ねがわくは花のもとにて春死なむそ箱根路をわがこえくれは伊豆の海や もちづき み こじまなみ のきさらぎの望月のころ 沖の小島に波のよる見ゅ さいぎようほうし みなもとのさねとも 源実朝 (. 倉一一代将軍 西行法師 ( 九。ばさん し はる はな した め はこねやまみち どうせ死ぬならば、春のさくらの花のさいてい 箱根の山道をわたしがこえて来ると、目の下に にち うみ ひろ る下で死にたいものです。それも二月の十五日 は伊豆の海がひろびろと広がっています。その しましろなみ ほう うみ ごろがいいのですが。 海のおきの方にある小さい島に白い波のよせて うら みわた はな いるのが見えて、ほんとうにいいけしきです。 見渡せば花ももみじもなかりけり浦 かえ やまし ひかりま つき あきゅう 月よみの光を待ちて帰りませ山路は のとまやの秋のタぐれ ふしわらのていか 短 ~ 三四 ) 栗のいがのおおきに 藤原定家 ( 一新集選者 み 良寬 ( = 一一ほうさん 高あたりをずっと見わたしても、さくらやもみじ うみ み かえ つきでひかり などはちっとも見つかりません。海べのりよう 月が出て光がさして来るのをまってからお帰り あきゅう - かえ やまみち しのそまつな小屋の秋のタぐれのけしきは、な なさい。帰の山道は、くりのいががたくさん お しんばい ( んとまあさびしいことでしよう。 落ちていて心配ですから。 はる ~ がっ はこねじ おき み
一ながらとんで行きます。 ひんがしの野にかぎろいの立つ見え くがねたま つき しろがね 銀も金も玉もなにせむにまされる てかえり見すれば月かたぶきぬ 曾。。、。。、 = 。七、八世紀ごろ ) 宝子にしかめやも あさひでまえひいしそら やまのうえのおくら ~ 、 山上憶良療葉集代表歌人 阿騎野にやどったよく朝、日の出前の東の空に ひかり ぎんきんほうせき は、もうあかっきの光がいつばいにみなぎって 銀も金も宝石もりつばなたから物ですが、それ ときにしほう もの います。その時、西の方をふりかえってみたら らのすぐれたたから物も、子だからにはとても つき 月がはいりかけていました。 およぶものではありません。 しお わかのうらに潮みちくれば潟をなみ春の野にかすみたなびきうらがなし な たずな このタかげにうぐいす鳴くも 短あしべをさして鶴鳴きわたる おおとものやかもち やまべのあかひと 大伴家持 ( 万集表歌人 山部赤人 ( 万盟集←ル歌人 名 もう春の野にはかすみがたなびいて、なんとな わかのうらにしおがみちて来ると、ひがたがな かん く、ものかなしく感じられます。そのタがたの くなるので、ひがたでえさをひろっていたたく な ひかり ほうな ほのかな光に、うぐいすが鳴いています。 さんのつるが、あしのはえている陸の方に鳴き あきの の み はるの ゅう はるの もの
ひとつひとつ。ひとりひとり。 個々 . ここ ひかり 光々こ , フこ , っ光りかがやくようす。 亥々こくこくだんだんと。しだいに。 たびたび。 再々癶、いさい 語重々じ 0 ) フ・しフかさねがさね。い じ順々じゅんじゅんつぎつぎに。 の し少々【しょ , フしフすこし。わずか。 上々じよ , フじっすぐれている。 こだしくきちんとした。 正々せいせい . 早々そ一フそう①いそぐ。②・ : すぐに。 - / 、 - んこ・はも 個々に立ち上がって意見をのべる。 月が光々とあたりをてらす。 じかん 刻々と時間がたっていく ねが 再々のお願いで申しわけありません。 ごめいわくなことは重々しようちして います。 順々にプランコに乗ってください べんきよう 勉強が少々たりなかったようだ。 このくらいなら上々のできばえだ。 どうどうやきゅう 正々堂々と野球のしあいをする。 びようき しんねん ②新年早々病気をしてしまった。 の
( 195 ) 読みが同じで意味のちがうじゅく語・ことば び つ ん はんせ ひょうげん つ す 反省自分のしたことを、ふり長い休みのあとは、、いつも反省してみる。 かえってみること。 ふこう 半生いつもようのうち半分。あの人の半生は不幸だっこ。 ざっしの発行が待ちどおしい。 発行本をうりだすこと。 ホタルは、どのようにして発光するのかよ 発光光をだすこと。 くわかりません。 非難あやまちをわるくいう。わがままな人は、みんなに非難される。 がっこう おおみずしんばいちか 大水の心配で近くの学校へ避難する。 避難さいなんをさける。 じようきゅうせいかきゅうせい 上級生が下級生のめんどうをみる美風を 美風よいならわし。 もっとのばしこい。 ま」からはいる微風はス、もちがよい 微風そよそよとふく風。 なんきよく 南極の氷原にペンギンが遊ぶ。 氷原氷の野原。 文で表現することは、特ににがてだ。 表現あらわすこと。 じぶん ひかり こおりのはら かぜ はんぶん ひと ひと あそ
川かるかるしい①軽そうに。②よく考えない②かるがるしいおこないをつつしみなさい。 つよ 語かんかんと日が強くてりつけるようす。ま夏の太陽が、かんかんと照りつける。 げんき ゆきひきび元気よく動くようす。 きびきびしたたいどでそうじをする。 ひかり : らキ : らまぶしくかがやくようす。 湖水は日の光をぎらぎらと照りかえす。 ちい きれぎれ①小さく切る。②とだえそう②息もきれぎれに、かけこんできた。 になる。 はなしつづ ( / 、とノ \ どあ、つさりしない。しつつこ、 くどくど話が続いたのでいやになっこ。 くりかえし。なん - ども。 【くれぐれも、からだをだ、いじにしなさい。 うえばなし こもごもたがいに。かわるがわる。 こもごもと身の上話をした。 せんそう こリ 1 」リまったくいやになる。 戦争は、もうこりごりです。 = ち ち 0 うい こんこん①ていねいに言いきかせる。 ①父からこんこんと注意をうけた。 ②水がわきでるようす。 かる かんが こすいひ
( 187 ) 読みが同じで意味のちがうじゅく語・ことば ん じ し ゆ よ フ フ さんかん 最高点で委員に当選した。 最高もっとも高い。第一。 採光のよくできたアトリ 採光ひかりのとり入れ。 きようだいちからあ 兄弟が力を合わせて、家を再興させた。 、もみ ) のよ、つにする。 再興 いんさっ 二どめのしらべ。 再校がすんでから印刷にかかります。 こうせい 再校 校正 ( こうせい ) 。 しよくぶつ 植物採集をする。 採隹木とりあつめる。 おさかむ 最終列車にのって大阪に向かう。 最終いちばんおしまい。 しなもの 参上相手のところ ~ いくこと。品物をも 0 て、すぐ参上いたします。 やま やりがたけ山上で日の出をおがむ。 山上山のうえ。 ふけいがっこう きようは、父兄が学校を参観する日です。 参観いってよくみること。 うつく やまやまあいだやまなか 山間のもみじがたいへん美しい 山間山と山の間。山の中。 あいて たか い だい てんいいんとうせん れっしゃ ひ いえ で ひ
まっしま り : よこら・ 印象心にのこ。たすがた。感こんどの旅行で印象に残。たのは、松島だ っ , 」 0 じたこと。 印章はんこ。 この印章はぞうげでできていな。 うつぐ 美しいけしきを写す。 写す . もとのまま書きとる。し やしんに AJ る。 にわはな ばしょ 庭の花をはちにうっす。 じうっす移す場所をかえる。 あおみずうみみどりやまやま ひかり てらしだす。光やかげ、青い湖に緑の山々と、たいへん映りがよ 映す豸 色のつりあい。 いえ いえ 売家買てもらいたい家。戸がしま 0 ていて、売家と書いてある家が ある。 しなものういえひと みせだ みやまえ 売屋品物を売る家。人。 お宮の前に売屋さんがたさん店を出す。 かたち たいたいせき 液水や油のようなもの。し溷体は体積があ 0 ても、きま 0 た形がな き駅ていし , ば。し 0 くば。田んばの中のにれ恥が着いている。 易者に、ことしの運をうらなってもらう。 易うらない。 い′ルーしよ、つ カん しゃ うん
とわざ ん 〔し〕 ろって立ちあがるというように、けちんぼうで、 あいだ した なト れいぎ はしつこい人をそしっていったものです。 親しき中にも礼儀ありどんなに親しい間がらでも れいぎ ちゃんと礼儀をまもらなければいけません。 〔さ〕 しょんげい さんしょプは小つぶでもからいきんしようの実はじまんは芸のいきどまり自分は芸がじようずだと いしよう ちい 彑まんするようになると、もうそれ以上はじよう 小つぶだが、びりつとからいことから、小さなも きもちどりよ ~ 、 ずになりません ~ いつもへりくだった気持で努力 のでもばかにしてはならないということです。 お することがたいせつです。 さるも木から落ちる木のぼ ☆ / 、 と、 もの ひとと めいじん 十ペんさがして人に問うさがし物をする時に、見 りの名人のサルでさえも木 ひと つからないからといってすぐに人にたずねないで から落ちることがあります ねん なんど ちい ☆、 何度もさがしてから聞きなさいということで、念 から、小さなことでもゆだ には念をいれなさいということです。 んしてはなりません。 もんしゅ かんがで 〔す〕 三人よれば文珠のちえひとりではいい考えの出な およ と、 もんじゅ にんあっ そうだん い時でも、三人集まって相談をすれば、文珠さま過ぎたるは及はさるがごとしなにごともほどほど ど がよいので、度をこしてしまうと、たりないのと 7 のようによいちえがうかぶものです。ひとりより おな かんが 同じことになってしまいます。 は大ぜいで考えたほうがよいということです。 おお ひと した み
草花の生育には苦労がいります。 生育せいいくそだっ。そだてる。 せいねん りつばな青年に成長しました。 成長せいちょう大きくなる。 発育ざかりには、よく食べます。 ば発育はついくそだっ。大きくなる。 ひこうき つくるときのけいかく。 飛行機の設計図を作る。 こ殳計せつけ・い り・よこう・ くわだて。もくろみ。旅行の計画をたてる。 しごと あたら くわだてもくろむ。 新しい仕事を企画する。 じ企画きかく きようしつ この教室には、生気がみなぎっている。 いきいきしたよ - っす。 生気せいき あそ さむ いきおいのよい 寒さにまけず、元気いつばいに遊ぶ。 の元気げんき ちから くれの町は、だんだん活気づいてきた。 いきいきしたカ。 意活気かっき ものつく 器具を製作する。 製作せいさく物を作りだすこと。 おお おお ろう
なまける。 怠惰たいだ 単独たんどくひとり。 話すこと。 談話だんわ た たくわえ。 せ ~ 丁ちょちく み沈没ちんぼっしずむ。 を蛹一行っフこ , フ 2 おること。 」まる。 停止ていし 似 は、けむこと。 の努力どリよく みち。 意道路どうろ 燃焼ねんしようもえる。 はな かれの怠惰な生活は、なおらない。 り・よこ・つ かれは単独で旅行にでいけた。 しんぶんで 首相の談話が新聞に出ている。 貯蓄をしよういする。 遊覧船が沈没しそうになった。 こうじちゅう どめ 工事中なので通行止である。 ふみきりは、一度停止してからわたろう。 成績がよくなるように努力する。 こうし 道路を工事しているので歩きにくい エンジンがすっかり燃焼してしまった。 しゅしよう ゅうらんせん せいせき せいかっ ある