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検索対象: あの世の話 (文春文庫)
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1. あの世の話 (文春文庫)

ト・イ集日本エッセイスト・クラブ編 High and ( はっ恋 ) よしもとばなな人生の落第坊主 , 十四歳の少女が恋におちた。やさしくてあたたかい、奇跡の物語石田衣鹿島茂佐藤愛子各氏他、一一〇〇三年のベスト五十九篇 半島 松浦寿輝地獄めぐりのバスは往く中村うさぎ 寂れた島に仮初の棲み処を求めた中年男。幸せも自由も幻か : 女王様が浪費、世果当悪口、博打地獄を案内する、欲望漲る旅へ , , こんちきあくれ瓢六捕物帖諸田玲子特攻の海と空個人と。航空戦史渡辺洋ニ 色男・瓢六が大活躍。粋て愉快てほろりとする人気捕物帖、第一一弾兄は海軍、弟は陸軍、学窓半ばにともに特攻貝として沖縄へ : 刊 大佛次郎 ミッドウェイの刺客池上司終戦日記 新 空母ヨークタウンを撃沈すべく、たった一隻て挑んだ伝説の潜水艦冷徹な歴史作家の目が捉えな太平洋戦争終局 ~ の道 最 しす一な信太郎人情始末帖 杉本章子中国「反日」の虚妄古森義久 庫 おぬいの窮地を救った、信太郎の父が倒れ : シリーズ第四弾中国がアジア各国やアメリカて反日を標榜する真の目的は何か ? 春星月夜の夢がたり 鯰光「一・団塊世代の戦後史三浦展 文夢のかけらのような = 一十一一篇の物語を美しいイラストて彩「た絵本『下流社会』の著者がデータを駆使して論じる団塊世代論決定版 ! デシベル 辻仁成こんな女じゃ勃たねえよ上下内田春菊 都市に潜む音・声、そして恋を追い求める青年の物師明音楽小説集イケメンを武器に女に金を京がせ、渡り歩く自己チュー男の末期 海野弘 大名廃絶録嶄装版〉 南條範夫スパイの世界史 江戸時代、幕府によって取り潰された大名家十一一の悲史を描く名著ロレンスの智謀からマタ・ハリの色仕掛けまて一一十世紀裏世界史 ジェフ・エドワーズ 人やさき大やさき続ら阿川弘之を雷撃せよ上下 棚橋志行訳 深い見識と屈指の名文て世相を論じる「文藝春秋」巻頭随筆第一一弾・ トイツが中東テロ国家と潜水艦供与の密約ー

2. あの世の話 (文春文庫)

1 9 2 0 1 9 5 0 0 ろ 8 1 7 子 文春文庫 II ⅢⅢⅢ引川 IIIII あの世の話 50 歳て、北海道に山荘を建てて以来、 様々な超常現象にみまわれ、死後 の世界を信じるようになった作家・ 佐藤愛子が、信頼する若き霊能者・ 江原啓之に聞いた、、あの世の話、、。 「死後の世界はどうなっているのか」 「霊とのつきあい方」「自分の前世 はわかるのか」「霊が教えてくれる こと」など、死後の世界と、この 世て、の生き方に役立っ心霊問答集。 佐藤愛子の本 我が老後 なんでこうなるの我カ咾後 だからこうなるの我カ咾後 3 そして、こうなった我が老後 4 それからどうなる我カ咾後 5 . 血』底上・中・下 大たちへの詫び状 あの世の話豫啓之・共著 ) 冬子の兵法愛子の忍法 ( 上坂冬子・共著 ) 著者紹介 佐藤愛子 ( さとう・あいこ ) 大正 12 年大阪に生まれる。甲南高 女卒業。戦後「文芸首都」の同人 となり、小説を書き始める。昭和 44 年「戦いすんて、日カ喀れて」て、 第 61 回直木賞を、昭不日 54 年「幸福 の絵」て、第 18 回女流文学賞を受賞。 ューモアに彩られた世相諷刺と、 人生の哀歓を描く小説及び工ッセ イは多くの読者のこころをつかむ。 父の作家・佐藤紅緑、異母兄の詩 人・サトウハチローを始め、佐藤家 の人々の凄絶な生の姿を描いた大 河小説「血脈」の完成に対して、平 成 12 年第 48 回菊池寛賞を受けた。 江原啓之 ( えはら・ひろゆき ) スピリチュアル・カウンセラー 世界ヒーリング連盟会員。昭和 39 年東京に生まれる。幼少時から超 常現象にて、あい、成人後、修験道ほ かの修行を重ね、北沢八幡宮に奉 職平成元年にスヒ。リチュアリズ ム研究戸斤を設亟英国て学んだ、 学問としてのスヒ。リチュアリズム も取り入れ、カウンセリングを行 う。著書に「幸運を引きよせるス ピリチュアル・ブック」 ( 二笠書房 ) 「自分のための「霊学』のすすめ」 ート出版 ) などがある。 9 7 8 4 1 6 7 4 5 0 0 5 2 さ 18 5 I S B N 4 ー 1 6 ー 7 4 5 0 0 5 ー 4 C 0 1 9 5 \ ろ 8 1 E 定価 ( 本体 381 円 + 税 ) 佐藤愛子 江原啓之 文春文庫 文春文庫 さ 5 題字・村上豊 ・大久保明子 カノヾ 文春文庫 381 文春文庫

3. あの世の話 (文春文庫)

死後の世界を信じない人の背後霊は 佐藤そうすると、無神論者とか死後の世界を信じないとかっていう人の背後 霊はどうなっているんですか ? 江原死後の世界を信じない方でも、背後霊たちの与えられた使命をいかに導 くかということでは成功している方たちもたくさんいらっしやると思います。 現実の生活の中で、お仕事だとか、暮らしの中で。 ただ、死後の世界を認められないということは、また後々に死後の世界にお いていろいろと不都合な点は出てくると思います。逆に言いますと、死後の世 界を知っている方でも、この現世においてはなかなか修行がままならない方も いらっしやるわけです。

4. あの世の話 (文春文庫)

それでも、一般の人の中ではひところよりは関心を持つ人が増えていますね。 なぜなのかしら。 江原今は、心の乱世だと思うんですね。ですから、そういった時代というの はやはり心霊現象だとか、精神世界のほうに随分目が向くようです。 佐藤なるほどね。心の乱世ね。これはあまりにも豊かで何の抵抗もない世の 中になったために、かえって頼りない気持ちになっているっていうことですね。 江原そうです。ですから、精神世界を重んじるようになっているということ だと思いますね。 佐藤さっきの話にもどりますけど、美しいところをずっと行った人の中には の向こうから帰れと言われて生き返ることがあるけれども、暗がりを行った 人は皆そのまんま、暗い死後の世界へ入って行く ? 江原その美しい世界に行った方たちというのも、ずっと美しい世界にいるわ けでもまたないんですけれどもね。とりあえずのお迎えの場所というだけのこ

5. あの世の話 (文春文庫)

地獄と極楽 話 江原ええ。で、実際には心霊研究をしておりまして言えることは、死後、よ 事 大 く一般的に四十九日までこの世界にいるなんて言いますよね。 それを細かく分けますと、私たちの心霊科学の世界では、いわゆるこの現世 坊と、亡くなったばかりのときにいる世界を、もっと細かく幽現界という言い方 んをするんです。 章幽界と現界の間である、幽現界というのがいわゆる四十九日までいられると 2 いう世界ですね。その次にくるのが幽界。そして、霊界というところ。 とに過ぎないんです。 佐藤ああ、そうですわね。あくまで道中の話ですわね。

6. あの世の話 (文春文庫)

佐藤その幽現界というのは、さっきの臨死体験のときの世界ですか ? 江原しし 、え。それは超えて幽界の入り口まで行っているということになると 思います。 その幽界も段階の世界ですから、いわゆる差別界なんですけれども、下層部、 中層部、上層部というようなことで分かれていくそうなんです。 さんず その入り口というのがいわゆる三途の川があるような美しいところもあれば、 そのまま暗やみのところというように、これは人それぞれ違うそうなんです。 そこから暗やみに行ってしまった人は、それからずっと暗やみの世界のほう へ続いていくらしいんです。明るい美しい景色のところへ行った方というのは そこからまた分けられていくのです。しかし、それほどそこが極楽ではないと いうことです。 佐藤極楽というのは霊界のことですか ? 江原そうです。私たちが言う極楽というのは霊界のことです。

7. あの世の話 (文春文庫)

うんです。一方、美しいほうの世界に行った人たちはこれほど心地よいところ は↓ないと ) 。 ですから、死というものは怖くないというような考えになってますけれども、 実際には、その方自身の行くところがすべて違うということも一一一一口えるんです。 っ亠まり、 ~ 行ノところが一逞 , っとい , っことはど , つい , っことかと一 = ロ , っと、いわゆる その人の心境いかんであるということが、皆さんにはまだわかっていない部分 なんですね。 る佐藤その人の心境っていうのは、生き方ですか。 遅江原そうです。宗教的な言い方になってしまうかもしれませんけれども、そ で の方自身の生き方というのが死後の世界に大きく影響するということです。 ん佐藤日本人が神仏を信じなくなって、死んだら無になると、私なんかでもか 章っては思っていたんですけどね。で、今でも知識階級の人は死後の世界を信じ 四ない人が多いんじゃないかしら。

8. あの世の話 (文春文庫)

江原ええ、シッティングと言いまして、要するに、その人自身が坐ってイエ スかノーかだけで答えていって、霊媒がその人にかかわる死後の世界のことを たくさん出していきます。 身内のお名前だとか、そしてその人がどういう生き方をして何を言っている かとか、そういったことをどんどん言ってきます。それによって死後の世界を 証明するんだと。以上のことはヨーロツ。ハで一番多いですね。 の 向こうの霊能者たちは、相談みたいなことは占い師のところへ行けとみんな 合 言うんですね。そんなものを知りたければ占い師のところに行きなさい、タロ 出 いと。自分たちは死後の世界を証明するんだと。 ですから、デモンストレーションという形をとってますね。 変 佐藤イギリスなんかに比べると、日本の死後に対する関心というのは非常に 大 章 薄いですね。 江原低いですね。五十年はおくれていると言われます。非常に低いです。特

9. あの世の話 (文春文庫)

で、そういう話を聞くと、みんな、それと死後の世界というのと同じだと思 いましてね、そんなに気持ちのいいところなら、死んでも怖くないわとか、死 ぬのがひところは布いと思ってたけれども、もう、そういう気持ちがなくなっ たわとか言っている人がいるんだけれども、私はもしかしたら、その気持ちの しい美しいところは道中に過ぎない。扉の向こう側つまり死後の世界と道中と は違うんじゃないかっていうふうに思うんですよ。それは今、ちょっとごっち やにして安心している人が多いんじゃないか、どうなんでしようか ? 江原臨死体験の場合には、大体花が咲き乱れて美しい景色の中で天女がいて 川があって、その向こうで人が待っているというような体験をする人と、あと、 もう一つありましてね。 もう一つのほうは真っ暗やみの世界で、とにかく暗やみばかりが続く筒のよ うな中に入っていると、そういう方と二種類に分かれるんですね。 その暗やみの中に行った人はこのような恐ろしいところは行きたくないと言

10. あの世の話 (文春文庫)

れるんだそうです。つらいつらい修行に出るんだということで涙ながらに出る。 佐藤この世に来る、生まれるということは、めでたくないんですね。 江原そうです。こちらの現世の人たちは赤ちゃんができるということで大い に喜んでいるんですが、全く反対なんです。死ぬときも臨終でこちらはわんわ んと泣いて悲しんでいても、向こうから迎えに来る人たちは非常ににこやかに よく帰ってきたというふうに迎えるんだそうです。 話 霊界の人たちに言わせれば、こちらのほうが死後の世界だそうです。向こう 事 るのほうが生の世界だということを言っています。 す 遅 で で ん 死 章