消火器の使い方 第 1 の手順 メーカーによって操作は多少違いますが、原理は同じです。いずれにしろ、その使用方法を 確実に習得しておきましよう ( 消火器の本体に説明がついているのでよく読んでおくこと ) 。 安全装置をはずす ・メーカーによっておおよそ次のように違います。 ニ動作の消火器 ① 0 ホースをはすすと同時に安全装置 がはずれる 安全ビンを上に引き抜く 安全栓を引く 上下レバーを握ると同時に@マ ークがとんで放射する 0 安全ヒ。ンを引き抜く 安全ビンを抜く ホースを火元に向ける 第 2 の手順 安全ビンを抜く 2 0 上下レバーを握る 第 3 の手順 ノ、ンド丿レレノヾ ーを握ると同時に放 射する
驥い市 。いの正しい ガス ・ゴム管は、ゴム管さし込みのガ、イド ライン ( 赤線 ) まで入れ、安全バンド で止める。入れにくいときは水をつけ るとよい。 ゴム管は必すガス専用のものを使う。 散水用のホースなど絶対に使用しない ク 0 0 良用油 ・がス器具のホースは、いつも使用している と 2 年くらいでおとろえる。とくに油がかか ったり、熱を受ける台所では劣化が早い。ひ び割れに気づいたらすぐに取り替える。 ・使ったあとは、器・具栓はもちろん部屋の元 栓もしつかり閉める習慣をつける。 ・古いガ、ス器具は、不完全燃焼による事故を 起こしやすい。早目に取り替えるか、ガス会 社の営業所で点検・修理してもらう。 のの 0 の
瀾火の備え 火には水 ・風呂の残り湯 残り湯は捨てないで とっておきましよう。 ・洗濯機の水 常に水を入れて おきましよう。 ・散水用ホース 火災編 8 落着いてかぶせる。 スタオル、ふたなどを は、足ふきマット、バ 油鍋に火が入ったとき 長さがのぞましい。 りできるぐらいの 家の周りをひと回 0 これが鉄則。 ・ハケッ バケツは最低 2 個必要。 急場にバケツー杯の水は貴重です。 三角バケッ 三角バケツの水は数回にわかれて出て くるので効率よく水がかけられます。 れば威力あり。 できます。シーツはたっぷりぬらしてかけ 床面の火は毛布やふとんをかぶせても消火 ・毛市やシーツ
消火訓練にはすすんで参加しましよう 消火のコツ消火器の場合 火元をよく見定めて手前から掃くように ( 粉末のものは、 直接火元にかけないで、火面をおおう ) 。 火勢に応して噴射方向をコントロールする。 油なべが燃え上がったときは、燃えた油が飛び散らないよ うに、なべをつつむように放射する。 放射時間と放射距離をあらかしめよく知っておくように 消火器の説明書を読んだだけでは、いざというときにうま くいかないこともあるので、一度はテストしてからだで覚 えておきましよう。 ( ただし、たとえば粉末消火器は噴霧がたちこめ、風がなければ すぐには散らない。家のたてこんだところや自宅の庭で気軽にテ ストするというわけにはいかないので、消防署などに相談すると よい ) 消火器の置き場所と日頃の管理 ①いつも火を使っている場所のす ぐ近くに置く。 ②陽のあたらない所で、湿気の少 ない所に置く。 3 床上 1.5 メートル以下で、すぐ目 につく所、持ち出しやすい位置 か、よい。 0 震動で転倒、落下する心配のな い所に置く。 ⑤周囲は整理整とんしておく。 0 消火器の点検を。長年放置しておくと、 衝撃などで容器が変形したり傷から腐 蝕が進んだりして、いざというとき破 裂などの思わぬ事故を招きかねないの で、 5 年おきくらいの定期点検が大切。 点検は、「消防設備士」 ( 消防署に照会す れば教えてもらえる ) に頼む。 ※また、薬品は ( 泡消火器以外は ) 変質するわ けではないが、一応標示の期限でつめ替えればな お安全。その際、近隣で歩調を合わせて消火訓練 ができれば一石ニ鳥。訓練は、必す消防機関に連 絡や相談をして事前の準備をすること。 泡消火器 ①②・① ノズル ホ ス ①左手のおや指でノズルを押 さえホースをにぎる ②右手で消火器を手前に倒す ③底のとってを右手で持って さかさまにする 左手は持ったまま 0 0 ・消火器は、火災の種 類によって、色分け で表示されています。 ー白 油黄電青 般ラ 火ペ へ 火ペ 災ル 災ル 災ル 消粉 火 〇 〇 〇 器末 ④上下に 2 ~ 3 回よくふる 消強 中の液がよく混ざる 火化 〇 〇 〇 器液 ⑤左手のおや指をはなすと液 消泡 火 〇 〇 X が放出される 器
付けない。 ・ノヾノレコ ーは、いつも陽に照らされ、 風雨にさらされているので老朽化し やすい。手入れを忘れない。 ・幼児は身長の割合いに頭が重いので、 ちょっと身をのり出すと転落しやす い。防護柵は床から 1 . 1 メートル以 上あることが望ましい。 ・子供一人で、 2 階以上の窓をあけさ せない。また、窓から顔を出さない ようしつける。 子供の事故を防ごう 至′山、 ことを肝に銘しておきましよう。また、乳幼 安全管理の意識がなければなんともできない べき場合が多いのです。事故防止は、大人の 息させたなど、窒息事故は親の不注意という のちぶさなどで赤ちゃんを窒 ふとん、布、ビニール、母親 て、お湯の中に落ち込む恐れのない たとき折れたり、横すべりしたりし ・風呂のふたは、子供がその上にのっ か、一緒に入る。 ・風呂は、小さい子供はかならす大人 台となるようなものは置かない。 ・風呂おけや洗濯機の周囲には、踏み 《溺死》 ・二段べッドの上から落ちて頭を打っ て死亡した子供もある。また、普通 のべッドから落ちてけがをした、と いうケースも多い。べッドの周囲に は丈夫なさくを作って落ちないよう にしておこう。 《その他》 必要があります。 そういう場合に備えて応急救護を知っておく が生死をわけます。乳幼児のいる家庭では、 たときには、応急処置が適切であるかどうか 気道に詰め窒息することがあります。そうし 児は餅、硬貨、ボタン、豆などをのみこみ、 ないよう日頃よくしつけておく。 ・子供たちだけで、川や池などで遊ば を出すようにする。 ・井戸はふたを完全にしてポンプだけ ないようにしておく。 を張り、さらに、子供がもぐり込め ・深い防火用水槽などは、周囲に金網 すいのでコンクリートにする。 底が泥だと、浅くても足をとられや ちても大丈夫な程度にする。また、 ・家の池やプールの深さは、子供が落 れないようにしておく。 ・風呂場の戸に掛け金をして子供が入 大きく丈夫なものにする。