贈り物によ 0 て、人の心を苦しませること贈り物はしないのが当然ですから、これに対五百円ならこれ、千円なら = ・・ = というように は案外多いことで、それも気がっかずに苦し して拒む心構えもたいせつです。 値段によって品物が写真入りでのっているパ 物 ませている場合も困りますが、故意にいやが ンフレット : せつかく贈られたのに、返してしまうのは カ百貨店などから送って来ます。 らせの贈り物をされたらたまりません。あま悪いと思 0 て受け取「てしまうと、そこから便利そうに思えますが、前に申しました形式贈 り具体的に書きますと、人をいじめる方法を面倒なことが起こる可能性が生じます。受け的な贈り物をやむを得すしなければならない心 授けることになりますから申しません。 真 取る理由のない物は、受け取ってよ、ナよ、 。しオしようなとき以外は、これを利用しないほうが のです。しかしこのとき、気ままに、贈り主よいでしよう。 言葉や心の贈り物 が気に入らないからとか、もったいをつけた 営業を妨げることにもなりますまい。 遠方にいるために、悦びの会合に出席する贈り方が気にくわないからというような、感私は、何となく町を歩いて買い物をし、ま ことができず、祝電を打ちます。 ( ルカニア情的な判断は禁物で、冷静な判断を必要とし た百貨店の中をまわって、品物を見て、ああ ナタノコウフグヲイノル。電報料ではなく、 ます。 そうそうこれをだれそれに贈ろうなどと思い わざわざその言葉を贈ってくれたことに対し 贈り物が、恐ろしいことに利用されることっくことはほとんどありません。 て感謝します。 はご承知と思いますが、その辺のところをき 暇があって、不時の収入があったらば、そ 遠い国〈出発する人を見送りに来て、「元ちんとしておかないと、人間づき合いが妙なんなことをしてみたいと空想まではしますけ 気で」とそれだけ言うとき、言われた人はそぐあいにからんで来て、そのために不愉快なれど、それはこちらだけの楽しみで、先方に の心を受け取るでしよう。 日を送らなければならないことにな 0 たらたよろこんでもらうと同時にそれだけ負担をか 品物を送られる以上に、この心を受け取っ いへんです。 けることにもなりますから、気紛れな贈り物 て涙が出そうになることも私たちは経験しま はしないほうがいいと思います。 最後に す。人の心を悦ばせることは、むずかしいと 私は最近、人とのつき合いの範囲がせまく かやさしいとか、またそれはどうやったらい 人の心が、贈り物だけによ 0 て、や「とつな 0 て、世間のいろいろのしきたりからも遠 いかという問題ではありません。 ながっているようになってはおしまいです。 ざかり気味なので、この「贈り物心得帳」も ほんとうにその人の心を悦ばせ、慰め、元ほんとうのつき合いは、手ぶらで訪ねても、 いささかかたよってしまったかも知れませ 気づけようと思えば、その方法は自然に湧いお互いに何とも思わないし、そうなればいちん。どうかおゆるしください。ただかたよ 0 てきます。それが贈り物のうちではいちばんばん気が楽です。 ていても、まったく見当ちがいを書いてはい 尊いものでしよう。 最近、盆暮れ、グリスマス、そのほか機会ないと思いますので、あなたの贈り物につい あるごとに贈答をすすめるような宣伝が盛んてのご判断の材料もしくはきっかけとしてお 贈り物を拒む勇気 ですが、これに動かされるようでは、、いのこ 読みください。 前にもちょっと書きましたが、理由のない もった贈り物はできません。三百円のもの、 ( 串田孫 l)

参列者の衣装は : 参列者控室 : ・ 時・刻がきたら : 乾杯 スピーチ : お色直し ・甲座するときは 宴をたのしくするために 両親の謝辞・ : 引き出物 食事のあと控えの間では : 新婚旅行・ : ビュッフェスタイル・ 結婚の衣装 : ウェディングドレス : その色のこと : デサインのこと : ドドレスのこと 手袋・ : アクセサリ プライダルプーケ : 新郎の衣装 : フォーマルウェアじよ、つず・に・ エレガントさを現わそう 手入れのよい紳士でなければいけ ません 一張羅ならフォーマルウェアになる 新郎新婦の和服 : 四 花嫁の衣装・ : 打掛 : 四 長襦袢その他 : ・ 花婿の衣装・ : 紋付 : 四 羽織・ : 長襦袢 袴 : 四 その他 : ・ 新婚旅行で 気になる規格品化 まず他人の目からの解放を : しにいたわりあ、つことカ・ お互 ) こ AJ はづ、力し , ) ) こも注意を 新婚旅行のヘアスタイル まず手入れのしやすいことが : 出発時のメイクアップは : 夕方のヘアとメイクアップ : 就寝前に : 真心の贈り物・ 贈り物心得帳・ 理由なく贈り物しないこと : 形式を重んずる場合 : 同し品物を持って行くこと : 贈るま、えにたずねる どんなものでも贈り物になる いやがらせの贈り物・ 言葉や心の贈り物 贈り物を拒む勇気 最後 - に・ 贈るためのエチケッ 五つの基本 : ・ 相手の都合を考える : 効果的な贈り物 : ・ 贈り物のタブー 花を贈るときのエチケッ プレゼントの案内状 外国人とプレゼン 返礼のエチケッ 贈り物一覧表・ 便りのマナー よい手紙を書くために : 誠意とタイミングが・・ 相手の立場で書くこと : 子さんの絵はがき : 子さんのはがき【・ ネ状こそ真心で : ある不誠意な学生の礼状 : お中元・お歳暮で 物を送って知らん顔では : お歳暮のお礼状 : その返事 結婚の案内状は早めに 招待状の前にお知らせを : 式後はお礼状を : 子さんの案内状 : 依頼の手紙は要領よく 上役への依頼状 : 断わり状は率直に : 友人への断わり状 お悔み状は感傷的にならぬよう : 上役の奥様に対するお悔み状 : 郵便のじようずな利用法・ 手紙 はがきと郵便書簡 : 外国郵便・その他の注意 : ・ 郵便局の人への心づかい・ ( かこみ ) 字くばりも美しく 死とい、つこと・ 悲しみの日に : 葬儀の心得・ 遺体の処置 次 通知 法的手続 : ・ 葬儀の日取り : 納棺・ : 7

真心、の具曽り物 贈り物心得帳 熨斗紙はどういたしましようと聞くこともあ 理由なく贈り物しないこと ります。麗々しくするのが好きな人は、水引 他人に物を贈るとき、い つも世話になってきをかけたり、場合によっては墨で名前を書 いるからとか、悦んでくれそうな物を見つけき入れたりします。 たからとか、着物が買えなくて困っているか ところが正札をつけつばなしにはしなくと らとか、驚かしてやりたいからとか、何か贈も、だいたい幾らくらいのものだと、先方に る理由があります。そして受け取る人も、多分ったほうが都合のいいような、そういう贈 分こういうことを考えて贈ってくれたのだろり物をしなければならないこともあると思い うと、そのわけを察し、だいたい食い違うこます。 とはありません。 贈り物をするのには、形式的な考えをやめ ところが、品物を受け取りながら、こんなろという方もおられますが、人間のつき合い 物もらう理由は何もない、返して来ようと はそう単純ではありませんから、形のほうを いうような贈り物は、その品物が何であろう重要視したほうがいい相手もいるでしよう。 と不愉央であって、こんなことをする以上っまらない話ですが、こういう贈り方も知っ は、何か下心がありそうだと警戒をされるのておかないと困ります。 もあたりまえです。 同じ品物を持って行くこと ご用心ください。 年の暮れになると、必ずだれかのところ 形式を重んする場合 へ、一年間世話になったお礼の意味で、挨拶 贈り物をするとき、何かを買えば、普通は に行く人がいます。手ぶらではぐあいが悪い そこについている正札をはがして包んでもらというので何か持って行くことになりましょ います。そしてよそへ持って行くと言えば、 うが、毎年同じ品物を持って行く人がいま リポンぐらいをかけてくれます。あるいは す。 7 真心の贈り物 234

受験、就職を控えている人に嫌われるともい います。こ、つしたことを信じている人にはこ れらのことは注意が必要です。 色赤、赤白、金、金銀などが吉。黒、黒 白、銀白などが凶とされ、西洋では黄を絶交 五つの基本 を、酒なら日本酒をなどと、平素よく心にとの色だとすることもあります。 〃だれに〃〃何のために〃〃どこで〃〃し〃 めておくと気のきいた贈り物ができます。 花を贈るときのエチケット 〃どのように〃して贈るかを考えてみると、 タイミングよく届けること誕生日、結婚 じようずな贈り物ができるでしよう。 記念日などをとらえれば、贈り物の集中する お見舞いには強烈な原色は避け、中間色 今までは〃何のために〃に重点がかかってお歳暮の時期より、ずっと効果的でしよう。 を選びますが、あまり白っぱくなると凶事の いましたが、″だれに。を第一にし、生活の場そして妊娠の知らせを受けたら早速ゆりか花のようになるので、。ヒング、グリーム色な が広がった現在では〃どこで〃にも気を配るごを贈る予約をするなど、敏速に ど適当に加えます。 ことがたいせつです。 分に応じた品を背のびした品は虚栄心 くちなしや山ゆりのように、あまり香りの 相手の都合を考える 下心などの副産物がっき、かえって逆効果。強いものは病人を疲れさせ、ときにはぜんそ 本来は正式の通知や案内があって、はじめ贈り物は誠意の具体化にあるのです。 くを起こさせるので注意しましよう。病院な て贈るべきものですから、人づてにきいて、 ら、花びんもいっしょに贈ると親切ですし、 贈り物のタブー やたらに祝い品を持ち込むなどは正しいこと 退院まじかな人や縁起を気にしていない人に ではありません。相手側にも招待、返礼な数に関するもの吉の数は三、五、七のほは鉢植えも、長く楽しめてよいものです。 ど、いろいろと事情もあるので、ときにはだ か、八が末広がりとして喜ばれ、四と九が凶 しおれない工夫を水切り、根焼き、薬品 まっているのもエチケットです。 の数として嫌われています。 注入などで、できるだけ生き生きとした姿で 贈る品を選ぶときは人にはできるだけ希望包む紙もめでたいときは二枚、不吉のとき贈りましよう。スポンジや水苔で根もとを包 を聞いてみましよう。 は一枚といいます。 む場合は、水分が漏れないようにビニール袋 ッ 語呂合わせ根のついた木は「寝つく」か に入れ上から銀紙に包みリポンを結びます。ケ 効果的な贈り物 ら、シグラメンは「死苦」がはいっているか歓送迎のときは出発を見送る場合、空港工 あの人らしいといわれる物を贈り物が相ら病気見舞いにはいけないし、鯛は「めでたでは二〇程度、列車では三〇ぐらいの長め 手にとって満足でなくても、一生懸命選ん い」、こぶは「喜ぶ」に通ずるから祝いごとさのものを。不必要な装飾や名刺などをつける だ、その選び方に微笑してくれるでしよう。 によいといわれています。 ないようにします。その場のふんい気をはな フ′ 相手の好みに合う物化粧品ならどこの物椿の花は首がボタリと落ちるので、病人ややかにする役目しか持っておらす、やがて処 贈るためのエチケット

贈り物は相手にほんとうに喜・はれる ものをタイミングよくあげることです。 ①手製の喜びをちょっぴり縫い目 カ《 . 曲カくっていても、編み目カぐへんでも 真心のこもった手製の品は喜ばれます。 フェルトの状差しや小さな動物たち、 コノレフ 0 ) ・・べッド ノレームアクセサリ カノヾーやシューシャイン入れ、毛糸の 帽子とミトン、肩かけと室内ばきなど。 ②糸且み合・わせを楽しく何かをちょ っと糸且み合わせると贈り物はグッと生 きてきます。たとえば、彼にあなたの 写真を入れた鏡とおどけた人形。彼女 にイヒ粧ケープに手鏡セット、ネグリジ ェにネグリジェ入れなど。また竹製の かごに赤ちゃん用品、モーニングカッ プに工ッグカ / ヾー、大工セットにポス ターカラーなど、みな楽しいものです。 ③ときにはゼイタクに新築祝い、 結婚彳兄いなどに自分ではなかなか買え ないものをあけ、てみては。洋 ) 酉にカノレ メンとホセの洋月匱を着せたり、カミソ リに男性イヒ粧品、ニチュアカーを添 える、洋服に高級イヒ粧品を添えるなど。 アイデアを贈り物に 協力☆銀座松坂屋・日本橋高島屋

コルムの石をポケットから出して、お土産だ これは一つの気のきいた方法かもしれませか、などと思いながら。 と言ってくれた人、秋の山を歩いて来たと言 ん。例えば暮れから正月にかけて、家庭でよく 贈るまえにたすねる って紅葉を一枚手紙に入れてくれた人、みん 使う食料品のようなものですと、重宝される ばかりでなく、あてにされるようになりま親しい人ならば、結婚のお祝いを何にしよな私はうれしくいただきました。カラスウリ す。またあてにされているだろうから、あれうかとあらかじめたずねることをします。しは書棚につるし、紅葉は日記帳にはさみ、石 は机の上に置いて何となく眺めています。 かし、親しい人でも、こういう物が欲し これ迷う必要もなく、お互いに楽です。 私は昔、高等学校へ入学した時に、お医者 と、すなおにいってくれることはまれです。 ただ、それを贈るのをやめたくなったよう なとき、あるいは、別の物を持って行きたく予算はこのくらいと言って、その範囲で任せさんから体温計をいただきました。ちょっと てしまうのも一つの方法ですが、あまりおか驚きましたけれど、長いあいだ役にたちまし なったときに、少々煩悶するでしよう。 しな物が欲しいともいい出せないでしようか あてにされるということは、ありがたいこ 受け取る人にもよりますけれど、風変わり とでもありますけど、それにしばられると心ら、そういうときに商品券やギフト・チェッ な物を見つけて、同時にあの友だちに贈った の負担を生じますから、よく考えてからこのグにしてしまうのは、さつばりしていていし かもしれません。 らさぞ悦ぶだろうと考えたとき、自分の気持 方法をとって下さい。 私のところへ、毎年、暮れになると必ず受け取った者としては、いただいた商品券ちも楽しくていそいそします。贈り物のほん とうの悦び〈ロいとい、つのはこうい , フときだと 煙草を十箱小包にして送ってくれる人がいまでこれこれの物を買ったと報告すれば、贈り 思います。 した。私が普段のんでいる煙草です。その人主は満足するでしよう。 は以前にはかなり親しいっき合いのあった人またレコードを二枚あげようと思うから、 いやからせの贈り物 いいのを決めてくれと、お互いに音楽の好き ですが、遠くに住むようになってから会う機 な人なら、そういう範囲内での相談も成り立人に物をあげておいて、あれはどうした、 会も失われ、煙草をもらうと、元気にしてい ちます。 使っているか、こわれないかと、度の過ぎた るなと思し 、、、私も便りを書いていましたが、 いずれにしても、あらかじめ打診をするのおせつかいを言う人がいます。 三年前からこの煙草が来なくなり、気になる ので手紙を出しましたが戻って来てしまいまは、贈り物がかち合ったりすることを防ぐ手着るものなどは、ずいぶん身なりをかまわ ないような人でも、好みはありますから、衣 段になります。 類を贈るのはむすかしいと思います。それを得 いまだに連絡がっきません。そして時々、 どんな物でも贈り物になる 贈って、せつかくあげたのに、ちっとも着な物 疲れて、自分ののむ煙草のけむりをばんやり いじゃないか、今度、音楽会には必ず着て来 一枚の木の葉でも、石ころでも、泥でも、 見ていますと、この古い友人のことを考えま 贈 るようにと、そこまで言われると、悲しくて す。どうして移転先を知らせてくれないのだ空壜でも、何でも贈り物になる。カラスウリ ろう、それとももうこの世にいないのだろうの赤い実をぶらさげて訪ねてくれた人、カラ涙も出ないでしよう。

協力☆銀座松坂屋・日本橋高島屋 指導☆堀ロ健ニ 包み方にも くふうを 0 ーろとの対話 1 ・ 000 ' リポンの結び目をアクセサリーで止め、豪華な感じを出す。日本式の贈り物を千代紙で包み、小さな扇や 斤り鶴を添える。画用紙で自分だけの楽しい包装紙をつくり、お祝いのことばを入れたテープをつける。本 を皮のブックカ , ヾーで包む。糸氏袋に入れたちょっとしたプレゼントもリポンでおしゃれをさせる。プランテ ーグラス、キャンデー入れにアクセサリーや香水を入れたり、竹かごにおそばや , 」、皿を入れるなど、あなた り真・むが素敵なプレゼントをつくります市販されているきれいな包装紙やリポンも大いに利用してみては。

義理の親に″関心″を きよ、つだいとの間隔をあける 血縁とビジネスの谷間 新しい親戚づき合いの知恵 : 職場と家庭 : 夫の部下、後輩に対して : 子どもの親として : 圏 わが子へのエチケッ AJ い、つを ; 」っつ 集団活動のルールを守る 隣近所 住みよい地域の建設 : マイベースの暮らしのうえに 共かせぎと近所 : 世界はひろがる : 堂々とわるびれす たいせつな主婦の役割 団地住まい : 一団地族の弁 : ・ 団地とのおっき合いの始まり : 野次馬精神 悲しいダンチサイズ 殻を破って : ついのすみかにも : 生きものを愛する心のゆとりを : いこんなときは 夫の親への贈り物 : 新しい交際費の管理法 : ・ 一族の新年会を開くとき : 夫に電話をかけるとき : 社宅に住んだら : 先生へのプレゼント : よその子もしかろ、フ : 夏休みの共同作戦 : おとなの誕生日に : 結婚記念日こそ″家庭の日 4 に : 商人、ご用聞きへのエチケッ 同窓会のエチケッ 共通の話題を : ・ 引っ越しのエチケッ 団地では 階扠サロンにけじめル」 バルコニーのエチケ、 共同部分を使うとき 団地共かせぎのエチケッ カラー アイデアを贈り物に・ 花を生かして : 包み方にもくふうを グラビア リポンをかわいく : 和風に包む 品物の包み方 お金の包み方 : ・ お香典 結婚式のエチケット 待つあいだに 結婚式は : 披露宴で : ・ 本文 よろこびの日に : ← - 結婚までのエチケット : 見合い 依頼のしかた・服装は : 思わぬときにチャンスが : 交際・ : 家庭とも親しくなって : 話を元に戻したいとき : デートの費用 仲人への謝礼 婚約・ : 結納・ : 結納品・ 式のすすめ方 : ・ 婚約中の交際 : ・ 結婚式 : ・ 人前結婚式 : 式の順序と注意 : 控え室で : 会場への入場は : 司会者は : 誓いのことば : 婚姻届に署名捺印 : 指輪交換 : ・ ウェディングケーキにナイフを : 乾杯 : 媒酌人の挨拶 : ・ 披露宴へ : ) 一・、神前結婚式 : 玉串奉奠・ : 一一 ( カトリックの結婚式・ 神から特別の恩恵を賜わる : 司祭の訓話で式が始まる : 誓約・ : 指輪の祝別 : ミサ聖祭 : 新夫婦の責任を強調 : すでに二人にあらすして一体なり 仏前結婚式・ 仏前結婚とは 式次第 ) 一一披露宴で 目次 6

1 御祝儀袋お年王をはじめ、結婚のお視い、」入学や就職に際してのお祝いに、 ーお金の袋を包む機会は多いものですが、儀礼的でなく心をごめて。縉婚祝いの水 引きは先端を輪にまるめるか結び切りにしますあまり何回も結び直した・りする , と水引きの胡粉が落ちてしまうのでゞなるべ簡単な結び方で 9.. ・ 2 お祝い品を差 し出すとき略式には末広とともにお盆にのせて・。正式には折敷を . つかいます。 楽しい工夫をすくたけた贈り物には、品物を包んだ奉書の上から紅白その他おめでたい色のリ - ポ。ンをか ・・けてあげるのも気がきいています・よ 2 ちょっとしたものをあげるときも半紙にくるんで赤い紙の帯をかけ るど、ぐっとあ , らたまらた感しになり - ます 6 3 お橋舌・ごとの月謝や心づ - けに にんな既成の袋を。 20 イ 04 を ちッ社蕉一

このころは家庭ではポーナスのことや、お中元 はお盆の前までですから、贈り物をあげ忘れたと ころはないかとか、お盆休みで使用人をいなかに 帰すなどあわただしいときです。 この一週間は「入りの日」に墓参をし、祖先を 迎える「迎え火」をたきます。お彼岸と同じく、 この日の前には仏壇をきれいにし、仏具をみがい たりお膳を供え、の葉にはなすやきゅうりで作 った牛、馬、その他の盛り物を飾り、蓮の花に 「やりん棒」などそれそれ土地によっても違いま しようが、母から祖母からと昔ながらの教え伝わ ちょうちん った事柄で、祖先の霊を慰めるのです。提灯をと もし、なき祖父母の話などを子どもたちに聞かせ たり、故人の好物を供えたりなどまことにゆかし い行事です。 最後の夜には「送り火」をたいて、翌朝、蓮の 葉にごちそうを包みきゅうりゃなすの牛と馬にく くりつけて近くの川に流します。 しかしこのごろの生活ではできかねる事柄もあ りますが、一年のうちでいちおう、ひとくぎりをつ けるということ、社会生活の貸し借りはないか、 忘れていることはないか、と反省したり、 の墓参をかねて故郷の親や親類をたずねるのにた いへんよい機会だと思います。 敬老の日 ( 九月十五日 ) ふだんから家族の老人をはじめ、周囲の年寄り をたいせつにするのが私たちの務めで、この祝日 だけ老人の日なのではありません。 また、贈り物を上げるばかりでなく「大事な家 族の一員である」「社会の一員としてけっして引 退していないのだ」と思ってあげることもたいせ つです。 生きる張りを与えてあげるように仕事とか、趣 味にも同調してあげるように。また、長生きでき るように食品を薄味にするとか、野菜を多く用い るとか吟味します。 めんどうな話、不愉快な話は聞かせないように する心づかいも必要です。お友だちをつくってあ げるように心がけて、すべての老人たちが皆幸福 な日を送れるようにしたいと思います。身寄りの ない病身の老人たちのことも忘れずに、養護施設 の充実のため協力したいものです。 体育の日 ( 十月十日 ) 日本人は皆スポーツが好きです。しかし見物が 好きな人が多くて、自分でなにか「得意なもの」 のない人が、大半ではないでしようか。なにかや ったとしても学生時代だけで、社会人になると見 物にまわってしまうようです。 これからは国民の体育の日として、全部の人た ちが秋晴れのこの日を機に、なんでもよいから運 動になじむように試みてはいかがでしようか。夫 のゴルフのクラブを振りまわしたり、子どもたち と・ハレーの円陣パスをしたり、からだを鍛えてゆ きましよう。中年太りの奥様も、ご老人は足腰か ら袞えるのですから、一日一万歩に決めて歩いた り、太りはじめたご主人のためにも、家族中でス ポーツを楽しみたいものです。どうかこの日はス ポーツの関係者だけの行事に終わらせたくないも のです。 七五三 ( 十一月十五日 ) 昔は男女が三歳を迎えたときに「髪置の祝」 はかまつけ 男の子が五歳になると「袴着の祝」女の子が七歳 になると「帯解の祝」をしました。 現在では十一月十五日に男の子が五歳になった とき、女の子は七歳と三歳になったときに新しい 着物で両親といっしょに氏神様にお参りをして 「千歳飴」を親類に配り、挨拶にまわる日とされ ています。 かみおき ただ、一日のことなのに不必要なほど高価な衣 服をそろえたり、母親も子どもたち以上に着飾る ことは虚栄のかたまりみたいでおかしいことで す。 この日は無事にじようぶに育ててくれた喜びと 感謝を神にささげて、分相応に新調した洋服、ま たは母親の手作りの着物や、おばあさまがとくに 注文してくださった振袖でも、それに手を通すこ とができることに感謝をするのが大事だと思うの です。そして成長の喜びや将来を祈る行事でもあ りましよう。しあわせな日を送った子どもたちの 胸に、いつまでもなっかしい思い出として残した いものです。 クリスマス ( 十ニ月ニ十五日 ) グリスチャンでない家庭でも、クリスマスには 贈り物をしたり、ごちそうをいただいたり、パ ティーに招いたり、招かれたりするようです。宗 教のことはともかく、すべてに愛を与え、お互い に富める者も貧しい者も、神にささげる祈りは皆 でもちたいものです。 家族で考えて社会のために何かをプレゼントす るなど、他人にも愛を与える喜びを味わうなど、 家族がそろって静かに平和なクリスマスを迎える ように主婦は考えましよう。 おおみそか 大晦日 ( 十ニ月三十一日 ) こうして一年の間、数々の季節感豊かな行事が祝 ありましたが、なんと日本は敬神と感謝と平和お に、そして季節と仲のよい風習を多くもっている事 行 国ではありませんか。 このほかに地方によってはもっと多くの行事や庭 習慣が代々親から子どもへと伝わっていることで家 しよ、つ 大晦日はだれでも同じ忙しい日です。それは一 2