ティッシュべーバーは なせニ枚重ねなの ? 日本には昔からチリ紙とよばれた、薄くて柔らかい紙が存在した。それで鼻をか んだり、ポットントイレの隅に箱に入れて重ねて置いてあるのがふつうだった。そ れなりにランクがあって、ザラついたシワのあるものや、紙の梳き目の入った高級 化粧紙などがあったが、い まやチリ紙交換にその名を残すのみである。 かわって主役に躍り出たのがティッシュペー ー。はじめはアメリカで化粧落と し用に工夫されたものだったのだが、日本に入ってきて、化粧落とし用のみならず チリ紙の代用になってしまったのだ。 それどころか、お茶をこばしたといってはサッとテ 1 プルをふき、テレビを見て 悲しいシーンで涙を流してはハンカチがわりと大活躍、携帯用ポケットサイズも必 需品となった。 開発のきっかけが化粧落としだから、肌を傷めないよう柔らかさが求められたの だが、そのために薄くすると弱い。 そこで二枚重ねれば強度が生まれるはずだとい うのでいまの形態になり、ティッシュのスタイルとして定着した。
近ごろでは、もっと柔らかいベルべットタッチとか、湿気をもたせたしっとりタ イプなど、化粧用にはより高級品が登場するところまできている。 そしてティッシュの二枚重ねの影響か、トイレットペー ーまで二枚重ねが大売 れなのである。 ガスを燃やせば熱いはず。 ではガス冷房って何 ? ガスに火をつけて燃やせば、当然だが熱い。その熱で部屋を暖かくするのが暖房 である。 この理屈はたいへんわかりやすい。なのに近ごろ話題なのはガス冷房だ。ガスを 頭の隅にこびりつく
「うさん臭い」の匂いって ? ニシン なせ、生きのびるのに「亡命」と言うのか日本益ロ 語源 の子を「数の子」どいうのは ? など 倶楽部朝 不思議な言葉のルーツを徹底探究 / [ 知れば知るほど面白い すズどーしても 素朴な疑間回数券に期限があるなんて ~ ンだ / 自転車は歩道を走っちやダメては ? 浦 : 世間の筋の通らぬ話、ナゼなんだ 昇できない話探究会朝 創シ系′イ 成仏てきない浮遊霊、虐待を恨む動 庫日本の この世への未練か この世に未練を残す怨霊た 冬野次郎物霊・。 怨念か因縁か : 〔編著〕ちが引き起こす、恐怖の隆奇実話。 恐布怪談 今も古城に宿る怨念、歴史を超え呪 一 2 世界の 本当に起きた、 青木日出夫い続けるミイラ。世にも恐ろしい怪 ゾッとする話・ 〔編著〕奇ゾーンへあなたを引きすり込む : 怪奇夜話 ラーメンのことなら何てもわかる 醤油、味噌、塩。あっさり鶏なラに 元祖 ! 博学こだわり こってり豚骨・ : なんてあんなに旨い浦 倶楽部〔編〕 んた。ああ、ラーメンか食べたい / ・ 一フーメン本 ティッシュは、なぜ 2 枚重ねなの ? あらゆる・」に挑戦ー 素朴な疑間 山手線の起点ど終点ってどこの駅 ? 引 次々どわいてくる「 ? 」に再々挑戦 / 長年の大疑問【旦探究会朝 0
次々わきでる大疑間の数々を 土 6 、ん ' か」 片つばしから解決 ! それは、わが素朴な疑問探究会が『長年の大疑問【 2 】』を世に送りだして、しば らくしてからの緊急例会の日のことである。 「さて、この手紙の束をどうするかだ : 手紙の内容とは、「黒ビールは、そもそもなぜ黒い ? 」「ティッシュペー なぜ二枚重ねなの ? 」「なぜ 2 月だけ日数を少なくしたの ? 」など、本書の第 2 弾を 読んだ人たちからの、新たなる疑問の数々だったのだ。 「どうするって、ほっとくわけにもいかないでしよう。疑問に感じたら、とことん 調べるのがわが会のモットーだ」 「うん、現にこの手紙を読んだ時点で、われわれ自身も確かに『なぜだ ? 』と思っ てしまっただろう ? それに、これだけたくさんの疑問が集まるということは、ま だまだ『長年の大疑問』に頭を悩ます人がいるわけだ」 というわけで、さっそく調査し、結果をまとめたのがこの第 3 弾である。本書に よって、あなたの頭の中のモヤモヤがすっきり晴れれば幸いです。 素朴な疑問探究会
た経験をもっ女性が、実際に自分の体で確かめた印象にすぎないにしても、そんな にたくさんの国の男性と知り合える女って、どんな人だろうという疑問もわく。 ところが、ただの印象でなく、これを実証した研究が、実際にあるのだ。 ニューヨーク・コロンビア・プレスピテリアン医療センターがおこなった研究で ある。このセンターのフィッシュ博士が世界の男性の精子の数を比較しており、そ れによると、一番がアメリカ、続いてフランス、イギリスがベストスリーオ オーストラリア、香港、ギリシャ、プラジルが追い掛ける。残念ながら、わが日本 人男性はベストテン入りしていない。 この熱心な博士は、同じアメリカ人でも都市によって差があるかという調査もお こなっている。 それによるとニューヨーク、ロサンゼルス、ローズビルの三都市一二八三人の男 性の精液を分析した結果、ニューヨ 1 クの男性のものが、ほかの土地より一・三 5 八倍も精子の数が多かったという。 住んでいる土地によって精子の数に差が出るのなら、ニューヨーク赴任中の日本 人商社マンは、国内勤務の人より精液が濃くなるのか。ま、子づくりのとき以外、 精液が濃いからって、特別いいことがあるわけでもないだろうけれど。