せんせ【 〔書家〕 . 〇先生 ぐわよく せんせい 翰〔畫家〕〇先生〇畫伯 とく、みやう こくしゅ せんせい 文〔師 ) 〇先生〇國手〔特に・大名 おんち、うへさま 〔父母」〇 ( 御 ) 父上様 おんよ、うへさま 〇 ( 御 ) 母上様 おんををぢうへさま 〔をち、をば〕〇 ( 御 ) 伯 ( 叔 ) 父上概 んををうへきま 〇 ( 御 ) 伯 ( 叔 ) 母上様 あねうへさま あにうへさま あにあね 〔兄姉〕〇兄上様 0 姉上様 〔夫人〕〇 ( ) 缶、夫 ごれいけいさま 〇 ( 御 ) 令閨様 ごいいしっさま 0 ( 御 ) 令室様 おんわくさま 〇 ( 御 ) 奥樣 おんおくがたさま 〇 ( 御 ) 奥方樣 ごないしっさま 〇 ( 御 ) 内室樣 ごな . いせいさま 〇 ( 御 ) 内政様 ごれ . いそくさま 〇 ( 御 ) 令息様 ごけんそくさま 0 ( 御 ) 賢息様 めいさま 〇 ( 名 ) 様 ( 息女 ) 〇 ( ) 令嬢に ごれいぢゃうさま 〇御令娘様 わき イよくしゃうか をよくきか 〇玉机下 0 玉床下 本文封筒共用 ぎよくたうか 〇玉榻下 そんん そんか じし 〔貴人〕〇下〇前〇執事 ( 一般〕〇侍史〇貴下〇下 れんか じさ・フ あんか だいか 〇侍史〇侍曹〇薩下 〇臺下〇椅下〇案下 ごん 0 御前 〇机右〇机下〇几下 ごかふおんちゅう しつじおんちゅう かうき 〔高貴〕〇執事御中〇御家扶御中 〇梧下〇梧右〇足下 ごかじゅ ) おんちゅう けんほ′、 〇御家從御中 〇座下〇座右〇研北 〇磚〇特曹〇玉案下 ( 軍人 ) 〇閣下 ( 將宜以上 ) 〇麾ア一 づけ め ( さま 〇 ( 名 ) 様 の くわんこうぶんしょ 〔官公文書〕〇殿 〔 ) 〇中 しめいの めしたをとこ . 〔目下の男」〇 ( 氏名 ) 殿 めしにをんなゞのさよ 〔目下の女」殿様どのさま をしャう わよんじ そう 手ー 〔信們〕禪師 きじん 4 352
紙手の性女の代時新 うざ付 ; あ さ と が し外な . いにり づ耳 ( 言 。何い い で たに事仕しま い気・靑 : せ - : をし 近第き、 かでん直た せ 誰に持もす。すが ん もっか折茗や減 持もてら角てう多 つゐどのにに ど な てなう御デと必 カ ゐいぞ期き故ー要 るかあ待を鄕 : が か ま 者としに 0 田 3 な友らむ つま ゃん フ上ち一じ、、し ノブしプ・ 間ま りの に 4 め、い 聞きに あのて死えし き は下念て昨 : の 年 は しにさで てもいす ロ・をの せ 今リ暮 差を聞き。が な さ 上あき げあ つ にのご の て るは ご紋え や 下こし ◎ お月そて紙しみ て 賀不ふぉ 歿 : 出で折 ら て 早帛に一 ' の下を寸えん も お 手 ( 用さ送お 念愛來き角 く着きう 小ー よ の り 古にま おた ちい書き 遣ゞあ ろ も 御ご 存 : せ の度三・ し じん 期 ' の 上舅 し りの う まの 待第 で げ な ば 下 5 , で 袢 , : すを す ご ま さ に っ 賣 ' し さ だ にを ざ、 添そ か いな て り ら た い る は こ こ 直 : す よ さ な 正 : く い は 、つ 、つ めった 、一めんくだ 一度ⅱにか、りせう。では得免下さ
もうひっえんびつもち びんせん 0 便箋は毛筆や鉛筆は用びぬがよい。インクである。 くみむらさきさしつか もち ふつう の普通プル 1 プラック色のインクを用ふ。赤インクは使用せぬこと。黒・紫は差支〈たい。 折 方 びんせんを た、 かたかふうとうやうふうとう 便箋の折り疉み方は和封筒・洋封筒の一一種類あります。 ゃうふうとうい あリ 0 洋封筒に入れる場合は、字を中にして下から上へ二つに折り、更に横へ二つに折る。 はあひ たゞ ふうとうまったちひ ) 」うやうした うへ ふた わふうとう 0 和封筒へは前と同様下から上〈二つに折り、更に下から上へ折る。但し封筒が全く小さい場合は四つ 折りにしてもよい。 じ あとしゃうの わうふくにがきふうかんはがはがまゑよがき ヒくま 卷紙、便箋、それから後の章に述べる往復葉書・封絨葉書・葉書や繪葉書などの字 の っ 字配りに就いて 配りに就いて述べてみますと、 したじか はうとうご んか ぎゃうつぎ はあひ うとうご まいけ 書 0 「拜啓」「謹復」などの冐頭語を書く場合は、その行の次から文を書くか、冐頭語の下二字許りあけて 0 じ さまの ひとなまへまたおん せんはうなま〈 書 さふらふじ きの「候」の字が文の上に出ないやう。先方の名前や様、殿をつけるべき他の人の名前、又「御」の字などペ ぎゃうした ちゅうい 行の下にならぬゃう注意する。 、んふく っ まへ んうへで まきがみびんせん くは いろ した しりるる さらした しよう うへを さらよこ た
じ上なまへぎゃううへで 0 自分の名前が行の上に出ないこと。 朝「御上京」「大阪府」「勇太郎君」など二つ以上の字で一つの語になってゐるものを、下に書き切れない一 イヤう つぎイやうか はあ O した にんんうへき 書で分を上に切って書かないで、萬一下に來た場合は下をあけておいて次の行に霧くとか、その行の したリだりわきちひ 講下の左脇に小さく書き添へる。 りや ( ふうと ) わふうとうやうふうとう あてな ふうと ) ふ ) と ) なあリ 封筒には和封筒、洋封筒がありますが、封筒はすべて第名をさす、丁、地まで じ とちう、 くわ じ 封筒の場合 またはんち つぎぎゃうか なに , ( 、さまかた 詳しく書きます。又、番地の字を淦中で切って次の行に書いたり、「何々様方」の字 はんち ぎゃうか が番地の下にならぬゃう、行を變へて書きます。 洋封筒 ぐわいこくゆき . いぐわいうらふうみぎ ごたりに ) ながでは 0 外國行以外は裏の封を右にし、縦に書く。折封がすっと方の方〈長く出張ってゐる封筒は、封の上に ~ じゅうしよせ、・ ) 、 仕川姓名を書いてもよい。 うらいきへうめんぎやく O 裏鬯と表面と逆にならぬゃう。 くいこくり うらふうひだり 朝外國行のものは裏の封を左に、橫にし、日本人名はロ 1 ・マ字にする。 ケアオプ りやくじ けいしょ ) じャう Cc'o.) は (care (f) の略字で「氣」「方」などの意味。敬稱の Cmiss) は未婚の婦人で「孃」にあ・ した よ、」が づけ まんいちしに、 かに をりふう に「いみじ人めい みこんふじ ちャうはら 4
屋講手の代時新 づけそ わふうとうい まへやうや、つした さんせう さらした また利封筒に入れる時は、前と同様下から上へ二つに折ったものを更に下から上へ二つに折リます。 ( モデル四鑾照 ) ふうとうかたちちい さらをて ときした しかしあまり封筒の形が小さい時は下から上へ二つに折ったものを、更に縱に四つ折リにしてもかまひません。 さんせう ( モデル五蔘照 ) 力ならふで まきがみじ かた卷紙には必す毛筆で書きます。紙の初め四寸くらゐは、これを禮紙といってあけ 卷紙の書き方 れいぎ てんち ぶ・した ておくのが禮儀になってをります。それからまた天地も上五六分下二三分あけてお きます 0 ほんぶんか をは やくすみ じさが ひづけしたしよめい そして本文を書き終ったら、約一寸あけ、一字下りに日附を書き、日附の下に署名、そして日附から すんぶ ひづけ すこたか こころもちひくあてな わき ちい けいせうひだりわき 一 - 寸五分ほどあけて、日附より少し高く、本文より心持低く宛名を書き、檄稱の方脇に、や乂少さく脇 さんせう を添へます。 ( モデル六し まきがみししつ わる 0 卷紙の紙質のあまリ悪いのは使はないことにします。 すみこ ふる ねは 2 墨は濃くすって。しかし古くなって精ったのはきれ、 しに書けません。 あたら 3 毛筆のあまリちびたのは見苦しい字になります。しかし眞しいのも書きにくいものですから、少しく使ひなら しておきます。 じおほ じないがれ ぶんせうみじかはあひ の字の大きさは一行に十字内外といふところが一番よろしいやうです。しかし文章が知い場合は士八字にしてゆっ まきがみ まきがみ をき ぼんぶん一 リづけか すん うへ ひづけ
紙手の性女の代時新 驛奥 な か が 御ご徒と 主と ク に そ ク 十 の 々 、分お よ 男胯も ろ 紙し り し に で お 手たぜ 傳な 下内伏出で さ 圖づか い を け ま 書か下 し . い さ V 、 自じ 近 同 : す 頃ま の 事じ , め と 書カ 書カ 愼第 場は ま し す ロ - ひ おくさま ちうめうせんおを まっ 288
封・附脇 えうじ ぐんか 〇要事〇緊要〇樞要 〇軍旗下 0 虎皮下 ぢゅうえう かんぢゃう そんん じゃうくわんしちゃう 〇重要 〔上官、師長〕〇尊前〇面丈 へいあん 、いし・れ ちゅういふえう そうりよ ござか れんか ゆいか 〇平信〇平安 〔注意不要〕 〔信們〕〇猊下〇蓮下〇御座下 ゞよ、フ きゃうきか 〇平用〇無事〇用 〇經儿下 しつか そんか 〇無別條 、ふよう しきふ しきふ くわきふ 〔父母〕〇膝下〇尊下 〔至急〕〇至急〇火急〇急用 か、ど、たう : か たにんず かくる きんきふ そ ( きふ きふしん 〔多人數〕〇各位〇各榻下 〇急信〇即急〇緊急 おんちゅう かくゐおんちゅう しきふよう ひしん 〇御中〇各位御中 〇飛信〇駛急用 おんちゅう だんたハうくわいしゃ くわきふよう 〔團體、會社〕〇御中 〇火急用〇大至急 かうびム ひとたく 〔人に託す〕〇幸便〇態夫 封筒専用 た ( き た・、かうびん たくぼうくん 0 託某君〇託幸便〇託貴 ふう 〔他見をる〕〇親」〇披 しんせん しんせき しんらん 〇親剪〇親析〇親覧 ちよくひ ちょ ( せんじえっ きん いん 〇直披〇直剪〇自閲〔一般〕〇〆〇封〇緘〇鎖 〇禁〇因〇壽 じひ じてん ごしゅひ ぢゅうえう ゅんぶう ねん くわっ 〇自展〇自扱〇御手披 〇糊〇蕾〇粘〇括 ( 重要〕〇厳封 詈ゅうえう えうえう しうしん てつ てい ゅんかん 一要〕〇要信〇要用〇要件 〇級〇杜〇閉〇締 0 厳絨 こひか へいよう ゞべつでう らい 第、えう すうえう かん 一」うよう しゃよう - 」うよう . くわんよう 〔公用〕 0 公用〇官用〇社用 しゃうよう カうよう けふむよ ) 〇校用〇商用〇業務用 しよう しよう ししん 〔私用〕〇私用〇私信 きしう へんしん ごたふ きたふ 〔返信〕〇御答・〇貴答〇貴駲 きはう きんたふ きんし ) 〇貴報〇謹答〇謹 いしう ほうふ′、 〇拜酬〇奉復 くわいたふもと 、たふをこふ 〔回答を求む〕〇乞貴答 ぐわんしょざいちゅうとゞけしょざれちゅう 〔同封〕〇願書在中〇雇書在中 しやしんざいちゅう ざいちゅう 〇寫眞在中 Ox x 在中一 ー 351
紙手のていつに服衣 した すんふごほ から、此の寸法の通り仕立て下さって、ゞ遞。下さいませんに 1 ども、此 0 = = 一 みやうゆふこくま したくだ ね明夕刻迄でに御仕立て下 なつもの されまじくや。 こんげつなかごろ けっこう みぎべっしすんはふがきとほ 夏物ですから今月の中頃までゞ結構です。 @右は川紙寸法魯のりに和 ねが ねがたさふらい ム願びで。 願ひ度く候 すんはふまへとは ◎寸法は前の通リにてよろし したてあげすんなふ まちが さふらふあひだきじっ 候間、期日までに間違 仕立上寸法 そでたけ 袖丈一尺八寸 すんはふ あさ、 ( らふ幻 そでぐち ◎寸法は別に持たせ上げ候 きもの 「」うやうねがひあけたく 衲ロ六寸 着物と同様に願上度、いっ ・しきふさハ 身丈四尺 も至急の際のみ御依頼いた き ? くいた し、お氣の毒の至リに候へ 身山前 べっしすんはふがきとほ 0 おくみはま ども、別紙寸法書の通り 〇とリ急ぐ次第にも候はね え ) さが ) おひまとき 襟下一尺九寸 ば、御暇の時にてよろしく なに、こ心よろし さふらふあひに 候間、何卒宜以く。 みはまへ み 襟衽 1 肩完身袙袖 下 巾にりが巾後身イ巾 六八七五入 五五五 分寸寸分分分 をではは かしこ あひ
集女翰書選新 そうべつくわい 引會の案内 迯別會の案内 くんはってき らいしゅ《そ・ ) ′′、な・れ ◎ xx 君拔擢され來匇々南 はいてい ぼうくんこルくわいなにしてんちゃう さふらふつききた 拜呈。某君今回何支店長として近日赴任致され候に付、來る廿米視に赴かる豫危に御座 じなにろ・フおいどう ( ん そうべっえんあびもよほこととりき 五日午後四時何樓に於て同君のため送別の宴を相催す事に取極 ' 候。就ては語員相町 0 まうしさふらふあひだ ひごらいくわい くだされたくこのだんごあんないまうしあげさふらふなほ さうべっせいえムあひもよまた め申候間、是非御來會なし被下度此段御案内申上候。尚 送別の清窶相催し度く。 しゅ、じゅんびつがふこ あさふらふつきごしゆっせきうむおてす・フ し 種々備の都合も之れ有り候に付、御出席の有無御手數ながら ◎何をおいても xx 氏の渡米 をりかへ まうくだされたくおねがびようしあげさふらふ ぜひそうべつくわー・ 折返し御一報被下度御願申上候。 ですから、是非送別會を くわいゐん、つどうさう くわいがふ ? ざさふらふあひださ 追而、當夜の會員は舊同窓の者のみの會合に御座候間、左、 や、つおふ , 、 くだされセくさふら」 様御含み被下候。 とうちややくし 任地に到着を知らす さくャおそにんちたうちゃくつかまつりさふらふみやうにちしやたくい てじゅんあひ 拜啓。昨夜遲く任地に到着仕候。明日舍宅に入る手順と相 おって にちご たうや もの きんじっふにんいた 向る小 : 且か送生 : : 任 っ別 : 1 出島地 多たの發に 大賀が の莚際ミ着 ん ひ 別催会て知 をしほはら 賜を被盛薹す ひ下大を な 0 0
紙手の性女の代時新 をすちわ物よこもん ◎背筋と膽で横絞があふやう もの にして下・さい。 買ひ物を賴む えりこころもちかけん ◎襟を心持くる加減にして下 いとくろ いとっか 町にゐる友逢に友物を買ってをつてくれるやうに頼む手範て てがみ きぢ だいたいねだん がら 0 系は黒のガス糸を使って下 O この手紙には大體の値段と、生地と、柄と、それから他に 、 0 せんは ) わか 解希望があれはそれをも、はっきリ先方に分るやう書きます。 まただたいねたん ほかせんはうまか ◎そちらで経へるやうなら、 ・又大體の値段だけいってやって、その他は完方へ任すやう たんもの はあひ だい、んかミ ~ たてか 反物のま、一でお遒リします な場合もあリませう。朝代金は爲替にして同封するか、立替 もら だいきんひきかへしゃうてんちよくせつおく へて賞ふか、代金引替て商店から直擬に選って貰ふか、代全 すこひま し鼠らひょうはふ ◎御手がないなら少し暇がか の支拂方法をはっきリ書きます。 こちらは ゝりますが、此方で縫って わかな た 若葉かげうれしき時候になりした。 , ての後はうち絶え御無お上げします。 こんけっちう さたまを ご、げんき ごしゆっせい ぞん ◎今月中にはできるつもリで 渉汰申してをりすが、御元氣に御出精のこと、存じ嗽す。ち すが、お急ぎならさういっ ごゃうす と身のはりの御様子聞かせ下さいませ。 て下さい さま さて毎日の勤めを持ちになってゐるあなた様にこれは大◎にでも單衣にでもなる み まいにち も ・、 0 252