東芝 - みる会図書館


検索対象: おばあさんの暮らしの実験室
26件見つかりました。

1. おばあさんの暮らしの実験室

: O< 機器買い物ツア 一九九五 ( 平成七 ) 年の時点では、一応うちの 0< 機器に満足していました。一九九六 ( 平成八 ) 年十一月一日、忘れもしません。秋葉原で東芝の自動翻訳支援機を触ってから、 うちのワープロが非常にみじめに見えだしました。八年前のシャープと今の東芝を比べる のはフェアでないかもしれませんし、今のシャープはもっと高性能かもしれません。でも、 秋葉原の東芝のショールームに並んでいたルポをちょっと触っただけで、私はもうソワソ ワして落ち着かなくなりました。 八年前のシャープは、ノソノソしていますし、液品が疲れてきていて読みにくくなって います。ディスプレイの大きさも不十分でトショリには不向きです。そこで、新しいワー プロを買おうとヨドバシカメラに行きました。息子や嫁にもいろいろ聞いてみましたが埒 が明かず、自分で調べて買うほかにないと思い二回通いました。結局、ルポ 510 がもっ ともシンプルでしたので購入しました。 ワープロを買う前に、 ハソコンにしよ、つかとも老プ、んました。しかし、パソコンを買って も文字を打つ以外にあまり使わないのでは、と思いました。パ ソコンを自宅に持っている 1 3 8

2. おばあさんの暮らしの実験室

( 昭和六十一 ) 年です。一緒に Z e のパッセというコードレス電話も、八万三千円で買 いました。これがあっという間にどんどん値下がりし、何より悪いのは故障だらけのもの でした。でも、サービスは満点。すぐに二人組がやってきて修理して、「まあ様子を見て くださいと帰って行きます。コ 1 ドレスは、先方さまがいくら電話してもうちのベルが 鳴らない、お話中の信号ではなく、受話器で聞くべルはちゃんと鳴っているらしいのです。 あちこちにご迷惑をかけるので、一九九五 ( 平成七 ) 年になって東芝のを買いました。フ アックスのほうは、ある日脳卒中のごとく動かなくなり、修理費は十七万円といわれてび つくり仰天、東芝の新製品、まで送れる便利なものを六万円で買いました。の ものは、町の電器屋さんより価格が高いのですが、故障のときのサ 1 ビスが迅速で、それ にいい人がきてくれます。しかし、本当はサ 1 ビスマンなんかこなくてもよい機械のほう が、私は気に入っています。 カラーテレビは、出始めのころアメリカに住んでいたので、一九七〇年に帰国してすぐ 買いました。七百ワットの電力を必要として、夏にはスト 1 プのごとく暖かでした。間も なく、熱に耐えかねて涼しいテレビにしました。日立、ナショナル、東芝と買い替えるた びに小型になり、音声多重やつきと便利になります。値段もグングン安くなりました。

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: : 除湿機でダニ退治 ダニ退治をするには、温度を五十度以上に、湿度を五十五パ 1 セント以下にすれば多く のダニは死んでしまいます。ダニは飼育が難しく、大発生をするわりには温度と湿度、こ とに飼料の含水量が難しく、血統の正しいダニ飼育は専門家でも苦労が絶えません。一方、 退治のほうは簡単です。ダニの死体やふんが粉末状となり、それがぜんそくの原因となる のですが、問題は、この原因物質を除去する方法なのです。これが除去できないとしても、 何はともあれダニそのものの数を減らせば、死体もふんも少なくなるという発想で、黒い 布をかけてふとんを干したり、ふとんを水で洗ってみたり、この除湿機の使用もダニ退治 が目的でやってみました。 三十年ほど前に、クーラーを買うより手つ取り早い除湿機で、蒸し暑さをしのいだこと がありましたが、 あの時代の除湿機は大きな音もしましたし、気温の上昇も大きく、あま りよいものとは思いませんでした。値段も四万円くらいしたと思います。 今回は、東芝を選びました。二台買って八万円でおつりが少々きました。 東芝を選んだのは、形が他のメ 1 カーのものよりほんの少々小型であったことです。同じ

4. おばあさんの暮らしの実験室

てみて試したところ、ものの役に立たないものでした。それがなんで今さら通販で出てく るのでしよう。普及すれば、消費者センターなども問題にするでしようが、商売というの は社会生活に意義のあるものでなくてはならないのにと情けなくなりました。 : わが家の洗濯機選び 平成の大修理ということで、わが家は一九九二 ( 平成四 ) 年にちょっとした増改築をし ました。浴室・トイレ・洗濯場・物入れの合計三坪を新しくしました。その折、十五年使 って、あちこち具合の悪くなった洗濯機 ( の攪拌式 ) をどうするかが問題となりまし た。修理をすればまだ十分使えるけれど、先々また修理をしなくてはなりません。この先、 だんだん年をとるのに、修理、修理では気が休まりません。そこで、ではこの際あまり気 は進まないけれど「国産のよいのを一つ買うとしましよう」と決心しました。 そして、ナショナル、東芝、サンヨー シャープ、二光お茶の間ショッピングまで調べ に調べて、「日立と三菱なら買ってもいいわーということになりました。そして、この二 つを検討した結果、三菱の六キログラム洗える型を買うことに決めました。 1 0 3

5. おばあさんの暮らしの実験室

子力関係は理解があるのですが、他の場所ではトラブルを避けるため、スイッチを入れる ときにはいろいろ気をつかいます。 ドイツではガイガーカウンターは三万円で買えますが、日本では大量生産ではないので 十五万円くらいします。原子力の研究者がポケットへ入れているサイズの小さいものも数 万円するそうです。欧米では鉱物のコレクションをする人は持っているので、ロックとミ ネラルを売る店で売っています。ちなみに、ウラニウム鉱石は、アメリカではどこにでも 売っています。そして、日本へ持ち込むのも自由、うちにはゴロゴロ転がっていますが、 ポケットに入れて持ち歩いても人体に害はないといいます。 ー T- ジャー炊飯器 わが家のご飯を炊くための道具を数えてみたら、文化なべ大、小、圧力なべ、ホウロウ なべ、それにガス炊飯器、電気炊飯器は三菱・東芝・ナショナル・象印・日立、それも大 小さまざま、よくぞまあと思うほど炊飯器があります。 これらでご飯を炊きながらいつも思い出すのは、大阪へ行ったとき、元気あふれる三十

6. おばあさんの暮らしの実験室

限ります。 掃除機というのは、株と同じように相場があって変動しているもの、安売り店で一流 メーカーのポット型のものを買えば間違いありません。うちに今あるのは、東芝、サン 、三菱、ナショナル、いずれも一万五千円から八千円。もちろん、紙袋処理、袋に殺 虫剤をつけたものなど必要ありません。ダニは吸い込まれた瞬間につぶれてしまいます。 さて、じゅうたんの手入れも時代と共に、というより掃除機の性能によってかわってき ました。ます、掃除機をかけるだけで十分きれいになります。部分的に粘着テープをころ がすのもきれいになります。何かこばしたときは洗剤拭き、水拭きで対処できます。かっ ては、電気掃除機と手動掃除機を併用しましたがそれは電気掃除機の働きが情けなかった からで、一万円台でこんなに使いやすくなると手動掃除機は出番がなくなります。 うちのじゅうたんは、三年に一度は水洗いをしてもらうためにプロに頼んでいました。 今は、大もいなくなりましたし、掃除機と粘着テープだけですませています。

7. おばあさんの暮らしの実験室

人はみんな知っていたんだ。私だけが知らなかった : 四十年前の加来先生が「そんなバカな」とおっしやったのは本当だったのです。語学と いうのは、やってもやっても一生かけても出来ないもの、それでも、ひたすらやるしか方 法がないもの。私は、自分がコンピュータより少しだけましなことがわかりました。 あの機械を見限って半年、ー V700 は十六万円に値下がっていました。あの機械 は、きっと何人もの技術屋さんが、あれこれと苦労してあそこまで出来たのでしよう。百 八十六万語という単語は、確実にあの機械に入っているはすです。私は、あれを設計した 技術屋さんのお母さんみたいな気分になり、とても切ない思いがしました。 業務用に使うのは、シャープで作っていて二千万円くらいすると聞きました。これだっ て、正確に数字が早く出るので参考のために併用し、やはり翻訳は人手に頼るのがもっと もよいということでした。「家庭用にはいつごろ発売ですか」と聞いたら「うちは、こわ くて発売なんて考えていません」ということでした。不完全なものでも、ここまでやって 発売した東芝に感謝しています。多分、また四十年くらい先には、私よりましなコン ピュータが出来ることでしよう。いや、もう少し早いかもしれません。 1 3 7

8. おばあさんの暮らしの実験室

一週間もたたないうちに修理完了、七千円で元通り元気なタイプライターとなりました。 帰りは宅配便に頼み、これでやっと一生もののタイプライタ 1 はうちへ戻ってきました。 すでに骨とう品化した一九五〇 ( 昭和二十五 ) 年ころのタイプライターは、こうして多分、 次の世紀になっても活躍するでしよう。 : 自動翻訳支援機 今を去る四十年前、熊本に住んで , ハ歳と三歳の子育てをしていた時代、英文和訳と独文 和訳にうつつを抜かし、体重は四十五キログラムを下回り、苦しくも楽しい三年間を過ご しました。そのとき、アメリカでロシア語を英語に変換する機械が出来たという情報を小 耳にはさみました。急にうれしくなって、教授の加来道隆先生に「かくかく、しかじか」 と申し上げたら、先生にわかに立ち上がって、「そんなバカな、そんなことがあってたま るか」とおっしゃいました。 それが十年ほど前から、英文を和文にする機械が出来た。新聞社や商社は使っていると いう話を聞きました。そして、一九九五 ( 平成七 ) 年十一月一日に東芝が「家庭用の英文 1 3 4

9. おばあさんの暮らしの実験室

に空きました。 引っ越しは、目と鼻の先どころか、右目から左目へ移るようなものでしたが、片方が三 階、もう一方が二階で、引っ越し料金五万円、それでも無事終了。ただ、移った先は冷暖 房と冷蔵庫はついていません。広々とした浴室、べランダには前の住人が置いていった洗 濯機もついていますし、何もかも好条件、物入れも壁面もたつぶり、大きな絵も掛け軸も かけられます。 暖房は、電気やガスのストープで十分ですが、困ったのは冷房です。本格的なクーラー をつけるほど利用はしていません。年に何回か、自宅で打ち合わせが出来ないときに使う だけですので、東芝除湿冷風機というのを買いました。三万九千九百円也、附属のダクト 五千円、なんだかんだで四万五千円ほどで、六畳ひと間、数人がぎっしり座って結構冷え ました。この六畳は、天井も高く広さもたつぶり、続くダイニングキッチンも書庫として 満足しています。 冷蔵庫は、小型で三万円も出せばと軽く考えたのが間違いのもとでした。寝室で使用す ることが多いため、モーターの音が極力静かな小型冷蔵庫にする必要があり、普通の冷蔵 庫より価格が高くなります。昔は台湾製で結構いいのがあったのに、ということで諦めま

10. おばあさんの暮らしの実験室

てますいわけではありません。これは困ったというのが第一印象でした。実は、圧力なべ で炊いたご飯を私は昔から好きではありません。その圧力なべのご飯と似ていました。 そこで、炊き分けキ 1 を使って、同じ水加減で、軟らかめを炊き、硬めも炊きました。 そうしたら、同じ水加減でちゃんと、軟らかに、硬めにと炊き分けてくれました。見事に 硬軟を炊き分けるのですが、この硬めには、しんがあるというのかなんかおかしいし、軟 らかめはいよいよねばりが強くなっています。 今度は、キーは普通にして、水加減で硬軟を炊き分けたら、このほうがずっと素直なご 飯が炊けました。でもどうもピカピカ光るのが気になり、なんだか不自然で、瑞穂の国の ご飯ではありません。 少したってから、東芝からも小型が出ましたし、サンヨーは一・一気圧という高圧をセー ルスポイントにしたものを発売しました。では、うちの *--= も高圧であったのかと、松下 電器のヒ 1 プ ( ※ ) に電話をしましたら、折り返し兵庫県の炊飯器事業部の、いかにも誠実 そうな技術屋さんから電話があり、心配していた圧力は一気圧であることがわかりました。 また、液晶表一小の液品の寿命は相当に長く、数年で消えてしまう心配もないとのことです。 松下電器が一生懸命設計し、販売している炊飯器にケチをつけるのはとても心が痛みま