避難場所 - みる会図書館


検索対象: わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん
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1. わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん

準備しておきたい 非常持ち出し品 ・水やガスの供給ストップ、食料品や日用品の入手困難といった最悪の事態を考 えて、 2 ~ 3 日はしのげるものを備えておきましよう。 ・背中にすぐ背負えるリュックなどにまとめて入れておきましよう。 ・非常持ち出し用の荷物は、 1 ~ 2 個とし、取り出しやすいところにおいておき ましよう。 ・非常持ち出し品は、ときどき点検したり、期限の過ぎたようなものは取り替え ましよう。 毛弗・タオノし 0 ナイフ プインユー 0 見ま品 下曽 缶 t 刀リ 食料 防頭巾 才生帯ラジオ ロロ 員 \ ・し一 0 ま 上か、スコンロ などて、いったん離れなければ ・避難場所は必ず下検分を 避難場所まての途中には、不慣 ならないようなこともあるかも 知れません。そのようなときに れな地域や危険な場所もあるか は、どこに身を寄せるかなどの も知れません。必す一度は家族 配慮もしておきましよう。 そろって下検分しておきましよ う。また、避難場所への道は 2 ・子供の身元確認証を つ以上考えておきましよう。 住所、氏名、生年月日、血液型、 保護者名、落ち合う先などを記 ・最終的な避難場所 入したものを、子供の身につけ 自分の住んている地域が、壊滅 させておきましよう。 状態になったリ、衛生上の理由 0000

2. わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん

避難時の注意あれこれ ・出水時の避難は、長靴は水が入って かえって歩きにくい。履物は普段は きなれた革靴か運動靴がよい。水面 下には、危険なガラス破片やガレキ などが山積みになっているので踏み つけても足を保護できる丈夫な履物 を選びましよう。 ・道路に冠水しているときには、知ら ない場所や道には決して一人では入 ・避難は消防署や警察署の指示に従い、 家族そろって。老人や子供、病人な どのいる家庭は早目に避難の用意。 0 塀やがけの近くを通るときは離れて。 ・増水中なら、お互いの体をロープや ヒモなどでしつかりとしばって、両 端を体力のある大人がうけもつ。 ・道に沿って川や池がある場合には、 風に吹きとばされて落ちないように ・避難時の服装は、活動しやすいもの を。下には保温用に毛織物、上には レインコートなどがよいでしよう。 頭もヘルメットや防災ずきんで保護 し、なるべく派手な色で目につきや すいものにする。 0 先頭に立つ人は棒をツェにして、下 水やミゾなど深みにはまらないよう 足元に注意します。 ョ 0 台風編 5

3. わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん

住まいの地震対策 自分の住んでいる家のつくり具合いをよく知っておく ことが大切。そして、弱点となるところを補強・修繕し ておきます。家屋の弱い部分に絶えす手入れをしておけ ば、古い家でもかなりの抵抗力がっきます。 0 ・注意しなければならない建物 ①地盤の軟弱な場所に建っているもの②基礎工事の不完全 なもの 3 建物の老朽したもの④間取り、および形状が不 整形のもの⑨工事の粗雑なもの⑥開放的な構造のもの ②柱などの構造部材の細いもの①継手、仕ロの不完全なも の⑨屋根の重いもの 力があるが、最近のラスポード張りの壁面 ・耐震補強のポイント ①土台 ・・土台と土台の接合部は、ひうちを は、その力を弱めているといわれる。 ④接合部・・・・・木造家屋は、柱とはりの接合部 入れてゆがまないようにする。 ②柱・・・・ 1 階の柱は、必す土台に接合してい がゆれに弱いので、金物を使って補強して て、強固に連結されていること。 2 階建の あることがのぞましい。 土台と柱の仕ロは箱金物でしつかりとめる。 場合、すみ柱や主要な柱は通し柱であるこ ⑤屋根 ・・日本瓦は重いので、それに合った と。はりやけたの部分で上と下が別々にな くたはしら 家屋の骨組みになっているかどうか。 っている柱 ( 管柱という ) は、上下を金物 以上のような耐震構造の面から見て、手ぬき や添え柱でつなぎとめる。 ③壁・・・・・・壁は、 や手落ち、弱点があれば、、、ひうち〃、、筋かい " 単位面積当たりの長さが、屋 はうつえ 、、方杖〃を入れたり、柱をボルトでしめたり 根の構造や、平屋建か 2 階建かなどできめ して手入れをする必要があります。 その壁には地震に対する抵抗 られている。 ・みんなで話し合おう ・家族との連絡方法 自宅からの避難場所たけてなく、 いざというとき冷静に行動てき るよう、家族全員て、火元の管 通勤・通学途中の一時的な避難 場所、身を寄せる知リ合いの家 理、幼児や老人の避難、避難時 など、また、その後の連絡方法 の非常持ち出し品や各自の身仕 度などを確認しておきましよう。 を家族間て決めておきましよう。 また、近所同士とも話し合い、 街ぐるみの対策もたてておきま しよう。そうした話し合いから、 街ぐるみの防災組織が結成され ていきます。 の が災ラ わ防プ 地震編 6

4. わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん

三角バケツの特徴ー ・三角バケツは内部に間仕切りがして あり、一定量の水を 5 ~ 6 回に分け て出せるようになっています。 ・三角型なので、スペースをとらすに 部屋のすみに置けますし、ひっくり 返しても中の水は一度にこは、れるこ とはありません。 ・水を 3 ~ 4 日ごとにかえれば飲み水 にも使えます。 ☆三角バケツを上手に使うコツ☆ ①キャップ ( ふた ) をはすし 0 0 ② 下から上へ こ向けて ③押し出すように投水する 三角バケツは 5 ~ 6 回に分けてかけること ができますが、一回目は反動があるので、や 2 回目からは上の方へ向け バケツを一度腰まで引いて 水のかけ方は、 てかけます。 や下の方に向け、 がコツ。何回か練習しておきましよう。 から、反動で前へ押し出す気持ちでかけるの バケツの水の使い方一 ①床面が燃えているときは、火の中心 からかけ始め、だんだんとまわりに かける。水はまとめてドッとかける。 上り面は、上方から、水をまく " 気 持ちで半円を描くようにかける。 続けて 2 ~ 3 杯かけておく。 平面の火災の初期消火には、ふとんや 毛布を火にかぶせても効果はある。ま た、水にたつぶりぬらしたシーツをか ぶせると火は消えるということもおは、 えておきましよう。 ②板壁、カーテン、ふすまなどの立ち 3 板壁などの木材の火は、消えた後も 脱出用具の準備も なわばしごなどの高層用避難用具は、 一般の人が使用して事故のないのは 3 階 までといわれています。避難用具を利用 して脱出するのは、ある程度の危険が伴 いますので、最後の手段と考えておきま しよう。 避難用具を用意する場合は、その設置 場所は、べランダや窓のそばということ になりますが、 2 つ以上の方向に避難で きるようにするために、できるだけ階段 や非常ロなどの反対側のところがよいで しよう。 いつでも使えるように管理を十分にし ておくことが大切です。 また、避難用具は普段からその使い方 をしつかりと知っておき、練習しておか ないと、いざというときに役に立ちませ ん。

5. わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん

雷事故を防ごう / ☆雷が 近づいたら 光は瞬問的にとどきますが、音の進むはやさはだいたい毎秒 340 メ ートルです。光ってから音の聞こえるまでの秒数をはかって、 3 4 0 メートルを掛けると、雷までのだいたいの距離がわかります。また、 携帯ラジオの雑音の入り具合も参考になります。雷が近づいたら、 早目に避難しましよう。とくに、山岳地帯では山々にこだまして、 平地にくらべて光と音の問隔をはかるのがむずかしいので、早目に 避難態勢をとることが大切です。 ☆避難のコツ ①メガネ、時計、指輪、ヘアヒン、バッジ、 バックルなど身につけた金属類をはずす。 ⑥寄らば大樹の陰は通用しない。人間より背 が高く、しかも電流が流れにくいので、人 間の方に雷の電流がうつってくるためだ 高さ田メートル以上の木があるときは、根 元から 5 メートル、枝から 2 メートルはは なれる。 ⑦避雷針や鉄塔、送電線があれば、その先端 から 45 度以内の角度に逃げこむ。 くに避難場所かなかフたら ②かさ、ヒ。ッケル、ゴルフのクラブ、釣り竿、 バットなど長い物を頭から上にかざさない。 鉄塔付近は ③両手で頭をかかえこむようにして、姿勢を 先立嵩から \ 45 度以内へ 低くする 高 90m 以上の木からは 2T1 以に能れよ ④大勢でいるときは一カ所にかたまらす、散 らばる。 ⑤山頂、尾根、岩場、水のほとりは落雷しや すいので、リュックなど荷物を捨ててその 場をはなれる。 ゴコい ロロ 2m ⑧ゴム長ぐっ、ビニールやレーンコートは落 雷をよける効果はない。 金属類を身につけていなくても安全とばかリ はいえない。過去 7 年間の雷の被害者で、直 撃をうけて死亡した 15 人のうち、 11 人は金属 類をつけていなかったというデータがある。 金属類をはすしたからといって安心せす、適 切な防ぎょ態勢をとったり、すばやく避難す ることが大切といえる。 安全編 5

6. わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん

ロ家屋の補強は早目に / ①煙突、看板、テレビのアンテナ、塀 などは、補強を十分に ②家のまわりの排水をよくし、必要に 応して浸水防止の土のうを用意する。 ③窓や雨戸などはクキ、づけにしたり、 板をあてたりして補強する。 ④窓の内側にカンヌキを渡してガラス 戸などのしなりを防ぐ。 ⑤瓦のすれ、割れ、外れやトタン屋根 のめくれ、ゆるみなども補強する。 ⑥風下側の補強も入念に ⑦周囲は整理整とんし、風で物が吹き とばされないようにする。 ◎集中豪雨や洪水で被害をうける危険のある地域では / ①畳は高いところに移す。 ②たんすの下の引き出しや押し 入れの下のものは高いところ に移す。 ③ガスなどの元栓は必す切って おく。 ④避難場所・避難経路 ( 二つ以 上 ) を確認しておく。 ⑤非常持ち出し品をそろえ、出 しやすい場所に置いておく。 《山間部では》 ・山崩れなど早目に予知して避 難を。 ・溪流のそばなら、集中豪雨の 濁流はいっきに押しよせるの で早目に局台へ。 6 6 台風編 3

7. わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん

老人や子供を火災から守ろう 国が毎年発表する「消防白書」をみてみると、昭和 20 年代より 30 年代、 30 年代 より 40 年代と出火件数は増え、建物だけでは、 48 年の 4 万 2 , 551 件をピークとし て、 50 年代は 3 万 8 , 000 ~ 3 万 9 , 000 件台の線を前後しています。また犠牲者も 2 , 000 人前後で、いわば史上最悪の事態を示しています。とくに目立つのは、老 人や子供、身体の不自由な人といった社会的弱者の占める割合が多いことです。 《ポイント》 老人、子供、体の不自由な人は一階な どの避難しやすい安全な場所に寝かせ る。 老人や子供だけを残しての外出はでき るだけしない、やむをえす外出する時 は近所に頼んでおく。 寝たきり老人や一人ぐらしの老人は、 隣近所で避難方法などを決めて協力態 勢をつくっておく。 ねまきやふとん、シーツやまくらカバ ーなどは防炎加工のしてある製品や難 燃製品を使う。 0 ( て 0 0 0 0 1 1 9 番も電話の種類によってちがう 電話は 青電話 @)受話器をあげて 119 番の専用夕、、イ ヤルをまわす。②前面に緊急用通話の赤ボタ 確実に 119 番へ ン ( プラスチックカノヾー付 ) カ { ついているもの はカバーーを破って赤ボタンを押しダイヤルをま わす ( いすれも 10 円を入れなくてもよい ) 。 赤電話・ピンク電話 電話の管理者 ( 店の人 ) 〇確実に 119 番しましよう。そして、落ち着 にたのんでカキで切り替えてもらってから 119 番をかける ( 10 円を入れなくてもよい ) 。 いて自分の場所を簡潔に、しかもはっきりい 加入電話 受話器をあげて 119 番をかける。 うこと。 110 番に電話する例は非常に多く、 しかも、自分の所在地をはっきりいわないた モシモシッ / 」 めに消防車の到着が遅れることが多いといわ 「ハイ、こちらⅡ 0 番 れています。 「火事です / 』 ( あわて ふためいている ) 〇消防車の到着までには時間が必要。電話し 「ええと、お宅はどこ たからといってアッという間に来るものでは ですか ? こちらから 消防署へ連絡しますか ありません。その間、イライラ、おろおろし らツ・・ 「わたしは凸山です。早 てただ待つだけでなく、消火や避難など勇気 く来てくださいッ / 」 ある行動につとめましよう。 ( ガチャ ) 0 一日本防災出版社 火災編 16

8. わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん

0 煙はこ わい / 最近の火災による犠牲 者は、煙で死亡する例が ほとんどです。それは、 石油製品や化学製品がふ え、小さな火災でも多量の 煙と有毒ガスが発生し、呼 吸器をおかし、呼吸障害な どを起こすからです。万一 のときは、煙の恐ろしさを知 って逃げおくれないようにす ることです。 0 0 煙は死につながる 連の特徴 窒息・・・・・・煙を吸い込むと煙の中に 含まれている微粒子が気管から肺 細胞に入り窒息する。 ・有毒ガス ・・・人体に有毒な一酸化 炭素や塩素ガスなどを含んでいる。 と見通しがわるくなり、非常ロや 避難口を見失い逃げられなくなる。 連の性質 ①熱せられた煙は、勢いよく上昇する。 ②燃えている部屋の中では、酸素の量が減少 し煙の量が増える。 ③煙は、はじめ天井にそってたまり、燃えて いる場所から離れると冷やされて下がって くる。 ④煙は上昇するときは毎秒 3 ~ 5 メートル、 横の方へは毎秒 0.5 ~ 1 . 0 メートルの速さで 広がる。 0 ・視界をさえぎる・・・・・・煙が発生する 火災編 15

9. わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん

いつでも避難できるように いつでも避難できるように、早目に次の ようなものを用意しておきましよう。 ①飲料水。飲み水、お茶、煮炊き用などで、大人で 1 日 3 リ ットルが目安。赤ちゃんのいる家庭ではとくに多めに ②非常食品。せめて 2 ~ 3 日分は確保しよう。 ③下着 1 ~ 2 着。靴下、毛布、携帯用レインコートなど。 ④タオルやチリ紙。 ⑤ロープや帯、ひも。 ⑥ 1 m 程度の棒。 の懐中電燈 ( 夜間時の避難に備えて ) 。 ーーし肌 k 0 ※貴重品や現金は身につけて。荷物はできるだけ整理し背負える ようにして 1 個に 台風編 4

10. わが家の防災手帳 じしん・たいふう・かじ・あんぜん

早く 初期消火に全力をあげる 火より煙がこわい、煙 にまかれる前に逃げる ・煙の中を逃げるとき は、はうように姿勢 を低くして、タオル などでロ、鼻をおさ え、煙を吸い込まな いようにする ・幼児や老人、身体の 不自由な人は、火が 出たらすぐ避難させ る ・いったん避難したら 決して建物の中にも どらない そのとき・・・・なすべき つのこと 火力沺た / 早く知らせる 早く消す ・消火しながら大声で 隣り近所に助けを求 める ・声が出ないときは、 ノヾケツなど音の出る ものをたたいて知ら せる 1 1 9 番への通報は 落ち着いて正確に ・油なべに火か、入った らなべのふたや雑巾、 足ふきマット、野菜 の葉っぱなどを手前 からかぶせる。水は 使わない ・石油ストープの灯油 に火か、ついたときは、 ノヾケツなどの大量の 水を真上からかぶせ る ・電気器具から火が出 たら必すコンセント を抜いてから消火す る を方 し 0 1 0 ☆この三つの順序は、そのときの状況次第です。しかし、大きな災害にしない勇気あ る行動がなにより大切ですから、消せると思ったら消火に努力すること。火事は初期消 火がいちばん肝心なことです。 火災編 13