開き直り篇金はないけどなんとかなるさ ? 相談窓口は、県や市の福祉担当部署や社会福祉協議会、 Zp-fO などに設置される。厚生労 働省のホ 1 ムペ 1 ジでこの制度の内容と自立相談支援機関窓口が紹介されている ( わかりに くいけど ) 。 *-a は http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000073432.html また、 2016 年に「高齢者向け給付金 ( 年金生活者等支援臨時福祉給付金 ) ーを支給す ることになった。低所得の高齢者 1 人当たり 3 万円だっていうんだから大きいよね。 こういった公的な費用補助や貸付制度をチェックするためにも、ぜひお住まいの市町村に ある役所や地域包括支援センター、社会福祉協議会、福祉事務所の人とは仲良くしておこう。 こ乗ってくれる。 介護サービスやボランティア活動なども含めて、幅広い相談ー その他、本当にお金に困った人のための相談度窓口はたくさんある。 ・いのちと暮らしの相談ナピ お金の悩みなど、さまざまな困りごとの相談窓口を紹介してくれるインタ 1 ネット上の 合検索サイト。多種多様な支援策の中から、ニーズに合ったものを探し出すことができる

開き直り篇金はないけどなんとかなるさ ? 生活困窮者自立支援制度による支援内容 ◆自立相談支援事業 あなただけの支援プランを作ります。 149 る、就労訓練事業 ( いわゆる「中間的就労」 ) もあります。 ムに基づき、一般就労に向けた支援を中・長期的に実施す 合った作業機会を提供しながら、個別の就労支援プログラ 直ちに一般就労することか難しい方のために、その方に 柔軟な働き方による就労の場の提供。 ◆就労訓練事業 ※一定の資産収入に関する要件を満たしている方か対象です。 機会の提供を行います。 に向けた基礎能力を養いながら就労に向けた支援や就労 に 6 カ月から 1 年の間、プログラムにそって、一般就労 ションがうまくとれない」など、直ちに就労が困難な方 「社会との関わりに不安がある」、「他の人とコミュニケー 社会、就労への第一歩。 ◆就労準備支援事業 援を行います。 な支援プランを作成し、寄り添いながら自立に向けた支 どのような支援が必要かを相談者と一緒に考え、具体的 の相談窓口にご相談くたさい。支援員が相談を受けて、 生活に困りことや不安を抱えている場合は、ますは地域

じゃ、もしかして在宅介護 ? そんなの : : : どうすりゃあいいの ? そんな話が明日降りかかってくるかもしれない。そう、恋と介護は突然やってくるのだ。 倒れたオヤジ ( 歳以上ね ) の退院は一カ月後。そこからは自宅で家族が介護しなきゃい けない。介護保険を利用してサービスを受けたいけど、 いったいどうすればいいんだろう ? そんなとき最初にしなきゃならないのが、最寄りの地域包括支援センターに相談すること だ。住んでいる市町村には必ずあるので、ネットで検索してもいいし、病院に相談すればす ぐ連絡してくれる。 そこは高齢者介護をめぐるいろいろな相談に乗ってくれる行政が指定している機関。つま りは介護相談のプロフェッショナルだ。人のよさそうな担当者が来てくれて相談に乗ってく 境れ、まずは介護保険によるサ 1 ビスを利用するための「要介護認定の申請」をしてくれる すると、しばらくして市区町村等の「認定調査員」が来て、要介護者の心や体の状態につ いてあれこれ聞き、どのくらいの介護が必要なのか調査をする。面接みたいなもんだね。 その調査結果や医師の意見なんかも参考にして要介護度の判定が行われ、だいたい半月か ら 1 カ月後にその結果が出る。そして、その認定された介護度に従って介護サービスが開始

URL http: 、、 /lifelink ・ db.org/、 common/ ・ Z Q- 0 法人ほっとポット 家がない、お金がないなど、生活に困っている人の生活相談を随時無料で受け付けている。 谷 0 4 8 ・〔 / 9 っ 0 ・〔 01 0 メ 1 ルアドレス hotpot-csw-iwatuki@river.ocn.ne.jp ・生活保護利用者支援ネットワーク 生活保護のことで相談したいときは、以下の各地の相談窓口へ。 谷 0 4 8 ・ 8 ・一 5 0 4 0 首都圏生活保護支援法律家ネットワーク 谷 0 2 ワ 0 ・ 7 ワ 01 ・ 7 011 東北生活保護利用支援ネットワーク 谷 0 〔 0 2 ・ 011 ・ 2 9 。 0 東海生活保護利用支援ネットワーク 容 0 〔 0 4 っ 0 ・ 8 " 011 生活保護支援ネットワーク静岡 谷 0 〔 / 8 ・つ 0 「 / 1 ・一 0118 近畿生活保護支援法律家ネットワ 1 ク 152

本当に困ったらここに相談ー 誕生した第 2 のセーフティーネット 2015 年 4 月から生活困窮者自立支援制度がスタートしたのをご存じだろうか ? これは「最後のセーフティーネット」である生活保護を受ける前に、お金に困っている人 の自立を助ける「第 2 のセーフティーネット」なんて呼ばれている。 相談の窓口が全国に作られて「一人ひとりの状況に合わせた支援プランを作成し、ほかの 専門機関と連携して、解決に向けた支援を行います」と厚生労働省の資料にはある。 できたばかりで、まだありがたみは未知数だけど、自立に向けて家賃や住居を支給してく れたり、就労訓練をしてくれたりするらしいから、まだ働ける人は要チェック。 0 148

◆一時生活支援事業 住居のない方に衣食住を提供します。 住居をもたない方、またはネットカフェ等の不安定な住 居形態にある方に、一定期間、宿泊場所や衣食を提供し ます。退所後の生活に向けて、就労支援などの自立支援 も行います。 ※一定の資産収入に関する要件を満たしている方が対象です。 ◆住居確保給付金の支給 家賃相当額を支給します。 離職などにより住居を失った方、または失うおそれの高 い方には、就職に向けた活動をするなどを条件に、一定 期間、家賃相当額を支給します。生活の土台となる住居 を整えた上で、就職に向けた支援を行います。 ※一定の資産収入等に関する要件を満たしている方が対象です。 ◆家計相談支援事業 家計の立て直しをアドバイス。 家計状況の「見える化」と根本的な課題を把握し、相談者 が自ら家計を管理できるように、状況に応じた支援計画の 作成、相談支援、関係機関へのつなぎ、必要に応じて貸付 のあっせん等を行い、早期の生活再生を支援します。 ◆生活困窮世帯の子どもの学習支援 子どもの明るい未来をサポート。 子どもの学習支援をはじめ、日常的な生活習慣、仲間と出 会い活動ができる居場所づくり、進学に関する支援、高校 進学者の中退防止に関する支援等、子どもと保護者の双方 に必要な支援を行います。 「生活困窮者自立支援制度の紹介」 ( 厚生労働省 ) より 150

章 第 開き直り篇 金はないけどなんとかなるさ ? 1 生活保護っていくらもらえるの ? 2 正々堂々、生活保護を受けよう 3 ちゃんと知りたい生活保護の話・ 4 リ・ 1 スモ 1 ゲージは救いの神か ? 5 本当に困ったらここに相談ー 目躍進する長寿ハワー 148 144 140 136 132 154

んだけど、そりゃあまあ、死亡時 の保険金と同額が支払われるとい うんだから、よほど症状が重くな いと適用は難しい。 ただ、あまり知られていないの で、認知症の介護費用に悩む人は 話 トライしてみるのもいいかもしれ ない。保険会社に相談してみよう。 お の ちなみに「高度障害」と認めら 年 れれば、住宅ローンを組む時に入 介 る団体信用生命保険でも、ローン 残高と同じ額の保険金が支払われ て、住宅ローンが完済される。そ れも覚えておこう。 0 115

ここにも介護保険は効かない このほかにも、ひとつのサービスの中で、保険が適用される部分と適用されない部分があ る。頁の表はそれをまとめたものだ。 この表からわかる通り、例えば介護付き有料老人ホームで介護を受ける場合の居住費と食 費、おむつなどの排せつ関連用品の費用 ( 一部給付あり ) 、防水シーツなどの寝具・衣類の費用、 補聴器の費用、それに自己負担分の医療費と通院交通費、税金・社会保険料など、介護保険 る では賄えない部分の費用はかなりある。 て っ ショ】トスティのサービスを利用しても、食費と宿泊費は自己負担 ( 一部給付あり ) なのだ。 や 然 突 あるいは実際に高齢者からのこんな切実な相談も多いそうだ。すっと家にこもりがちなの で、とにかく旅行がしたい。そのためにはヘルバーなどの介添えが必要だ。介護保険で何と 恋 かならないだろ、つか ? 篇 介 気持ち的には旅行に行かせてあげたいが、残念ながら保険は適用されない。全額自己負担 するか、あるいはボランティアを探すしかない。

その後の介護をどうし 合 ていくかは、下の図の通場 り。「要支援 1 」「要支援護 2 」の場合は地域包括支宅 援センターが、「要介護 れ 1 」以上の場合は、都道流 府県知事などの指定を受でう ) ロ けた居宅介護支援事業者う舵札 使町 か引き継いで、そここ万 。戸をの市 属するケアマネージャー し ピ認 かいろいろと相談に乗っ サ介 てくれる。 険 保 介 認定調査員による 「訪問調査」が行われる ①一次判定コンピュータに よって行われる ②ニ次判定一次判定の結果を 認定審査会で審査する ケアプラン 0 要介護 ( 要支援 ) 認定の結果が、 本人に郵送で通知される ケアマネージャーに連絡するなどして、 サービス利用計画を立ててサービスを手配 ( 自分で行うことも可能 ) 「家で介護が必要になったとき』 ( 田中元 / はる出版 ) より 8