うか。そういう「お酒は人生だ」派人間に、次の「健 康的にお酒を楽しむための八カ条」をお贈りしよう。 これだけて絶対安心とはいえないが、全部守れれば 肝臟の頼もしいリリーフ・ピッチャーになるはずだ。 ①適量にとどめる 適量とは、日本酒て二合、ビールなら大ビン二本、 ウイスキーならダブル二杯。 ゆえん 酒飲みの酒飲みたる由縁は、ほとんど永遠にさらに 深い酔いを求めるところにある。つまり、ホロ酔し イイ気持ちの美学を知らないのだ。 明日も世の中には酒があるのだから、カメつく飲ま は少なくないが、これは単なるクセ。食べる習慣をつ ないこと。リラックスと余裕を持てば、ホロ酔いのよ ければ、酒もツマミもおいしくなることカわかるはず。 さがわかるたろう。 ノ・ディを ⑤週に二日はノー・アルコーレ ②ゆっくり自分のペ 1 スて飲む 酒をあけた次の日の酒のウマさ。のべつまくなしに それても、付き合いやらパーテイやらて、量を飲み 理 飲んている人は、この感動を知るよしもない。 フて - フた 6 晩し J い - フのはあ一る、もの・こ。フて - フい - フし」き」は、は 康じめからきわめてゆっくり飲むよう心掛けておくこと ⑥深夜には飲まない 肝臓が一時間に分解・処理てきるアルコールは、せ が大切。最後まて紳士ていることも、酒飲みの資格な の いぜい七ー八グラム。これは日本酒て〇・三合だから 中のだ 夜の十時に三合飲み終えても、習朝の八時まては体内 の③度の高い酒は薄めて飲む し にアルコールが残るのだ。 「酒を薄めて飲むほど、貧乏していねえやい」と言っ たのは作家の山口瞳氏だが、水割が嫌いならチェイサ⑦薬と一緒に飲まない 暮 ⑧スポーツの前後には飲まない ーを使えばいい。 立ロ 以上八つの法律を家庭て決めて、お酒を心おきなく ④空腹時は腹に何か入れてから飲む という飲んべえ楽しんてほしい。決してお酒とは〃勝負みしないこと。 第「ただ延々とお酒だけ飲んて、 0 ・ 4
健康的にお酒を楽しむための 8 カ条 呼ばれる肝臓になる。しかし、肝臓は我慢強いから、 0 肝臓ばかりが貧乏ワジ : : : ? ほとんど自覚症状はない。あっても、〃疲れやすい というような一一次的なもの。 「酒は百薬の長」という言葉は、お酒に目のない左党 これに気づかずに飲み続けていると、アルコール性 にとってはこの上ないありがたいものだ 肝炎が起こりやすくなる。とくに毎晩のようにお酒を この言葉が示すように、お酒は薬物てもある。しか 飲む人は、あるとき、大量に飲みすぎたときをきっか し、からだにとっては、もともと自然なお客さんては けに発病、肝不全て急死してしまうこともある。 なく、体内て何とか料理して違う物質に変えなければ + な、ら一た 6 い 軽症の場合ても、肝炎を繰り返していると肝硬変に 〃ョソ者みなのだ。 しゅしようこうはん 進んてい 。手掌紅斑 ( 手のひらのふくらんだ所が赤 その役割を果たしているのが、からだの無ロな大黒 かんぞう くなる ) 、お腹が張る、くも状血管腫 ( 胸や背中にくも 柱ーーー肝臓てある。肝臓はアルコールという名の〃ョ おうだん の巣のように血管が浮き出る ) 、黄疸が出る、などの症 ソ者みを分解・処理して、〃自然なお客さん〃てある水 状が出はじめたら、一刻も早く医師に診てもらうべき と炭酸ガスに変えてしまう。 てある。 その能力は、からだの大きな男性て一日に一六〇グ ラムのアルコールが限界。日本酒にして七合、ビール 0 あ酒との〃勝負〃は厳禁だ / ぞは大びん七本、ウイスキーならダブル七杯に当たる しかし、お酒は理屈抜きにオイシイ、そして楽しい 量だ ものてある。 こんな酷使を何年も続けていれば、肝臓が疲れきっ 「酒がなくて、何のための人生か て障害を起こしても当然だろう。 と悲し気な顔をしている読者も多いのてはないだろ まず酷使された肝臓には脂肪がたまり、「脂肪肝」と 2 匕リナロⅢはか、らハににレムいカ ? ・ イ 4
2 薬は飲めはいいってモンじゃない / お酒を飲むと血液の循環もよくなるのて、吸収され 0 お茶もあ酒も一長一短 た薬の成分は、ものすごい勢いて体内を駆けめぐる。 「お茶と一緒に薬を飲むと効果がない」 つまり、それだけ薬の影響力が大きくなるわけだ。 これはよくいわれていることだが、全部の薬に当て こうしたお酒の効果は、漢方薬てよく利用される。 こうらいにんじん はる , わけ、′しはたい。 薬の中に、お茶と一緒に飲むと 高麗人参をつけたお酒や、その他のいろいろな薬用酒 効果がなくなるものもあるということてある。 は、このようなお酒の、いわゆる「百薬の長」の部分 をうまく引き出しているのてある。 たとえば、貧血症の人が利用する造血剤。これは、 しかし、定量をきちんと処方されている市販薬をお 鉄分を補給して血中のヘモグロビンを強化させる薬て ある。これを、お茶と一緒に飲むと、お茶の中にある 酒て飲むのは危険なこともある。心臓に持病があった タンニンという成分と鉄分が結合して、タンニン酸鉄 り、動脈硬化などて血圧の高い人は、お酒を飲んだと となる きの〃薬〃は大きな事故を招きかねない。 この成分はとくこ ( 毒てはないが、胃腸内ての吸収が 悪くなり、薬の効果を弱めてしまう。造血剤は水て飲 0 薬だけ飲あのもよくない 、といわれている。 ′ル・ ' 、 , フカしし よくテレビて、水もなしに薬だけグビッと飲み込ん ているシーンがあるが、あれはよくない。人によって 鉄だけてなく 、即効性の薬を飲むときも同じ。タン ニンが、胃壁を収縮させ吸収を遅らせたりするから、 は、水なしだと薬が溶けないて、そのまま下のほうか ら出てってしま , フこと力あるらし、 やはりのほ - フカいしオ どうやら、どの薬てもこれなら O ・という飲み物 一方、まったく逆に吸収のよすぎる飲み物もある。 それは、お酒。 は、水や・日旧勿とい - フことに ~ 洛ちきそ - フ・ご。 342
お銚子 1 本、繝メートル 大らかな気分になる。 精神衛生上、非常に好まし 0 長寿の薬ー酒 、わキ・・簽 , 、 0 肝臓や膵臓をいためつけるお酒も、飲み方一つて長 適量のアルコールは、さらに肉体の健康にもよい ・」、っそく 寿の薬になる。アルコールを〃ドクロ・マーク〃の毒 心筋梗寒や狭心症を引き起こす動脈硬化を予防すると 薬にするか、〃百薬の長みにするかは、飲む人にかかっ いうのてある。 ている。 0 成人病の予防にもなる ? 〃百薬の長みを実践されていたのは、長寿世界一とし いずみしげちょ あまみ て有名だった泉重千代翁。鹿児島県奄美諸島・徳之島に 動脈硬化といえば悪玉コレステロ 1 ルてある。血管 住んていたこの翁は、何と百年以上お酒を飲み続け、 の内壁にこれがへばりつくと、高血圧をはじめ恐ろし 理 「酒が健康に悪いなんて、考えたこともない。長生き い成人病が続々と押し寄せてくる。 康 は酒のおかげ、神様に感謝してる」 適度なアルコールは、この悪玉コレステロールを掃 健 し J 五、ら、れ ' 、し J い , フ 除する善玉コレステロールを増やすのてある。長生き の たしかにわれわれ凡人も、目一杯仕事をしたあと飲 するために、きれいな血管ほど頼もしいものはない。 中 の むお酒て、〃生き返ったみと実感することが少なくな さらにアルコールは、血液が固まる力を抑えるのて、 。日々のストレスを適量のお酒て発散している現代脳梗塞や心筋梗塞など血管が詰まる病気を予防する。 これらの効果はもちろん一般的なものて、医師に禁 暮人は決して少なくないだろう。 アルコールが入ると、自分の考えていることを素直酒を命じられている場合などは論外てある。また適量 立ロ にしゃべりやすくなる。対人関係もうまくいく。また というのは日本酒て二合、ビール大ビン二本、ウイス キーダブル二杯だから、勘違いのないように。 第食欲が湧く。性的な欲求も高まる。リラックスてきて、 2 と日・上ロ旧はからににレよいカ ? ・ かんぞうすいぞう 9 一 4
③ほろ酔い極期 日本酒三合、ビール三本、ウイスキー ( シングル ) 六ー七杯。 お酒の弱い人は、そろそろ眠くなりつつあるころ。 しかし飲んべえは〃そろそろ乗ってくるころみになる。 ④酩酊期 日本酒五ー七合、ビール五ー七本、ウイスキー ( ダ プル ) 五ー七杯。 あまり強くない人は確実に寝ている。その隣ては、 ロ角泡を飛ばしてワイワイ、ギャーギャー。あるいは、 人にゞってはグッと落ち込んてしまう人もいる。ケン 力などが始まるのもこの時期。 日本酒て一合、ビール大一本、ウイスキー ( シング ル ) 二杯。 ⑤泥酔期 日本酒七合ー一升、ビール八ー一〇本、ウイスキー 非常に気持ちのよい時期て、お酒を味として最もう ( ポトル ) 一本。 まいと感じることがてきる。また、ツマミも - フまい時 理 こ - フなるし」、かなり強いし」い - フ人′し、も寝てー ) 上フこ 管期だから、このときにたくさん食べておくことが大切。 とが多い。起きても一人ては立てず、狂態を演じたり、 康②ほろ酔い初期 ときにはオシッコをもらしてしま - フことも。飲む ~ 則と 日本酒一一合、ビール大二本、ウイスキー ( シングル ) は、まるて別人てある。 中五杯。 の ⑥昏睡期 気分は十分にリラックスして、よくしゃべり、よく し 日本酒一升以上、ウイスキー ( ポトル ) 一本以上。 笑う。また感情や心の中を率直に出せるようになるの ら 寒がっ 意識不明て、どんなことをしても起きない。 暮て、議論などが始まりやすい時期てもある。しかし、 寝ながら吐く。とても危険な状態。 理性は保っているのて、ケンカなどにはならない。 立ロ ナい人。てなければ人格を この時期てストップてきる〃勇気みをもっと、健康てやるのは、よっぱど死に 疑われる。 第的には非常によ、 气 r こんすい めいてい 9 3
理 康 健 の 0 食前酒は胃の良薬 ひややっこ お年齢を重ねると、ステーキより冷奴、グラタンよ の ′、。消化力が弱↓ 6 る りお茶づけと、 食が細くなってい ら のて仕方ないのかもしれないが、これては、ますます ョポョボのお年寄りになってしまう。 立ロ そこて、おすすめするのが、食前酒のワイン。 食前の少量のアルコールは、まさにお年寄りのため 第 おじいちゃんへ、ワインは = ルクです 2 洋リロ旧はか、らた、にしよいカ ? ・ 0 0 にあるようなもの。赤ちゃんがミルクを飲むように、 おじいちゃんもワインを飲めば、健康的な食事法と 、んト A フ 「老いてますます盛ん」になれることウケアイ。 なぜなら、少量のアルコールは、胃を刺激して胃液 を分泌する作用がある。この胃液の中には、ペプシン や胃酸というタンパク質を消化する消化液が含まれて いるのてある。 だから、こってりとした食事ても、ワインのおかげ て胃が守られ、胸やけもしない。 とはいっても「ては」というのて、調子にのってガ ポガポ飲んだり、アルコール度の強いお酒にすると、 からだは台なしになる。強いお酒は、胃壁を刺激して 胃炎をひき起こすからだ。 ふつう、食前酒は、アルコール分二〇 % 以下。ワイ ルだって ンに飽きた人は、デュポネやカンパリ、ビー 量も、ワインなら、グラス二杯が限度。 くれぐれも、ワインだけて満腹になったり、酔っ払 っ ' 」り・ー ) ないレよ - フこ。
おかしくて、て悲 -)ffJ 飲んべかな お酒が弱いと俗にいわれる人は、アセトアルデヒド 0 アセトアルテヒドが悪い / を水と炭酸ガスに分解するのが不得意なのだ。この物 〃酒飲みは、ヤッコ豆腐にさも似たり。はじめ四角て、質はホルマリンの仲間の有毒物質て、飲んべえにも一 あとはぐずぐず〃 日酔 いという仮面をかぶって悪さをする。 お酒を飲めば酔っ払うーーー至極当然のことだが、つ お酒の弱い人や悪酔いしそうな人は、飲む前に胃の い度を越してしまい醜態を演じてしまう苦い思い出は、 中に何か入れておくとよい。牛乳などても、一杯流し 男性なら誰の胸にも一つや二つはあると思う。 込んておけば、胃の粘膜をガードしてくれるから、胃 アルコールは、体内に入るとすぐに胃から吸収されての吸収は少なくなる。小腸まてアルコールを送り、 ゆっくりと る。胃て吸収しきれなかった残りは、そのまま小腸へ 酔いがやってくるようになる。 行って吸収される。 こうして血液にとり込まれたアルコールは、 ・あ酒の酔い方、どこでストップするか 「このままては、まかり通らぬ」 さて、アルコールは量とともに酔っ払う。その過程 というお達しを受け、肝臓へ送られ変身させられる。 を順序立てて眺めてみよう。もちろん個人差のあるこ ここて酸化され、アセトアルデヒドという物質になり、 : —u SJ め とだが、健康のためには①ー④まての酔い方 ( さらに酢酸に変わり、最後には炭酸ガスと水に分解さ ておくことが大切。日常的な酒とのつき合い方なら、 れてしま - フ。 ①ー②まてが限度。③ー⑥を日常的に続けている人は、 われわれがお酒を飲み、酔い、そして醒める間に、 八割方、一〇年程度てポックリ逝ってしまうという恐 体内てはそっくりこの過程が行なわれているわけてあ ろしいテータもある。 そうかい る ①爽快期 2 匕リ止 1 旧ムか、らたにレよ ( カ ? ・ さくさん 8
マにはならないもの。もしジャマになることがあっても、决してその存在を憎 んだりしないだろう。そこを、自分の子供と掛けた言葉である。 子供の病気は穴を見ろ・子供のからだの調子を見るときは、ロ、目、耳、肛門、性器、ヘソなど、から だの穴に異常がないかを見るとよいということ。ここがいつもと違えば、病気 かもしれない コンニャワは睾丸の砂払・男性が十ニ月八日の針供養の日にコンニヤクを食べると、睾丸にたまった砂が 払われるという。睾丸には砂などたまっていないし、コンニヤクがそれをきれ いにすることもない コンニヤクは栄養はほとんどないが、繊維質が多く便秘 によい。ここから、からだの汚物を払ってくれる、と言われたのだろう。 つめは ・爪の生えぎわの皮が細くめくれる「さかむけ」。「ささくれ」ともいう。もちろ ん俗説。どうしてこうなるかわからなかったので、「親不孝のバチが当たったの だ」と言われたのだろうか。親不孝は、誰でも一度やニ度はしているものであ る。 酒は飲べく飲むべから・お酒でからだを壊すのは、飲みたいだけ、つい度を越して飲んでしまうからだ。 適量のお酒は実際に循環器系によい結果をもたらすから、百薬の長にするか毒 にするかはその人次第なのである。飲んべえは、自制するのが難しいだろうが、 以前よりニ日酔いが激しくなったら自粛が必要である。 ( 四〇 5 四一ページ参 酒をチャンボンで飲むと・いろいろな種類の酒を一晩で飲むことを、俗にチャンポンと言い、悪酔いの原 悪酔いする 心理的なものか、あるいはチ 因になるとい、つ。しかし、これには根拠がない ャンポンするほど飲めばたいてい悪酔いするものである。 ・「瘰疽」という病気は、指先が化膿するもの。冬になって木枯らしが吹くように 寒と第は仲がいい 寒くなると、指先は血液の循環が悪くなる。また、皮膚は乾燥して油っ気がな アカギレができる。こういう手で土をいじったりすると、細菌が入り やすく、この病気になりやすいということである。 さかむけは親不孝 こうがん 4 ノ 6
2 薬は飲めばいいってモンじゃない / 0 脳ミソの情報網を整理整頓 / お酒を飲むと、たいていの人は楽しくなる。なかに は苦しくなる人もいる力、いすれにしてもシラフの状 態とは異なるのが「酔う」ということてある。 ところが、お酒を飲んても酔わないという物質が、 「オオマッョイグサ」という草花から発見された。何に 使う薬か判然としないが ( お酒を飲む前に飲んてもし ようがない ) 、人間とはおかしなことを研究する動物て テ のある。 この物質の名は、アⅡリノレック酸という。実験て テ は、ラットにこのアⅡリノレック酸を投した後、ア ルコールを飲ませたところ、酩酊状態にはならなかっ 実験ラットは、どうして酔えなかったのだろう ? 「酔う」というのは、アルコールによって神経が正常 な働きがてきなくなっている状態。しかも、からだの 立ロ 総司令官てある脳細胞もアルコールに漬かるのて、シ 第ラフの緻密な情報網が混乱をきたしてしまうのだ。 あ洒を飲んでも酔わない薬できる ? アⅡリノレック酸は脳の情報網を固定して、混線を 。だから酔わないと考えら 最小限に食い止めるという れているわけ かれん オオマッョイグサという草花は、黄色い可憐な花を つける。まるて、酒飲み、大トラなどという言葉から はかけ離れた清純なイメージだ。 帰りに飲んて叱られる亭主は、この可憐な草を見つ けるし」 ・界も ) お 3 【いッぎ一、 343
アフリカの美酒・珍酒、ご紹介 / つまり、正真正銘の立派な海水だけというわけ 0 海水力ワテルをあひとつどうぞ しかし、ギラギラ太陽のご当地にしてみれば、海水 ノーしカカ ? 安くてお を摂ることて塩分補給になるし、生水よりもはるかに 「アフリカ名物、海水力クテレよ、、、、、 衛生的なのかもしれない。 いしい、特製カクテルだよ」 南アフリカ共和国へ行くと、この海水力クテルが売 ・あ酒のなる木、日本にもあるといいなア られているが、観光客にまて売ってくれるかどうか 今度こそ、本当にお酒の話をしよう。 責任はもてない アフリカて、「お酒のなる木」が発見されたのだ。う ールー族のお これは、アフリカ大陸て最もこわいズ らやまし気に指をくわえている諸君のために、場所を ールー族の人は、海水に不思 気に入りカクテルご。ズ 理 お教えしょ - フ。 議な魔力が潜んていると信じて、これを飲むのをこの アフリカ中部、ハレ川の流域にプラフという町があ 康世ていちばんの楽しみとしているという。 健 る。この町の「シロ」という樹木をめざせばいし インド洋と大西洋の海水力クテルが好み。 かなり昔から、このシロの樹木から、ある液体が分 中そこて、両方の海がほどよくプレンドされている、ケ の していたらしいが、誰も気にとめなかった。しかし、 ープタウンあたりの海水がいちばん美味といううわさ し だ。さらに、中に貝や海草を入れると、まさに〃究極香りがとてもいいのて、ある人がなめてみたところ、 ら 「 - フ↓ 6 い酉・ , 」っ ' 、し J い - フ、わ 暮のメニュー。の仲間入り ? この天然の美酒は、「プラフ酒」と命名され、アフリ こうなると、わが身を危険にさらしても、飲みに行 立ロ カ全土て発売されている。日本へも輸出される日を夢 きたくなるだろうが、ここて一つ忠告。この海水力ク みて、アフリカに思いを馳せようてはないか。 第テルは、一 % のアルコール分も含まれていないのだ 2 老日好ロはからだによいカ ? ・ ひそ