子羊のチャップポリネシア風混ぜ、ぶどう酒とドミグラスソースを加えて 5 分間煮る。 たっ 小りと香辛料をしみ込ませた、おいしい ②マトンをこれに混ぜ合わせて味をととのえ、 子羊の焼き肉料理てす 深めのキャセロールにおさめる。 材料 ( 2 人まえ ) 間分子羊の骨付きチャッ ③上にしやがいもの薄切りをすきまなく並べ、 プ ( 脂肪を切り取って ) 2 切れ、マトンスパ チーズをふり、 ハター大さし 1 を加えて天火 イスまたはミオラ ( 酵素 ) 少々、カレー粉月 で焼き色をつける。 さじ % 、月桂樹の葉の粉末小葉 1 枚分、にん コッ残りものの応用料理は、特に汁の味を にく薄切り 1 片分、みりん・サラダ油各大さ よくすること。マトンには、月桂樹の葉の粉 し 1 、塩、コショウ、付け合わせ野菜 末やマトンスパイスなどの香料を用いる。 ①子羊のチャップは、骨の尖端が出るように 応用他の肉の焼き残りを使ってもよい 脂肉を切り取って、肉たたきで軽くたたき、 だし、あまり長く煮込まないように注意する。 塩・コショウ・マトンスパイスを適宜同量す っふりかける アメリカン・ホッチ・ポッチ ②次にカレー粉、月桂樹の葉の粉末、にんに ランカシャー・ホッチ・ポッチと似ています くを散らし、最後にみりん、サラダ油をかけ 力、裏ごししたじやカいもや、さいの目切り て 1 時間はど浸しておく のトマトを加えて、さらに豪華で充実した味 ③油を熱し、中火で両面を焼き上げて火を通 に仕上げたものです す。付け合わせは、トマト、クレソン、さや ①前項と同材料を同じ方法で煮て器に入れ いんげんのバター炒め、フライドボテトなど、 適当なものを選んで。 ( ② ) じゃがいもをゆでて ~ 袰ごしし、塩、コショ コッミオラ ( 酵素 ) は、においを消して肉質 ウ、ナツメッグを加え、生の卵黄を 1 個流し を柔らかくし、他の香辛料は味をよくするた てト小ノ、か医、旧此ぜる。 めに用いる。 ③これを肉の上に網目に絞り、網目の穴に、 注意みりんがはいっているので、焼くとき ハターで炒めて味をつけたさいの目切りのト の火かげんに注亠思し、強火を避ける。 マト 1 個分を点々とのせ、チーズをふりかけ て、天火で焼き色をつける。 ランカシャー・ホッチ・ポッチ コッ煮込み汁の味をよくすること。 マトンの焼き残りや、煮込みの残りなどに野 注意天火の火かげんに注意して、黄金色に 菜を混ぜて煮てから、天火で焼き上げたもの 焼き上げる。 残りものとは思えない新鮮なスタイルで、来 ランカシャーは英国風、これは米国 応用 客向きにもなります 風だが、日本の家庭料理用には、牛肉や豚肉 材料 ( 2 人まえ ) 跖分にんにくみじん切り のこま切れなどを炒めたものを使って、あと 1 片分、玉ねぎの薄切り 1 個分、洋まったけ は同ししよ、つにーレて作ることで医、る ・い「ミグ一フスソ の薄切り 5 個分、赤ぶどう酒 味をよくするには玉ねぎとポテトを用いる ース各カップ % 、マトン料理の残りもの、また ことがコツ。チーズをふって焼き色をつけれ 0 、じゃがいもの薄い輪 は新しいこま切れ 0 ば一段と味が出る。 切りをすきまなく並べられる量だけ、おろし マ天火のない家庭では鉄の十能をガス火で赤 ハター、塩、コショウ チーズ大さじ 1 、 く焼いて、それで焼き色をつけてもよい ①バター大さし 1 を熱し、にんにくと玉ねぎ 湯せん蒸しにして、上部のチーズが溶け を薄く色づくほどに炒め、次に洋まったけを たら、みしんバセリをふるのもよい どの場 合でも野菜は柔らかく煮ること。 ( 以上荒田 ) マ マ 9 2
ーベキューソースにつけ込んだ肉 焼き方よくおきた炭火の上に、火をのせて焼いていたもの。その などを金グシに刺したり、金網に なかの代表的な「松風焼き」は、 まず表 ( 見かけがよく、盛りつける ときに亠衣一間にしたいと一つほう ) 、か , り とりひき肉の場合が多いが、次ののせて、炭火の上にかぎして焼く ( ガスや、そのほかも同じ ) 。バタ ように豚ひき肉で作ってもよい 先に焼き始め、厚みの半分くらい 焼き方調味したひき肉を天火を途中で塗りながら、焼くことも 焼けたところで、裏返して焼き上 ある。 ・ける。 の天板にい厚さに平らに広げ、 肉はヒレ・ロース・臀肉・レバ 表面に松の実の刻んだものや、け 注意 金網で焼く場合は、まず、金網しの実をふりかけて、熱した天火ーなどが多く、柔らかい肉は厚め をよく熱し、植物油をたつぶり塗の中で焼き、取り出して適宜に切に、堅いところは薄めに切って使 トっ りつけてから肉をのせて、焼き始っていただく。 焼き方注意は日本料理の直火 める。照り焼き、みそ焼きなどの 西洋料理 焼きと同じ。レモン汁を絞りかけ 調味料のしみたもの、脂肪の多い 練りがらしをつけて食べる 1 直火焼き ( 網焼き、クシ焼き ) ものは焦げやすいので、注意。 火かげんは肉の厚さによって違塩、コショウで調味しただけのとおいしいもの。 厚めのものは強火にして、遠肉や、さらにそれをサラダ油に香炒め焼き く離すときれいに焼ける。 料類を混ぜた中に 2 ~ 3 時間つけマ厚手の鍋や鉄板を熱してバター や植物油を溶かし、肉をのせて焼 図フライバンや鉄板の上で焼く込んで味よくしたもの、またはバ く ( ビーフステーキ、豚ロースのバタ フライバンや鉄板を熱して油を ー焼きなど ) 。 ひき、直火焼きと同じ材料を、表新第 ー一《 ~ をよ 肉が 煮込み料理の下準備にサッと炒 のほうから焼き始め、みそ漬焼き 中とめる ( シチューなど ) 。 の要領で焼き上げる。火かげんは リセン 焼き方 2 ~ ・ 厚さに切った 肉の厚さや、フライバン・鉄板の 一一ぜ焼 を混ら ビーフステーキの場合、始めに強 厚さで考えること。日本料理とし , をか 本 ては、近代的な方法。 ・香い火で鍋や鉄板を熱してバターを溶 基 かし、肉の表になるほうから焼く 3 天火で焼く の 油で ~ ダんこと。焼き目がついたら、火を中 理日本では、天火のない時代には ラ込 、サけ火より少し弱めにして焼き、厚み 調鍋にふたをし、そのふたの上に炭 167
・献立のヒント ☆きゅうりのサラダ ジンギスカン鍋 どなたにも人気のあるジン、キスカ ン鍋です。野菜もタレもたっ 用亠思ーレ土 6 しよ、つ ① ) 肉はかたまりを 5 = リに薄く切り、 細かい肉も、羽をひろげた蝶のよ あぶら 開 / \ ト小、つに切ら Q 。匕日 身は切り取って、あとで利用する。 ②玉ねぎは 6 枚の輪切りにする。 1 チ長当」 は、つれんそ、つとに、らよ、 0 セン に切る。生しいたけは石づきを取 薬味ねぎは細かく小口切りに する。 ③専用鍋かフライバンを熱して、 切り取った脂身を溶かし、野菜、 肉の順序で焼く。肉の焼きすぎを 注意しながら、ソースに薬味を入 れ、熱いところを食べる。 コッ肉は薄いから手早く焼くこ と。焦げ茶色程度に焼くと臭みも 注意肉はマトンより、若いラム などが向く。丸のまま求め、冷蔵 庫で時間をかけて溶かす。そのと きに出る赤い血は捨てること。 応用ソースは、だいこんおろし 間にショウュ 7 、レモン〕は 2 、み りん 1 の割合にしても、簡単で、 いただける。 おいしく ( 渋江 ) 本々 吩個束束枚 % 524 4 プじじじー少 え 3 中 ッ」さ、さ - カ大大小 下ま た ~ う えか ~ そ】け汁ュ】う ま ( ~ ん ~ たごウ酒どぎリし 人ンぎれ ~ いスんョ本ぶねセろ 2 トねうらし一りシ日赤味長。ハお マトン
・献立のヒント☆生野菜または野菜炒め☆塩さけ 当な大きさに乱切りにし、に んしんは沸騰した湯で手早く 古老肉 ( 酢豚 ) ゆでておく 甘酢あんが魅力の酢豚です。 ( ④肉を揚げた油の余熱に、き いつ、どこて出しても年齢層ゅうりとわぎをサッと通して の別なく、喜ばれています。 おく ( 炒めてもよい ) 。 ⑤甘酢の材料を別の鍋に入れ、 ロ本本じケご 火にかけてとろみのつくまで 肩 % 5 % さト、 % 大マープ油 かき混ぜ、水あめのような トじッ 〃あん〃を作る。 分ま 砂・さカー粉 、ユ大水じ栗⑥あらかしめ揚げておいた肉 4 ウ各、さ片と野菜をこの中に入れて、手 えも じョブ々 早く混せ合わせる。 んりさシッ少粉ュ じう大、ヤ油栗ウ注意マ甘酢あんを作るとき 3 肉スぎんゅ酢酢 3 チま片ョは、砂糖の量に注意すること。 ・豚一ねにき甘・ーーー・ーーー、シ煮るまえに一度味みをして、 好みの味に合わせるとよい また、 ① ) 豚肉は 1 ← ' 5 リの角切りに にんにくを加え、酢 し、包丁の背で軽くたたいてを減らしてレモン汁を多少入 から ( 写真左下 ) 、ショウュ れて ~ もしよい 水各大さじ 1 をふリかけ、片マ野菜は水分の少ない、季節 栗粉大さじ 3 をまぶす の・ものを用いること。 ②鍋に天ぶら油カップ 6 ・ ) 7 マ しようが汁や酒を少量、肉 を熱し、用意した① ) の肉をひの中に混ぜてもよい その場 とっすっ入れてカラッと揚げ 合は、にが味を出さないよ、つ ておく にするために低日皿でサッと揚 ② ) ねぎは 1 鬱 隔で斜めに切げて取り出し、再び高温で揚 にんしんときゅうりは適げ直すこと。 ( 楊 )
をざも 肉料理の基礎 ー・ー■を 40 ①玉ねぎ、にんじん、しいたけは がよく、上等のソースになる。 薄切りにし、トマトは種子を捨て野菜とべーコンを炒める時、 , と煮 て荒めのみじんに刻み、べーコンターを控えめにし、トマトをやや 料て 香し は 2 冖ンさに切る。 多めに入れると、プラウンソース てを ②フライ。ハンに分量のバターを溶よりも色が薄く、赤みがかったト ・かふ し かし、①を入れて絶えずかき混ぜマトソースができる。プラウンソ 移え ースと同じ目的に使える。 、裳・に加ながら焦げ色がつくまで炒める。 を - ~ を鍋を = " を深弱③次に小麦粉を入れて炒め、それ 冷たいソース が焦げ茶色になったらトマトを加 える。 ビネグレットソース = ④トマトがつぶれたら、スープス フレンチ・ドレッシングともい 方 。ヒ 0 トックを徐々に加えてのばし、塩 オードプルやサラダなど、冷 と香料を加え、ふたをして煮る。 たい肉料理用として。焼くか、ゆ ⑤煮立ったらごく弱火にして薊分でた肉をさまして薄切りにしたも 煮石 ソ し・刀 ン ほど煮つめ、トマトビューレとコのを、このソースの中につけ込ん らを くウ ショウを加えて、さらに分ほど だり、あえたりします。 一分ョ ぎこ 0 ン煮る。 材料 ( でき上がりカップ 1 ) サラダ 約コ ・な⑥と⑥色と味がじゅうぶんに出たら、 油大さじ 9 、ワインビネガー ( ま 裏ごしでサッとこす。 たは酢 ) 大さじ 3 、塩大さじ 1 弱、 煮る でと コショウ 注意マこのソースの色と味を まを るス うまく出すことがむずかしいが、①ボール ( 金属でないもの ) に材料 色は材料を炒め終わったとき、小 全部をいっしょに入れ、フォーク ~ 馭し麦粉を炒め終わったときの色で決で、全体がにごったようになるま んでまる。また、味は、その炒。、あで激しくかき混ぜて仕上げる。 、 ~ し いや、弱火で時間をかけて煮込む 注意マハセリ、マスタード、 で裏ことによって決まる。 玉ねぎ、赤とうがらしの皮のみじ 弱め赤ぶどう酒少量を加えると、味ん切りなどを混ぜても、おいしく ⑦っ 182
・切り方薄切り、せん切り、さ いの目切りには、堅い部分のロ 1 料 材 ス肉・もも肉・バラ肉などでよい の も 大きいさいの目切り、厚切りに のか もて 炒 は、ヒレ肉・ラン肉を使う。 めえ 炒ろ ・下味つけ塩をするか、酒とシ 〆風そ 華て ョウュを半々に混せ合わせた中に中 中べ、 ①す つけ込む。 ・肉の臭みをとる方法下味をつけ をさして塩味をつけるか、まえも るつけ汁の中に、ねぎの葉や、つ って合わせておいた調味料を流し ぶししようがを混ぜておく。また 炒める時に、これらといっしょに込む。煮立ったらすぐ水溶きの片 栗粉をひいて、調味料を肉や野菜一一 炒めてもよい 炒め方中華鍋を強火で熱してにからませる。 注意 ラードか植物油を入れて熱し、肉 この料理はあくまでも炒めもの はつけ汁のねぎの葉やしようがと いっしょに加えて強火で手早く炒なので、調味料を加えてから煮込 め、金ザルにとって汁をきり、ねんで味をつけてしまってはいけな 。したがって、あらゆる準備を ぎの葉としようがを除く。もし、 弱火で時間をかけて炒めると、肉すませてから、人数もそろったと ころで炒め始めること。 汁が流れ出て味が悪くなる。 料理の過程に使われる場合 あとの鍋は、水をさして、きれ 日本料理、西洋料理と同じく、 いに洗ってふき上げる。 本 鍋にラードか植物油を入れて、煮込み料理などの過程に使われる 今度は肉に合わせた大きさに切っときがある。この場合もでき上が の 理た野菜を強火で手早く炒め、そのる料理によって炒め方も違ってく 調中へ先に炒めた肉を加え、ス 1 プるので、注意が必要。 ④一度洗って水けを③鍋の中のものを金ザル②肉を , しようがやねぎ ふきあげた鍋で , 野にあげて汁けをきり . ねといっしょに , 強火で手 菜を炒める ぎ . しようがを除く 早く炒める ⑤肉を加えて炒め . 調味料を入れて片 栗粉で仕上げる
味がよく、価格の安い肉です。 す。ただし、それぞれに特臭があけ方には大差ありません。 舌、尾、内臓類 るので料理法に注意を要します。 なお、羊肉では、どこよりも、 最後に舌、尾、内臓類 ( 心臟、 もも肉が一番おいしい部分という 豚肉・羊肉について 肝臟、腎臓、胃、腸 ) があります。 ことをご承知おきください。 なお、くじら肉については、 舌や尾は赤身肉にくらべてカロリ 肉の分け方は牛肉の場合といく 1 も高いし、また肝臓はビタミンぶん異なりますが、おもな部分のページを参照してください。 ( それぞれの肉に適した料理法は、 や燐を豊富に含み、その他の内ヒレ肉・ロース肉・もも肉・バラ 臓も安価な割りに栄養がありま肉・すね肉・舌・尾・内臓類の分ページの一覧表参照 ) 。 家庭では、豚肉を料理した時に、切 くり返して、脂がすっかり出きるま り残した脂肪の部分を集めておいた で続ける。別器にたまった脂はさま ラードのとり方 しておく。 り、肉屋さんから生脂を分けてもら 豚の生脂で、ラードをとってみま ったりして、作れば結構でしよう。 ③さめると、脂が白く固まってくる せんか。簡単にとれ、中華料理や西 ので、これを激しくかき混ぜると、 作り方 洋料理の炒めものに便利ですし、市①豚の生脂を炒めやすい大きさに刻ねっとりして、薄く色づいたよいラ ~ 販のラードを使うよりも、ずっと味んで、熱したフライバンに入れる。 ードができ上がる。 がよくて経済的です。 弱火にして、焦がさないように注意 まず材料ですが、ほんとうは、豚しながら炒める。 脂をとったあとのカスは刻んで、 野菜の炒めものに入れると、おいし の内臓を包んでいる網脂の外側にあ②脂がたまってきたら、静かにかた る腹脂を使えば臭みも少なく、最 もむけて別器に移しとり、残りを弱火 いもの。こんなふうに廃物利用とし 質のよいものがとれます。 にかけて脂を抽出し、これを何回もて使うこともできます。 ~ の 炒 り にま ン む 器固、 の 法 をで釁 イ 理 ′、・練が フ 種 の 肉 155
たた力いものはあとにするなど、 礎生かされて、本来の価値以上のも料理学は教えを基準として、あ どれを先にしたらムダが少なく、 基のを発揮して、私たちの食卓を楽とは好みに合わせる 料理する人は、始めのうらは基最も能率的か、つねに手順を考え 理しませてくれるのです。 料 ながら料理しましよう。 本の材料、味つけ、所要時間など 肉家庭料理へ三つの注意 おいしさが最高のときにタイミ を参考にして練習すべきです。 心のこもった料理を けれども、それはあくまでも目ングよく食卓に出すようにすれば 家庭で作って食べる料理のよさ安であって、すべての場合に最上料理の価値は最大限に発揮される のです。 は、人に見せるためのてらいがなではないことを知ってください。 いことです。 個人、家庭によって好みの差が 料理することは、人格 損得にも関係なくオオ 、こご家族のあり、また細かくいうならば、調 形成に役だっ 者だけのために作られているから味料ひとつでもその品質は違うで こそ、家庭料理には充実した、心しようし、計量器の使い方にも個このように考えますと、料理と はなんと細やかな心づかいで作 のこもった落ち着いた味わいがあ人差があるはずです。 、食べなければならないものな るのです。 各家庭にマッチした料理を作り のでしよう。 たとえ調理技術がったなくても出す、その知恵をこらしてほしい また、こうして勉強することに 夫やこどものために、いっしようのです。 よって注意、観察、味覚のそれぞ けんめい努力し、勉強して、おい 料理のおいしい時に食べる しい料理を作ろうとする、その心熱いほうがおいしい料理を、されの力が発達し、人格形成のうえ がまえこそたいせつなのです。 めるまでおいてしまったり、 にも大きく役だっことを知らされ 冷た 作る人の心がこもらない料理は くして食べるものをそのまま食べるのです。 どんなに華やかに美しくかざりた 日本人は特に、料理に四季を織 たり、 2 ~ 3 日味をしみ込ませて り込むふぜいを持っています。 てても、それは家庭の料理ではあからのほうがよいのに、すぐ食べ りません。 肉料理には魚のような季節感こ てしまうなどは、おろかしいこと そありませんが、付け合わせに季 なんの飾りけもない、地道な料です。 理。それだからこそ、毎日食べて だれでもはじめは、なかなか手節の野菜をうまくあしらって、一 年じゅう、楽しい料理を作りたい も飽きず、心に安らぎを感ずるの順よくはできないものです。 でしょ一つ。 さめてもよいものから作り、あものです。 152
ック、牛乳の順にそれぞれを徐々かにのばし、塩で味つけして弱火 で煮つめる。 に加えてのばし、塩で味つけし、 ン色 弱火でとろりとなるまで混ぜなが②適当な味と濃度に煮つま・つたら コショウを入れて仕上げる。 ら煮つめて、コショウを入れる。 ををイで火る 注意マこのソースはホワイト 注意このソースに生クリーム ソースのように、ゆでたり、蒸しや卵黄を混ぜてもおいしい 」いなま プラウンソース 煮した肉にかけて、そのまま食べ ・フラウン ( 茶 ) 色のソースで、焼 るものではない。これをかけて、 ~ 粉な いた肉にかけて食べたり 、煮込み さらに焼くとか煮込むとか、手を 〕《、ら茶 用として用いられます。 加えてから食べるためのもの。 マこのソースの中に卵の黄身を混材料 ( でき上がりカップ 1 ) 玉ねぎ っ , る " がみめ ぜてクリームソース、おろしチ 1 0 グラ、にんじん等、しいたけ中方 . 色込炒 ズと卵の黄身を混ぜてモルネーソ 2 枚、べーコン薄切り 2 枚、トマ作駑】 、焦ふま 圓グラ、ヾ ースができるといったように、い ノター大さじ 1 、小麦粉ス & 、 、 ( ②をる ろいろの材料を混ぜて、他のソー大さじ 1 と、スープストックカ ップ 1 と、香料 ( タイム、月桂樹 スを作ることができる。 ウ、 つめ プルーテソース の葉、。ハセリなど ) 各少量、トマトビ な炒 こ ューレ大さじ 1 、塩、コショウ おもに、肉の煮込み、グラタン 色てす 茶えぶ 用のソースとして使われます。 も加っ 材料 ( でき上がりカップ 1 ) バター 粉をに んット 麦ト然 にトマ 小麦粉各大さじ 1 と、スープス マ自 ②スト 、③トら ぎプ⑨ トックカップ 1 と妬、塩、コシ = み一「、 ( 〉 ね一ンウ 玉スコョ ①⑤一シ トべコ ス加 ①バターを溶かし、小麦粉を入れ らっ のて、しやもじで混ぜながらクリー 、材ト粉「心 7 「 れし 8 、《一の④麦⑥ 理ム色になるまで炒める。次にスー ぶ少 スけ小料 つをす 一た⑦香 肉プストックを徐々に加えてなめら ソい一⑩ トツの ンしタレ マトら トスが ラん⑥ュ プじクビ ④プな 5
なる。 ので、必要に応じて薄める。上等日光を避け、早く使うこと。 メーカーにより、香辛料の使い ▽一度にたくさん作らず、必要量にするには生クリームを、簡単に するなら牛乳を、それぞれ少しず方が違うので、調味料作りに実績 ずつ、そのつど作って用いる。 マヨネーズソース っ加えて混ぜる。 のある会社の製品を選ぶこと。 最も一般に知られ、親しまれてマ多量に作って保存すると、味が いる冷たい料理用のソース。肉料悪くなったり、分離したりする。 ( 以上江上トミ ) 理の場合はビネグレットソース同 オードプルやサラダに。 市販のソース ロンドンから川キ。、ウスターシ 材料 ( でき上がり約カップ 1 ) 卵黄 ャ ( 州 ) に、ウスターという町 ウスターソース 1 個、塩小さじ 1 弱、コショウ、 があります。 日本のウスタ 1 ソ 1 スは、アミ 練りがらし小さじ 1 、ワインビネ 渋い、落ら着いた寺院と、手袋Ⅷ ガー ( または酢 ) 大さじ 1 、サラダ ノ酸液やショウュに、酢、香辛料 ~ づくりの中心地で知られていまし た。ウスターソースは今から川年 ( 香辛野菜、フル ツなども ) を加 油カップ 1 前、ここにうぶ声をあげたのです。 えて作られています。色はカラメ ①ボール ( 金属でないもの ) に卵黄、 このソースが現在の日本のソース ルなど、着色料の色で、本来は薄 塩、コショウ、練りがらし、ワイ の祖先にあたります。 いアメ色程度。ねばりは oäo ( 化 わが国で、初めて工業的にソー ンビネガーをいっしょに入れ、泡 スを製造し始めたのは、明治年Ⅷ 学ノリ ) などで出してあります。 立て器でむらなくかき混せる。 ごろです。このころ、イギリスか 使い方①トマトケチャップと ②サラダ油大さじを①の中に入 らタル詰めのウスターソースを輸 れて、むらなくかき混ぜたら、ま混ぜ、ソテーの香りや味つけに。 入し、これをソースペースとして、 た大さじを入れてかき混ぜる。②カツレツやフライには、フルー いろいろに配合し、混ぜ合わせた 結果、日本人の味覚にビッタリの ツを多く使ったトンカッソースや ③これを 2 ~ 3 回くり返したあと ソースができ上がりました。 サラダ油を今度は少しずつ量を増中濃ソースなどを。 現在のウスターソースのゆたか 注意ソースを野菜や料理にそ スしながら流し込み、かき混せてい な香気とさえた辛味は、世界各地 ソるうちに、全部入れ終わるころにのままかけるのは、料理の持ち味 から集めた香辛料のうまい配合比 の 率のためです。これは当時の人た はねっとりしたソースができる。 をこわすので避けたい。 用 ちの進歩的な熱意のたまものとい 理注意マこのでき上がりは、用扱い方、求め方酢を混入してあ えるのでしよう。 るため、カビははえないが、直射 肉途によっては堅すぎることがある 海を渡った ウスターソース 183