結核 - みる会図書館


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1. 家庭の医学

声がかれたリ出なくなる病気 喉謡喉 頭人 頭 不 喉声 頭帯 明 梅の 毒酷 の使 染 1 声かかれたり出なくなる病気 急性及び慢性咽頭炎のどの粘膜の炎症 ( 四 0 九 ) 喉頭結核結核菌の感染 喉頭ヂフテリア前述 ( ラ 0 ) 声がかれたり出なくなる病気 のどの痛みや嗄戸 多くは肺結核の人に来る。始めはのどに何かひっかゝっ たような感じがあったり、話していると声がかすれたり する。また物がしみるようになる。 結核と起り方は似ているが、この場合は痛みが来ないで 知らずにいることが多い。風邪をひいた後等どうも声が かすれて、しかも仲々治らないことから診察を受けて発 見されることが多い。 のどを使う職業の人 ( 声楽家等 ) に来る。疼みもないし 熱も出ない。 癌、結核と発病の仕方は酷似していて、素人判断では区 別しようがない。慢性にしかも声がかれる以外極めて無 症状に来る。 高熱と共に劇しい咽頭炎を伴って来る。子供に多く、大 が遠吠えするような咳をする。鼻扁桃腺のヂフテリアと 違って、白いもの ( 義膜 ) がみえないから素人判断は危 険である。 四九五

2. 家庭の医学

核 結 づて、安静度も日課表も変って行く。こうして、半年たち しよくし 一年たつうちに、六度の安静度になれば、半日ぐらいなら 2 食餌療法 ( 栄養 ) 会社や学校に行けるようになる。 栄養物をたべて結核を治そうという考え方は、昔から行 安静度を無視して、勝手な動き方をしたのでは、ストレプ われて、肝油た、。ハターだ、ビメミンだ、無塩食餌だとさ トマイシンを使っても、手術をしても、順調には治らな い。だから、本人の固い意志と周囲の温い理解が必要なのわがれた時代があったが、今では栄養は結核の治療を助け るものというぐらいにしか考えられなくなった。結核を治 である。もう熱がなくなったから会社へ出たいと考えたり あんなに太っているのだからおせんたくぐらいしてくれたせる薬が発見されたからである。しかし同しくその薬を使 . って、と聞えよがしにいわれたりするようでは安静療法はっても栄養がいい場合の方が悪い場合よりもよく治ること は確かであるから、栄養を、全然ばかにすることはできな 成功しない。 つまでも古い しかし、逆に、病状がよくなったのに、い 殊に、喀血した時とか手術した時とかには、どうしても一 安静度にしがみついていると、神経衰弱になって、かえっ て回復がおくれることもある。主治医を信頼して、その指食餌療法が必要になる。 栄養のうち大切なものは、蛋白質 ( 肉や魚の類 ) と脂肪 . 図に従うことが大切である。 と含水炭素 ( 米、麦、糖類 ) である。この三つの栄養素が なお、安静療法は、きれいな空気の中で行うのが原則で ある。煙突の煙や埃や栄火のガスももちろんいけない。療釣合いのとれた食事は結核を治すためだけでなく、健康を、 養所では、冬でも夜でも、窓を開け放っている。馴れれば保っためにも成長するためにも、ぜひ必要である。ところ 、か、せö_ は引 - 、か、なし きれいな空気の味が判るようになったらが、日本人の食事は欧米人に比べて、含水炭素 ( ごはん ) が 多くて、蛋白質と脂肪が少すぎる。これでは、結核たけで 大気安静療法は成功している。 なく、他の病気にもかかり易いし、治りにくいし、。また体〕 八〇

3. 家庭の医学

核 結 の活動をおさえて、固めて治そうという方法である。人工 腸結核や喉頭結核の時の食事 、ふく おうかくまひヒゆっおうま 、、よっ 気胸療法 ( 気胸 ) 、人工気腹療法 ( 気腹 ) 、横隔麻痺術 ( 横麻 ) 昔は、最も手ごわい食餌療法が必要であったが、今は、 きようかくせいけいしゆっきようせいせいけい 胸廟成形術 ( 胸成、成形 ) などの種類がある。原理は同 化学療法によって相手が治ってしまうので、特別な食事は こ於、症状や病巣の位置、年令などによって、それそれ 殆んどいらなくなった。 しかし、ひどい喉頭結核は、化学療法で治っても、あと適応 ( どんな療法が適するかということ ) がある。 ふくこう 気胸は二枚の肋膜の間に、気腹は腹腔の中に空気を人れ が残って、水をのむとむせるというようなことがある。そ んな時は、葛や片栗粉を使って、食事に粘り気を与えるこる療法でふつう一週に一回すっ空気をつけ足して人れる。 気腹を行うと、横隔膜が上って肺を下から押しちちめる。横 とが必要となる。 、横隔膜を上に上げて 隔麻痺は、横隔膜神経を麻痺させて 非結核性の合併症がある時の食事 気腹と同じ効果を得ようというものである。成形は、肋骨 - たとえば、糖尿病、ふつ ) つの腎臓炎、胃下垂や胃潰瘍、 きようか・、 心臓病、便泌症などが合併している時は、特別な食事が必を切りとって、胸廟ごと押しちちめようという方法であ 要となる。これらについては、そそれの項目を参照してる。 ( 第 5 図 ~ 第 8 図参照 ) 戴きいが、結核もあるのだから、次の注意を守ること。 胸 結核のためには、なるべく栄養価を落さない工夫が る。そのために、合併症のための食餌療法に矛后するこ数年前まで盛んに行われたもので、肺結核だといわれた ら、一応は気胸を試みるべきものとさえいわれたものであ とがなくはない。そんな時は、早く合併症を治す努力が ききようしん った。胸に針 ( 気胸針 ) を刺すだけで、外来でも自宅でも 必要。 りようほう 簡単に行えるというので、ずい分ひろく行われた。 3 虚脱療法 ( 気胸、気腹、成形 ) しかし、よく適しない病状に気胸を行っていると、水が 、肋膜が厚くなって肺が 病巣のある肺をちちめて ( 肺を虚脱させるという ) 病巣たまって、遂には膿胸になったり きょにつ

4. 家庭の医学

六、結婚と性病 七、姙娠と性病 八、出産と性病 九、育児と性病 十、個人的予防方法 : 十一、現在国として行っている 予防方法の原則・ 眼の病気 一、目の構造と働き : 二、まズたの病気 : 1 工 眼瞼縁炎 : 2 麦粒腫 ( ものもらい ) 3 睫毛乱生症 ( さかまっげ ) ・ 三、結膜、角膜、虹彩の病気・ 1 トラコ 2 はやり目 : 3 結膜濾胞症と濾胞結膜炎 : 4 角膜炎 : ・ 虹彩炎 : 四、そこひ : 緑内障・ : 曰炎性緑内障・ : 単性緑内障 : 2 白内障 : 五、眼の結核 1 フリクテン・ 2 鞏膜炎 : ・ ・三公一 3 虹彩炎 : 4 網膜静脈周囲炎 : ・ 六、性病と眼・ 1 眼の梅毒 : 2 淋病と眼 : ・三八四 3 淋菌性結膜炎 ( 膿漏眼 ) 三八四七、眼とビタミン・ 特発夜盲 : ・ ・三へ 0 : 三八 0 ・一穴 0 ・・三会 ・三へ六 ・三へ六 ・・天へ : 三究 ・三凸

5. 家庭の医学

~ 三一行も止められるが、遅れて一旦視力を失うと、殆んど回きる。 は期待できない悪性疾患であゑ この外、稀れではあるが、生れた時既に白内障が起って 【予防〕その原因がまだ解っていないので、予防は困難いるもの、幼年に起るもの等がある。先天性白内障といわ である。緑内障は中年以後の者、殊に神経質の婦人に多く れるもので、症状は老人性白内障と同様である。 来る。また、遠視の人に多い。 心労・情神感動・睡眠下足【治療〕混濁の熟するのをまって、濁った水品体を摘川 「アトロ。ヒン」の点眼等は誘因になることがある。こうゆする。大部分のものはこの手術で視力を回復し、凸レンズ う事実に注意しておることも必要である。 をおけば新聞も読める程度になる。但し、この手術は眼科 の手術中最も技術を要するものの一つで、周到な用意のド 2 白内障 に最も慎重に行われなければならない。 俗間でいう「白ソコヒ」「ウミソコヒ」で、瞳孔の後ろ 白内障の初期に、ビメミソ O の注射やヨード剤の点眼が の水品体が濁ってくる病気である。 行われる。混濁をよくし、或はその進行を防ぐ目的で行う 老人性白内障は、特別の原因なしに五〇歳から六〇歳頃のであるが、確効は期待できない。 に多く起ってくる。 初期には物が二つに見えたり、小さい黒い影が見えたり 五、眼の結核 する。読書にも疲れ易くなる。その内しだいに視力が落ち 半年から一年位で人の顔もぼんやりしかみえなくなる。こ結核は眼の殆んどすべての部分を侵す。これらは大方全 の時期になれば水品体は大方混濁して瞳孔領がはっきり白身的には結核の比較的初期に来るものである。 ( 多くはラ く望見されるようになる。 ンケのいう第二期 ) 現在結核性の很疾患は多数、かっ多種 白内障の診断は水晶体に濁りを認めることで、簡単であ類であるが、日常よく遭遇するのは、フリクテン、上鞏膜 り、また、初期でも瞳孔を散大させて診れば容易に発見で炎、虹彩炎、角使実質炎、網膜静脈周囲炎、若年性反復性 そこひ眼の結核

6. 家庭の医学

をよく承知して欲しく、世間にその実例は余りにも多いの総じて無月経乃至稀少月経、多量の白帯下、時としては い月経困難等を訴え、殆どすべては結婚後年月たっても一 である。 向に姙娠しないか、或は姙娠しても二、三カ月頃までに自然・ 1 子宮発育不全症 ( 性器発育不全症 ) に流産することが多い。然し子宮、卵管、卵巣等が結核に 子宮、卵巣その他の性器は生れてから思春期に至るまでか人ると、これと全く同じ病状を伴うことが多く、この両〔 は大して発育しないもので、思春期に入って俄かに発育増者は専門医の詳しい検査や手数のかゝる試験ではじめて民 大して遅くも一八歳の始めに完成され、その働きも完全と別出来るから、一概に生命に別状のない発育不全だときめ なる。然るにこの思春期中の性器発育乃至完成が種々の原てはならない。 ( 後段性器結核の項参照 ) 因で妨げられると子宮は普通より小さく、甚だしきは小児本症とわかってもその度の強いものは現代の医術を以て と同じく、また卵巣の働も不完全となるので、これを子宮も何ともしがたいが、幸にかゝる強度のものは比較的稀。 発育不全症という。この場合子宮のみならす卵巣、卵管、で、その多くは軽度に属するもので、これに対しては近頃 わば小各種のホルモンによってある程度遅れた発育をとりもどす 膣等の全内性器印ち外陰までも発育が良くなく、い 児型を呈することが多いため、性器発育不全症とも呼んでことが出来るようになった。それにしても余りに年を取っ てからでは効能が少く、年の若い程有効であるが、用うる。 いる。発育障害の強いものでは内、外性器が上記の如く小 児型であるばかりでなく、全身にも女性としての特徴に乏ホルモンの種類並に分量は各々の場合に応じて適当に按配 しく、甚だしきは一見して中性型を呈するものさえある。 せねばならないから、どれにも同じホルモンを使ってよい 然•. かように高度の発育障害は比較的少く、その殆どすべのではない。近頃勝手にホルモン剤を用いておる婦人がか・ なり多いようであるが、これでは無意味なばかりでなく、 ては中等度乃至軽度の発育障害に属し、殊に軽症のものは 世間にかなり多い 却って害を招くこともありラるから、医師の指図によらな いホルモン濫用は慎しまねばならない。 本症の症状も亦発育障害の軽重によって様々であるが、 三〇九 婦人科疾思の大要

7. 家庭の医学

病室と寝具・ 食器と痰の消毒その他 : 四、結核と結婚、姙娠、授乳・ 五、ツベ、ールクリンと O : 心臟と血管の病気 一、循環器の構造と働き・ 二、心臓病とは何か 1 心臓病の症状 : 2 診断 : 3 心臓弁膜症 : 治療と予防 : ・ 狭心症 : 冠状動脈閉そく症・ : 発作時の看護 : 平素の生活・ : 5 高血圧による心臓病・ : ・一 00 一 00 メしノしノし 10 9 8 先不 そ ) び ) む 先天不整 治臓治診 の診臓臓 は天性整脈 他神か体食睡安療衰療 性心脈 の断経つ重餌 と弱と断 心ー症け測と眠静予合 チ心臓に チ 防心併 ! 永アファ臓病対 定薬 不症 ! タノアノ病三す・ 脚 .: 物 の 訴 ローローの ! る 予 : ーゼーゼ種心三 防 ! 管の四の類三得 を 三な徴あと す 脈も も断 五気 の 存 ・ヾン、ンヾ : ・ヨえユ心ヨ廴 VYi ーーョ

8. 家庭の医学

変る所がない。早期発見で最も大切なものは >< 線像であっ 珪肺症 ( 職業病予防の項参照 ) て貨幣状の形の影が特徴である。疑わしい影が出たならば 直に気管支鏡検査をして見得る気管支内部をくまなく検査職業病である。セメント工場の工員、陶工、硝子工、石 する。そして腫瘍があったらその一部を取って来て組織検灰坑鉱夫、石工等久しく珪酸を含んた石粉を吸人する職業 査をする。何も見えない時は病巣に一番近い気管支粘膜のの人がかゝる病気である。この病気の人は肺結核を合併し 分泌物を取って来て癌細胞の検査をする。健康な気管支にやすく、又合併すると結核の進行が早い。 は見られない非定型な細胞かあれば癌の疑が濃厚になる 肋膜炎と膿胸 が、この様な細胞が発見されなくても癌がないといえない。 【治療】肺癌と決まれば身体の許す限り肺切除する。癌肋膜炎以外の病状がほとんど見立たない時と、隣接臓器 の疑をもったなら兎に角試験的開胸術を行って直接にその特に肺等に明らかな疾患があってそれに続いて起きて来る 肺を検査する。それで癌と決まればそのまゝ肺切除に移行ものとある。前者は結核初感染後一年以内に来るものが多 する。 >< 線写真その他で結核か癌か決定し難い時に結核菌く肋膜炎の大部分がこれである。肺の初感染部が肋膜のす の培養成績が出るまで一カ月もの間様子を見るというのは ぐ近くに起り、そこから肋膜に炎症が波及したり、肺門リン 良くない。肺癌は暖々その間に脳に転移するからである。肺パ腺結核からその近くにある肋膜に波及するのであるが、 切除そのもの、危険率は胃切除のそれと大体同じ程度に減初感染部や肺門リゾパ腺の方の症状はかくされている。後 少して来た。肺切除後 >< 線深部治療、ザルコマイシン、ア者は進行した肺結核、肺膿瘍、肺炎から肋膜炎を起す場合 ザグアニン等の化学療法を行う。肺癌の予防上原因が十分である。肋膜炎には乾性と湿性とあり、乾性は炎症による に明かでない今日確実なものはない。早期発見としては結浸出液が殆んどない時をいう。浸出液が膿性になると膿胸 核の集団検診の時、特に四十歳以上の人では肺癌も念頭に といわれる。進行した肺結核に続発する時は膿胸になりや 置いて行わねばならない。 すい。肺炎とくに小児の肺炎も膿胸になりやすい 呼吸器とは

9. 家庭の医学

脳・夸髄・その他神経の病気 央電話局の働きをつとめ、脊髄や末梢神経 ( 脳神経と脊髄は第一位に上っている。 これは結核の死亡が少くなったことの他に、脳卒中によ 神経 ) は中央からの命令や末梢からの情報を伝える連絡の る死亡が三、四年前より増加してきたためである。 電話線に当る。 1 原因 二、脳卒中 脳出血による卒中は、脳の動脈が破れて脳実質中に出血 卒中 ( そっちゅう ) というのは急に倒れるという意味のした時に起る。これは脳の動脈の硬化と同時に高血圧のあ 言畴である。脳卒中とは脳の血管に事故が生じて、急に倒るものに起り易い。従ってそれを起すものは多くは五十歳 台、六十歳台又はそれ以上のものである。動脈硬化かひど れ、体の半身父は一部のまひを来すことである。 脳卒中の中には脳出血 ( 又は脳溢血 ) 、脳軟化症 ( 脳血栓いと血圧はそれ程高くなくとも脳出血を来すことがある。 又は脳栓そくによる ) と脳膜出血とがある。この中で一番脳軟化症は動脈硬化のために細くなっている脳の動脈の 多いものは脳出血である。以上のものは発作の起り方が違内腔が、かたまった血 ( 血栓 ) のために急につまってしま 又は、心臓弁膜 この状態を脳血栓症というーー う場合 うが、大まかにいうとほぼ似た症状を呈するので、区別が 困難なこともあって、晋通には脳出血又は脳溢血という診症の人の心臓内の血の塊りの一片が押し流されて脳の細い これを脳栓そく症という 動脈中にひっかかった場合 断が下されることが多い。 に起る。このいすれもの場合でも、つまった血管から 日本人の死亡統計をみると脳卒中によるものが第一位 ( 昭和二十八年度には十二万強 ) であり、これに大ぐもの末梢は血液が流れないために、その部の脳が軟化して崩れ は、癌、老衰、結核である。昭和二十五年までは結核によるる ( 脳軟化 ) 。 死亡が第一位で脳卒中によるものは第二位であったが、最脳出血のときには、出血部の脳が急にこわされたり、血 近 ( 昭和二十八年度 ) では、結核は第四位に下り、脳卒中で圧迫されたりするので、欠に述べるようにまひの起り方 一七 0

10. 家庭の医学

心臓病の人で右の上腹部に腫瘍を触れるのは肝臓で、こ のようなときには呼吸困難、咳、下肢のむくみ等が一緒に っ血肝心臓衰弱 くる。これ等は心臓衰弱の徴で、心臓が良くなるととも ( 一 0 六 ) に消失する。 伝染病 ( チフス等 ) マラリア、敗血症にくる。踵れた脾 腫病原体の感染 臓を左の上腹部に触れる。 肝臓、脾臓が大きく、お腹に水が溜り貧血をきたす。黄 。ハンチ氏病不明 だんはきたさない。 心臓の障害の為に体液の心臓衰弱の一つの現れであって、この他呼吸困難、喘は 心臟病 (10j) 循環がよくゆかないこと下肢のむくみ等もくる。 による 0 気 同時に顔も手足もむくむ。このような人は、顔色が蒼白 病腎臟 不明 で、一日の小便の量も少い ( ネフローゼ ) このときは腹痛を伴う。その他全身衰弱が加わる。消化 障害、食欲不振等の癌の症状がある。普通熱は出ない。 腸、腹膜の癌不明 カ お腹の水にときどき血が混る。 殊に結核性腹膜炎のときにくるのでお腹全体が、脹った ような鈍痛があり、お腹を抑えて手をはなすとお腹全体 腹 にひびくような痛みを覚える。外から腹腔内のしこりを お 四八七 結核性腹膜炎結核菌の感染 ( 当・一三四 ) お腹に腫瘍がでぎたり、水が溜る病気 ( 一六一 ) ( 一九一 ) ( 四六 )