じよっどろん てんじんばさっぞうろんせつ天親菩薩は「浄土論」をあらわして 十′しし 天親菩腹造論説 「大経」の大意を述べ、 戈」みよ、つむけ・一」、つ . によ、ら さわりなく救いたもう阿弥陀如来にお 帰命無碍光如来 まかせして生きるようにと示された。 えしゆたらけんしんじっ あ - り さんぶきよう 浄土の三部経によって真実を顕わし、 依修多羅顕真実 だいせいがん こうせんおうちょうだいせいがん弥陀の大誓願によって我らが救われる 光闡横大誓願 道を開かれた。
てんじんばさつろんちゅうげ 天親菩論註解 ほうどいんがけんせいがん 報土因果顕願 お、つげんねこ、つゆたりき 往還回向由他カ しようじようしいんゆいしんじん 正定之因唯信【 ) じよフどろん てんじんぼさっ 天親菩薩の「浄土論」をわかり易く注 釈されて、 我らが浄土に往生する因も果もすべて 如来の誓願によるものであり、 き一ゅ - っさ一、 浄土に生まれるのも、衆生救済のため にこの世に戻るのも共に如来の力により、 お - っド ) よ - っ 浄土に往生することが定まる因は、他 カ信心ひとつであるとすすめられた。 さだ やす
いんどさいてんしろんげ 印度西天之論彖 どんらんどうしやくぜんどう げんしん ちゅうかじちいきしこ、っそ、つ中国の曇鸞、道綽、善導、日本の源信、 、げ・ん / ) っ 中夏日域之高曽 イ源空などの高僧方は、 しゃ / 、そん けんだいしようこ、っせしようい 釈尊がこの世に出られた真の目的は、 ぼんぶ 顕大聖興世正意 弥陀如来のお誓いが我ら凡夫にふさわ しい救いであることを明らかにし、そ みようによらいほんせいお、つき れを万人に知らせることであった。 明如来本誓応機 りゆ - つじゅてんじんばさっ 印度に出られた竜樹、天親菩薩 ばんにん
せっしゅし′ルこ、つじよ、つしよ、つ ) 」 摂恥心光常照護 のうすいはむみようあん 已能雖破無明闇 とんないしんぞ、つし、つんむ 貪愛瞋憎之雲霧 じようふしんじっしんじんてん 覆真実信【 ) 天 おさめとって捨てることのない如来の 光が常に我らを照らし護っていて、 むみよっやみ すでに無明の闇が破られているといえ ども、 我らのしにはむさぼり、怒り、贈しみ / 、↓も一り・ の雲霧があって しつも真実信心の心をおおっているの である。 6 まっ
AJ け・′んしよぶつじよ、つどい′ル 覩見諸ム序土因無数。仏。粤とそ = 」住む人間や、 天人の生まれる原因とありさまをよく こくどにんてんしせんまく ごらんになって、 国土人天之善悪 こんりゆ、つむじよ、つしゅしよ、つがん 心立無上殊勝願 ちょ、つほっけ・、ったし 発希有木弘 この上もなくすぐれた「願」をおこし 真実の世界を建立しようとして、 こうだいふへんちか まれにみる広大普遍な誓いをたて、 あみだぶつ 阿弥陀仏となられたのである。 こんりゆ - っ
こ、つゆほんがんり・き、こ、つ すべての衆生が救われるのは、本願カ 由本願力回向 - んこ・つ の回向によって起こされる一心である 片 ) 《、′ルじよ、つしよ、ついっ . し′ル ことを強調された。 為度群生彰一心 戈」にゆ、つ′、 AJ ′、たいほ、つ力し 帰入功徳大宝海 ひつぎやくにゆうだい、しゅしゅ 必獲入天衆数 へだ よろずの衆生を隔てなく包み込んでく きえ みようご - っとく ださる名号の徳に帰依すれば、 必ず真実の浄土に生まれる人の仲間に 数えられるのである。 ーしゆいレよ・つ いしょ - っレ」
/ 、↓も一り・ ひによこっこ、つ 3 、つんむ しかし、たとえ太陽が雲霧におおい隠 やみ 譬如日光覆雲霧 されても、その雲霧の下は明らかで闇 、つんむしげみようむあんかないように、むさぼり怒りに一一一一口しが さわ お - ついしょ・つ 雲霧之下叩無 尸覆われても往生には障りがない。 ぎやくしんけんきようだいきようき 信しを得れば、仏を敬い、大いに喜ぶ 十っ・ .. 、 , しょ・フ じねん 獲信見装天慶喜 心がおこり、自然に地獄、餓鬼、畜生、 ごあくどう ~ さ干な そくお、っちょうせつごあくしゅ 人間、天上の五悪道の絆が横ざまに断 即横截五悪趣 ち切られるのである。 おお てんじよう
ほ′ル . か′ルみよ、つ ) 」、つしよ、つじよ、つ ) 」、つ 本願名号正定 ししんしんぎようがん 至心信楽願為因 じようと、つがくしようだいねはん 成等覚証天涅槃 ひっしめつどがんじようじゅ 必至滅度願成就 みよ - つご - フ 誓いの名号は我らを真実の世界に生ま れさせる確かな働きであり、 こしん疑いなく信ずるものを救わんとの願い こそ浄土に生まれるもとである。 みろくぼさっ 一一一一口むを得たものは弥勒苙ロ薩と同じよう ねはんさと に必ず涅槃のりをひらく身となる。 一ゅ - っごよ / 、 それは我らに究極のりを与えようと いう願が出来あがっている故である。 がん
ほんしどんらんりようてんし 本師曇鸞梁天子 じよ、つこ、つ、ら′ルしよば癶」っ、ら 常向鸞処菩腹礼 さんそ、つるしじゅじようきよ、つ 三蔵流支授浄 ぼ′ルじよ、っせ′ルぎよ、つ戈、ら / 、ほ、つ 焚焼仙経帰楽邦 どんらんだいし 徳高き曇鸞大師を梁 ( 昔の中国 ) の天 し 子は、 らんぼさっ いつも彼の方に向いて鸞菩薩と尊敬さ れた。 きようてん ぼだいるしさんぞう 菩提流支三蔵が浄土の経典を曇鸞大師 に授けた時、 せんじゅっ 今まで修業した仙術の書物を焼き捨て き - え て、浄土の教えに帰依していかれた。 てん
正信念仏イ曷現代語訳 発行日 発行者 発行人住所 刷 平成 8 年 4 月 1 日 ( 第 3 版 ) 都路照信・初子 本宗寺〒 444 岡崎市美合町平地 50 永田印刷所