で、その時期に生れた仏教徒の反省を促した藻。北日本の浅海の岩上に生ずる。茶褐色で長さ八油】テレビン油の別称。ー・ろうそく写【松脂髑】 芸を演じたものだが、詳細は不明。将軍邸には唱門 もの。最澄に仮託される「末法灯明記」などによれば ~ 二五。一本の中軸のまわりに線状の多数の葉笹の葉に棒状の松脂を包んだもの。灯火に用いる。 師龕 ) が参人するのを例としたが、後には猿楽と代一〇五二年 ( 永承七 ) に末法に人るといわれ、仏教界を叢生、軟らかく粘りけがある。食用。②マッモ科の松髑。馬鹿蠑髑。脂 ( 第 ) 。 、観世太夫などが勤めた。②謡初 ( い ) の称。江戸のみならず一般思想界にも深刻な影響を与えた。 多年生沈水草。根が無く、茎は長さ約三〇。各まっーやま【松山】松の生い茂っている山。 幕府では正月二日または三日の夜、諸大名を殿中にまっ・ぼくり【松陰嚢】 ( ボクリはフグリの転か ) 「まっ節に暗緑色の葉を輪生。葉は数回叉状に分裂。夏、まつやま【松山】愛媛県中央部の市。県庁所在地。もと 召して行なった。③左義長 ( ち ) のこと。飾囃。飾揚かさ」の別称。「まつぼっくり」とも。 葉のつけ根に帯紅色の一花をつける。花には雌雄の久松氏一五万石の城下町。伊予絣 ( が ) が特産。人 げ。④松迎 ( む ) のこと。 まっーほど【松塊】ブクリョウの古名。〈本草和名〉 ロ四〇万七千。ーーがすり【松山絣】伊子絣に同じ。 別がある。キンギョモ。ーーむし【松藻虫】半翅目マ まっーばら【松原】松の多く生えたところ。万九「このーまつほーの・うら【松帆の浦】淡路島の北端にある岩屋ッモムシ科の水棲昆虫。 まつやまかがみ【松山鏡】①昔話。越後国松の山の少 を今日か過ぎなむ」 港の古称。はるかに須磨・明石を望む。 ( 歌枕 ) 女が、母の形見の鏡に映る自分の影を母と信じて慕 体はポート形で体長約一 し む ったという伝説。②能の一。 1 の伝説に取材し、孝 まっーはん【末班】末の班次。すえの位。末位。 まつまえへマ【松前】①北海道渡島 ( を ) 半島の南西部に三崎〕。黄褐色と黒褐色 まっーび【松火】松の榾 ( を焚く火。また、たいまつの位する郡。松前氏の旧城下松前 ( 旧称、福山 ) を中心 つ行の徳で亡母が成仏することを作る。 との斑紋がある。池・沼 火。 まっゆきーそら % 【待雪草】スノーードロップに同じ。 とする。②北海道のこと。 ( 奥羽地方でいう ) ー・てなどにすみ、背を下にし まっーび【末尾】すえ。おわり。「契約書のーに署名」 っぽうウバ【松前鉄砲】巻袖 ( ) の異称。ー・ふぎようて泳ぎ、時々水面に浮ん まっ・よい【待宵】①訪れて来るはずの人を待ってい まっーびつ【末筆】 ( 手紙などの ) 末の方に書く文句。「ー る宵。新古今恋「ーにふけゆく鐘の声きけばあかぬ 【松前奉行】江戸幕府遠国奉行の一。東西蝦夷地で空気を吸う。捕えるとロ吻で刺すことがある。 ながら皆様のご健康をお祈りいたします」 別れの鳥は物かは」② ( 翌日の十五夜を待つ意から ) および北蝦夷地 ( 樺太 ) の民政・警備・開拓・鎮撫をつまつもと【松本】長野県の中部、松本盆地にある市。も まっ・びら【真平】〔副一①ひとえに。ひらに。ひたすら。 かさどった職。一八〇七年 ( 文化四 ) 従来の箱館奉行と戸田氏の城下町。松本城 ( 深志城 ) 天守閣は国宝指陰暦八月一四日の夜。一代男一「十三夜の月、ー、名 日葡「マッピラュル ( 許 ) イテクレラレョトイウ」②を松前に移して改称したもの。五六年 ( 安政一一 I) 再び定。もと信濃国府の地で、信府と称した。製糸・酒造月」③カエデ科の落葉高木。ウチワカエデに似るが ( 「まっぴら御免」の意で ) 絶対に受け人れられぬこ箱館奉行となる。 業が盛ん。人口一八万九千。ー・ぼんち【松本盆地】葉は小さく九裂。観賞樹。ー・ぐさ【待宵草】アカ・ハ と。全くいやなこと。「それだけはーだ」 まつみーぐさ【松見草】藤の異称。 長野県中部、松本市を中心に犀川 ( ) 流域に広がるナ科ッキミソウ属の草数種の総称。オオマッョイグ まっーびるま【真昼間】まひる。まひるなか。 まっ・む【集む・む】一他下二〕ひとところに集めそろ盆地。西縁の飛騙山脈の断層崖下には扇状地が発サ・アレチマッョイグサなど。 まっ・よう【末葉】 ( ・ハッョウとも ) ①末の時代。末 マッフィン【 mu 三 n 】小さい円形の軽焼き・ハン。小麦える。まとめる。〈日葡〉 達。松本平。安曇 ( ) 平。 粉にべーキング・・ハウダーをまぜ、・ハター・牛乳・卵なまっ・むかえ【松迎】正月用の飾り松を山野から採っまつもと【松本】姓氏の一。ー・けいどう【松本奎堂】世。末代。②末孫。末裔。 どを加えて焼く。 て来ること。上り松。花迎。花伐。松ばやし。 幕末の勤皇家。通称、謙三郎。三河刈谷藩士。江戸まつら【松浦】肥前松浦 ( 翳 ) 地方 ( 現在の佐賀県・長崎 まっーぶく【末伏】三伏の一。立秋の後の初めの庚 0 の ) まっ・むし【松虫】①直翅目コ に出て昌平黌に人り、後、尾張に家塾を開いた。中山県の北部 ) の古称。「魏志」にみえる末盧 ( 末羅 ) 国に の日。↓初伏・中伏 オロギ科の昆虫。体長 忠光を擁して大和に義兵を挙げ、鷲家ロ ( ) に自あたる。古代に、松浦県 ( 讐 ) 、ついで松浦郡が設置さ 約二五新淡褐色で腹 刃。 ( 羸 ま ? ふぐり【松陰嚢・松毬】「まっかさ」の別称。 ) ーーこうしろう = 【松本幸四郎】歌舞伎れた。梅豆羅 ( ) 国。ー・がた【松浦潟】唐津湾とそ し ま・つふさ【真具】完全に整いそなわっているさま。充部は黄色。本州以南に 俳優。屋号、高麗屋。① ( 初代 ) 下総小見川の人。初の沿岸の地域。風光にすぐれる。松浦の海。松浦の 分。記上「黒き御衣 ( イ ) をーにとりよそひ」 分市し、松林や河原に っ名、小四郎。江戸歌舞伎の大立者となり、実事・荒事浦。 ( 歌枕 ) ー・とうニ松浦党】中世、肥前の松浦地方 まっ・ふさ【松房】モクレン科の落葉藤本。初夏、黄白多く、八月頃「ちんちろ まの名人。 ( ) ② ( 四代 ) 京都の人。四代市川団十郎を中心として九州の西北部に割拠した武士団。同族 色の花を開き、秋、紫黒色の液果を結び生食できる。 りん」と鳴く。鳴虫と に師事。一七七二年 ( 安永一 ) 襲名。和事・実事に長じ的結合が強いので著名。ー・ふね【松浦船】肥前の松 蔓を乾して松藤 ( 壗う ) といい、芳香があり浴湯用とすして飼われる。②古く、鈴 た。 ( ) ③ ( 五代 ) 四代の子。一八〇一年 ( 享和一 ) 浦で造った船。松浦型の船。万七「堀江漕ぐなるー 一三五九 まつはーーまつら

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ふるしようーーーふるまかも ふる・しようもん【古証文】ふるい証文。また、効力のな易で繁栄。運河網の発達した観光都市で、ガラス・レプルトン【 And 「 6 B 「 eton 】フランスの詩人・小説家・批えわななくさま。②ゆれ動くさま。 ースなどの伝統工業が盛ん。人口一一万八千 ( ) 。評家。ダダイスト、のち超現実主義の指導者。作「超ふる・ふる・し【古古し・旧旧し】一形シク〕甚だふるい。 くなった証文。 いたって古めかしい。枕八三「いとさだ過ぎ、ー・し 現実主義宣言」「ナジャ」「通底器」など。 ( 一い ~ ふる・す【古巣・旧巣】①ふるい巣。年数を経た巣。古今プリュージュ。 雑体「鶯のこぞの宿りのーとや」②住みふるした所。ふる・つわものモ縲【古兵・古強者】①戦いの経験に富んふるな【富楼那】 ( 梵語 Pürqa ) 釈尊十大弟子の一。雄き人の」 ふるーふるーと〔副するすると。幸若、文学 ( ) 「そば だ老功の武者。平家四「飛騙の守景家はーにてあり弁家で説法第一と称せられた。 以前に住んでいたり勤めていた所。 なる笈を引き寄せ、からげなはーひっといて」 ふる・す【古す・旧す】〔他四一①ふるくする。新しさをければ」②その道にかけて経験の多いしたたか者。ふる・なじみ【古馴染】昔から懇意にしている人。 なくす。万七「照左豆 ( ) が手に ( ま ) きー・す玉もふる・て【古手】①使いふるしたもの。古くなった物、ふる・なのり【古名告】古いなのり。古く知れわたったフル・べ 1 ス ( 一 u = base ) 野球で、満塁。 がも」。「着ー・す」「言いー・す」②古いもの扱いにしまたは人。売花新駅「ーなほしの小紋ちりめん」。名を告げ知らすこと。為忠百首「人づてはいなや何フルべッキ【 Guid0F 「 idolin Ve 「 beck 】アメリカのオラ ンダ改革派教会宣教師・教育家。オランダ生れ。一八 せむほととぎすそのーこぞも聞きてき」 「ーの役人」②古くからある手段。ありふれたやり て忘れる。古今恋「我をー・せる名にこそありけれ」 方。浄、女腹切「ーな肴 ( ) 取り置いて」ー・かいふる・にゆうどうフ【古人道】年老いた人道。老僧。五九年 ( 安政六 ) 長崎に渡来。ドイツ医学採用等を政 プルス【 P 三 s 】脈搏 ( く ) 。脈。 府に建議。明治学院神学教授。ヴァーベック。 ( ~ 2 ) 【古手買】古物買い。古着買い。浄、冥途飛脚「ある太平記五「四十有余のー酔狂の余りに」 ふる・すか【古塚】時代を経た塚。古墳。 ひは順礼ー、節季候 ( ) に化けて」ー・や【古手屋】ふる・ね【古根】古い根。拾遺雑賀「竹のーの生ひかはるプルペン【 bu = 三 ( 牛の囲い場の意 ) 野球の試合中、投 ふる・すけ【古漬】長い間つけておいた漬物。 手が肩ならしのため投球練習を行う場所。 古着・古物を売買する店。五人女一「高麗橋のーもねまで」 フル・ストップ【一 u = stop 】欧文の終止符。ピリオド。 うちはなるまじ」 プルネイ【 B 「 unei 】北ポルネオにある君主国。もとイふる・ほぐ【古反故】「ふるほご」に同じ。 フル・スビード【 ( u = speed 】全速力。最高速度。 スラム教国。一六世紀頃まで広大な領土を有し、一ふる・ぼ・ける【古惚ける】〔自下一〕古くなって色あせ ふる・すま【古妻】昔からつれそう妻。また、先妻。二ふる・そら【古寺】ふるい寺。古びてあれた寺。古刹 八八八年イギリスの保護領、一九五九年自治領、八四る。古びてきたなくなる。 っ ) 。古寺 ( し。 代男「ーいとし」 ふる・すろう % 【古受領】むかし受領 ( ) であった人。プルテリア【 bu = ・窄「「蓴】大の一品種。プルドッグとテ年独立。面積五七六五平方結 3 。人口一九万 ( ) 。ふる・ほご【古反故】古いほご紙。ふるほぐ。 リアの交配によってできた大。愛玩 ( ) 用・番大用。セリア油田が有名。首都・ハンダル・スリ・ブガワン。ふる・ほん【古本】①古くなった書物。読みふるした書 もとの国守。源松風「ーの沈めるたぐひにて」 ふる・た【古田】古い田。古びて荒れた田。 : 新田行。 ) フルトヴェングラー【 Wilhelm Furtwängle 「】ドイツのプルネット【 b 「 u 冐】皮膚・目・毛髪の色の黒みがかつ物。 : 新本 ( ) 。②時代を経た書物。古書。ー・や ーモニー管弦楽団、・ハイ たこと。また、その女性。 【古本屋】古本を売買する店。また、その人。 指揮者。ベルリンーフィルハ プルターク【 P 一ミ a 「 c 三↓プルタルコス ロイト音楽祭の主席指揮者などを歴任。 ( ) プルネレスキ【 F 三名。 Brunelleschil イタリアの建築プルポン・おうちょうテ芻【ー王朝】一六世紀末から一 プルターニュ【 Bretagne 】 ( プリタニアの転訛 ) フラン ス北西部、プルターニュ半島を中心とする地方。住ふる・どうぐ【古道具】使いふるした道具。ふるて。家。その創案した様式はルネサンスに影響。 ( ) 九世紀初めにかけてフランスに君臨した王朝。プル ふる・ばくちうち【古博奕打】老獪 ( ) な賭博師。かけポン家 ( Bourbons ) は九世紀に起り歴代王朝に関与、 民はプルトン人 ( B ゑ ons ) と呼ばれ、古くからの習俗骨董 ( ) 。「ー屋」 一五八九年初めて王位に即いたアンリ四世がユグノ プルドーザ 1 【 bu 一一 dozer 】土木機械の一種。無限軌道ひきのうまい者をののしっていう語。ふるばくち。 ・言語など、特異な地方文化を伝える。 ー戦争を収束させて王権を強化し、一八世紀末に至 ふるた・おりべ【古田織部】安土桃山時代の茶人。茶道の牽引車の前面に長方形の上下方向にだけ動く排土狂、茶壺「日本一の大風の、あのーが来て」 る絶対主義時代を開いた。ルイ一六世の時、大革命 織部流の祖。名は重然 ( 顰 ) 。美濃の人。千利休の高板を備える。排土板で土を前方に押し、削土・盛土・ふる・はた【古畑】古びた畑。荒れた畑。 弟。初め豊臣秀吉に仕えて同朋 ( ) 。秀吉の死後隠運搬・土ならし・転圧のほか、開墾・伐開などを行う。フル・バッグ【 fullback 】蹴球で、最後衛。サッカーではにより顯覆、王政復古を経て、一八三〇年の七月革命 居し、茶道一二昧の生活に人った。茶匠としての名声ふる・とし【旧年】①過ぎ去った年。去年。拾遺春「まだ二名、ラグビー・アメリカン・フットボールでは一名。で倒れた。他方、一七〇〇年以来スペインの王位を ーの心地こそすれ」②立春に対して、暮れて行く年。ふるび【古び】ふるびていること。また、そのさま。古継承したプルポン王家は一九三一年の革命で廃止。 あがり、関ヶ原の戦には徳川方に功ありとして大名 ふる・まいいニ振舞】①ふるまうこと。おこない。挙動。 に復した。徳川家の茶道御師範と称されたが、大坂古今春「ーに春立ちける日よめる」 プル・ドッグ【 bu = d 。 g 】大の一品種。イギリス原産。頭ふる・ひと【古人・旧人】 ( フルビトとも ) ①昔の人。こ特に、人目につくような行動。源帚木「人目しげから 夏の陣で陰謀を疑われ自刃。 ( 憲 ) ふる・たぬき【古狸】①年老いたたぬき。②長いこと経は大きく、ロは幅広くて上に向き、背は低く、四肢はじん。万九「嬬 ( し待つの木はー見けむ」②老人。源んところに、びんなきーやあらはれん」②もてなし。 筋骨たくましい。外見は獰猛 C しであるが飼主には若紫「いとあやしきーども」③古参の人。ふるくか馳走。饗応。「ー酒」ー・みすニ振舞水】暑中、通行 験をつみ、ずるくなっている人。 らいた人。源玉鬘「ーの数につかうまつりなれたり」人に施し飲ませる水。接待水。施行 ( ) 水。 プルタルコス【 Plutarchos 】古代ギリシアの哲学者・著忠実。番犬・愛玩用。 述家。主としてプラトン哲学の流れをくみ、博覧・多プルトニウム【三 u ぎ三 um 】放射性元素の一。元素記号④昔なじみの人。古今恋「春雨のー ( 「降る日と」をかける ) ふる・ま・うフ ' 【古まふ】『自四古色を帯びる。申楽談 儀「ー・うたる松の風になびきたるやうにす・ヘし」 識。ローマ・アレクサンドリア・ギリシアなどを巡 pu 原子番号九四。一九四〇年、初めて人工的に作なれば袖ぞぬれぬる」 歴、講説した。著は、古代偉人の列伝である「伝記」のられた。数種の同位体があり、化学的にはウランにふる・びる【古びる・旧びる】一自上こ図ふる・ぶ ( 上一 l) ふる・ま・う【振舞う】一自四ズ一説に、語源は「振ひ舞 類似。ウラン原鉱中に極めて徴量に存在するが、原ふるくなる。ふるくさくなる。源蓬生「心ばせなどのふ」で、島が羽を振い自在に空を舞うことをいうかと ほか、「倫理論集」など。プルターク。 ( 一当 する ) ①ある動作をする。特に、思うままにのびの ・びたる」。「ー・びた柱時計」 ふる・ち【古血】①質のわるい血。けがれた血。くろち。子炉で大規模に製造される。プルトニウム二三九は ウランと同じく中性子を吸収して核分裂し、同時にフル・ファッション【「 u デ fash ぎ ned 】脚にびったり合うびとした挙動をする。源帚木「遊び・たはぶれをも、 ②古くなって色のかわった血。 ように編み目を増減し、後に縫い目のある婦人用長人よりは心やすく、なれなれしくー・ひたり」②こと プルチ【 Lu pulcil イタリアの詩人。シャルルマーニ中性子を出して連鎖反応を起す。 さらにかまえる。威儀をつくろう。はでに行動す ュ伝説に取材した喜劇的物語詩「モルガンテ」で知らプルトマン【 Rud0 一一 Bultma コ三ドイツのプロテスタン靴下。 る。徒然草「ー・ひて興あるよりも、興なくてやすら ト神学者。共観福音書の様式史の研究、新約聖書のふるふた・おさめサニ古札納】年末に、社寺に返納する 守り札を家々から集めて、金銭をもらう乞食。五人かなるが、まさりたる事なり」 プルッグナー【」。胃「 Anton Bruckner 】オーストリア非神話化の提唱で有名。 ( ~ い ) ふるーま・うフマ【振舞う】〔他四〕もてなす。馳走をする。 の作曲家・オルガン奏者。重厚な作風で、九つの交響ふる・とり【隹】①尾の短い鳥の総称。② ( 「鳥」と区別女四「ー・雑器売り」 して、「ふる ( 舊 ) 」の字の中の「とり」の意 ) 漢字の旁フルプライト【 Jam ワ William Fulbrightl アメリカの日葡「ヒトヲフルマウ」 曲、ミサ曲などをのこした。 ( 羸 ) ( 2 く ) や脚 ( じの一。「雄」「雅」などの旁や「雀」の脚の政治家。アーカンノー大学学長。一九四五年より上フルマ・かもめ【ー】 ( fu 一 ma こミズナギドリ科の鳥。 ふるつ・て【奮って】 ( フルヒテの音便 ) 勇気を出して。 院議員。合衆国教育交流計画 ( フルプライト計画 ) のカモメ類ではない。外見は中形のカモメに似るが、 「隹」の称。 進んで。「ー御応募下さい」 外洋性で大形プランクトンを食べる。北極海周辺と プルツへ【 B 「 ugge 「」ベルギー北西部、西フランドル地フルトン【 Robe ュ Fulton 】アメリカの造船技師。一八立案者。 ( 一き五 ) ふる・ふる①寒さや恐怖のためにふるえるさま。ふる南極海周辺に一種ずつ分布し、日本では冬に北日本 方の都市。中世にはハンザ同盟の一員として国際貿〇七年、初めて実用蒸気船を建造。 ( 語 )

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七九四 こうかんーーこらき 聖子。忠通の長女。女御を経て一一三〇年 ( 大治五 ) 回折されてできるもので、外側が赤みを帯びる。コこう・かんニ曠官】官吏の身でありながら、その職務心臓・血管・虹彩・気管支・消化器・汗腺などに分市し、 の責任をつくさないこと。 意志の支配を受けない。末端からアドレナリンを分 皇后となり、五〇年 ( 久安六 ) 院号宣下。保元の乱にロナ。②コロナーに同じ。 こう・かん芻ニ光環】暈 ( しに同じ。 こう・がん【向顔】対面すること。面会。対顔。幸泌して支配器官に作用する。心臓の働きを促進し、 こう・かん【向寒】寒 ( しに向かうこと。寒さに向か若、満仲「この六七ケ年が間、父母にー申さず」 胃腸の働きを抑制するほか、皮膚血管収縮・瞳孔散大 こう・かん【公刊】おおやけに刊行すること。 こうーかん鵞【抗顔】①顔をあげて人に対すること。か・冷汗などの働きがあり、副交感神経と拮抗 ( 第 ) 的に こう・かん【公館】①公衆の用に供する建物。②中国うこと。「ーの折」 作用し、両者で自律神経系を形成する。 で地方の官舎。また、中流以上の邸宅。③領事館・公こう・かん第【好感】好ましい感じ。よい感情。「人におむけ。②人もなげにふるまうこと。傍若無人。 ーを与える」「ーの持てる人」 こう・がん【厚顔】つらの皮のあついこと。あっかましこうかん・とうそう鶚〕【郊寒島痩】中唐の孟郊と賈島 使館・大使館の称。「在外ー」 いこと。鉄面皮。「ー無恥」 翁と ) の詩風は、みすぼらしく枯れはてているの意。 こう・かんク【交換】①とりかえること。ひきかえるこう・かん【好漢】よい男。好もしい男。 ↓元軽白俗 こと。②当事者相互の間に財及びサービスが有償的こう・かん【江漢】①揚子江に漢水の合流する地、すこう・かん【紅顔】婦人の麗しい容貌。また、年若い頃 に移転されること。③民法上、当事者が互いに金銭なわち武昌・漢ロ・漢陽地方。②揚子江と漢水。 の血色のつやつやした顔。万五「嗟呼 ( じ痛しきかこうかん・ふ【広寒府】広寒宮に同じ。 も、ーは三従 ( し ) と長 ( し ) に逝 ( ゅ ) き」。「ーの美少こうーき【ロ気】①ものの言いぶり。くちぶり。語気。ロ の所有権以外の財産権の移転をなすことを目的とすこう・かん【毬間】ちまた。世間。「ーの俗説」 吻。②口から出る息。 る契約。ー・かくせい【交換学生】学術・教育を通じこう・かん【後勘】①後日に受けるとがめ。後日の勘当。年」 て文化の交流と親善をはかるために、二カ国の大学保元「宣旨の刻限うつり候ひなばーいかが」②後々こう・がん窈グ【睾丸】哺乳類の精巣の別称。陰嚢中にこう・き【ロ器】昆虫などのロの周囲にあって食物を摂 あって精子の形成及び男性ホルモンの分泌を営む一一取する器官。付属肢が変化したもので、顎 ( 0 やひげ 間で相互に学生を派遣し留学・研究させること。まのことを考えること。 個の卵円形生殖腺。きんたま。 から成り、咬む型、吸う型、舐める型などがある。 た、その学生。ー・がた【交換方】手形交換のため、手こう・かん【後患】後日のうれえ。後々の心配。 形交換所へ日々出張する銀行員。ー・かち【交換価こう・かん【後漢】五代の一国。後晋の将劉知遠が建てごう・かん第ク【合巻】江戸後期、文化以後に流行した草こう・き【公器】おおやけのもの。公共の機関。「新聞は 双紙炙いぞ ) の一種。従来五丁を一巻とした草双紙の社会のー」 値】他の商品の一定量と交換しうるような、その商た国。都は大梁。二世で後周に滅ぼされた。 ( い ) 数巻を合わせて一冊としたもの。それを一部一編とこうーき芻【広軌】鉄道のレールの間隔が標準軌間 ( 一・ 品の値打ち。商品の交換比率。↓使用価値。ー・きこら・かん【後鑑】後日の亀鑑。後々の手本。 【交換機】電話交換機の略。ー・きようしゅ務【交換こう・かん芻【皇侃】中国、南北朝の儒者。梁の人。論して、長いものは数十編に及ぶ。絵を主として婦女四三五 ) より広いもの。 : 狭軌 ( 裃 ) 教授】交換学生と同様の目的で、二カ国の大学間で語・孝経・三社 ( ) に通達。著「社記講疏」「社記義」幼童向き、素材・表現ともに実録・読本 ( ) ・浄瑠璃・こう・き【弘毅】度量が広く意志の強いこと。 歌舞伎などの影響が著しい。ー・ぼん【合巻本】合巻こう・き【光輝】①ひかり。かがやき。②名誉。ほま 相互に教授を派遣し講義を行うこと。また、その教「論語義疏」など。 ( 矗 0 れ。 ・もの【合巻物】合巻に同じ。 授。ー・きよく【交換局】電話交換局の略。ー・けいこう・かん芻【皇漢】わが国と中国。ー・いがく【皇漢医に同じ。 ーある孤立 (splendid isolation) イギリスが、一九世 ざい【交換経済】経済主体間に財を交換することに学】中国から輸人され、わが国特有の医学となったごう・かん第ク【合歓】①歓楽を共にすること。②夫婦 が同衾 ( ) すること。③合歓木の略。ー・ぼく【合歓紀末に、ヨーロツ。ハ大陸の同盟関係から超然として よって営まれる経済。↓自然経済。ー・こうふん【交もの。古方学派・後世学派・古方後世折衷学派などが 他国と同盟しなかったことを誇っていった語。光栄 換公文】国家間の問題に関し当事国政府が公式書簡ある。漢方医学。東洋医学。ー・やく【皇漢薬】漢方木】ネムノキの別称。 ある孤立。名誉の孤立。 ごう・かん第【剛悍】たけくあらあらしいこと。 を取りかわして合意を達成する方式で、広義の条約薬の別称。 の一種。また、その書簡。ー・しゅ【交換手】電話交こう・かん第【校勘】くらべかんがえること。特に刊本ごう・かん【強姦】暴行・脅迫の手段を用い、または心こう・き【好奇】珍しい物事、末知の事柄に強く気持 または写本をくらべ合わせて、その誤りを正し、或い神喪失・抗拒不能を利用して婦女を姦淫すること。 がひかれること。「ーの目」ー・しん【好奇心】珍し 換手の略。ー・しょ【交換所】手形交換所の略。 しり【交換尻】手形交換所で手形の交換を行なったは相互の異同を調べ、できるだけその本の原本の形強淫。婦女暴行。 : 和姦。ー・ざい【強姦罪】婦女をい物事、未知の事柄に対する興味。 ・がく【校勘学】考証学強姦することによって成立する罪。一三歳木満の被こう・き【好期】よい時期。よい時。「ハゼ釣のー」 場合に生じる差額。手形の持出高と持帰高との差。を再現しようとすること。 こう・き【好機】よい機会。チャンス。「千載一遇の この差額は、各銀行が日本銀行に有する預金勘定をの一派。経籍の文字・文章の訛誤について多くの異害者に対しては本人の同意がある場合も成立。 通じて決済される。ー・せん【交換船】交戦国が互い本と対照してその真偽を考え、正確な原文に復してごう・かんけフ【業感】〔仏〕善悪の業因によって苦楽の果 に在留民を交換するための船。ー・たか【交換高】手真の意味を探ろうとする学問。清の盧文昭 ( 鬆し・阮報を感得すること。ー・えんき【業感縁起】一切の現ー逸すべからすよい機会を取り逃してはならない。 元 ( ) ・蔵庸 ( ) ・兪 ( 賀 ) 、日本の荻生徂徠門下の象は衆生の行為を原因として生したとする小乗仏教こう・き【拘忌】縁起をかついでつまらぬことにこだわ 形交換所における手形交換の金高。ー・ふんごう の説。 「と。「ー不遜」ること。 【交換分合】一一つ以上の耕地または鉱区の経営者が山井崑崙や狩谷掖斎・海保漁村はその代表者。 近接の耕地・鉱区を交換し合い、それぞれ分散した上こら・かん【浩瀚】広大なこと。主に、書籍の大部なごう・かん第【傲岸】おごりたかぶってへり下らないここう・き【後記】①後世の記録。太平記三二「名将の御前 「ること。こうかん・きゅう【広寒宮】〔開元天宝遺事「唐明皇にて紛れもなく討死して、ーに留めよや」②本文の 地を併合すること。ー・ほうそく , フ【交換法則】〔数〕ことにいう。 数の加法 ( 十 ) 、乗法 ( x ) において常に + 6 ⅱ b + 。 . こう・かん【降鑒】神霊が天から人間界のことを見守遊 = 月宮一見一一天府「榜曰 = 広寒宮清虚府一」〕月の世界後の方に記すこと。また、その記したもの。あとが き。「編集ー」③その簡所より後に記すこと。「ーの 島 xb Ⅱ bx 応という交換関係があるという法則。一こう・かんク【高官】地位の高い官。また、その官にあにあるという宮殿。月宮殿。広寒府。 ごうがん・し第ニ仰願寺】 ( 江尸浅草にあった仰願寺の通り」 : 前記 般の集合について定義された算法 ( 。 ) がを 6 Ⅱ b きをる人。「高位ー」 みたすとき、交換法則をみたすという。ー・ゆけっこう・かん芻ニ黄巻】 ( 中国で、虫食いを防ぐために黄住職が延宝一一の頃、京橋一丁目越前屋九郎右衛門こう・き【後喜】後日の喜び。ー・の・いわい震【後喜の 蘗鱧の樹皮で染めた黄色の紙を用いたからいう ) 書にあつらえてつくらせたからいう ) 仏前などにとも祝】安産後の祝い。好色盛袞記「不思議の平産、しか 【交換輸血】血液を交換する療法。特に母親との間 も男子なれば、夫婦ーを重ね」 の血液型不適合のため、溶血と黄疸の重い新生児に籍。ー・せきじく【黄巻赤軸】北おうかんしやくじす小さい蠑燭。仰願寺鑞燭。 「ること。こうがんしようウセ【厚顔抄】注釈書。三巻。契沖著。一こう・き【後期】①ある期間を前・後の二つまたは前・中 対して行う輸血療法。ー・りよく【交換カ】〔理〕二つ の粒子が相互の間で荷電または荷電粒子等を交換すこう・かん【構陥】讒言 ( ) をして人を罪におとしいれ六九一年 ( 元禄四 ) 成る。上中二巻に書紀歌謡、下巻・後の三つに分けた場合の最後の時期。②次の時期。 いんしようしゆきャ【後期印象主 ることによって両粒子間に生ずる力。 こう・かん【槓桿・槓杆】 ( ミ ) ①一定点を通る軸を中に古事記歌謡を解釈、諸説を挙げ批判して自説を述次の期間。ー・ 心に自由に回転し得る棒。ある点に力を加えて、他べる。古事記歌謡では独創的で、この方面最初の書。義】 ( を s 二 mp 冐 ss 一 on 三 sme ) 印象主義に出発しな こう・かん窈ク【交歓・交驩】よろこびをともにわかち合 の点における力と釣合いをとる装置。梃子 ( し。②こうかん・しんけい鵞【交感神経】 ( sym を一 h cnerve ) がら、その構成の不足や視覚への過度の依存などに うこと。互いに打ちとけて楽しむこと。「ー会」 高等脊椎動物の神経系の一。脊柱の両側を走る一対対する反動と修正として形成されたセザンヌ・ゴッ こう・かん芻ニ光冠】①太陽や月のまわりに接して生一端を構造体に固定した梁 ( し、すなわち片持梁。 ホ・ゴーガン・ロートレック・ルノアールなどの、それ の幹とそれから派出する神経繊維及び節からなる。 ずる美しい小光彩。太陽または月の光が雲の水滴にこう・かん窈ク【鋼管】鋼製の管。

6. 広辞苑 第三版

ちゅうニ鈕】①ひも。むすびめ。また、むすぶこと。 ーかこラスの生徒三〇人の身長を大きい順に並べたとき、 のある時、第二の院をいう語。②斎宮寮の頭以下の地殻の割れ目を思わせる険しい谷が走る。 「ーを解く」②印または鏡などのつまみ。多くは紐役人の詰所。 一五番目と一六番目との平均の身長。ーーひょうし うきゅう芻 = 【中央火口丘】旧火山の火口内またはカ を通す孔がある。鈕子。「印ー ちゅう・いん【中陰】〔仏〕中有 ( ) に同じ。 ルデラ内に新たに小さい噴火が起って生じた小火ゅんじ〔ウ【中央標準時】一国または一地方で標準と ちゅう【誅】罪をせめること。罪ある者を殺すこと。チュ 1 インガム【 chew 一 ng ・ gum 】ロ中でみつづけて山。ー・かんせい【中央官制】中央官庁の設置・名する地方時。↓日本標準時。ー・ほんせん【中央本 「ーに伏す」「ー罰」「天ー」 味わう菓子。南アメリカ産サポジラの樹液チクル称・組織・権能などに関する、勅令による規定。内閣線】中部地方を縦貫する国鉄線。新宿 ( 起点は東京 ) ちゅう【厨】 ( 慣用音はズ ) ①くりや。炊事場。台所。「ー ( 近頃はビニール樹脂を代用 ) に糖分及び薄荷っ ) ・官制・各省官制などの総称。今は法律で定められ、国から甲府・塩尻を経て名古屋に至る。全長四一二・九 キロメ 0 ーろうどういいんかいヰ 房」「ー人」「庖ー」②ひつ。はこ。「書ー」「ー子 ( じ」肉桂 ( ) などの香料をまぜて製する。アメリカ人リ家行政組織法・各省等設置法などがこれに当る。 【中央労働委員 ちゅうニ鋳】金属を鋳 ( い ) ること。型に流しこみつくグレー ( ~ #,'I) の発明。ガム。 かんちよら→芻【中央官庁】その権限が全国に及ふ官会】労働大臣の所轄下で労働省の外局として設けら ること。「ー造」「改ー」 ちゅういん・ふごう【注音符号】↓ちゅうおんふごう庁。内閣・内閣総理大臣・各省大臣・公正取引委員会れた労働委員会。使用者・労働者・公益の委員各九人 ちゅう【駐】車馬がとまること。とどまること。湍在ちゅう・う【中有】〔仏〕四有の一。衆生が死んで次の生の類。中央行政官庁。 : 地方官庁。ー・きかん【中から成り、委員は労働大臣が任命。地方労働委員会 すること。「ー車」「ー在」「進ー」 を受けるまでの間。七日あるいは無限というが、日央機関】①組織の中心たる機関。②中央行政を行う が行う不当労働行為命令の再審査と、一一以上の都道 ちゅうニ籌】かずとり。くし。また、はかりごと。「ー本では四九日の間。この間、七日ごとに法事を行う。機関、すなわち中央行政官庁の類。ー・きしよらたい府県にわたりまたは全国的な重要労働争議事件の斡 算」「牙ー」 中陰。↓四十九日 一ャ【中央気象台】気象庁の前身に当る官庁。一八七旋・調停・仲裁に当る。略称、中労委。↓労働委員会 チュー【九】中国語で九 ( く ) 。ここのつ。 ちゅううき【中右記】北ちゅうゆうき 五年 ( 明治八 ) 東京気象台として創立、八七年中央気ちゅうーおう【中欧】ヨーロツ・ハの中央部。東西両ドイ チュー【煮】 ( 中国語 ) 中華料理で、煮ること。また、ゆでちゅう・うけ【中浮】上端がやや狭く開いた扇。 象台と改称。↓気象庁。ーーきよういくしんきかいツ・スイス・オーストリアなどの諸国を含む。 ること。 「ー」ちゅう・えい【中衛】・ハレー・ポール ( 九人制 ) で、前衛 % イ【中央教育審議会】教育に関する文部大臣の最高ちゅう・おう【紂王】紂 ( ) に同し。 ちゅう「といふ」の約。万八「誰の人かも手に巻かむと後衛の中間に位置し、攻守両面を受けもっ競技者。諮問機関。教育・学術・文化に関する基本的重要施策ちゅうおうこうろんゥニ中央公論】総合雑誌。一八九 ち・ゅうウィ【知友】互いによく心を知り合った友。 ちゅうーえい【虫瘻】 ( ga 三植物体に昆虫が産卵・寄生しについて調査審議し、建議する。一九五二年設置。九年 ( 明治三二 ) 「反省会雑誌」 ( 八七年創刊 ) を改題。 ち・ゅう【知勇】知恵と勇気。 たため異常発育をした部分。アプラムシ・ハチ類・双略称、中教審。ー・ぎよらせいかんちょうニ中一時は文壇の登竜門、滝田樗陰 ( ) を編集長として ち・ゅうウィ【置郵】車馬の宿場 ( ) 。宿駅。郵置。 翅類などの昆虫によって生ずる。五倍子 ( し・没食子央行政官庁】中央官庁に同じ。ー・ぎんこうウカ【中央大正デモクラシー言論の舞台となる。一九四四年軍 ちゅうーあい【忠愛】①忠実と仁愛。②まごころを尽し ( しはその一種。虫こぶ。 銀行】一国の金融界において中枢的地位を占める銀部の弾圧によって廃刊。戦後、四六年復刊。 て愛すること。 ちゅう・えい【胄裔】①ちすし。後裔。②正系の子孫。行。銀行券の発行、「銀行の銀行」として行う通貨のちゅうーおし【中押】囲碁で、一方が中途で負けを認め、 ちゅうあい・てんのう【仲哀天皇】記紀伝承で第一四ちゅら・えふ = 工【中衛府】奈良時代の天皇親衛隊。七一一供給ならびに金融の調整、「政府の銀行」として政府双方の地 ( じ ) を数え合うことなく終局すること。 代の天皇。名は足仲彦 ( ) 。日本武 ( し尊の第八年 ( 神亀五 ) 設置、八〇七年 ( 大同一一 ) 右近衛府と改を相手として行う預金・貸付、ならびに国庫金受払事ちゅうーおん【中音】①中位の高さの音声。また中位の 二王子。皇后は息気長足姫 ( た ) 。熊襲 ( 弩 ) 征伐称。 務の代行等を主要業務とする。日本銀行・イングラ強さの音声。②ソプラノに次ぐ高さの女声声域。中 の途中筑前国の香椎 0 し ) 宮に崩じたという。 ちゅうーおうウア【中央】①まんなか。②物事の中心となンド銀行の類。ー・く【中央区】東京都二三区の一。高音。アルト。時にはテナーをもいう。↓高音・低 ちゅう・あし【中足】歌舞伎の大道具の一。二重舞台のる枢要な位置。また、その位置にあるもの。地方に旧日本橋・京橋の両区を統合。銀行・大会社など日本音。ー・ふ・きごう % 【中音部記号】「ハ音記号」参照。 ・こうちゅうーおんなンニ中女】年輩恰好などが中位の女。一 高さが高足 ( 豎 ) と常足 ( ) との中間のもの。現行は対して、首都。③香炉をのせる台。〈日葡〉ー・アジア経済の中枢機関が集中、繁華街銀座がある。 【中央ー】 (CentraI Asia) ヨーロツ。ハ ・ロシアの南東せいほごーしんさかいニ中央更生保護審査会】特代女三「近年は勝手づくにてーを置けば、・ : 十八九よ り廿四五までなるを遣へり」 ちゅう・いニ中位】①中等の地位。②中正の位置。③に続くソ連の一地域。シベリアの南西からカスピ海赦・減刑・復権の申出をし、地方更生保護委員会の行 太夫と囲 ( Éこ ) との中間の遊女の地位。天神と同じ。 に連なり、カザフ・キルギス・タジク・ウズベク・トルなった決定を審査することなどを主な任務とする法ちゅうおん・ふごう % 【注音符号】一九一八年中華民国 中官。御前義経記「天神は太夫より少し劣れり。 クメンの五つのソ連共和国にわたる。面積約四〇〇務大臣所轄の機関。委員五人で組織。ーーこうそう政府教育部が制定した中国語標音記号。発音は大体 キロメ 0 唐韻に天職、俗語にーとも宗とも、むらとも格子とも万平方ート ーアフリカ・きようわこく【中央ー共和せんゥニ中央構造線】日本列島の中央部を東西に、諏北京官話を標準とし、漢字の古形にもとづいて作ら いふ」 「尉との間。 国】 (République Centrafricaine ) アフリカ中部の訪湖の南から天竜川の東側にそい、豊川の谷を通っれた声符 ( 声母 ) 二一、韻符 ( 韻母 ) 一六、声調符五から ちゅう・いニ中尉】陸海車将校の階級の一。大尉と少共和国。内陸の高原に位する。旧フランス植民地。て紀伊半島に人り、四国から九州中部に及ぶ大断層成り、それらを組み合わせて音を綴る。注音字母。 ちゅう・い【注意】①気をつけること。気をくばるこ 一九六〇年独立。面積六一一万平方結」。人口一一一一二万線。これより北側を内帯、南側を外帯という。ー・しちゅうか 4 【中華】中国で、漢民族が、周囲の文化的に おくれた各民族 ( 東夷・西戎じ・南蛮・北狄設と と。留意。「ーして見る」②危険などにあわぬよう ( ) 。首都・ハンギ。ー・アメリカ【中央ー】 (CentraI ゅうけん ) フ【中央集権】 (centralization) 統治の権能 用心すること。警戒。「足もとにーする」③相手に America) アメリカ大陸中央部の地域。南北両アメ が中央政府に統一集中していること。近代国家成立呼ぶ ) に対して、自らを世界の中央に位置する文化国 向かって、気をつけるように言うこと。「先生からー リカの間の地峡部で、グアテマラ・べリーズ・エルーサ期において著しい。 : 地方分権。ー・しよりそうち家であるという意識をもって呼んだ称。中夏。ー・し される」④〔心〕或るものを特にはっきり認知しようル・ ハドル・ホンジュラス・ニカラグア・コスタリカ・パ ウサ【中央処理装置】電子計算機で、制御装置と算装んみんきようわこく【中華人民共和国】中華民国国民 と努力するなど、精神機能を高めるための構え。 ナマなどを含む。広義には、メキシコと西インド諸置との併称。記憶装置のうちの主記憶装置を含める党政権を革命によって倒し、一九四九年一〇月一日、 きむ【注意義務】ある行為をするに当って一定の注島を含めていう。ー・いいんかいニ中央委員会】労こともある。 o ー・せいふ【中央政府】国家行中国に成立した共和国。中国共産党の指導のもと 意をなすべき義務。その基準により「善良な管理者働組合・政党などで、最高の決議機関たる大会に代る政の中央機関。狭義には内閣を指す。ー・たいがくに、全国人民代表大会を国家権力の最高機関とする。 の注意」と「自己のためにすると同一の注意」とに分決議機関。大会で選出された中央委員で構成する。 【中央大学】私立総合大学の一。前身は一八八五年六六年に始まった文化大革命の終了後、「四つの近代 れる。その違反が法律上の責任ないし制裁をもたら ・おろしうりしじよう【中央卸売市場】地方公共 ( 明治一八 ) 創立の英吉利 ( ) 法律学校、その後東京化」をスローガンに社会主義建設を進める。面積約 す意味において法律上の義務とされる。 ・じんふ団体が魚類・肉類・鳥類・卵・野菜及び果実の卸売をす法学院、東京法学院大学を経て一九〇五年中央大学九六〇万平方〕。人口約九億八千万 ( ) 。首都北 っ【注意人物】警察などから常にその行動を注目さ るため、農林水産大臣の指定する都市及びその隣接と改称。二〇年大学令による大学となり、四九年現京。↓中国。ーーせんこくーそうこうかい【中華全 れている、不良または危険な人物。 地において開設する市場。ー・かいれい【中央海嶺】学制による。本部は東京都八王子市。ー・ち【中央国総工会】総工会の正称。ー・そは【中華蕎麦】中国 ちゅう・い【誅夷】うちたいらげること。 大洋の中央部に数千」にわたって続く海底山脈の値】 ( med 一 a コ ) 変量が個の値をとるとき、それを大風の麺。また、その料理。↓拉麺 ( ) 。ーーどんふり ちゅう・いんンヰ【中院】①一時に三人の院 ( 上皇・法皇 ) 列。周囲の深海底からの高さ二 ~ 三結只中心部にはきさの順に配列した場合の中央の値。例えば、一ク【中華丼】豚肉・玉葱などを油でいため、スープを加 ちゅうーーーちゅうか 一五五七

7. 広辞苑 第三版

ちくたいーーーちけん 一五四一一 ちく・だい【竹台】清涼殿の東庭に竹を植えた壇。石灰圧感あり、頭痛を起し健忘症となり、時に悪臭ある膿という ) ①朝鮮と日本との潮境にあたる海。ちくら疑いがあり、日本では一九六九年に使用禁止。サイ 壇瓮い ) の前のものを「河竹の台翁て ) 」、仁寿殿 ( 3 ) 性の分泌物を出す。副鼻腔炎。 が沖。②転じて、どちらっかずの意。浄、博多小女郎ク一フミン酸。 の西向の北方のものを「呉竹 ( ) の台」という。たけちく・ば【竹馬】たけうま。転して、幼い時。ー・の・とも「頭は日本、胴は唐との襟界 ( ざ ) 、ー手くらの一夜検ちく・ろく【逐鹿】冖史記准陰侯伝〕① ( 「鹿」の字音が「禄」 のうてな。 「ツクタック。【竹馬の友】冖晋書殷浩伝〕ともに竹馬に乗って遊んだ校」ーーが・おき【筑羅が沖】「ちくら」に同じ。幸若、に通ずるところから ) 帝位を争うこと。②政権また チク・タク三 ck ニ ack 】時計の動く音をあらわす語。チ幼い時の友。おさなともだち。 鳥帽子折「日本と唐の潮境のーといふ所にて」。辰巳は地位を得ようと争うこと。特に、議員選挙などに ち・ぐち【乳ロ】乳房の、乳の出るロ。 ちく・はい【竹牌】竹束 ( ) 2 に同じ。 婦言「和漢まぜこぜーだ」ー・もの【筑羅者】どこの候補者となって票を争うこと。「ー戦」↓中原に鹿 ちく・ちく①こまごましたさま。こまぎれになっていちく・はく【竹帛】 ( 中国で、紙の発明前に竹簡または絹ものともわからぬ者。どっちつかずの者。浄、国性を逐う るさま。正徹物語「ーとして候へば鼠の足形のやうに書を記したからいう ) 書籍。転して、歴史。「名を爺「唐と日本の潮境ーかと疑へり」 ちくーわ【竹輪】 ( 切口が竹の輪に似ているからいう ) 白 ーに垂 ( た ) る」 にありしなり」②少しずっするさま。徐々に。仁勢 ちくらーすし【千くら鮨】寛政 ( ) の頃、大坂の「千く 身の魚肉をよくすって、太い竹串に円く長くり付 物語「ーと木末に春もなりぬれば」③針など先のとちくーはく【竹柏】〔植〕ナギの漢名。ー・かい【竹柏会】ら」という店で製した名物の鮨。膝栗毛八「御ひやうけて棒状にし、あぶりまたは蒸した食品。 がった物で繰り返し刺すさま。④とがったもので刺佐佐木信綱主宰の短歌結社。歌誌「いささ川」「心のばんのー、鯖か鯖か」 ち・げ【鉤笥】漁夫が漁に出るとき携行する、釣具を人 されるような痛みが繰り返すさま。「背中がーする」花」などによる活動をうけて、一八九九年 ( 明治三二 ) ちくら・の・おきど【千座の置戸】多くの台にのせた祓れた手箱。漁夫の弁当箱のことをいう地方もある。 「腹がー痛む」 結成。その門に石榑千亦・川田順・木下利玄・大塚楠緒物 ( え ) 。上代、罪の償いとして科したもの。記止っげ。海ちげ。沖箱。小箱。海箱。枕箱。 ちくーちっ【竹帙】細い竹で編んだ帙。 子・九条武子・柳原白蓮らがある。 「速須佐之男命に、千位置戸翁 ) を負ほせ」 ちーけい情痴の戯れ。昨日は今日の物語「間男きたり、 ち・ぐ・つ【乳朽っ】〔自上一 l) 子どもの歯が乳のためにちぐ・はぐそれぞれ対応するべきものがくいちがってちくり①少し。いささか。ちつくり。②針などでちさまざまーのあまりに」 黒ずむ。日葡「ハ ( 歯 ) ガチグチテ、また、チグチタ」揃わないさま。浄、神霊矢ロ渡「雲助ども肩も頭もー よっと刺すさまや、そういう痛みを感じるさま。「ーち・けい【地形】地表の形態。ー・がく【地形学】地表の ちく・てい【竹亭】庭に竹を植えた亭。 にやうやうと追っ付いて」。「ーな靴下」 と皮肉を言う」 形態及びその成因・変遷を研究する学問で、地理学の ちく・てい【築庭】樹木や石を配置し、または泉水を設ちく・はっ【蓄髪】髪の毛を剃らずに伸ばすこと。僧がチグリス【 T 一 g ュ s 】小アジアからメソボタミアへと流れ一部門 ーーく【地形区】地表を地形的特徴によって けるなどして、庭園を築造すること。造園。 俗人に還る時などにいう。 る川。トルコ東部の山地に源を発し、ユーフラテス分けた各地域。ー・すニ地形図】土地の起伏・形態・ キロメ 0 ちく・てい【築堤】つつみを築くこと。また、築いた堤。ちく・ひ【竹皮】①竹の皮。②虎・豹などの毛皮。 川に合流してベルシア湾に注ぐ。全長一八四〇ート 水系、地表に分布する事物の配置などを描いた地図。 ちくそきーしよう【搦症】チック病に同じ。 ち・くび【乳首】①乳房の先のつきでたところ。ちちくちく・りよく【畜カ】車や耕具をひく家畜の力。家畜の通常、等高線によって地形を表わす。ー・せい・こう ちく・てん【逐電】 ( チクデンとも。稲妻を追いかけるび。②乳首 1 に模した乳児用製品。 「もの。労働力。ー・き【畜力機】牛馬などの畜力を原動力と う % 【地形性降雨】湿った空気が、山脈に沿って上昇 意 ) ①きわめて早く行動するさま。迅速なさま。帥ちく・ひょうウ、【竹豹・筑豹】豹の毛皮で、斑紋の大きなして、摺 ( 瑟 ) ・揚水などの作業機を運転させる機する時、水蒸気が凝結して降る雨。ー・そくりよう ,. 記「参内の後ー退出了んぬ」。〈字類抄〉②ゆくえをくちくーふ【竹符】国司が赴任する時、授けられる竹製の械。畜カ原動機。 ニ地形測量】地表諸点の位置と地表高低の状態を測 らまして逃げること。逃亡。出奔。失踪。平家五符。半分を任地にたずさえ、半分を都に置いた。竹ちく・りん【竹林】竹の林。たけやぶ。ー・さんすい【竹定し、これを地図として表現する作業。ー・りんね 「かの夢見たる青侍 ( 3 い ) やがてーしてんげり」 使符。平家四「其孫彼甥ことごとくーをさく」 林山水】竹林を主とした山水画。ーーしようじゃ 【地形輪廻】侵食輪廻 ( ) に同じ。 ちくぞん【竹田】田能村竹田 ( ) 。 ちくふ・しま【竹生島】①琵琶湖の北部にある島。周囲【竹林精舎】〔仏〕天竺五精舎の一。マガダ国の王舎城ち・けい【地景】①土地のありさま。地形。②刀の刃文 ちくてん・き【蓄電器】電気の導体に多量の電荷を蓄積一一結樹木が繁茂し、風光絶佳。竹生島神社・宝厳の北方にあった寺院。迦蘭陀長者が上地を、頻婆娑 ( 3 も ) の一。金筋のようにみえるもの。 させる装置。絶縁した一一つの導体 ( 両極 ) が接近し、寺がある。②能の一。神物。竹生島の弁財天の神徳羅王が建物を、釈尊に献じた。仏教最初の寺院。 ちーけい【地頸】地峡 ( ) に同じ。 正負の電荷を帯びると、その電気間の引力により電を説き、竜神が珠玉を勅使に奉ることなどを描く。 の・しちけん【竹林七賢】中国の西晋代に、世塵を避ち・けい【知契】男色などで、きわめて深い交わり。親 荷が蓄えられる。ライデン壜 ( し・・ハリコンの類。コ③長唄・一中・箏曲・常磐津の一。長唄では本名題「今けて竹林に会し清談を事としたといわれる隠士、阮密なっきあい。風流比翼鳥「其身は兄分に任せ、ーの ンデンサー 様竹生島」。 籍 ( ) ・康 ( ) ・山濤 ( ) ・向秀 ( 翳し・劉伶 ( 鶸う ) ・わりなきを、外より見るも心よし」 ちくそん・ち【蓄電池】外部電源から得た電気的エネルちく・ふじん【竹夫人】夏に涼を取るために抱いて寝る阮成 ( 鬻 ) ・王戎 ( じ ) の称。↓清談。ー・の・しちけんち・けい【知計・智計】ちえのあるはかり・こと。知謀。 ギーを化学的エネルギーの形に変化して蓄え、必要竹籠。だきかご。 【竹林七妍】竹林七賢に擬して、竹林に七人の美人をち・けい【致景】よい景色。美景。謡、弱法師 ( ) 「われ に応じて、再び電流として放出する装置。普通に用ちくほう・たんぞん【筑豊炭田】福岡県北東部の炭田。描いた浮世絵。 盲目の身にしあれば、このーをば拝むましきと」 いるのは、鉛蓄電池及びアルカリ蓄電池の二種。二遠賀川流域を中心に筑前・豊前にまたがる。産業合ちくりんしよら % 【竹林抄】連歌集。宗祇編。一四七ち・けい【笞刑】罪人の身体を笞 ( じで打っ刑。↓笞 ( ち ) 0 ヾツ一ア、リ . , ー 次電池 理化に伴い、炭鉱はほとんどすべて採掘中止。 六年 ( 文明八 ) 成る。正風連歌の樹立を目ざした宗祗ち・けじ【知家事】①古代、親王・摂関・大臣家などの政 ちく・と『副一①すこし。ちょっと。膝栗毛一一「よい酒ちくま・かわ % 【千曲川】長野県北部を流れる川。甲武が、宗砌・賢盛 ( ) ・心敬・行助・専順・智蘊翁う ) ・能阿所 ( ど ) の職員。その家の家務を統べる。②鎌倉幕 があらばー出しなさろ」②針などで刺すさま。ちく信岳 ( し ) に発源し、上田盆地から長野盆地に人り、 ら室町前期の達人七名を竹林の七賢に見立てて、彼府の政所の職員。案主に次いで、文案に官職・氏名を っと。 長野市付近、川中島で犀川 ( ) と合流、なお北上してらの付合と発句を一〇巻に編んだもの。純正高雅な連署したもの。③伊勢神宮の祭主家・大宮司家など キロメ 0 ちくーとうウタ【竹刀】①竹で作った刀。②しない。 新潟県に人り信濃川となる。長さ一一一〇ートル ーのー作風。 の職員。 「称。↓テケツ。 ちくとうーぼくせつ【竹頭木屑】冖晋書陶侃伝〕竹の切れ端スケッチ【千曲川のスケッチ】島崎藤村の小品集。一チグル【 chicle 】チューインガムの原料となる樹液。 チケット三 ck 三切符。人場券・乗車券・引換券などの や木の切りくず。一見無用の物、また、瑣末な事も、九一二年 ( 大正一 ) 刊。千曲川に臨む信州小諸 ( ) 地ちく・るい【畜類】家畜。また広く、けだもの。金刀本ちげつ・に【智月尼】江戸中期の俳人。元禄四徘女の一。 おろそかにしないたとえ。 方の自然と人間生活とを観察したもの。 平治「ーなほ故郷の名残をおしむ」ーーめ【畜類め】山城の生れで、大津の川井佐左衛門の妻。乙州 ( ) ちくどの【筑登之】琉球で、里之子 ( 礎 ) に次ぐ官位。 ちくめい・しつ【竹迷旦竹酔日 ( 2 ) の別称。 ①こいつめ。 ( 可愛い女性に対してもいう ) 膝栗毛初の養母。夫に死別し尼となる。芭蕉に師事。一七〇 ちく・ねん【逐年】年を追うこと。年々。 ちくーようフェ【竹葉】①竹の葉。②酒の異称。また、酒「ー、こたへられぬ」②畜生め。 ( やきもちを焼いてい八年 ( 宝永五 ) 頃まで存命。 ちく・ねん【蓄念】かねてから心に思っている念願。 を人れる旅行用の竹筒。③転じて、弁当。ー・し【竹う ) 南閨雑話「ーら、しげりくされ」 ち・けふり【血煙】「ちけむり」に同じ。 ちくのうーしようャニ蓄膿症】肋膜腔・副鼻腔・関節・脳葉紙】薄様 ( 髯 ) 1 の異称。 ちくーれん【竹簾】竹製のすだれ。たけすだれ。 ち・けむり【血煙】人を斬った時に飛び散る血を煙に見 腟などの体腟内に膿 ( しのたまる疾患。普通には、副ちくーよう謇【畜養】飼いやしなうこと。 チクロ (cyclohexylsulfamic acid の略 ) 人工甘味料の立てていう語。 鼻腔に膿のたまる疾患をいい、症状は頬部緊張し、重ちくーら【舳・筑羅】 ( 巨済島の古称「漬盧 ( 跿 ) 」の転か一。甘味は砂糖の数十倍。催奇性・発癌性を有するち・けん【地券】一八七一一年 ( 明治五 ) 以後、地租改正に伴

8. 広辞苑 第三版

る」 ( 四 ) に同じ。三蔵法師伝承徳頃点「桂樹の薬生ふむらさき【紫】①ムラサキ科の多年草。高さは約五〇 むら【匹・疋・端】 ( 群の意 ) 市帛の一巻き。長さは時代帳簿。享保年間に始まる。村鑑大概帳。村明細帳。 センチメ 0 日当りのよい草 によって違い、四 ~ 六丈ぐらい、反・段 ( ・ ) の二むらかき・のりまさ【村垣範正】江戸末期の幕府外国奉ることは」 倍または一・五倍。古代では絹・ ( 馳 ) 類に「匹」、麻・行。淡路守。淡叟と号。蝦夷地視察、露使プチャーむら・き【斑気】気の変りやすいこと。心のさだまらぬ地に自生。夏、白 色の小花を開く。 チンと応接するなど外交に当り、一八六〇年 ( 万延こと。また、その心。一方に編する心。 梓 ( し類に「端」の字を当てる。 むら・きえ【斑消】まばらに消えること。後拾遺冬「大原根は紫色、乾燥し むら【村】 ( ムラ ( 群 ) と同源 ) ①多数の人が群がり住ん一 ) 遣米使節の一人として渡米。 ( 羸生 ) ら て皮膚病薬とする む でいるところ。村落。〈和名抄一〇〉②地方公共団体むら・が・す【群がす】一他四〕むらがるようにする。大唐山の雪のー」 西域記長寛点「彼此を混勢愛悪い ) を忘る」 むら・ぎく【叢菊】むらがって生えた菊。栄華御賀「ひとほか、昔は重要な の一。そん。 紫色の染料とした。ね もと菊・ーなどの」 むら【斑】色の濃淡、物の厚薄などがあって不揃いなこむら・がすみ【群霞】むれ立っ霞。広本拾玉四「雲雀あが むら・きぬ【匹絹】一匹の絹。家持集「きりぎりすつづむらさき。みなしぐさ。むらさきそう。万一「紫草 と。物事の揃わないこと。一様でないこと。「染める春の野沢の浅みどり空の色こきーかな」 ( ) のにほへるを憎くあらば」②ムラサキの根で りさせとは鳴くなれどーもたる我は聞きいれず」 むらーかた【村方】①村の方面。②村方三役の略。 にーがある」「気分にーのある人」 むら【群・叢・簇】 ( ムレの古形 ) 群がること。また、そのさんやく【村方三役】江戸時代、郡代・代官の支配下むら・きみ【邑君】むらおさ。村長。神代紀上「因って天染めた色。赤と青との間色。万一二「ーの我が下紐の 色に出でず」③ ( 女房詞 ) 鰯 ( ) 。④醤油 ( 翳 ) のこ に、幕領各村の民政に従事した庄屋 ( 名主 ) ・組頭・百のーを定む」 もの。むれ。記下「かぎろひの燃ゆる家ー」 と。ー・いと・おどし島【紫糸縅】「むらさきおどし」 むら・あすけ / ニ村預】江戸時代、罪人を村伎人に預け姓代の総称。幕領以外の村々にも同様の村伐人がいむら・ぎみ【村君・漁父】漁業の長。近代は、地引網・船引 ーうに【紫海胆】海胆類正形亜繕拱歯 ( ) た。地方 ( ) 三。 網など比較的大規模な地先の網漁業で網主・漁撈指に同し。 ておき一定の期間禁錮したこと。村置。 目の棘皮 ( ) 動物。日本各地に最も普通に見られる むらいニ村井】姓氏の一。ー・げんさい【村井弦斎】小むらかみ【村上】新潟県北部の市。もと内藤氏五万石揮者をいう。漁撈指揮者を沖村君という所もある。 説家。三河の人。報知新聞編集長。料理法・医療法の城下町で、村上城は古くは本荘城と呼ばれた。茶・津元のも ) 。浦君。宇津保吹上上「漁人 0 ・潜女 ( ) 召海胆で、殻・棘 2 ともに暗紫色。棘は長い。卵巣 を雲丹 ( 0 として食用。ー・うまごやし【紫馬肥】ア をも研究。家庭小説のほか「食道楽」の著がある。漆器、鮭・鮎を産する。ー・ひら【村上平】村上市山辺し集へてよき物被かせ、ー召して大網引かせなど」 ルファルフアの別称。ーーえもんニ紫衛門】 ( 女学生 むら・ぎめ【村極】中世末 ~ 近世、村中の百姓が協議し、 一二•V 六三 ) ー・ちょうあん【村井長庵】歌舞伎脚本「勧里 ( ) に産する絹袴地。山辺里平。山辺里織。 の袴はもと紫だったので、平安の女歌人赤染衛門の ・かがく務【村上華岳】日全村民が守るべきことをきめた規約。村定 ( 。 善懲悪覗機関 ( 新 ) 」の通称。河竹黙阿弥作のむらかみ【村上】姓氏の一。 名をもしっていう ) 女学生。ー・おとし謇【紫縅】鎧 世話物。講談「大岡政談」の脚色で、医者村井長庵の本画家。大阪生れ。上田麦らと国画創作協会を創村掟 ( お ) 。村議定。 極悪と手代久八の実直を対応させ、小夜衣 ( 緊 ) と千立。浪漫主義的画風で知られ、晩年神秘的な宗教画むらきも・の【群肝の】【枕ズ昔、人の心は内臓の働きに 0 ろ ) の縅の一。紫染の革や綾、はたは組糸でおどし たもの。ーーおもと【紫万年青】ッュクサ科の常緑多 あると信じられ、多くの臓器が集まることから ) 「こ を描いた。作「日高川」など。 ( 贏 ) ーーきしようャ 太郎の情話を添える。 年草。メキシコ・アンチル諸島の原産。葉は厚く上 ころ」にかかる。万一〇「ー心いさよひ」 む・らい【無社】「ぶらい」に同じ。源藤裏葉「翁いたう酔【村上鬼城】俳人。本名、荘太郎。江戸の生れ。ホト トギス派の重鎮。日本派に属し、耳聾 ( % ) を克服しむら・ぎ・ゅ【斑消ゅ】一自下二〕あちこちとまばらに消面は緑色、下面は紫色。夏、葉のつけ根に理れて数個 ひすすみてーなればまかり人りぬ」ーーこうニ無社 の白色花をつける。観賞用。葉の表皮細胞は細胞学 て句作。 ( 贏 しー・せんじようャニ村上専精】仏教学える。一方は消え一方は残る。源浮舟「雪ー・えつつ、 講】↓ぶれいこう 実験に利用。紫錦蘭。ー・がいニ紫員】①シオサザ 者。丹波の浄土真宗大谷派寺院に生れる。東大教授・今もかき曇りて降る」 む・らい【無頼】↓ぶらい ナミガイ科の二枚貝。殻は平たく長楕円形で、最長 ムラヴィョフ【 Nikolai Nikolaevich Muraviyov 】ロシア大谷大学学長。日本仏教史を研究し、因明学に通しむら・ぎり【斑霧】まばらに立っ霧。 ) ー・なみろく【村上浪六】小説家。名は信むら・くさ【叢草】むらがって生えている草。拾玉一「夏三〇はを・。紫青色で、黄褐色の殻皮で被われる。本 の政治家。一八四七年東シベリア総督に任ぜられ、た。 ( 州中部以南に分布。②ウチム一フサキ 1 の古称。 アムール河地方を占領し、五八年愛琿 ( ) 条約によこ )。堺の人。撥鬢 ( ) 小説「三日月」「奴の小万」なも人目はかれにけり何しげるらむ庭のー」 って清から同河以北の地を獲得、六〇年北京条約にど。 ( 贏 ・ー・ひそとし【村上英俊】幕末・明治前期のむら・くも【叢雲】むらがり立っ雲。一むらの雲。源野分かたばみ【紫酢漿草】カタ・ハミ科の多年草。南アメ よってウスリー江以東の沿海州を得た。 ( 羸 2 → ) フランス語学者。茂亭・松翁と号。下野 ( ) の生れ。「風騒ぎー迷ふタにも」ー・の・つるき【叢雲剣】天叢リカ原産だが、わが国に帰化し雑草となる。地下に 褐色の鱗茎があり、葉は長さ約一五。 むら・うけ【村請】江戸時代、年貢・諸伎、新田開発、無主著「三語便覧」 ( 和英仏蘭対訳辞書 ) のか「五方通語」雲剣翳く ) の略。 ! かり・ ら成る。夏、淡紅紫色、五弁の花をつける。 一八た 0 一一 ) ー・よしてる【村上義光】鎌むらくも・ごしょ【村雲御所】京都市上京区にあった日 地の耕作などを村で請け負い、全村民で負担するこ「仏語明要」など。 ( 一八 ・かわ ・しんてん【村請新田】江戸時代、村が開発の倉末期の武士。信濃の人。子義隆とともに護良 ( ) 蓮宗の尼寺。門跡。一五九六年 ( 慶長一 ) 豊臣秀次の【紫狩】ムラサキの花を探して採ること。 母日秀尼の開基。後陽成天皇村雲の地を賜い、一宇【紫革】染革の一。赤紫色に染めたもの。ー・けまん 親王に仕え、親王の身替りとなって戦死。 ( 一 主体となった新田。 ・つねつぐ【村岡典嗣】むらかみ・げんし【村上源氏】村上天皇の子孫から出たを創建、瑞竜寺の号を下賜。現在、滋賀県近江八繙市【紫華鬘】ケシ科の多年草。各地の路傍や陽地に普 むらおか【村岡】姓氏の一。 通。高さ約三〇いメ。葉はややニンジンの葉に似 源氏。清和源氏とともに著名で、院政期以後の朝廷に移る。 国学者・日本思想史学者。東京生れ。早大卒。東北 る。全草に黄褐色の汁液あり。春、茎頂に淡紫色の ) に活躍。久我・土御門・六条・岩倉・北畠などの諸家にむら・ご【斑濃・叢濃・村濃】①染色の名。同し色で所々 大教授。主著「日本思想史研究」「本居宣長」。 ( ~ に濃い所と薄い所とのあるもの。枕一五九「とくゆか筒状唇形花を総状につける。マンダラゲ。ー・ごう ・の・つぼね【村岡局】幕末の勤皇家。京都の人。近分れる。 ・ー・くくり物など染めたる」②「斑し【紫格子】紫の地に格子のかたちを染めたもの。 衛家の老女。名は津崎矩子。尊皇党の主君忠熙 ( ) むらかみ・てんのう % 【村上天皇】第六一一代の天皇。名しきもの。巻染 ・ごし【紫腰】蹴鞠 ( ) の技の免許の印として、宗 をたすけ、西郷降盛・僧月照らと結んで国事に奔走、は成明 ( 翳あ ) 。醍醐 2 【 ) 天皇の第一六皇子。九四六濃の縅」の略。ー・の・おとし島【斑濃の縅】鎧 (? ろ ) の 0 一八六 縅の一。薄い色の糸でおどした中に、所々同じ色の家からはくことを許される紫色の袴。また、その許 年 ( 天慶九 ) 即位。在位一一一年。 ( い軽 ) 一八七三 安政の大獄の際、下獄 ( ー・しきふ【紫式 しのこと。総紫・紫の別がある。 むら・がらす【群烏・群鴉】群をなす鴉。正治百首「ー梢濃い糸でおどしたもの。 むら・おきて【村掟】村極 ( 既 ) に同し。 むら・こらそん【村香奠】有縁無縁を問わず村内一般部】クマッヅラ科の落葉低木。高さ約三。夏、葉 むら・おくり【村送】行路病者などを村から村へと送りの床をあらそひて稲荷の杉にタかけて鳴く」 のつけ根に淡紫色・小漏斗状の花を開き、球形・紫色 むら・がり【群・叢・簇】むらがること。また、むらがったのつきあいとして贈る香奠。定まった額があった。 届けること。 の液果を結ふ。山地に自生するが観賞用にも教培。 むらづきあい。 もの。むれ。 むら・おさサニ村長】一村を治める長。そんちょう。 むら・がえン【村替】領する村を他の村ととりかえるこむら・が・る【群がる・叢がる・簇がる】一自四〕多くのものむら・ごえ号【斑声】むらになって聞える声。調子の整漢名、紫珠。近縁種に毛の多いャプム一フサキがある。 ( 人名別項 ) ー・しめしニ紫湿地】シメジの一種。傘 が一つ所に集まる。むれをなす。万一三「行く鳥のわない声。 ー・りて待ち」。「甘いものにー・る」 むら・ごえ号【群声】むらがっているものの多くの声。の色が深紫色を呈するもの。山林中に叢生し、食用。 むら・かがみ【村鑑・村鏡】江戸時代、各村の村名・田畑 ・すいしようャニ紫水品】紫色を呈する水品。宮城 高・森林・家数・人口・牛馬など村内一切の事を記したむら・が・る【群がる・叢がる・簇がる】省下一 l) 「むらが夫木九「宿に鳴く梢の蝿のーは」 むらーーむらさき

9. 広辞苑 第三版

道ゆき知らじ」。源橋姫「年ー・く世の中思ふにかなでない若い男子の霊に用いる。③年男 ( 虻お ) の異称。府の公許を得て江戸麹町に創設した学舎。「群書類・黄・青などの色漆を塗り、金銀箔を塗り込んで美麗 ひ」②草木などが生い出てから、まだ久しくない。節男。伎男。祝太郎。 従」「武家名目抄」などを編纂。その子忠宝がついでな文彩を研ぎ出したもの。慶長 ( ) 頃に始まり、 万四「梅の花いまだ咲かなくいとー・みかも」。「ー・わか・おとな【若大人】若いのに老成している人。沙石校主となり、江戸幕府の給費を受けて事業を経営。万治 ( ~ ご年間に大成。ーーわん【若狭湾】福井県南 い菜」③見えはじめてから多くの時を経ない。散木集五「闘諍 ( 蒻」 ) がましき事あれば中に人りて事もな一八六八年 ( 明治一 ) 廃止。ー・しゃ【和学者】和学を西部から京都府北部にわたる日本海の大陥没湾。湾 「ほととぎす月ー・しとや奥山のこぬれ隠れに声ならくなだめなどしければ、随分の名人のーにて」 修める人。和学に通した人。ー・しょ【和学所】和学岸の出人の変化に富み、国定公園に指定され、また良 港がある。 すらむ」④子供つぼい。あどけない。栄華初花「殿、わか・おもと【若御許】年若い女房。栄華本雫「ー達のも講談所の略称。 若君いだき奉らせ給ひて率て奉らせ給ふ。御声いとの笑ひし給ふ、恥かし」 わか・ざかり【若盛】若くて血気のさかんな年ごろ。ま わーかく【和楽】日本古来の音楽。邦楽 ( ) 。 ・し」⑤未熟である。幼稚である。ったない。源わか・おんなンニ若女】①年の若い女。②能面の一。若わかくえ駕【若くへ】 ( ワカ ( 若 ) キウへ ( 上 ) の転か ) 「わた、若くて容姿の美しいこと。源橋姫「そのかみのー 若菜上「御手げにいとー・くをさなげなり」。「芸がー くて端正な女面。観世流でのみ用いる。 と見侍りし人は」 かかえ」に同し。記下「ーにゐ寝てましもの」 い」⑥元気あふれる年ごろだ。青年期である。伊勢わかかえ駕【若かへ】 ( ワカ ( 若 ) キウへ ( 上 ) の転か ) 年わか・くさ【若草・嫩草】①芽を出して間のない草。源わか・さき【若鷺・公魚・鰆】キュウリウォ科の魚。体は 柏木「やうやう青み出づるー見えわたり」②若い女細長く、体長一五く背びれの後方に 「昔いとー・き男、いとー・き女をあひ言へりけり」⑦の若い頃。万一六「身のーにさ寝し児らはも」 脂びれがあを。背面淡青色、腹面銀白 活気にあふれている。血気盛んである。源野分「老いわか・かえそ ~ ニ若楓】①楓の若木。わかかえるで。源のたとえ。源総角「ーのね見むものとは思はねど」 日 もていきて又ー・うなること、世にあるまじきことな胡蝶「御前のー・柏木などの青やかに繁りあひたる③襲さ ) の色目。表は薄青、裏は濃青。ー・の【若草色、側面に淡黒色の縦帯がある。 れど」。「気のー・い人」⑧年齢が下である。「彼より が」②若葉の萌え出た楓。③襲 ( ) の色目。「西一一一の】〔枕 = つま ( 夫・妻 ) 」「にひ ( 新 ) 」「あゆひ ( 脚結 ) 」に本の汽水域・淡水域でとれるが、陸封水 条家装束抄」によれば、表は薄青、裏は紅または薄紅。かかり、また「若し」「思ひっく」などにかかることも域への移殖も可能。焼魚・吸物・煮っ ある。万二「ー夫 ( しの思ふ鳥立つ」。斉明紀「ー若くけ・鮨・膾 ( ) などとする。チカ。ア わが・いえ 2 イ【我が家】自分の家。わがや。 わか・がえり【若返】わかがえること。「首脳陣のー ありきと吾が思 ( も ) はなくに」。万一三「藤波の思ひマサギ。サクラウォ。 ーの仏尊し「吾 ( あ ) が仏尊し」に同じ。↓吾 ( あ ) が仏をはかる」 ( 成句 ) わかーざくら【若桜】若木の桜。 わか・がえ・るン【若返る】〔自四〕老人などが精神的に、はりー思ひ就きにし君が目に恋ひや明さむ」 わかいーしゅ【若い衆】①年の若い男。若者。あんちゃまた肉体的に若さを取りもどす。若々しくなる。 わかくさ・やま【若草山・嫩草山】奈良市の東部、春日山わか・さふらいニ若侍】「わかざむら ん。②町内または村内の祭社などの世話をする若わか・かえるそへ【若鶏冠木】「わかかえで」に同し。万 北西の伝。海抜三四二。全山芝草に覆われ、毎年い」に同じ。〈日葡〉 二月一一日 ( 一九五〇年以後は一月一五日 ) 山焼きをわかーさま【若様】①高貴な家の子弟の尊 者。③商家などで、小僧の上に位する年長の使用人。一四「子持山ーのもみつまで」 手代。④歌舞伎で立伎中の最下級の者。「ー大勢」わか・がき【若書】 ( 老成した人の ) 若いころの作品。詩する。三段に重なっているので、俗に三笠山という敬語。わこさま。御曹司。② ( 福島県や北関東で ) ロ 寄せの歩きみこ。 が、万葉集や古今集に出てくる三笠山とは別。 ーかしら【若い衆頭】一町内または一村内の若い衆文や書画などにいう。 わかーざむらいム【若侍】①年若い武士。②公卿の家 の頭分。若い者頭。 「男。わか・かつら【若楓】楓の若木。また、若葉の萌え出たわが , くに【我国】われらの国。自分の国。 わかいーっはめ【若い燕】年上の女の愛人である若い楓。万七「ーの木下枝 ( 等 ) 取り」 わかくるす・はら【若栗栖原】若い栗の木の生えているに使われる侍。あおざむらい。 わ・かざり【輪飾】彙を輪の形に編み、数本の藁を垂ら わがーいのちーお・【我が命を】〔枕〕「なが」にかかる。万わかーがみ【若髪】わかい頃の、また、わかい人の頭髪。原。記下「引田 ( 鑄 ) のー」 一五「ー長門の島の小松原」 源初音「いにしへ盛りと見えし御ーもとしごろに衰わか・げ【若気】年若い頃のはやり気、また無分別。年した正月の飾り物。裏白・紙四手 ( しなどを添える。 少の血気。わかぎ。狂、文蔵「ーの至るところにや」輪注連 ( ) 。↓しめなわ わかいーもの【若い者】①わかもの。少年。②「若い衆へゆき」 ( し」 2 に同じ。③商家・遊郭または芝居茶屋などにわかーき【若木】①若い木。生い出てからあまり年を経 ・の・あやまち【若気の過】年若であるため、血気にわかされ【別され】 ( 九州地方で ) 分家。わかれ。 使われている壮年の男。柳樽四「ー片手握って飲んていない木。万四「わが屋戸のーの梅もいまだ含 (å) はやって思慮分別を欠くこと。また、それによってわか・さんしん【和歌三神】和歌を守護する三柱の神。 起す過失。若気の至り。若気の無分別。ー・の・いた④住吉の祭神たる表筒男命 ( 1 ) ・中筒男命・底筒 で居る」ー・がしら【若い者頭】「若い衆頭」に同じ。 めり」②小正月の飾り木。新木 ( ) 。ーーむかえ ) カ り【若気の至り】若さの余り、血気にはやって思慮分男命、◎衣通姫 ) ・柿本人麻呂・山部赤人、 6 住 わか・いんきょ【若隠居】老年でないのに家業を弟や子【若木迎】正月用の薪を採って来ること。初山人り。 別を失うこと。 吉明神・衣通姫・柿本人麻呂、〇住吉明神・天満天神・ 供などに譲って隠居すること。また、その人。 わ・かぎ【輪鍵】輪の形をしたかけがね。わかけがね。 わか・ぎ【若気】「わかげ」に同じ。 わか・ご【若子・若児】おさなご。ちのみご。みどりご。玉津島神、など諸説がある。 わか・うえへウ【若上】①わかぎみ。②若い奥方。 わか・し【若し・稚し】〔形ク〕↓わかい 崇神紀「己 ( 魑 ) が子小児 ( ) 有 (? ) り」 わかーえ【若枝】わかい枝。みずえ。後拾遺買「藤のーもわかきウエルテルのなやみ【若きーの悩み】 (Die Lei ・ 春日栄えめ」 den desjungen werthers?) ゲーテの書簡体恋愛小わか・ご【若御】「わかぎみ」に同し。太平記二六「御幼稚わ・がし【和菓子】わが国固有の菓子の通称。日本風 の菓子。 : 洋菓子 わ・がえ【輪替】桶・樽などの竹の輪をとりかえるこ説。一七七四年刊。主人公ウエルテルが友人の婚約のーに天下を保たせまゐらせんと」 と。また、それを職業とする人。 者ロッテに恋をし、最後には自殺する物語。 わか・ごけ【若後家】若くて夫を失った女。若い未亡人。わか・しお【若潮】①小潮から大潮に向かって干満の わが・えニ我家】 ( ワガイへの約 ) 自分の家。わぎえ。わかき・の・さくら【稚木の桜】四国地方 ( 特に高知県 ) わか・ごま【若菰】「わかごも」に同じ。源蛍「にほ鳥の影差が大きくなりだす潮。②西部日本で、元日、海から 汲んで来て神に供える潮水のことをいう。ー・いわ 万五「ーの園に梅が花さく」 に自生する桜の一種。種子から生じて二、三年で開をならぶるーは」 い【若潮祝・若塩祝】羆本地方の物乞の一種。正月 わかーえびす【若夷・若戎】江戸時代、京坂地方で元日の花。一〇年位で枯れるものが多い。 わか・ごま【若駒】若く、勢いのある馬。神楽歌、明星「ー に盆にのせた塩を持って家々を訪れたもの。ー・む 朝早く売って歩く夷神の御札。門戸に貼ったり歳徳わかき・ふ【若きぶ】〔自上二〕若いさまである。年若く率て来 ( こ ) 」 ( ) 神に供えたりして福を祈った。京都では鞍馬の見える。家長日記「ー・びたるさまを」 わか・ごも【若菰】若くてなよやかに美しい菰。芽を出かえ ) カ【若潮迎】正月に若潮を汲む行事。 毘沙門天の御札をも売る。 わか・きみ【若君】①幼い主君。幼君。②貴人の若い男して間もない菰。古今恋「山城の淀のー」ー・おニ若わかし・ざまし【沸冷】一度わかした湯・茶などをさま わかおい・すがた瞽【若生姿】幼くて育ち盛りの姿。隆女の敬称。源空蝿「ーはいづくにおはしますならむ」菰を】〔枕かり」にかかる。万三「ー猟路 ( 3 り ) の小野し冷やすこと。また、そのもの。湯ざまし。煮ざまし。 信集「なほこのー忘れ難かりければ」 わか・ししき【和歌四式】歌経標式・喜撰式・孫姫 ( ) 式 わが・きみ【吾君】「あがきみ」に同じ。 に」 ・石見女 ( 開せ式の四種の歌学書の総称。四家式。 わが・おおきみ【我大君】当代の天皇・皇子の敬称。わ・かく【和学・倭学】①わが国の文学・歴史・有職・制度わか・さ【若さ】わかいこと。また、その程度。 わごおおきみ。万一八「酒みづきいますーかも」 わかし・つぎ【沸接】二つの金属材料の端部を加熱し、 などの学問。江戸時代に起った。国学。皇学。②わわかさ【若狭】旧国名。今の福井県の西部。若州 わか・おとこトニ若男】①年の若い男。大和「備後守さ が国に関する学問。日本学。ー・こうたんしょ功ウ【和ぬり【若狭塗】福井県小浜地方から産出する漆器。その温度を溶融点近くまで高めて糊状とし、これを ねあきらまだーなりける時に」②能面の一。貴公子学講談所】一七九三年 ( 寛政五 ) 塙保己一 ( 霧 ) が幕卵殻の粉末や籾殻などを応用して模様を作り、黒・赤重ね、圧力を加えて密着させる接合法。 二五六七 わかいえーーわかしつき : わかさぎ ]

10. 広辞苑 第三版

おける「立正安国論」のごときもの。本典。御書 ( 」し ) 。 る。日印を祖とし、本成寺を大本山とする。一八九八 対し、御影石の称。 の人ったるは、ーとこそ見えにけれ」ーーの・こ【奔走 ぼん・しょ【凡書】ありきたりの本。 年 ( 明治三一 ) 法華宗と改称。現在は法華宗陣門派。ほん・せき【本籍】人の戸籍の所在地。都道府県市町村 の子】奔走子 ( そ ) に同じ。 ( 近畿・中国地方でいう ) ほんーしょ【凡庶】なみの人。凡人。庶人。 ほんしよう・たんャ【本生譚】 ( ホンジョウダンとも ) 地番を以て表示され、現実の住所とは関係なしに、ど ー・むすこ【奔走息子】最愛の息子。浄、本朝廿四孝 ほんーしようャニ本性】 ( 古くはホンジョウとも ) ①生れジャータカに同じ。 こに定めてもよく、また自由に転籍できる。原籍。「兄や斯 ( こ ) うか / 、、と撫でさするーの鍬平足」 つきの性質。本来の性格。天性。源真木柱「ーはいとほん・しようちんウ【盆提灯】盂蘭盆 ( ) の供養に ーーち【本籍地】本籍のある土地。 ほんーそ【本所】 ( ホンジョの直音化 ) 本邸。源宿木「ーの 静かに心よくこめき給へる人の」。「ーをあらわす」っるす提灯。多く岐阜提灯を用いる。 ほんーせき【盆石】盆の上に自然石や砂を配置して風景人々乗せて」 ②本心。正気 ( ) 。義経記七「程なく酒気 ( ) にはほん・しよく【本色】①本来の色。②もちまえの性質。を創作し、その風趣を味わうもの。室町時代から茶ほん・そ【凡庶】ポンショの直音化。 ーをただすものなれば」。日葡「ホンシャウヲウンナ本領。 の湯・生花などと共に行われ、多くの流派・法式があほん・そう % 【本葬】本式の葬儀。 : 仮葬 ( ) 「轄する中央官庁。ほん・しよく【本職】①その人の主とする職。本業。②る。盆景。 ほん・そう【奔走】①走ること。かけまわること。②物 ほん・しよう【本省】管下の官庁に対して、これを管歌舞伎で、その俳優に最も適した仗。③くろうと。ほん・せつ【本説】 ( 中世はホンゼッとも ) ①根本となる事がうまく運ぶように、いろいろと世話をやくこと。 ほん・しよう【本証】〔法〕挙証責任を負う当事者が、自己「ーもはだしだ」④官職にあるものの自称。本官。 説。根拠となるべき説。徒然草「下ざまより事起り周旋すること。「実現のためにーする」③馳走する の主張する事実を証明するために提出する証拠。 ほん・しん【本心】①もちまえの正しい心。良心。②本て、させるーなし」②特に、和歌・連歌・能などを作る こと。日葡「コトナイゴホンノウデゴザル」④大切 反証 気。正気。本性 ( し ) 。日葡「ホンジンヲウシナウ」時、典拠となる物語や故事・詩などの本文・内容。正にすること。かわいがること。浄、忠臣蔵「本蔵がー ほん・しよう【本荘】ある荘で最初に開け、荘内開発③うわべでない、本当の心。「なかなかーを見せな徹物語「定家の歌はーをふまへて詠み時るなり」 の一人娘の小浪御寮」ー・ご【奔走子】父母がいつく の本拠となった土地。 ほんせつ【梵刹】 ( 梵語 brahma ・ l€etra 清浄な国土の意 ) しみ育てている子供。愛児。浄、染模様妺背鬥松「二 ほんじよう【本荘】秋田県南西部の市。子吉川河口ほん・しん【本震】前震または余震をひきおこしたと考寺院。てら。ぼんさつ。 人が中のー」 に臨み、本荘平野の中心で、交通運輸の要砺。 えられる大きな地震。主震。 ほん・セル【本セル】細番の梳毛糸を経緯糸にして織つほん・そう % 【本草】①薬用になる植物。また、薬草を ほん・しようャニ本城】中心となる城。ねじろ。本丸。ほん・しん【叛心】↓はんしん た純毛セル。綿毛交織の半セルに対していう。 はしめ薬物として用をなす玉石・木竹・禽獣・虫魚・亀 もとじろ。 ほん・しん【翻身】身をひるがえすこと。 ポンセルス【 Wa 一 dema 「 BonseIs 】ドイツの詩人・小説員 ( 墸 ) ・果苡 ( しなどの動欟鉱物の総称。②本草ーの ぼん・しよう【凡小】人物などが平凡で小さいこと。 ほんーしんンニ本陣】①一軍の大将がいる沖所。本営。 家。童話「蜜蜂マーヤの冒険」など。 (; ・、 産地・効能などを述べた書物。③本草学の酪。ーーか ぼん・しよう【凡聖】凡夫と聖者。ー・いちによ【凡聖②江戸時代の宿駅で、大名・幕府伐人・勅使・宮門跡等ほん・せん【本船】①主となる船。もとふね。親船。上【本草家】本草学の研究者。ーーかく【本学】本に 一如】〔仏〕事相に違いはあっても、理性 ( 煢 ) においてが宿泊した公認の宿舎。大旅籠屋 ( 等 3 ) 。↓脇本荷船。②この船。ー・わたし【本船渡】に同じ。関する学間。薬物研究にとどまらす博物学の色彩が は凡夫も聖者も同一・平等無差別であるということ。ぼん・しん【凡身】〔仏〕凡夫気ん ) の身。 ほん・せん【本銭】元金。もとで。へ日葡〉ーーかえし 濃い。古来中国で発達し、明の李時珍が大成。日本 ほん・しよう【梵鐘】中国の古楽器の鍗に対して、寺院ぼん・しん【凡人】①特にすぐれた所のない、普通の人。【本銭返】中世以降に見られる買戻し約款付きの上へも古代から伝わって「本草和名」などが著わされた で用いるつりがねの ②身分の低い人。平民。 地売買。手放した上地を、一定年期の後または金子 が、江戸時代に最も盛んとなり、員原益軒・稲生の ) 称。多く鐘楼に吊り、 帯帯ほん・す【犯ず】一他サ変一おかす。平家・〇「師匠の室にができたとき元本を償還して請け戻すことができる若水・小野蘭山をはしめ多くの医家・漢学者がその発 の ト駒 撞木 ( ) で打ち鳴ら 人りしよりこの方未だ禁戒をー・ぜず」 もの。本物返爲っ ) ともいい、江戸時代には本銀返・展に寄与した。 す。和鐘・朝鮮鐘な ポンス【を ns 】 ( 柑橘類の意 ) ①橙 ( 豎 ) ・酸橘 ( ) など本米返などと称した。 ほんーそう【凡僧】①凡愚な僧。②僧綱 ( ) などに任ぜ どがある。別称、鯨 をしぼった汁。ポン酢 7 ) 。②プランデー・ラム酒なほん・せん【本線】①主幹をなす線。幹線。鉄道・電信られない法師位の僧。 どにレモン汁・砂糖などを加えてつくった飲料。パ 線などにいう。 : 支線。②列車の運転に常用されるぼんーそう【梵僧】戒行を持する僧。また一般に、僧。 ンチ。ポンチ。 撞鐘 ( ) ・蒲 線路。 : 側線 ほんそうこうもくニ本草綱目】中国の代表的な本草 牢・鳧鐘 ( 」し・ 和ポン・す【ー酢】↓ポンス 1 ほんーせん【本然】もとからその通りであること。うま書。明の李時珍の著。五二巻。本草一八九〇余種を 長鯨・巨鯨・華 ほん・すい【本粋】ほんものの枠人。、水代蔵 : 「騒ぎは両れつき。天然。ほんねん。ー・の・せい【本然の性】宋釈名・集解・気味・主治・修治・発明・正誤・付方の各項 鯨など。 色里の太鼓にーになされ」 学の性説。人が理として先天的に賦与されている純にわたって解説したもの。一五七八年成り、九六年 ぼんーしようャ ぼんーすい【凡水】平凡な川。「平山ー」 粋至善の性。↓気質の性 刊。ーーけいもう【本草綱目啓蒙】小野蘭山が「本草 【凡常】ありき頭形帯 ほん・すし ( 一ス【本筋】①本来のすじみち。「話がーからほん・せん【本膳】①正式の膳立で、二の繕・三の膳など綱目」をもとに日本の本草について講義したものを、 帯間事間 電頭 縦の掵の たりであるこ それる」②嫡出子。〈日葡〉 に対して、主となる膳。一の繕ともいい、艪 ( ) ・平その孫・門人などが整理し出版した書。四八巻。一 ほん・すもう【本相撲】本場所の相撲。 : 花相撲 ( し・香の物・味噌汁などの献立から成り、飯はこれに八〇一二年 ( 享和三 ) 上梓。方言資料としても貴市。 ほん・しようがっウ【本正月】正月元日から七日まほん・すり【本刷】仮刷に対して、本式に機械にかけてつける。②本膳料理の略。ー・りようりウ【本膳料ほんそらすふウ【本草図譜】二千余種の植物を分類し で。小正月 ( 3 ) ・返り正月などに対していう。 印刷すること。また、その印刷物。 理】正式の日本料理の繕立。本膳・二の膳・三の膳か図説した書。九六巻。岩崎灌園著。一八三〇年 ( 天 ほんしよう・きようニ本生経】 ( ホンジョウキョウほん・せい【本姓】①本家の姓。生家の苗字。②実 ( しのら成り、一汁三菜・一汁五菜・二汁五菜・二汁七菜・三保一 ) 刊。 とも ) 「ジャータカ」参照。 姓。 汁五菜・三汁七菜・三汁一一菜などの種類がある。 ほんそうわみよう・【本草和名】本草約一〇二五種 ほん・しようこきん【本証拠金】 ( 取引用語 ) 新規の売買ほん・せい【本性】本来の性質。天性。ほんしよう。 ほん・せん【翻然】①ひるがえるさま。また、ひるがえを集録し注記したわが国最古の本草書。二巻。深江 に対し、売買の成立に当って取引所が徴収する証拠ほん・せい【奔星】ながれぼし。流星。 すさま。②急に心を改めるさま。「ーと悔い改める」 ( 一に深根 ) 輔仁の撰。九一八年 ( 延喜一八 ) 成る。 金。本敷 ( ) 。 ほんーそく【本束】 ( 一束一本として用いる紙の意 ) 杉原 ほん・せい【本税】付加税に対し、その基本となる税。ぼん・せん【凡戦】平凡で面白みのない試合。 ほん・しようし【本調子】↓ほんちょうし ほんーせい【本誓】〔仏〕本願 2 に同じ。 ほん・そ【本訴】訴訟参加の申立、主参加、反訴または中紙 ( せの異称。 ほんしよう・しウ一 ) ャ【本成寺】新潟県三条市にある法華ほん・せい【梵砌】寺院の境内。太平記一五「鐘はーの物間確認の訴えの提起が行われる場合、その基囚となほん・そく【本則】①原則。たてまえ。②〔法〕法令の本 宗 ( 陣門流 ) の大本山。山号は長久山。一二九七年なればとて三井寺へこれを奉る」 った訴訟。 体となる部分。 : 付則 ( 、水仁五 ) 日朗の高弟日印の創建。初めは青蓮華寺とぼん・せいぼ【盆歳暮】盆と年末の贈答。 ほん・そ【奔走】ホンソウの約。ー・ご【奔走子】↓ほんほん・そく【本属】①本来所属していること。②本籍。 ほんしょーーほんそく