資料篇数字で見る高齢化ワンダーランド ? ・総人口に占める高齢者の割合は ? 2015 年の日本の総人口は 1 億 2 , 687 万人。そのうち 65 歳以上の高齢者人口は 3 , 384 万人で、総人口に占める 割合は 267 % 。 高齢者人口及び割合の推移 ( 昭和 25 年 ~ 平成 27 年 ) ( 万人 ) 3 , 500 3 , 000 2 , 500 2 , 000 1 , 500 1 , 000 500 昭和 ・ - ・・ - ・ - 高齢者人口の割合 ( 右目盛 ) 平成 5 25 30 35 40 45 50 55 60 2 7 12 17 22 ( 注 ) 1 昭和 25 年 ~ 平成 22 年は「国勢調査」、平成 26 年及び 27 年は「人口推計」。 2 平成 26 年及び 27 年は 9 月 15 日現在、その他の年は 10 月 1 日現在。 3 国勢調査による人口及び割合は、年齢不詳をあん分した結果。 4 昭和 45 年までは沖縄県を含まない。 平成 27 年 9 月 20 日「統計からみた我が国の高齢者 ( 65 歳以上 ) 」 ( 総務省統計局 ) 159

6 章 資料篇数字で見る高齢化ワンダ ーランド ? ・ 9 , 000 万人を割り込む総人口 我が国の総人口は、 2048 年には 1 億人を割って 9 , 913 万人となり、 2060 年にはさらに減少して、 8 , 674 万人 将来推計人口でみる 50 年後の日本 になると推計されている。 総人口 ( 千人 ) 実績値← 140 , 000 128 , 057 120 , 000 100 , 000 80 , 000 60 , 000 40 , 000 20 , 000 0 →推計値 126 , 597 2010 2015 124 , 100 2020 2030 107 , 276 2040 資料 : 2010 年は総務省「国勢調査」、 2015 年以降は国立社会保障・人口問 題研究所「日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ) 」の出生中位・ 死亡中位仮定による推計結果 ( 注 ) 2010 年の総数は年齢不詳を含む。 平成 25 年版高齢社会白書全体版 ( 内閣府 ) より作成 167

資料篇数字で見る高齢化ワンダーランド ? 6 章 ・ 1 人の老人をわすか 1 . 3 人の現役世代が支える社会 一方で高齢者人口は増え続け、 2042 年に 3 , 878 万人 でヒ。ークを迎えるが、その後は減少に転しそう。 高齢化率は上昇を続け、 2035 年には国民の約 3 人に 1 人、 2060 年には 2.5 人に 1 人が 65 歳以上の高齢者となる。 高齢世代人口の比率 ( 万人 ) 14 , 000 12 , 000 10 , 000 8 , 000 6 , 000 4 , 000 2 , 000 0 11.2 10.8 8. 7. 人口で支える場合 65 歳以上人口を 15 ~ 64 歳 実績値 5.8 ー 3.3 33 4.8 1950 1955 1 0 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 75 歳以上〔コ 65 ~ 74 歳 資料 : 2010 年までは総務省「国勢調査」、 2012 年は総務省「人口推計」 ( 平成 24 年 10 月 1 日現在 ) 、 2015 年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の 将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ) 」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果。 169

により死亡数は増加、死亡率 ( 人口 1 , OOO 人当たりの死 亡数 ) は上昇を続け、 2060 年には、 17.7 になると推計 されている。 ( 人口千対 ) 20 17.7 1 , 642 1 , 669 1 , 656 16.9 1 ヨ。圓。Ⅲ 6.0 5 2045 2055 一死亡率 ー出生率 資料 : 2006 年、 2010 年は人口動態統計による出生数及び死亡数 ( いすれ も日本人 ) 。 2015 年以降は「日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月 推計 ) 」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果 ( 日本における外 国人を含む ) 14.8 712 612 557 512 482 6.4 2035 6.2 2040 5 2060 ( 年 ) 5 2050 5 170

イス ( 2013 年 ) 、オーストラリア ( 2011 ~ 2013 年 ) 。男性よ りも女性の方が長生きなのは各国共通で、男女差の大きい国 はロシアの 11.17 年 ( 2013 年 ) を筆頭に、ウクライナ 9.91 年 ( 2012 年 ) 、アルゼンチン 7.50 年 (2006 ~ 2010 年 ) 、 韓国 6.60 年 ( 2013 年 ) 、日本 6.33 歳などとなっている。 国名 ( 作成基礎期間 ) タイ ( 2013 ☆ ) トルコ ( 2013 ) オーストリア ( 2014 ☆ ) ベルギー ( 2013 ☆ ) チェコ ( 2014 ☆ ) デンマーク ( 2013-2014 ☆ ) フィンランド ( 2014 つ フランス ( 2014 ☆ ) ドイツ ( 2010-2012 ☆ ) ギリシャ ( 2012 ) アイスランド ( 2013 ☆ ) イタリア ( 2013 つ オランダ ( 2014 ☆ ) ノルウェー ( 2014 ☆ ) ポーランド ( 2014 つ ロシア ( 2013 ☆ ) スペイン ( 2013 ☆ ) スウェーデン ( 2014 つ スイス ( 2013 ☆ ) ウクライナ ( 2012 ) イギリス ( 2011-2013 ☆ ) オーストラリア ( 2011-2013 つ ニュージーランド ( 2012-2014 ☆ ) ヨーロッノヾ オセアニア 80.1 79.6 男 71 .7 73.7 78.91 77.9 75.78 78.5 78.2 79.2 77.72 77.92 80.8 79.81 79.9 80.03 73.8 65.13 79.97 80.35 80.5 66.11 79.15 女 78.1 79.4 84.3 83.3 83.74 82.9 81.69 82.7 83.9 85.4 82.80 82.97 83.7 84.62 83.3 84.10 81 .6 76.30 85.60 84.05 84.8 76.02 82.92 ( 単位 : 年 ) 人口 ( 参考 ) 万人 ) 6 , 791 7 , 615 848 1 , 116 1 , 051 561 544 6 , 379 8 , 065 1 , 103 32 6 , 023 1 , 680 508 3 , 851 14 , 351 4 , 662 960 804 4 , 555 6 , 390 2 , 313 447 参考 : 香港 ( HongKong ) の平均寿命は 2014 年 * で、男が 81 .17 年、女が 8675 年である。 ( 人口 719 万人 ) 資料 : UN 「 Demographic Yearb00k 2013 」 ただし、 * 印は平均寿命が当該政府の資料によるものである。 ( 注 ) 人口は年央推計人口で、 2013 年の値である ( アメリカ合衆国、インド、 カタール及びタイは 2012 年。バンクラデシュは 2011 年 ) 。たたし、日本 は平成 26 年 IO 月 1 日現在日本人人口 ( 総務省統計局「人口推計」 ) である。 164

資料篇数字で見る高齢化ワンダーランド ? ・日本の高齢者人口は世界的に見ると ? 主要国のなかで高齢者の総人口に占める割合を比較する と、日本 ( 267 % ) が最も高く、次いでイタリア ( 22.4 % ) 、 ドイツ ( 21 .2 % ) などとなっている。 高齢者人口の割合の国際比較 ( 平成 27 40 36.1 35 30 26.7 25 20 日本 163 ~ 52 年 ) 26.0 イタリア 31.3 21.2 ドイツ フランス

資料篇数字で見る高齢化ワンダーランド ? ・子どもの人口は現在の半分以下に 出生数は減少を続け 2060 年には 48 万人へ。この減少 により、年少人口 14 歳 ) は 791 万人と、現在の 半分以下になると推計されている。一方、高齢人口の増大 出生数及び死亡数の将来推計 ( 千人 ) 実績値← →推計値 2 , 000 1 , 610 1 , 537 1 , 500 1 , 435 1 , 311 13 お , 093 1 , 000 , 07t 11 お 4 836 780 9.5 749 8.6 500 87 0 0 7.5 2010 2015 2025 ロ 出生数 死亡数 0 2020 2030

資料篇 どうなる未来の日本々 ・ 9000 万人を割り込む総人口・ ・ 1 人の老人をわすか 1 ・ 3 人の現役世代が支える社会 = ・子どもの人口は現在の半分以下に ・平均寿命年時代へ・ 監修の言葉・ 172 170 168 166 174

章 第 資料篇 数字で見る高齢化ワンダーランド ? それゆけ、超高齢化社会ー ・総人口に占める高齢者の割合は ? ・高齢者のいる世帯は鬨 % , ・日本の高齢者人口は世界的に見ると ? ・高齢化社会は日本だけじゃなかった ! 164 162 160 158

さらに 65 歳以上の高齢人口と 15 ~ 64 歳人口の比率 をみてみると、 2 01 2 年には高齢者 1 人に対して現役世 代 ( 1 5 ~ 64 歳の者 ) 2.6 人たったのに対し、 2060 年 には、 1 人の高齢者に対して 1 . 3 人という比率になる。 →推計値 ( 人 ) 14 2010 2012 2015 2020 2025 2030 2035 2040 2045 2050 2055 2060 ( 年 ) 15 ~ 64 歳 ~ 14 歳 ( 注 ) 1950 年 ~ 2010 年の総数は年齢不詳を含む。高齢化率の算出には分母 から年齢不詳を除いている。 平成 25 年版高齢社会白書全体版 ( 内閣府 ) 168