クレーン - みる会図書館


検索対象: 長年の大疑問 3
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1. 長年の大疑問 3

ビルの屋上にある建築クレーンは どうやって運び上げた ? ひところのような建築ラッシュが去ったとはいえ、市街地ではまだあちこちに見 かける高層ビルやマンションの工事現場。 柵で囲った敷地内に、危険防止のシートで囲った骨組みがあって、そのてつべん に、巨大なクレーンがのっている。 あれはいったいどうやって運び上げたのか、誰でも一度は疑問を抱いたことがあ るだろう。それに、完成後にまた下まで運ぶにはどうしているのか ? 分解したクレーンの部品を、一つ一つ人の手で運んでいくなどと手間のかかるこ とはするはずもないし、第一、地上にあったものが何階か建ち上がるごとにその上 にのっているのだから、そのたびに分解などしていられない。 じつはクレーンは自分で上がっていくのである。 ビル建設は鉄骨の骨組みから始められるが、何階建てであろうとたいてい三階分 ずつ組んでい クレーンの真ん中にはマストのような支柱があり、この支柱は伸縮するようにな

2. 長年の大疑問 3

广・なーイ′イ っている。三階分ができるとマストを伸ばしてそのてつべんに固定する。その後マ ストを縮めると、クレーン本体が上るというシステムである。こうやって何階まで でも自力ではい上がる。 くら分解してもあの大き さて下りるときは、今度は本当に分解される。ただ、い さだ。部品がエレベーターにのらないことが多い。そのときは解体用のひとまわり 小さいクレーンで大きいほうを下ろし、残った解体用クレーンのほうを分解して運 ぶ。 どんな大きなクレーンでも、この小さいもので代用してというのを何回かくり返 せば、後片付け完了というわけである。 頭の隅にこびりつく 身近な「 ? 」に決着つけよう